IrodorI One-Poem World

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IrodorI One-Poem Worldの検索結果

Apple: Windows版Safari 3 βに早速脆弱性

公開されたばかりのSafari 3 βだが、Windows版に早速脆弱性が見つかっている。 β版とは言え、これほどまで早く見つかるとは驚きだ。 しかも、一部はMac版にも含まれている脆弱性らしく、このβ版のSafariの完成度が単に低かったのではないかと思えてくる。 ともかくまだ開発版なのが幸いなので、製品版までには安全な状態にしておいてもらいたい。

Apple: WWDCで明らかになったMac OS X 10.5 Leopardの新機能

WWDCではMac OS X 10.5の新機能も発表された。 これまで小出しにされてきた分、サプライズ発表は無かったようだが、現在のTigerを使っている身としては、10月の発売が待ち遠しい内容だ。

特に気になるのは新しいデスクトップ機能。 いまいちどういう挙動なのかわからないが、デスクトップをすっきりまとめてくれそうな機能なので、期待度が高い。 新しいFinderの機能で、iTunesにあるようなCover Flow機能も面白そう。 iTunesに搭載された時は違和感が大きくてあまり使わないと思っていたが、いつの間にか標準で表示して使っている。 もちろんたくさんのファイルを一度に見渡したいときには不向きだが、視覚効果としてはおもしろいし、なによりプレビューがより大きく観られると言うのは便利そうに思える。 他に期待しているのはSpacesで、どれくらいの使いやすさなのかが興味深い。

Windows版のSafariが発表された他にも、iPhoneでWeb 2.0標準のWebアプリが動くようになることや、LeopardのServer版についても発表があったようだ。

Apple: AppleがSafari 3のβ版を公開、Windowsにも対応

開催中のWWDCで、AppleからSafari 3のβ版が公開されたそうだ。 Mac版だけではなくWindows版も公開されており、Internet ExplorerやFirefox、Operaよりも高速とうたっているらしい。

Leopardに搭載されるであろうSafari 3を先行公開したことも驚きだが、Windows版を開発していたと言うことも驚きだ。 もちろん、QuickTimeやiTunesの開発でWindows用ソフト開発のノウハウはあるだろうが、WWWブラウザーを移植することにどういう意味があるのだろうか。 Safariのシェアが上がれば、Mac OS Xユーザーも便利な場面が増えてくることは予想できるが、iPhoneとの関係もあるような気がしてならない。

一方、Safariと競合するのはFirefoxなどOS標準でないブラウザー。 OperaもFirefoxも軽さが売りの一つであるだけに、脅威を感じているのではないだろうか。

Web: Webアプリケーションをオフラインでも利用可能にするGoogle Gears

GoogleがWebアプリケーションをオフラインでも動作可能にするGoogle Gearsと言う技術を開発したと報じられている。 Google Gearsはローカルサーバーとして動作し、Webアプリケーションを利用するためのデータを併せてダウンロードすることで、オフラインでもWebアプリケーションが動作できるようになるようだ。

早速私も愛用しているGoogle ReaderがGoogle Gearsに対応している。 試してみたが、2000アイテムほどをダウンロードしているようで、少し時間がかかる。 アイテム数は各フィードにいくつずつと決まっている訳ではないようだ。 オフラインを解除したときに未読やスターの同期をしているようだが、これは比較的数が少ないのですぐに終わった。

Firefoxでは拡張機能と言う形で提供されるが、Internet Explorerでも利用できるようだ。 将来的にはSafariにも対応予定とのことなので、楽しみにしたい。

Web: Google Docs & Spreadsheetsが日本語インターフェースになった

Google Docs & Spreadsheetsのインターフェースが日本語化し、その他日本語周りの機能が改善されたようだ。 もともと日本語を使った文書を扱うことは出来たが、テキストファイルを読み込んだ場合に文字化けが起こったり、日本語用のフォントが用意されていなかったりしたようだが、それぞれ改善されたとのこと。 個人的にはブログ用のネタをメモしておくくらいの使い方しかしていなかったので、あまり重要な改善点ではなかったが、日本語関係の機能が一応整ったと言うことで、今後日本人の利用者は増えていくと予想できる。

ただ、DocsとSpreadsheetsで操作が統一されていないなどの問題はまだ残っているようだ。 元々開発した企業が違うから仕方ないところだと思う。 ちなみに、今現在、Docsはhttpsでの暗号化通信に対応しているが、Spreadsheetsはしていない。 また、Safariにも正式対応していない。

Apple: Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が発見される

Mac OS Xのディスクイメージの処理に脆弱性が見つかったが、各パッチを適用済みのMac OS X 10.4.8でも影響を受けるとのこと。 記事ではSafariの「ダウンロード後"安全な"ファイルを開く」を有効にしていると、この機能を通じて攻撃されるように書いてあるが、これは単に自動的に開いてしまうと言うだけの話だ。 もちろん無効にすれば「自動的に開く」ことは回避できるが、ダウンロード後に開いてしまったら同じと思われるので、注意が必要だ。

Apple: MacworldでiPhoneがとうとう発表

とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表されたタッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなどこれまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。

なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。

SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。

携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。

Apple: Mac OS Xのユーザー間データ移行

ようやく届いたMacBook Proだが、新規ユーザーを作ってそこにデータを移行しようと考えている。 当初は設定ファイルをいじってSafariの設定が保存されないものかと考えたが、別の原因も出てきたので完全に移行することにした。 よけいなハードディスクアクセスの原因にもなるFile Vaultをオフにしようとしたのだが、数テラバイトの空き容量を要求されたのだ。 File Vaultによって保護されている領域は50GB超とは言え、解除にこれほどの要領を要求されるとは思わなかった。 ファイルを少しずつ移動していく方法なら最終的に保護解除できそうなので、File Vaultの保護をしない新規ユーザーを作り、そこへ移動していくことにした。

まず、iTunesとiPhotoをそれぞれ共有フォルダを経由して移動した。 移行元ユーザーから共有フォルダへは移動できたのに、共有フォルダから移行先ユーザーフォルダへはコピーしかできなかった。 ファイルの所有権の問題かと思って変更してみたがうまくいかなかった。

あとは書類とムービーを移動しつつ、設定ファイルも、FIrefoxやMailなど、それらしいものをコピーした。 これらはライブラリフォルダの中にある。 Firefoxの設定ファイルはApplication Supportというサブフォルダの中にある、Firefoxというフォルダ以下になる。 このApplication Supportには他のアプリケーションも設定を保存しているようだ。

ところが、Mailに関しては移行がうまくいかなかった。 ライブラリフォルダの直下にMailというフォルダがあり、ここに各メールアカウント別にメールが保存されているのはわかるのだが、同様にコピーしてもうまく動作しないのである。 アカウントが全く指定されていない状態で起動するので、認識されていないのは間違いない。 適当にアカウントを指定して起動させ、設定の読み込みも試したが、スマートフォルダとアカウントから独立したフォルダのみしか読み込まれなかった。 ほとんどがIMAPなので構わないのだが、一部POP3によるアカウントもあるので、出来れば移行したい。 Mac miniからはコピーできたのだから、どこかに設定があるはずで、それまでは不便だが2ユーザーを行ったり来たりして使うしかない。

Apple: MacBook Proが到着!

待ちに待ったMacBook Proが到着した! とりあえずMac miniからの環境を移行したが、Safariの設定が変更されない問題も引き継いでしまったので、新しいユーザーを作り直す必要がありそうだ。

それにしても、この移行を行うと以前と全く違和感なく作業が開始できる。 File Vaultを設定しているためか移行作業には時間がかかったが、これはなかなか便利だ。 スピードもMac miniに比べればダントツで、CPUクロックが大きいこと、メモリが4倍になったことが十分体感できる。

同じMacからの買い替えで、その意味では新鮮味はあまりないが、私にとっては初めて購入したノート型PCである。 初めて持った感覚は「やはり2.5kgは重い」「(良い意味でも悪い意味でも)画面が大きい」である。 全体のデザインはもちろん満足できるもので、所有欲をかなり満たしてくれる製品だと思う。

私のMac miniにはなかったiLife '06や、iSightも内蔵されているので、少しずつ試していきたいと思う。 Windows XPのCDはないが、Boot CampでLinuxもインストールできるようなことを見た覚えがあるので試してみたい。 一番の問題はそれらを試す時間になりそうだ。

Apple: Mac OS X用WWWブラウザーあれこれ

ふとインストールしてあったWWWブラウザをしばらくアップデートしていなかったことに気がつき、アップデート作業をした。 これらはサイトの確認用に入れたものもあるし、使いやすいからとかウェブ開発に向いているとかの理由で紹介されていたのをインストールしたものもある。 常用はしていないが、たまに立ち上げて確認することもあり、それが今日だったと言うわけだ。 せっかくなので下に一覧をまとめておこうと思う。

Safari

Apple自身がリリースしているので、Mac OS X用では普及率が高いと思われる。 動作が軽快なのは良いのだが、なぜか設定が保存されないと言う不具合が起きてしまったため利用していない。 画像を直接iPhotoに登録できたり、オフライン状態で接続できなくても、オンラインになると自動的に再読み込みしたりと、Mac OS Xでの連携は優秀。 WebKitを基に作られているので、WebKitを利用した他のブラウザもSafariと同じレンダリングとなる。

Camino

Mozillaのレンダリングエンジン(Gecko)を利用したMac OS X専用ブラウザ。 そのため、比較的新しいFirefoxと同様のレンダリングとなる。 やはり動作は軽快だが、RSSに対応していないなど、Firefoxに比べて低機能ぶりが目立つようになってきたので利用していない。 拡張機能が使えるようになれば文句なしのブラウザになると思うのだが。

iCab

Carbonで作られており、未だにMac OS 8.5でも動くと言うから驚異的だ。 独自のレンダリングエンジンを持っており、以前はCSSなどへの対応状況があまり良くなかったが、3.0になって相当改善したようだ。 Acid2試験にも合格している(正式版のFirefox/Caminoは合格していない)。 少なくとも、私のサイトを見る限り、SafariやCaminoとほぼ同じレンダリングをしている。

Firefox

WindowsでもIEの代替ブラウザとして定位置を得ているが、Mac版もきちんと拡張機能が使えるし、Windows版とリリースも同時なので、悔しい想いをすることがあまりない。 拡張機能もいろいろ導入して使っている。 リンク先にない拡張機能としては、HTML ValidatorやSage、XHTML Ruby Supportなどを利用している。 たまにSafariやCaminoを使うと、Firefoxの動作がやや遅く感じられるが、普段はあまり気にならない。

OmniWeb

以前は独自レンダリングエンジンを搭載していたが、今ではWebKitを採用している。 一時期英語版しかリリースされていなかったが、今は日本語も含む複数言語版もリリースされている。 30日の試用が可能な有償ソフトウェア。

Opera

ファイルサイズが小さいことと軽快さが売り。 以前はWindows版の開発が先にされていて、Mac版はメジャーバージョンが一つ古い状態のままだったこともあったが、最近は差がないのでうれしい限りである。 CSSへの対応状況も良く、各種プラットホームに移植されているので、プラットホームの違いを意識したくない人には良い選択肢かもしれない。

SunriseBrowser

ウェブ開発者向けのブラウザ。 WebKitを利用している。 文法チェッカーを簡単に起動できるほか、ウィンドウサイズもよくある画面サイズに変更できるなど、便利な機能が備わっている。 また、レンダリング領域がなるべく広くなるようにしているところも好感が持てる。

シイラ

こちらもWebKit利用のブラウザ。 Safariよりも使いやすいブラウザを目指して開発しているとのこと。

Web: リリース間近のFirefox 2.0の説明会

Mozilla JapanがFirefoxのメジャーバージョンアップ版である2.0のリリースを間近に控え、説明会を行ったそうだ。 Mozilla/Firefoxのシェアの上昇や、対抗としてのIE7の開発が行われたことへの自信と自負に満ちた説明だったように感じられる。 私がMozillaを使い始めたのはバージョンが1に満たなかったころ(0.xとかの時代)だったが、それに比べると現在は非常に大勢の人たちがFirefoxを利用していることがわかる。 ただ、私の周りではそれほどユーザー数が変わったような印象はなくて、当時からNetscape/Mozillaを使っていたような人はそのまま非IE系のWWWブラウザを使っているし、IE系を使っていた人はそのままSleipnirなどのコンポーネント系を使っているように思う。

地域別に見ると、ヨーロッパが多いと言うのは前から聞いて知っていたのだが、オーストラリアも多いというのは初めて知った。 一方で日本は遅れているようだが、日本語周りのバグが解消されて伸びたらしい。 そう言うバグについて気がつかなかったが、Mozilla 1.8のα版まで使い続けており、ちょうどそのころMac OS XでSafari/Caminoに乗り換えたからかもしれない。 Mozillaはずっと長く使っていたが、実はFirefoxをデフォルトブラウザにし始めたのは最近で、バージョンも1.5になってからではないかと言うくらいなのだ。

話を戻すとFirefox 2.0の目玉機能はよく使われている拡張機能の標準搭載という感じだ。 タブブラウジング機能の改良はTab Mix Plusが、RSS機能強化はSageが、フィッシング警告機能はGoogle Toolbarが、などなど、確かに拡張機能にもある機能ばかりだ。 標準では不十分な機能が拡張で補完され、さらに本体へとフィードバックされていく、良い循環になっていると思う。 マウスジェスチャーについてはは好みがあるからなのか、意図しない動作で混乱するのを防ぐためなのか、よくわからないが搭載されるとは書いてない。 また、AdBlockについては流石に標準搭載は無理なのだろう。 ポップアップブロックがせいぜいと言うところか。

まだ日にちは明らかにされていないようだが、現在リリースされているRC3も問題なければ正式版になるとどこかで読んだように思うので、リリースが間近なのは間違いない。 いずれにしても、正式版リリースが楽しみである。

Web: 標準ブラウザをFirefoxに変更

これまでSafari、CaminoとMac OS X上のブラウザを切り替えて使ってきたが、とうとうFirefoxに落ち着きそうである。 Safariは設定が保存されなくなってダメ、Caminoはあまりに低機能でダメ、と、Windowsでも使っているFirefoxに白羽の矢がたった訳だ。 本当は、Mac OS Xなのだから、Macでしか使えないブラウザを使いたいところなのだが、「拡張機能」によるFirefoxのカスタマイズが案外自分好みになることに気がついたので、Caminoをあっさり捨ててしまった。 使っている拡張機能は以下の通りだ。

Mouse Gestures

マウスジェスチャの中では、Mozillaの時代から使っているものであり、ジェスチャと機能の組み合わせに、一番慣れている。 一時期、All in One Gestureを試したことがあったが、あちらはマウスの動きが上下左右しか使えず、やはりMouse Gesturesに戻ってきた。 Mouse Gesturesでは、斜め方向もジェスチャに登録できるのが好きである。

Adblock Plus

広告カットしてくれる。 フィルタセットも用意されているが、自分でフィルタを作って行くのが結構楽しい。 申し訳ないなと思いながらも、ニュースサイトの画像広告をフィルタに加えている。

Tab Mix Plus

Caminoのように、各タブに閉じるボタンを付けられるようになる。 ブラウザを閉じたときに、セッションを保存しておいてくれるので、作業中に再起動しなくてはならなくなったときなどに便利。 私のしたいタブ関連のカスタマイズはこれで十分。

Copy URL +

ファイルのタイトルにURLでアンカーをつけてコピーできるようになるらしい。 blogを作成するときに便利と書いてあったので導入したが、まだ使っていない。

Web Developer 日本語版

ウインドウのサイズ変更や、CSSの適用、あるいは文法チェッカの起動など、Webサイトの作成に便利な機能がひとまとめになっている。 文法チェッカの起動だけでも私には価値がある。

Google Toolbar

Firefox標準の検索ボックスはWikipediaがすぐ使えるようになっているので、もう一つGoogle用に検索ボックスを用意している。 キーワードのハイライトが便利。

Web: Internet Explorer 7 β2が登場

Windows標準搭載のブラウザである、Internet Explorerの最新ベータ版が登場している。 5月9日には日本語版ベータも公開され、早速レビューした記事も出ている。 IE7の特色は、「使い勝手と安全の両立」と言うことらしい。

IEの安全性についてはいつものことだし、IEを使う人がそのリスクをきちんと理解して使えばよいと思う。 ましてや、今回のソフトはベータ版なのだ。

機能としてはようやくタブブラウズ機能が搭載された。 記事には「ようやくRSSに対応」と書いてあるが、確かにそれは言えるが、タブブラウジングの方が長く待ち望まれた機能ではないだろうか。 開いているサイトの一覧をサムネイルで表示する機能もあり、便利そうに見える。

セキュリティ機能については大きく進化したと感じる。 フィッシングサイト警告機能や、ユーザー設定の安全性が低下した場合に警告する機能など、他のブラウザが備えていない機能を装備している。 そもそも安全性が低下するように設定出来ないようにすれば良い話にも思えるが、あくまで「利便性の確保」なのだろう。

これに対して、Firefoxはどういう出方をするのだろうか。 また、Macのブラウザはどうだろうか。 Safariはまだしも、Caminoは機能的に大きく不備があると思うが、今後改善されるのだろうか。

Apple: Mac OS Xだからといって安心は出来ない

良くある話だが、コンピュータウイルスやワーム・スパイウェアは主にWindows向けに開発されたものだから、Mac OSやLinuxを使っていればそれだけで安心、と言うふうに言うユーザーがいる。 ウイルスなどがWindows向けに作られているのは、Windowsマシンが多いから、より広範囲に影響を与えようとするウイルスの作者の目的に合致しているだけで、Mac OS Xだって、ユーザーが増えればウイルスの攻撃対象となる。 そのことをMcAfeeが指摘している記事がITmediaに掲載されている。 ただ、記事のタイトルは「Mac標的の攻撃が急増」となっているのに、記事中には攻撃が急増した数字などの論拠は示されておらず、読者に誤読を誘う恣意的なタイトルで、記者の悪意に近いものを感じる。

McAfeeの発表によると、Mac OS Xで脆弱性が発見される数が、2003年から2005年で3倍以上に増えているという。 だから、標的にされることが多くなった、と言うのは容易に推測できるが、今回の記事のように断定されるとびっくりしてしまう。 もちろん、だからといって安心していいわけではない。

一方、McAfeeだが、警告してくれるのはよいのだが、自分自身はWindows向けのセキュリティ製品しか出していないのは、どういうことか。 「近い将来Mac向け対策ソフトを出すから、McAfeeもMacに興味あることのアピールですよ」というのならわかるが、McAfeeのWebサイトはSafariやCaminoからはレイアウトが崩れてしまっているし、どうもよくわからない。

Apple: お気に入りツール集 Mac OS X版

Web: Opera 9 Betaがリリース

「第3のWWWブラウザ」と言われているOperaの最新ベータである、Opera 9 Betaがリリースされている。 安定リリースでは8.54が最新だが、それに比べて画面が非常にすっきりしている。 広告も表示されず、どういう収益モデルになったのかよくわからないが、とにかくこれだけの高性能なWWWブラウザを無料で、しかも広告なしで使えるのは嬉しい。

ちょっと気になったのは、small-capsの実装が、CaminoやSafariなどとは違うと言うことだ。 CaminoやSafariなどでは、数字は大文字と同じサイズで表示されるのだが、Operaでは小文字と同じサイズで表示される。 small-capsを使っている部分が、ページトップのサイト名とバージョンの表示部分だったので、はじめは小文字に続く数字が、小文字のサイズで表示されるのかと思ったが、試してみるとOperaではいつでも小文字と同じサイズの表示となっている。 試してみると、Opera 8でも同じ実装になっていた。 他にも異なる部分があるかもしれないが、こんな実装の違いがあるのは興味深い。

モバイル: Operaに驚いた

Version 2.9.6MTの更新の時から、ページ先頭にあるサイト名の表示方法を変更している。 フォントの表示の仕方なので、音声ブラウザなど、画面表示を必要としないブラウザをご利用の場合は、あまり関係のない話で申し訳ない。 どのように変更したかというと、CSSで、サイト名と、その次にあるバージョンの部分に、font-variant: small-caps;と指定したのである。 これはどういう意味かというと、おおざっぱに言えば、その部分のフォントは、小文字を表示するときに、大文字を小さくしたものを表示する、と言うことだ。 はっきり言って単にデザイン上の目的だけで、そういう風に表示してみたかっただけである。

以前はこの表示方法に対応しているブラウザがなく、あきらめたように記憶しているが、今回Caminoでは問題なく表示され、Safariでも同様に表示されたので、とりあえず害もないし、採用した。 今日、何気なく携帯電話(W21CA)のOpera(PCサイトビューアー)でサイトを見てみたところ、このsmall-capsが効いている。 単にフォントを小さくしているだけ(本来ならば、small-capsに対応したフォントを選択するべき、らしい)のためか、元々フォントが標準サイズに近い部分では、効果が現れていないが、タイトルのところでは確実に表示されていた。

これがWindows版やMac OS版のOperaだったらさほど驚かないのだが、携帯電話に搭載するバージョンのOperaでも対応しているとは驚きだ。 はっきり言って、small-capsなど、CSSの中でもややマニアックな部分だと思っていたのだ。

これでふと気がついて、別の部分の表示も確認してみた。 エントリーのすぐ次にある、カテゴリーの表示や、パーマリンク・コメント・トラックバックの表示部分である。 この部分にも、隣接セレクタ・疑似要素・contentプロパティと言った、やはりマニアックと私が思っているCSSが指定されているのだが、やはり期待通りに表示されている。 Opera恐るべし、である。

O-P World: このサイトについて

はじめに

このサイトは、私(One-Poem)が、自分の好きなことを、適当にWeb上に書いていこうというサイトである。 大きなくくりで言えば、創作活動の発表の場と言うことにもなるのだろうし、個人の日記と言うことにもなるだろう。

私は、以前から自分のウェブサイトを作ってはいたが、もっと気軽に更新できるものとして、Blogを採用してみた。 Blogはシステムがしっかりと作られており、個々の内容を書くだけで、トップページや更新情報・インデックスなどの更新が自動的に行われる。 テンプレートなどの仕組みもしっかりとしており、更新の手間が少なくて済むようになった。 また、日記に近いものと考えられている日本の現状からしても、これまで「わざわざ書くようなことでもないな」と考えてしまっていたような日常の細かなことについても、書いていこうと思っている。 どちらかというと、Weblogと言うよりも、Myself logに近くなるとは思う。

動作環境など

以下は、技術の話が好きなので、技術的な解説をしようと思う。

このサイトはMovable Typeを使って作られている。 さくらインターネットのレンタルサーバにインストールし、主にデザインを自分好みに変更して使用している。

HTMLのマークアップはXHTML 1.0 Strictを採用している。 スタイルシートはCSS2を採用している。 一応チェックはしているが、一部に文法ミスなどあるかもしれない。

なお、一部ページでは後方互換性に考慮した上で、意図的に文法ミスをしている。 これは、XHTML1.1に含まれるルビのマークアップをしているためである。 ならばなぜXHTML 1.1を採用しないのかというと、XHTML 1.1ではMIMEタイプをapplication/xhtml+xmlにするべきなど、色々面倒なのである。 ルビを将来またマークアップし直すのも、これまた面倒なので、今はそのままマークアップしている。 後方互換性を考慮、と言うのは、仕様書にも書いてある方法を使って、解釈できないユーザーエージェントでも、それなりに意味が通るようになっている、と言うことである。

サイトのアクセシビリティは富士通のWeb Inspectorでチェックをおこなっている。 また、Another HTML-lintの、文法チェックと「宗教的なチェック」も参考にして作っている。

表示を確認しているブラウザは、以下の通り。 基本的に、ブラウザは最新バージョンを利用している。 これ以外のブラウザで表示が崩れている場合は、なるべく訂正したいと思っているが、逆に、下記のブラウザで表示がおかしい場合は、もしかすると私自身がそれで納得している場合もあるかもしれない。

  • Camino on Mac OS X
  • Safari on Mac OS X
  • Opera on Mac OS X
  • Mobile Browser on W41CA
  • Opera on W41CA

以下はちょっとまじめな話。

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連絡先

Apple: SafariとCaminoは一長一短

Camino 1.0がリリースされた時にも書いたが、Safariの調子がおかしいので、Caminoを使うことにした。 だが、やはりSafariの方が便利なことがいくつかあることに気づいた。

  • RSSフィードが簡単に見られる。管理できる。
  • コンテキストメニューから画像をデスクトップに保存したり、iPhotoライブラリに追加できる。

RSSはニュースの更新管理に便利なので使っているが、CaminoはRSSファイルを開くとXMLソースが表示されてしまって、使えない。 二つめのコンテキストメニューだが、そんなに多用する機能ではないものの、画像の保存には重宝していた機能である。 Safariならば右クリックしてからメニューを選べばよいので、操作は簡単に済むが、Caminoではいちいち保存ダイアログが出てきて、いろいろ指定する必要がある。 どちらが便利かは明らかだ。

とはいえ、Safariが設定を保存してくれない以上、お互いの欠点を補いつつ、Caminoメインに使っていくのが一番面倒がない。 Mac OS Xのサービスメニューに「Safariで開く」があれば便利なのだが、どうも見あたらない。 CaminoやOpera、Omniwebに関してはあるのだが、やはり標準使用が当たり前なのだろうか。

設定が保存されないトラブルとしては、Finderの左側に自由に指定可能なショートカットが設定しても保存されないというトラブルがある。 一度あの場所にショートカットを作っておくと、電源を切るまでは問題なく機能するのだが、次に起動すると、きれいさっぱりなくなっている。 Safariの不具合もそうだが、どういう理由なのかわからない。 早く何とかなってほしいものである。

Apple: Camino 1.0

Camino 1.0がとうとうリリースされた。 CaminoはMac OS XのAquaインターフェイスを利用しているmozillaベースのブラウザである。 昔はChimeraと名乗っていたと思うが、そのVersion 0.2くらいから使っていたので、感慨深い。

10.1のころのMac OS XにはSafariが確か搭載されていなかったと思うが、そのころMac IE以外の選択肢として急浮上してきたのがChimeraだったと記憶している。 一時期Safariのベースとして採用される、と言う噂があって、私も楽しみにしていたのだが、ご存じの通りSafariはKHTMLをベースに採用して、現在に至っている。 そのころのChimera/Camino(改名前後か覚えていない)と言うと、ATOKとの相性が悪く、良くブラウザが落ちたり、テキストボックスで入力中なのに、delete(WindowsのBack spaceに相当)を押すと、一つ前のページに戻ってしまって、入力がやたらと面倒だった。 そんなバグもなくなり、デザインも洗練された。 「使える」ブラウザになったと思う。

一方のSafariだが、現在私の環境では絶不調というか、なぜか、設定が保存されないという奇怪な状況になっている。 たとえば、ポップアップをブロックする、や、タブブラウズする、などが保存されず、起動するごとにリセットされてしまう。 いちいち設定するので非常に面倒だ。 かと言ってすべての情報がリセットされているわけではなく、たとえば履歴は残っている(検索履歴は消滅)。 Google検索してもそれらしい情報があるわけではなく、非常に困っている。

そんなわけで、Camino 1.0の登場は朗報だ。 もちろん、設定が保存されることは試した(笑)。 まずはとりあえず、Caminoからの初エントリーをおこなっているところだ。

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