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食事: 電子レンジでRijkgevulde nasiを作ってみた

私の借りているフラットの1階がAlbert Heijn (ah)というスーパーのほか、いくつかのお店が入っている。 Albert Heijnはオランダのあちこちにあって、車で走っていたり、トラムに乗っているとよく見かける。 国立美術館横の広場の地下(?)にもあるのを見かけて驚いた。 また、駅の中にah to goというコンビニのような店もある。 オランダ人と話していてもスーパーマーケット、と言ったらAlbert Heijnか、と聞かれるくらいだ。

オランダのスーパーは案外いろいろなものが売っていて、カット野菜なども売っていた。 また、チーズやハム、パンの種類が相当豊富にある。 しかも日本に比べてかなり安い。 スパゲッティの乾麺も一番安い商品は1kgで50円くらいで、ソースを込みで考えても、一食あたり相当安く食べられそうだ。 また、野菜売り場でジャガイモの売り場体積だけ他の野菜の5倍くらいは用意されていて面白かった。

ただ、品物の表示がすべてオランダ語なので、私のようにオランダ語がまったくわからない人間にはつらい。 英語と似ている単語ならよいが、シャンプーなのかリンスなのかボディソープなのか、外見からよくわからないものなどは店員に聞かないとわからない。 それと、MILKは牛乳だろうと思って買ったら、飲むヨーグルトだったりした。 そういう物もよく飲むらしいが、どうも隣にあったのが私の思っていた牛乳だったらしい。

さて、表題のRijkgevulde nasiだが、ご存知Nasi goleng (ナシ ゴレン)の一種らしい。 一応説明しておくと、Nasi golengはインドネシアの名物で、チャーハンみたいな食べ物である。 前にインドネシア人に作ってもらったときは、目玉焼きを乗せて食べていた覚えがある。 オランダはインドネシアを植民地に持っていた経緯もあり、インドネシア料理が取り入れられている。 私が買ったRijkgevulde nasiは電子レンジで温めるだけの簡単に料理できるものである。 1人前や2人前ごとにパックになっていて、価格は€ 3.79くらいで結構高いが、お米を食べられるしなかなか良い。

味の方もチャーハンのようなさらっとした感じにはならないが、かといってびちゃびちゃになるわけでもなく、ちょうど食べやすい感じだった。 入っている鶏肉などの味付けもなかなかで、ボリュームもちょうど良く、「当たり」の買い物だった。

旅行: オランダに到着

昨日の夕方、オランダに到着した。 およそ3ヶ月半ぶりのオランダで、聞いていた通り、どんよりとした空である。 ただ、タクシーの運転手に聞くと、9月の天気は非常に良かったようで、どうも私が雨を持ってきてしまったような印象だ。

昨日は疲れてしまって、結局夕食もとらずに寝てしまった。 ADSLつきのフラットを借りたので、問題なくインターネットに接続できている。

そういえば、オランダのことを英語でThe Netherlandsと書くが、オランダ人は良くメールなどでHollandと書いている。 確かに北ホランド州などがあるのだが、つまりHollandは国全体の名前ではない。 Holland部分に住んでいるからそういう風に送ってくるのだろうか。

Apple: 再びオランダ出張、今度はMac miniも同行予定

近々再びオランダへ出張することになった。 今回は仕事用のノートPCの他に、Mac miniを持っていってTVにつないで使うことを考えている。 問題となるのは電圧の問題だ。 現在Appleに問い合わせ中だが、ACアダプタは240Vまで対応しているが、どうもそこからコンセントまでのケーブルが対応していないようである。 仕事用のノートPCも同様の問題を抱えていて、こちらはよくあるACアダプタのケーブル(めがねのような形をした差し込み口になっている)なので、市販されていた。 ただ、Mac miniのACアダプタはそう言う形ではないので、果たして使えるのかどうかが不安である。 早くAppleからの回答が欲しいものだ。

一方、iPodなどの充電のため、ワールドトラベルアダプタという商品を注文した。 これは、四角いACアダプタのコンセント部分を差し替えて、各国のコンセントの形状に対応させるというものだ。 同じくAppleに問い合わせたところ、Apple Storeに記述があるとおり、iBookやPowerBookのACアダプタに使えるのはもちろん、MacBookシリーズやAirMac Expressなどにも使えるらしい。 まあ、単に形を変換するだけのアダプタだから、基の部分の形状が統一さえされていればよい話だが、いちおうApple社内では基準を作ってデザインしているようだ。

旅行: Flying Blueの登録が完了

先日申し込んだマイレージクラブ、Flying Blueの登録が完了したとの通知が来た。 8月末に申し込んだわけだから、おおよそ3週間かかった計算になる。 通知にはどれだけ利用したかの実績は含まれておらず、会員番号と暫定PINコードが書かれているだけである。 これを使っていったんログインし、利用規約への同意を経て正式なPINコードを自分で指定できるようになった。 日本のサービスはこの辺がわかりやすく書いてあるのだが、Flying Blueプログラムはオランダとフランスの航空会社がやっているサービスだから、日本語になっているだけ親切なのかもしれない。

ところで会員規約を読んでいて、KLMがKoninklijke Luchtvaart Maatschappijの略であることを初めて知った。 Koninklijkeが英語のRoyalに相当し、日本語では王立の、LuchtvaartがAviationで航空、MaatschappijがSocietyで協会、と言うところらしい。

旅行: スカイチームのマイレージクラブに加入申し込み

だいぶ前の話になるが、今年の6月ころオランダへ出張してきた。 そのとき、KLMオランダ航空を使って行ってきたのだが、そのときのマイルを最近になってようやくマイレージクラブに登録した。

KLMはエールフランスやデルタ航空、ノースウェスト航空、大韓航空などとともに、スカイチームという航空連合を作っている。 日本では全日空が加盟しているスターアライアンスが有名だが、スカイチームの方も、加盟数を増やしてきている航空連合らしい。 ただ、日本航空はもう一つの航空連合である、ワンワールドへ加盟予定らしいのが残念だ。

スカイチームに加入申し込みとは言え、実際に申し込んだマイレージクラブはKLMとエールフランスがやっている、フライングブルーというプログラムだ。 申込期限が搭乗から3ヶ月以内だったので、本当にぎりぎりだった。 航空券の半券を入れる必要があったのだが、一枚だけ見つからなくて、かなり探してしまった。

そのうちマイレージカードが送られてくるだろうから、楽しみだ。 とは言っても、会社で行く場合は安い会社が最優先だから、案外選びたい航空会社は選べないものである。 だから特典がもらえるところまで行くかどうかわからないが、航空券はもらえなくても、一度くらいビジネスクラスに乗ってみるのも良いかな、などと、取らぬ狸の皮算用を楽しんでいる。

旅行: 長崎観光: ハウステンボス、グラバー邸など

福岡を拠点に、九州北部へ旅行に来ている。 今日は長崎へハウステンボス見学に行ってきた。 先日オランダへ出張したばかりだが、それに比べてどのように再現されているか、興味があったのだ。 福岡からハウステンボスのある佐世保までは車で3時間以上かかって大変だったが、そこそこの満足感はある。

町の感じはそこそこ良く再現されていて、全日空ホテルや中央のタワーなどは、特にオランダの建物らしさが出ているように感じた。 パレス・ハウステンボスと呼ばれている、オランダ女王の住まいを再現した建物も、良く作られていると感じた。 ただ、全体的に町が新しく建てられた感じであるのは、仕方のないことだが不自然さを感じさせる。 私はオランダとデンマークの町並みくらいしか知らないが、ヨーロッパの町は古い建物がそのまま残っていて、いかにも歴史があるようなずっしりとした印象を受ける。 一方のハウステンボスの建物は、それを新しく建て直したらこうなった、という感じでそれはそれでよいのだが、重みは感じられない。

私は入場券に施設を自由に利用できる権利が付いた、パスポートを購入した。 施設というのは、町並みの中にギヤマンミュージアムとか展望台とかがあり、入場券の他に利用料が必要なのだが、パスポートを使うとほとんどの施設が無料で利用できる。 入場券だけでも花畑や風車などは見学できるが、施設を3箇所くらいまわるのなら、パスポートの方がお得になっている。 ただ、私の場合、事前にほとんど調べずに行ったので、どんな施設があるのかよくわからず、無駄に炎天下を歩き回ってしまったが、あらかじめみたい施設を決めておけば、けっこう楽しめると思う。 私は、インフォメーションのマークやアムステルダム市のマークが、きちんと現地のものと同じであったことを見つけたりして楽しんだ。

ハウステンボスの隣には、分譲リゾート地もあるのだが、夏休みもほとんど終わりとあってか、人の姿は見られなかった。 むしろ、九州は非常に暑いので、夏場のリゾートとしてはあまり向いていないと思う。

歩き回って疲れたので、ハウステンボスには3時間ほどしか滞在せずに長崎市内へ移動した。 まずは眼鏡橋を見に行ったが、町中の渋滞がすさまじく、たどり着くのが大変だった。 その後、グラバー邸を見学していたら、横の天主堂は閉館してしまって残念だったが、グラバー邸の上の方に作られている展望台は眺めが良かったのが幸いだった。 グラバー邸は夏の間は遅くまでやっているそうなので、先に天主堂を見学するのが正解だったようだ。

夕食は卓袱料理を食べに行ったのだが、さらに混雑が激化していて大変だった。 路面電車があるところの運転は、どうして良いのかよくわからない。 卓袱料理は、良い値段だったが、それぞれがとてもおいしく、量も十分で大満足だった。 あれで運転する必要がなければ、日本酒でも飲んで、とても幸せになれたのに。

旅行: ようやく帰宅

ようやく東京の実家まで帰ってきた。 明日はまた、群馬の自宅まで戻らなければならない。 東京に実家があるだけ、助かった。

帰ってくるとき非常に困ったのは、日暮里駅の造りだ。 成田空港から安く都心へ行こうと思ったら、京成を使って、日暮里駅で山手線に乗り換える方法が考えられる。 だが、ここの駅の乗り換え口にはエレベーターというものが無いのだ。 また、エスカレーターも京成から乗り換えの跨線橋へ昇るところにしかないし、出入り口付近で段にならず平坦のままになっている部分が非常に短いため、重く大きなトランクを乗せるのには非常に苦労する。 JR側はそもそもどちらの設備もなく、ただの階段のみで、工事をしているそぶりは見せているのだが、完成は平成19年ころらしく、どう見てもやる気がない。

およそ、成田空港への旅行客を輸送しようと思える造りではなかった。 成田空港そのものにしても、これは面積がないからだとは思うが、階段やエスカレーターを使う部分が多く、重い荷物を持っているとカートも使えないし苦労する。 アムステルダムのスキポール空港は、非常に広く、また、平坦な造りになっている。 日本の空港や鉄道も、利用客の利便性をもっと考えてほしい。

旅行: オランダ最後の夜

オランダ最後の夜は近くのイタリアンレストランへ行ってきた。 オランダの料理はこれと言ったものが無く、パンに何かを挟むとか、乗せるとか、そう言うものが多かった。 今の時期がちょうど最後になるらしいが、ホワイトアスパラガスのスープや、ゆでたものはおいしかったと思う。 まあ、結局のところ、オランダで一番おいしかったのはこのイタリアンレストランのピザだったようにも思える。 オランダ人は家庭での夕食を好むと言われているらしく、もしかしたら家庭の味はおいしいのかもしれない。

日常: 急に寒くなってきた

今日は昨日とはうってかわって急に寒くなった。 天気予報を見ていても8度近くの気温差がある。 前の晩には雨も降って、寝苦しい夜から一転して布団にくるまる夜になった。 昨日は半袖を持ってこなかったことを悔やんだが、今日は長袖に上着を着なければ寒いほどだった。 体調には気をつけたい。

日常: トラブル続きの一日

昨日は一日トラブル続きだった。 バスが来るのが遅れたり、券売機がカードを受け付けてくれなかったり(隣の機械はなぜかOK)、そのせいで電車に乗り遅れたり、果てはホテルは停電するし、さんざんだった。 特に停電は困ったもので、ノートPCのバッテリーがつきてしまった後は、テレビも見られないし、本はすぐに読み切ってしまうし、大変だった。

日常: オランダは案外暑かった

もう夏至に近づいており、夏なのだから当たり前なのだが、オランダは案外暑い。 来る前に気温を調べたら最低気温が5度くらい、最高気温でも15度くらいだったので、これは相当寒いのだろうとセーターまで持ってきたのだが、まるっきり無駄だった。 と言うのも、ちょうどそのころがたまたま寒く、先週からぐっと気温が上昇してきたらしい。 今日も30度近くまで上昇したようだが、まだ湿度があまりないので助かる。 ただ、湿度が低くて温度が高いというのも、これはこれでのどが渇く。

泊まっているホテルはクーラーがないのに通気があまり良くなく、部屋の中に熱がこもってしまっている感じだ。 かといって水は飲めなくはないがおいしくないので、飲む気にならない。 結局、近くのお店でジュースや水を買ってきて飲んでいる。 こういう出費も結構馬鹿にならないものだ。

日常: オランダは無事勝利

ワールドカップのオランダ対セルビア・モンテネグロ戦だが、オランダが1-0のスコアで勝利した。 ホテルのテレビで見ていたのだが、ちょっと田舎のホテルのためか、あまり周りから歓声は聞こえてこなかった。 同じC組ではアルゼンチンもコートジボワールに勝利しており、とりあえずこの二チームが中心に予選が進んでいきそうだ。

と、ここでセルビア・モンテネグロの綴りを調べようとしたら、モンテネグロがこの6月3日に独立宣言し、セルビアも6月5日に独立宣言、別々の国になっていた。 テレビではセルビア・モンテネグロと表示されていたように思うのだが、ワールドカップ直前での独立のため、代表は元のままで出場すると言うことだろうか。 まさに最後の代表チームとなってしまったと言うことだが、気を落とさずに良い試合を見せてほしいものだ。

買い物: ヨーロッパはまとめ買いがお得?

KPNによる無線サービスは、一週間€ 24.95で申し込んでいたのだが、期限が切れたので、もう一週間延長することにした。 それで、画面をよく見ると、一ヶ月€ 44.95となっている。 つまり、二週間分以下の値段で、一ヶ月使えるわけである。 ちなみに、50分で€ 5.95、100分で€ 9.95、一日で€ 15.95だから、たくさん使うほどかなりお得になっていることがわかる。

これは、デンマークでも同じような状況で、たしか一時間で99 DKK(DKKは20円くらい)、一日で120DKKくらいだった。 回数券もだいぶお得な値段設定になっているが、これがヨーロッパでは当たり前なのだろうか? 美術館も€ 30で一年間あちこち見られるパスがあるらしいのだが、気づいたのが遅く、今回はもう何度も行かないので、購入はあきらめた。

日常: オランダの初戦はセルビア・モンテネグロ

昨日、オランダが今日対戦すると言うようなことを書いたのだが、見事に日程表を見間違えていて、実はそれはアルゼンチンの日程だった。 オランダの初戦は明日10日、午後3時からとのことだ。 今日の夕方にでも試合があるのだろうと、観光にも行かずにホテルで待機していたのに!

日常: 日本語の中のオランダ語

オランダ人が教えてくれたのだが、日本語の中にはオランダ語が結構たくさん入っているらしい。 と言うのも、鎖国をしていた江戸時代、交易を許されていたオランダだからこそのことと言うわけだ。 たとえば、カステラは英語で言うcastle、つまり城のこと。 そのほかにも、お転婆、というのはontembaarというオランダ語の単語からきている(英語で言うとwildにあたるそうだ)、とのことだが、現在の説ではどうもそういう語源ではないらしい。 ひょんなところにつながりがあって、おもしろい。

旅行: オランダの鉄道

トラム(路面電車)やメトロのような都市内部での移動を目的とした鉄道の他に、オランダにももちろん都市間を移動するような鉄道もある。 オランダ国鉄は、全国に路線が張り巡らされていて、そこからは、トラムなりバスなりタクシーなりを使って動くことができる。 国鉄の到着時間は案外正確で、朝の通勤時間帯ではある程度遅れるようだが、他はぴったり正確だ。 国鉄だけではなく、バスやトラムもかなり正確なので、「どうせ遅れるだろうから」と思ってゆっくり行くと、出発した後だった、と言うことにもなりかねない。 バスなどでは早く行ってしまうこともあるらしいので注意だ。

国鉄にはIntercity、Sneltrein、Stoptreinの種類があり、それぞれ、特急・急行・各駅停車みたいな感じである。 特急とは言っても特別料金が取られるわけではない。 ただし、どの列車にも1等席と2等席があるので、うっかり座っていて検札が来ると追い出される羽目になる。

プラットホームやコンコースには、黄色の看板で時刻表もあるので、それを理解できれば、正しい電車にも容易に乗れる。 この時刻表には電車の種別も書いてあり、また、種別ごとにどこに停まるのかも書いてあるので、もし行きたい駅が小さな駅でも確認できる。 また、プラットホームには日本の電光掲示板に相当するものが設置されており、停車駅がどこなのかを表示してくれている。 これを乗る前にきちんと確かめれば、乗り間違えることもないだろう。 私はこれを怠ったので、見事に乗り間違えた。

日常: ワールドカップドイツ大会

旅行先のオランダから、ワールドカップドイツ大会をテレビ観戦している。 日本と違って、時差を気にせず観戦できるところが嬉しい。 今ちょうど、ドイツがコスタリカを4-2で破ったところだ。 明日は、地元オランダがコートジボワールと対戦する。 日本と対戦するまではオランダを応援したいと思う!

旅行: オランダは飲酒しても運転OK!

さっきまでオランダ人とビールを飲んでいたのだが、なんでもビール2本までならオランダでは飲んでも運転していいらしい。 万一捕まっても、呼気検査と、血液検査を経て、ビール2本相当なら無事釈放となるそうだ。 なんか、そういうことではないと思うのだが・・・。 特に、私を含めたアジア人は遺伝的にアルコール分解能力が低く、酔いやすい人が多いとされている。 酔いやすい人のビール2本と、酒に強い人のビール2本は全く違う意味を持つと思うが、法律はそうなっているらしい。 流石はドラッグさえもOKの国と言うべきか。

ちなみに、ガイドブックによればドラッグはあくまで「ソフトドラッグが5gまで所持しても黙認」と言うだけで、原則上は違法、さらに出国後に麻薬探知犬に捕まって大変なことになることもあるそうだ。 手を出す気はさらさらないが、うっかり巻き込まれないように注意したいものだ。

旅行: Madurodamでオランダ一周旅行

Den Haagの中心Scheveningenのおおよそ真ん中くらいに、Madurodamがある。 これは、オランダ国内で有名な構造物のミニチュアを160以上、所狭しと並べたテーマパークだ。 外から見ると結構広そうに見えるのだが、入ってみると見渡せるくらいの広さで、一瞬がっかりするが、実際に見て回り始めるとかなり楽しい。 特に、これまで観光してきた建物があると、その建物の全貌がわかったりして、新しい側面も発見できる。 ミニチュアと言って馬鹿にすることはなく、かなり精巧に作られていて、可動橋が上下したり、飛行機が滑走路へ移動したり(流石に飛行はしない)と、子供が楽しむだけではなく、大人が見ても思わずうなってしまうようなところもある。 どうもMadurodamオリジナルらしき建物もあるようだが、それでもオランダ国内の有名どころは、これでほとんど網羅されていると言えるだろう。 同じミニチュアテーマパークの東武ワールドスクウェアにも行きたくなってきた。

旅行: アムステルダムの交通機関

アムステルダム市内の移動には、いくつかの交通機関が使える。 バス、トラム、タクシー、そしてボートである。 トラムは路面電車、ボートは運河を行く水上バスを想像すれば間違いないと思う。 他にはもちろん鉄道もあるし、中心街は地下鉄になっているメトロもある。 ここではすべてを網羅する気はなく、思いついたところだけ書き残しておこうと思う。

バスとトラムは共通の回数券(Strippen Kaart)で乗ることができるのだが、この回数券はかなり割安だ。 お店で買える回数券は、15枚と45枚があって、15枚が€ 6.70で、45枚が€ 19.20(ただし、15枚で€ 6.50と書いてあるガイドブックの記述なので、正確なところはわからない)となっている。 ところが、これを回数券を買わずに、車内で通常の切符を買うと、2枚相当で€ 1.60とられる。 この回数券はオランダ全国で使えるし、いちいち切符を購入する手間もない。 慣れない旅行者には、まさにもってこいの切符だと思われる。

実は「枚」というのはちょっと不正確で、実際には一枚の紙にマス目がその分書かれており、乗った距離に応じてスタンプが押されていく仕組みだ。 バスには運転手が、トラムには運転手か車掌が乗っているので、彼らに行き先を告げれば、その分のスタンプを押してくれる。 トラムには自分でスタンプを押す機械もあるので、いくつ分の距離かわかるのであれば、スタンプを押すところで切符を折って、機械に差し込めばよい。

タクシーは空港から出るときに使ったきりだが、一番先にきたタクシーに乗る必要はないと書かれている。 タクシーには大きさや会社がいくつかあり、それぞれ価格が違うわけだ。 大きなタクシーがすっと一番先に入ってくることもあるが、小さいタクシーで十分な荷物量なら、そっちに乗った方がお得になる。

ボートはいくつか種類があって、私がカナルクルーズで乗ったボートは、単純に運河を一周してくるものだが、いくつか停留所があるボートもある。 トラムに比べれば時間はかかるが、風情ある移動を楽しみたいのであれば、これ以上の交通手段はないだろう。

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