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Apple: Norton Antivirus 11.0 for Macが発表される
Windowsにくらべてウイルス対策ソフトウェアが少ないMac OS Xであるが、新たにSymantecからNorton Antivirus 11.0 for Macが発表された。 Windows版は毎年のようにバージョンアップしているが、このMac版は前バージョンの10.0からなんと2年半ぶりの更新になるらしい。 Leopardにも対応しているし、Windowsのウイルスもスキャン可能だそうで、一通りの機能は備えていると言って良さそうだ。
OS XらしいのはDashboardウィジェット「ノートン・アンチウイルス・ダッシュボード」が用意されているところだろうか。 システムの状態の確認が出来るそうで、いちいちアプリケーションを立ち上げる必要も無く便利そうだ。
コンピュータ: IEEE 1394bは転送速度3.2Gbpsへ
IEEE 1394bの転送速度を3.2Gbpsに向上させた「S3200」が発表されている。 これは既存のIEEE 1394b(S800)と同じケーブル・コネクタを利用可能で、転送速度が向上している規格なのだそうだ。 S800の策定時にすでに高速転送に対応できるようにしてあったので、そうした既存の機器が利用可能と言うことらしい。
現在IEEE 1394bはそれほど普及しているように思えないが、その原因の一つがケーブル・コネクタが1394a(S400)と異なることがあるだろう。 これでは新しい規格に徐々に移行させようと思っても難しいだろう。 それをうまくやったのが、コネクタ形状が共通のUSBとUSB 2.0だったと思う。 S800からS3200への移行でも同じことが望めるのではないだろうか。
さてこのIEEE 1394の高速化は、やはりUSBの高速化に対抗する意図があるようだ。 CNETの記事によれば、新規格USB 3.0だけではなく、eSATAやHDMIへの優位性をアピールしている。 USB 3.0は最高4.8GbpsとS3200よりも高速な通信を目指しており、しかもUSB/USB 2.0の圧倒的な普及という優位性もある。 S3200がUSB 3.0に対抗していくとすれば、単にケーブル・コネクタの互換性だけでは、利益を享受する人(S800のユーザー)があまりにも少ないために、一般消費者への訴求力は弱いと思う。 何とかして、標準搭載のコンピュータや周辺機器を増やしていくしか、IEEE 1394の未来は見えてこないのではないかと感じる。
コンピュータ: DellのタブレットPC Latitude XTが発表される
Dellからマルチタッチ機能を備えたタブレットPCが発表された。 このLatitude XTはDell初のタブレットPCであり、重さは約1.8kgとなっているようだ。 主要スペックはCPUはCore 2 Solo 1.06GHzまたはCore 2 Duo 1.2GHz、GPUはRadeon X1250、メモリは最大3GB、SSDも選択可能など。 他にExpressCard /54スロットや指紋リーダーも備えている。
国内でも発表されており、それによれば価格は最小構成で260,400円。 Core 2 Duoにメモリ3GB、64GB SSDなど、強化した推奨構成にすると、48万円を超えるようだ。 正直なところ最小構成でも購入出来る範囲ではないが、48万円も出すのならタブレットPCでなくても良いと思ってしまった。
Web: さくらインターネット社長が辞任
さくらインターネットの笹田社長が引責辞任を発表したと報じられている。 このサイトもさくらインターネットを利用しており、今後の動向は気になるところ。
業績があまり良くないという話は聞いていたが、経営不振の原因はオンラインゲーム運営の不振だそうだ。 ログイン画面に表示されているのは気づいていたが、興味がないので無視していた。 まさかそのゲームが原因で赤字になっているとは知らなかった。 これを機に本業に集中してもらいたいものである。
モバイル: KDDIがPC向け定額データ通信を「検討中」
KDDIは年内にもPC向けデータ定額サービスの提供を予定しているようだ。 いつの間にかDoCoMoやe-mobileに追い抜かれていたPC向け定額データ通信だが、ようやくKDDIも対抗策を出してくると言うことか。 まだ正式に発表されたものではなく、検討中であるようで、月額6,000円と言う価格にどこまで信憑性があるのか不明だが、否定はしていないようなので、方向性は期待して良いのだろう。
コンピュータ: Samsungの2.5インチ/1.8インチ SATA II SSD
Samsungから2.5インチと1.8インチでSATA IIを持ったSSDがサンプル出荷され始めたそうだ。 容量は64GBで、このサイズでSATA IIとこの容量を持ったサンプルは業界初らしい。 ノート型PCやサーバー向けにも利用が広がると期待されており、個人的には利用拡大によって単価が下がるのではないかと期待している。
また、SDHCカードについても、Class 4/6で最大16GBのカードが発売開始の見込みになっている。
バッファローからだけではなくグリーンハウスからも発売予定である。
驚くべきは店頭予想価格は42,800円前後
と言う価格だろうか。
ちょうど半年前に16GBのカードが登場したときには、価格は43万円と言われていたのに、もう10分の1になってしまった。
SSDやSDメモリーカードなど、フラッシュメモリ型の記憶媒体の大容量化と低価格化が進んでいるようだ。 いつか自分のMacBook ProにもSSDを搭載することを夢見つつ、しばらくはこの傾向を楽しみにしていきたい。
モバイル: Googleが携帯電話プラットフォームAndroidを発表
噂になっていたGoogle製の携帯電話の正体が発表された。 Google PhoneやGphoneなどと噂されていたこともあったが、発表されたのはAndroidと言う携帯電話のプラットフォームだった。 携帯電話端末の発表だと思っていたので、それに留まらずプラットフォームの提案と言うことで驚いた。
同時に、Open Handset Allianceと言う企業連合も結成されており、日本からもKDDIやNTT DoCoMoが参加している。 MicrosoftやAppleが参加していないのは当然としても、Sony EricssonやNokiaが入っていないのはどうしてなのかと思ったら、両者ともSymbianの株主だった。 SoftBankはYahooがあるので参加しないらしい。 SamsungはSymbianの株主でもあるが、今回のAllianceにも参加している。
なおGoogleがこのAndroidやAllianceを作った目的(得られる利益)については、PC向けだったプラットフォーム開発の対象が携帯電話に移行しているとしか書かれておらず、具体的には良くわからない。 現在のGoogleの利益は広告から得られているから、自分たちが仲介する広告を表示する場所を、出来る限り増やして行こうと言う戦略なのだろうか。
Apple: MacBookがSanta Rosaベースに
MacBookがMacBook Proと同様にSanta Rosaベースになったとのこと。 FSBが667MHzから800MHzに上昇している。 そのMacBook Proも、Core 2 Duo 2.6GHzがオプションに加わると言う追加が行われている。 標準でインストールされるOSも10.5 Leopardになったようだ。
一方で、Mac OS Xを狙ったトロイの木馬が発見されたそうだ。 私は、Mac安全神話なんて元々存在しないと思っていたし、ウイルスの登場に着いても時間の問題だとは思っていた。 記事の締めくくりは楽観論で終わっているが、頻度が少なくても害をなすソフトウェアが存在することは確かである訳で、個人のレベルでも対策を考えることは大事だと思う。
コンピュータ: FPD International 2007が開幕
春にはDisplay 2007と言うイベントもあったが、昨年に引き続き、同じくFPDの展示会であるFPD International 2007が開幕した。 大型化や薄型化などの新技術を各メーカーが展示しているそうで面白そうだ。 携帯電話向けの技術もいろいろ展示されており、auの新端末に搭載された有機ELパネルも供給元のサムソンのブースで展示されているようだ。
Web: Google ドキュメントが携帯電話からも閲覧可能に
Google ドキュメントが携帯電話からも閲覧可能になったそうだ。 見ることができるのはワープロと表計算の文書だけだそうだが、携帯電話で見られない文書を変換して見る場合に便利そうだ。 私の持っているW41CAにはPCドキュメントビューアーが搭載されているが、そういった手段が無い場合には良いツールになりそうだ。
Apple: Mac OS X 10.5 Leopardの発売日が決定
Mac OS X 10.5 Leopardが10月26日に発売開始となる。 iPhoneに集中するため延期されていたが、ようやく決定してほっとしたところだ。 Apple Storeでは既に予約を受け付けているそうだが、私も発売されたら店舗で購入するつもりだ。 SpacesやQuick Lookも便利そうだが、Boot Campが正式版となるのが大きい。
コンピュータ: Mobile Firefoxの構想
Mozillaから、Mobile Firefoxの構想が発表されたそうだ。 ブログでの発表だが、責任者である立場の人物のブログであり、今後の方向性を示していると言える。
記事に寄れば、モバイル端末の高性能化によって、Firefoxを十分に動作させることが可能になるとみているようだ。 個人的な印象だが、Firefoxはついついタブをたくさん開いてしまうこともあり、とにかくメモリの消費量が多くなってしまうように思う(そしてタブを閉じてもその分のメモリがなかなか開放されない)。 モバイル向けFirefoxの最大の問題は、やはりどのようにして、PCに比べて低スペックの端末に対応して行くかだと思う。 それがもし、機能を削ることではなく、メモリ管理の効率化などでやっていけるというのであれば、PC版のFirefoxにも恩恵があることになり、喜ばしいことだ。
Firefoxの売りは重いInternet Explorerに対する軽快なブラウザ、と言うことだったと思うが、拡張機能などが充実した現在では、むしろ思い・軽いはうたわれず、機能を付加出来ることが売りになっているようにも思える。 これは特にPC自体の能力が低い会社のPCで感じるのだが、メモリ使用量に着いてはInternet Explorerの方が少ないように思える。 これがMobile Firefoxの開発に付随して、低スペックのPCでも軽快に動くようになれば、ますますFirefoxのシェアは伸びるのではないかと思う。
モバイル: NTT DoCoMoがPC向けパケット通信定額プランを発表
イーモバイルに続き、DoCoMoもPC向けパケット通信定額プランを開始するそうだ。 HSDPA方式に対応したHIGH-SPEEDプランと、64kbpsまでの速度となる64Kの二つのプランが用意されている。 イーモバイルに比べて価格は高い(上限1万500円)が、対応エリアが広いと言う利点があるそうだ。 確かに安くてもつながらないと言うのでは困るだろうし、DoCoMoを選ぶ人も多そうだ。
ただし、FTPやSkypeは使えず、動画も一部アクセスできないなどの制限があり、敢えてPCでアクセスする意味があるのかどうかは疑問もある。 また、auなどがどのような対応をしてくるのか、楽しみにしたい。
コンピュータ: OQOにもSSDオプションが加わった
世界最小のWindows Vista搭載PCであるOQO model 02だが、このたび基本仕様が改良され、ストレージにSSDも選べるようになったそうだ。 以前の報道ではバッテリーの容量が3時間分しか無かったので、SSDの搭載で少しでも伸びれば使いやすくなるに違いない。 値段は逆に下がったとのことだが、日本ではどういう価格設定になるのだろうか。
ゲーム: Need For Speed: Porsche Unleashed のバグ回避方法
以前購入した Need For Speed: Porsche Unleashed にはフリーズするバグがあるが、今日なんとなく調べていたらその解決方法を見つけた。 日本語のサイトでは見つからなかったが、海外には既にバグの原因を発見し、対策を見つけている人がいたわけだ。
フリーズはnVidiaのGPUとNormandieマップの相性問題によって発生するそうで、マップのファイルを交換してやれば発生しなくなるらしい。 リンク先のサイトによると問題のファイルはゲームをインストールしたフォルダ(通常はC:¥Program Files¥Electronic Arts¥Need for Speed - Porsche Unleashed¥)から、GameData¥Track¥Sky¥とサブフォルダをたどったところにある。 NormandieマップのファイルはFarmlandで始まり拡張子名が異なる3つのファイル。 これがバグの元なので、例えばCanyonで始まるものをコピーして、Farmlandと置き換える。 そうしてみると、確かにフリーズすることはなくなった。
また、別のサイトによれば、レンズのフレア機能をオフにしても回避できるようだが、こちらは試していない。
コンピュータ: SSDの標準化が始まった
PC Watchによると、JEDECがSSDの標準化作業を開始したそうだ。 JEDECは米電子工業会(EIA)の下部組織の標準化団体とのこと。 標準化が行われることによってSSDの普及が進めば私も入手しやすくなる。 作業の進展を期待したい。
コンピュータ: GatewayをAcerが買収
おなじみの牛の模様や日本から突然撤退したことで騒がれたGatewayが、今度は台湾のAcerに買収されるそうだ。 私もGateway (2000と付いていた頃)のPCを利用していただけに、ちょっとした寂しさと、時代の移り変わりを感じる。
コンピュータ: Windows VistaのBitLocker
私もMacBook ProにBoot CampをインストールしてWindows Vista Ultimateを利用している。 Windows Vista UltimateにはBitLockerというハードディスクの暗号化機能があるが、その解説記事があったので読んでみた。 読むまでは、これまでもWindowsにあった暗号化機能とどう違うのか理解できていなかったが、BitLockerでは専用ハードウェアであるセキュリティチップ(TPM)を使って、より安全に暗号化が実現できるようだ。
会社で使っているPCはWindows XPだが、メーカーが用意した同じような暗号化技術があり、仕組みは大まかに理解することができた。 暗号化のパスワードを、ハードディスク上ではなく、セキュリティチップに保存することで、ハードディスクの盗難によるデータの漏洩を防止できるという仕組みである。 ただし、BitLockerはセキュリティチップがなくても、USBメモリーにパスワードを保存して暗号化を利用できる。
問題としてはMacBook ProにこのTPMが搭載されているかどうか。 Mac OS XをMac以外にインストールできないようにTPMが利用されていると書かれているページもあるのだが、BitLockerには最新のTPM 1.2が必要らしい。 検索方法が下手なだけかもしれないが、ネットを検索してもそれらしい情報がヒットしないので、どうもMacにインストールしたWindows VistaでBitLockerを利用しようという人はあまりいないようだ。 まあ、スペックも若干(3%程度)落ちるようだし、そこまで重要なデータも入っていないから、BitLockerの利用はしなくてもいいという結論に達した。
Apple: AppleよりiMacなど新製品が発表された
最近はAppleに関する噂は本当であることが多いようだ。
事前に噂が出ていた通り、Appleから新しいiMacが発表された。 これまでの白い筐体から、アルミを利用した高級感のある筐体になっている。
これは結構良い感じの変更ではないだろうか。 iMacはコストパフォーマンスが良いマシンだとは思っていたが、初代からずっと気になっていたのがその筐体のデザイン。 親しみやすいコンピュータと言うのは革命的だったが、個人的な好みで言えば、もう少し「コンピュータらしい」方が良いと感じてしまっていた。 それから月日が経って洗練されたデザインのコンピュータも増えてきて、私の好みも変わってきたが、やはり今回の「白いプラスチック」から「アルミニウム」への変化は良いと思う。
他にはMac miniにもCore 2 Duoが搭載されたり、iMacに添付となるアルミニウムキーボードも発表されたようだ。 キーボードも噂通りだったが、MacBookのキーボードはちょっと気になっていただけに、購入してみようかと思っている。
モバイル: auが携帯電話・PCのポータルを統合、Gmailを採用したWebメールサービスを開始
auが携帯電話とPCのそれぞれ向けに別々だったポータルサイトを統合して「au one」とするそうだ。 提供開始時期は9月下旬で、携帯電話とPCそれぞれのメニューやデザインを似たものにして、違和感無く使えるようになるのが売りのようだ。 PCとの連携を深めると言うのはPCのユーザーとしては好印象。
また、もう一つの目玉はGmailを採用した「au one メール」を開始すること。 こちらも提供開始は9月下旬で、ドメインはauone.jpとなる。 モバイル版Gmailに対する優位性は絵文字が使えることと、サブスクライバIDを使った認証が可能なことになるようだ。 将来的には現行のEZwebによるメールサービスを代替するようになるのかもしれない。 これは忘れずにアカウント取得をしたいと思う。
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