IrodorI One-Poem World

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コンピュータ: Microsoft製のアンチウイルスソフトの実力は最下位レベル

アンチウイルスソフトウェア17種類を比較した結果、MicrosoftのOne Careの検出率が82.40%と最低だったそうだ。 まだまだ参入して日が浅いためにマルウェアに関する情報が不十分なのか、あるいは技術的に検出エンジンが洗練されていないのか。 理由は不明だがとにかく最低で、主催者からは唯一使用を勧めないソフトの扱いを受けている。

逆にトップはドイツのG DATA Security社のAntiVirusKitで、99.45%を検出したと言うからすごい。 確かこの間電気店に行ったときに棚に並んでいたのを覚えているが、ドイツ国内では他を圧倒して評価されていると書かれていた。 ジャストシステムがサポートを行うKasperskyもトップグループの評価になっている。

ただ、こうしたWindowsのアンチウイルスソフトウェアは比較が出来るほど数が多いのに、Macの対応製品は極めて少ない。 Appleからして「Macはウイルスにかからない」などと誤解を与えるようなCMを流してしまっているので、アンチウイルスソフトウェアがあまり盛り上がらないのも無理はないのかもしれない。

コンピュータ: Windows Vistaがリリースされるまで

ITproに「Windows Vista開発史」と言う興味深い記事が載っている。 これはLonghornと呼ばれていたWindows Vistaの開発の経緯を、それをずっと追ってきたPaul Thurrott氏が時系列に書いたものである。 Longhornへの期待と落胆が書かれており、「そう言えばそうだった」などと懐かしく読むところもあれば、「そう言うことだったのか」と新しい発見もした。

私が知らなかったことで驚いたのは、一度プロジェクトが2004年にリセットされていたことだ。 新機能満載になってしまったLonghornの開発が滞っていたので、もう一度はじめからやり直すと言うある意味英断を行って、今に至っているようだ。 だから、リセットしたからこそきちんとリリースできたと言えるのかもしれない。 興味深い決断だと思う。

ゲーム: Microsoft Flight Simulator Xが発売

やや古い話になるが、Microsoftのフライトシミュレータの最新版、Flight Simulator Xが先月末に発売されていた。 レーシングゲームに興味を持ったのも車の免許を取ってからだったが、今回フライトシミュレータに興味を持ったのも、オランダなどへ出張する機会があり、飛行機を良く使うようになったからだ。 相変わらず自分の影響されやすさには苦笑する。 ただ、24,000もある収録されている民間空港のうち、細かく再現されている1,200にAmsterdam Schiphol空港も含まれているとあっては、実物をどれだけ再現しているのか、あるいは自分がよく見たことのない全体像など、一度確認してみたくなってしまう。 ただし、私の持っているWindowsマシン(Dell Precision 360)は3D性能が不足気味なので、MacBook Pro + Boot Camp + Windows Vistaと言う組み合わせで確認したいところだが、Vistaの購入に踏ん切りが着かずにいるので、まだまだ先になりそうである・・・。

コンピュータ: MicrosoftがOpen XMLフォーマットとOpen Documentフォーマットの変換ツールを発表

Microsoftが自社のOfficeに採用したOpen XMLフォーマットと、Open Office.orgなどに採用されているOpen Documentフォーマットを相互変換するツールが完成したと発表された。 このツールは現在Word文書にしか対応していないが、今後ExcelやPowerPointの文書にも対応していく予定らしい。 だから、完成と言うよりは一部完成と言う感じではある。 ツールはWordのプラグインと言う形でも使え、次期Open Office.orgにも組み込まれる予定とのこと。

SourceForgeでの変換ツールのダウンロードページを見ると、コマンドラインから動作するものもあるらしい。 これをバッチ処理で使えば大量の文書も一括処理できるので便利そうだ。 この変換ツールを利用した場合のレイアウトなどの再現度がどのくらいなのか気になるが、しっかりとしているのであれば、Microsoftのオープンソース製ソフトウェアへの協力姿勢は評価できると思う。

コンピュータ: Vistaは最後のWindows?

"最後のWindows"ついに発売と言う記事があったのでつい読んでみた。 冒頭で引退を予定しているビル・ゲイツ氏にとっては最後のWindowsと書いてあったので、それだけのことかと思ったが、本当に最後のメジャーリリースになると言う見方もあるらしい。 また、Windows LiveのようなWebを通じたアプリケーションの提供により、OSの機能増幅をしていく時代でもなくなってきているようだ。 今後は、セキュリティの完全化など、地味なバックエンドでの機能改善が進んでいくのだろうか。 少し寂しい感じもする。

コンピュータ: MicrosoftのZune開発はWMP離れを防ぐ為

Microsoft が一時期WMP互換iPodを実現するため提携を考えていたと報道されている。 WMPのファイルが再生可能なiPodがリリースされれば、iTunesの独占は崩れてしまうから、どの程度提携の話が進んだのかわからないが、話し合いは相当難航を極めたと思われる。 ただ、記事の冒頭には提携を検討と書いてあるが、記事の中で全く触れられていないので、本当に検討していたかどうかはよくわからない。

前後関係は不明だが、MicrosoftはiPodに対してWMPをサポートするオーディオプレイヤーの酷さに失望し、iPodとの提携模索や、オーディオプレイヤーメーカーへの技術協力をしたようだ。 そうは言うものの、結局Zuneの発売に至ったのだから、技術協力をしても満足出来る結果は得られなかったのだろう。 ただ、この記事で重要なのは一番最後にある、WMP離れを防ぐためにZuneを開発したという点だろう。 Microsoftは、結局のところハードウェアが目的なのではなくて、自社のソフトウェアのシェアの維持が目的なのである。 ソフトウェアのシェアによって、コンテンツ保護技術を通したコンテンツの確保も出来る。 記事中のMicrosoftの主張が本当だとすれば、やはりMicrosoftの戦略はしっかりしたものだと感心せざるを得ない。

コンピュータ: フラッシュメモリ版のZuneは2007年後半に発売

Microsoft 版のiPodとも言えるZuneのフラッシュメモリ版が、2007年の後半にも発売されるらしい。 AppleのiPodもハードディスク内蔵のiPodより、フラッシュメモリ内蔵のiPod nanoの方が安いし小さいということで人気のようだから、Zuneも同じように売れる可能性はある。 Zuneは無線機能も付いているが、これも同時に強化されるらしい。 タッチスクリーン版のiPodが登場してしまったら霞んでしまいそうだが、それよりも前に発売できるだろうか。

ところで記事中にある写真はデザインコンテストのもので、実際の商品ではないらしい。 こんなにiPodに似た製品を出してきたか・・・と思ったが、そうではなかったようだ。

コンピュータ: 2007 International CESでのビル・ゲイツ氏の基調講演

2007年のCESでもMicrosoftのビル・ゲイツ会長が基調講演をしたそうだ。 2008年7月に引退することが決まっているゲイツ会長の講演と言うことで大勢の人が集まったようだ。 ただし、来年のCESでもゲイツ会長の講演は続くようだが、来年こそが最後の基調講演となるようだ。

今年の基調講演のテーマは「Connected Experiences」と言うことで、PCを中心とした周辺機器の接続によってどのようなことが経験できるかと言うことらしい。 確かに今のMicrosoftは、PC本体そのものは作っていなくてもOSのWindowsを持っているし、ゲーム機Xbox、音楽プレーヤーZuneと、周辺機器の幅を広げてきている。 Windowsの搭載される機器もPCだけではなくPDAや携帯電話、車、POSやアーケードゲーム機などの組み込み用途にまで広がってきている。 これらは必ずしも全てがネットワークでつながっている訳ではないが、これらを組み合わせたときにどれだけ使いやすく使えるかと言うのはこれから重要になってくると考えられる。

Appleも同様に家庭内のネットワーク化を目指そうとしているようにみえる。 一つのメーカーでホームネットワークのミドルウェア・アプリケーション開発を行っているのはApple、Microsoft、ソニーだけだと言う意見もある。 唯一の日本国内メーカーであるソニーは、PS3がいまいちぱっとしない状況だが、今後どうなるだろうか。 対応製品の数からしてMicrosoftの優位は揺るがないように思うし、同じくMacと言うコンピュータを中心に商品展開していくAppleは、やはり数が理由でMicrosoftに勝つのは難しいのではないだろうか。 そう言う意味ではソニーのゲーム機からと言うアプローチは可能性があったと思うが、結局のところPCに近づいてしまったPS3で戦っていくのはやはり難しいのではないかと感じた次第だ。

コンピュータ: Microsoftの月例パッチから一部の既知の脆弱性が漏れる

Microsoftが2007年1月の月例パッチを配布開始したが、Wordの脆弱性は手つかずのままになっているらしい。 このWordの脆弱性は今回パッチが配布された別の脆弱性とともに、既にその存在が指摘されていたが、一つだけパッチが提供されなかったそうだ。 果たして2月の月例で提供されるまで待たなければならないのか、あるいは緊急にMicrosoftがパッチを配布してくれるのか、この脆弱性を利用した攻撃が広がらないことを祈りつつパッチの提供を待ちたい。

コンピュータ: Windows VistaとWindows XP、およびAeroの応答性調査

Microsoftが依頼した調査により、Windows Vistaの速度はWindows XP並みとする結果が出たそうだ。 また、Aeroによる速度の低下もほとんど無いそうで、場合によっては速くなったそうだ。 この時期に発表すると言うことは、Vistaの悪いイメージを払拭して購入を促そうと言うものなのだろうが、それにしては歯切れの悪いレポートである。 どうせなら、Vistaを使った方が全面的に速くなる、と言うレポートの方が、現にユーザーとしてはその方がありがたいし、購入意欲につながったと思うが、流石にそこまでは出来なかったのだろうか。

この調査では「Windows VistaとXPの応答性の違い」と「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の二つの試験が行われている。 記事ではCPUがデュアルコアのマシンが1つしかない、と書かれているが、それは記事中にある調査レポート(全47ページのPDF)を見ると間違いで、実際には2つである。 また、CPUを見てハイエンドマシンではない、と言うような書き方がされているが、私はむしろメモリやグラフィックスボードの方が効いているのではないかと考えた。 調査レポートから引用すると、各システムの構成は以下のようになる。 参考までに、WIndows Vista CapableとPremium Readyの基準も並べてみた。

応答性調査に使われたシステムの構成
システム名Dell XPS M170Dell XPS 600Hp a1320yHP d4100e東芝 Tecra M4Vista CapableVista Premium Ready
CPUPentium M 760 (2.0 GHz)Pentium D 940 (3.2 GHz)Pentium 516 (2.93 GHz)Athlon 64 X2 3800+ (2.0 GHz)Pentium M 740 (1.73 GHz)800 MHz1 GHz
メモリー1 GB2 GB512 MB1 GB1 GB512 MB1 GB
グラフィックスGeForce Go 7800 GTX (256 MB)GeForce 7800 GTX (256 MB)Radeon Xpress 200 (256MB)GeForce 7300 LE (256 MB)GeForce Go 6200 TE (64 MB)DirectX 9 対応WDDMドライバ対応, DirectX 9対応, 128 MB, ピクセル シェーダ 2.0, 32 ビットの色深度

これを見ると、メモリで気になるのはHP a1320yの512MBと言うことで、グラフィックスボードで気になるのはグラフィックスメモリを64MBしか積んでいない東芝 Tecra M4だろうか。 ただ、Aeroに関するテストはDell XPS M170でしか行われていていない。 Dell XPS M170はちょうど一年前のCESで発表された、当時最強のゲーム環境を持つノートPCだったそうだ。 たった一年前の最新鋭機を使って、3Dのユーザーインターフェースによる応答性の低下が見られないと言われても、それは当然のことのように思える。 個人的には「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の調査はあまり意味のない調査に感じた。

順序が逆になったが、一方の「Windows VistaとXPの応答性の違い」の調査も、調査結果ほどはっきりした結果ではないように思える。 特にメモリが512MBと、Vista Capableの下限になっているHP a1320yが気になったので、Vistaの方が速かったと調査で言っているcoldスタートの方を抜き出してみた。 すると、Vistaの方が1秒以上速かった試験は2つだけで、会計ソフトのQuickBooksの起動(5.02秒差)と、エクスプローラによる検索(7.29秒差)だけだった。 Vistaでの検索機能はかなり強化されているようなので、これは技術の進歩と素直に認めたい。

一方、XPの方が1秒以上速かった試験は11になった。 いずれも3秒以内の差であるが、アプリケーションの起動(Picture Manager、Excel、エクスプローラ、Word、IE、Outlook、Adobe PDF)が多いことが目についた。 また、全ての試験結果を足してみると、11秒以上XPが速い結果となり、やはり全体的に見ればVistaはXPより遅いと見るのが正しいのではないだろうか。

他のシステム構成まで個別に見るだけの気力がないが、少なくとも512MBのメモリを持つHP a1320yと言うマシンでは、XPの方が速そうだと言うデータに思える。 まあ、今回の調査はMicrosoftから依頼された訳だから、新製品に好意的な結果になるのは当然のことと判断するしかない。 Google ウェブマスターツールの統計のページに書かれている、「統計、 それは見方によって同じ数値から異なる結果が導かれる唯一の科学である。Evan Esar (1899-1995)、アメリカのユーモア作家」と言うのを思い出した。

Apple: 2007年後半にUniversal対応のMicrosoft Officeが発売へ

現行のMS Office 2004 for MacはUniversalアプリケーションではなかったため、対応が望まれていた。 Microsoftは次期OfficeをUniversalアプリケーションとして、Intel Macにもネイティブ対応する予定らしい。 Microsoftからも公式発表が出ている。 記事によれば、このMS Office 2008 for Macでは、Windows版MS Officeとの互換性を重視しているが、Mac版独自のアプリケーションも含まれるとのこと。

Boot CampやParallelsでWindowsそのものをIntel Macで動かしている人にとっては、このOfficeを待つかどうかはちょっと複雑なところだろう。 というのも、Windows版Office 2007が1月末には発売されるのだから、これをWindowsでそのまま動かすのが、互換性の上でも一番問題がない。 もちろん、Officeのみが目的なら、Boot Camp または Parallels + Windows + Windows版Officeよりも、Mac版Office一つを購入した方が格安である。 だが、他のアプリケーションを使うなどの理由で、既にWindowsがをIntel Macで動かしているならば、互換性の点でWindows版Officeを購入した方が安全となってしまう。 まあ、Intel MacでWindowsを使う人はそれほど多くないのだろうが・・・。

Apple: Microsoft IntelliPoint ソフトウェア 6.1がリリース

Intel MacでMicrosoftマウスのドライバが動かないなどと書いたが、ばっちり動くドライバが存在した。 MACお宝鑑定団さんで見つけたのだが、IntelliPoint と IntelliType のバージョン 6.1がリリースされていた。 ユニバーサル対応などとは書かれていなかったのだが、試しにインストールしてみると問題なく動作した。 6.1と言うからには以前から6.0も存在していたはずで、こちらもおそらくIntel Macで動作していたのだろう。 Microsoftのサイトを自分で探したときには発見できなかったのが悔しい限りだ。

Web: Hotmailのメール保存容量が250MBから1GBに拡大

Hotmailのメール保存容量がこれまでの250MBから、1GBにまで拡大するとのこと。 その昔はたったの2MBだったから、Gmailの仕掛けた大容量化の波が、ようやくここまでの拡大にたどり着いたと言うことか(Gmailは現在2785MBの容量になっている(刻々と増えている)ので、まだまだ差はあるけれど)。 まあ、Hotmailの後継(?)サービスであるWindows Live Mailは2GBの容量だから、いまさらHotmailが容量拡大しても、と言う感じはする。 特に私はもう移行してしまったし、最近Gmailを主に使っているので、あまり関係ないという事情もあるのだが。

コンピュータ: MicrosoftのiPod対抗オーディオプレーヤーZune

Microsoft版のiPodともいえる、Zuneがとうとう米国で発売されたようだ。 上記リンク先の記事では、とりあえず開封してみて、iPodのようにきれいな収納になっているかどうかをチェックしている。 写真を見る限り、かなりiPodを意識していて、うまい梱包になっているように感じる。 画面も大きそうだし、これが刺激になってiPodが改良されれば良いのだけれど。

Web: Internet Explorer 7の日本語版がリリース

各サイトで話題になっているが、Internet Explorer 7の日本語版がリリースされた。 Slashdotでも、公式リリースされたと言うストーリーが掲載されている。

私が使っているWindows PCは仕事用のマシンなので、流石にインストールできないが、オランダから帰国したら、早速試してみたいと思っている。 CSSへの対応状態が向上しているそうなので、楽しみである。 これでようやく主要ブラウザがタブブラウザとなったので、今度はそれ以外の機能での競争となる。 例えば、フィッシング対策は各ブラウザで新機能として提供されている。 安全なウェブブラウジングはもちろんのことだが、CSSなどへの対応といった、ブラウザの基本機能についても、(地味になってしまうのは仕方がないが)対応を拡充していって欲しいと思っている。

Web: Microsoftからハードウェア新製品、Webカメラ

ゲームパッドからは撤退してしまったMicrosoftだが、新しくWebカメラをハードウェアラインアップに加えたようだ。 11月2日から発売のLifeCamシリーズがそれで、良くある球形のカメラのほかに、一見USBメモリに見えなくもない、長方形のカメラもあるようだ。 性能もなかなかで、動画で200万画素数、静止画で760万画素数の撮影が可能だと言う。 まあ、光学ズームは出来ないようだし、値段が書いていないからお得なのかどうなのか良くわからないが。

Web: Microsoftの「答えてねっと」が再開

ITproによれば、Microsoftがシステムトラブルが原因でサービス停止していた「答えてねっと」を再開したそうである。 この「答えてねっと」とは、Microsoft製品を中心として、ユーザー同士でサポートを行う場を提供している。 あるユーザーが質問すると、他の詳しいユーザーが回答すると言う者で、回答するとポイントが付与される。 ポイントは懸賞サイトで景品応募に利用することができ、抽選の末とはいえ、回答を行うユーザーにも利益が還元される。 私も昔、トラブルの解決方法を答えてネットで見つけたりして、面白いシステムだと思っていたのだが、最近全く見ていなかったこともあり、サービス停止すらよく知らなかった。

Microsoftのサイトがシステムトラブルで長期間(3ヶ月くらいのようだ)停止していたと言うのも恥ずかしい話だ。 また、当面は休日・夜間は使えない、同時接続ユーザーも200人に制限など、まともに使えるのか疑問の状態が続くようだ。 これまで使っていたユーザーがこれで離れてしまうのではないだろうか。 私は安価なサポートセンター実現と言うことでうまいアイデアだと思っていたのだが、技術的な問題で足をすくわれるとはMicrosoftも不本意だろう。

コンピュータ: ビル・ゲイツ氏が2008年に引退

数日前の話になるが、Microsoftのビル・ゲイツ会長が、2008年7月に第一線から引退するとの記事が流れた。 Slashdotでも記事になっている。 非常に電撃的なニュースで、私はかなり驚いた。 ウェブ進化論風に言えば、私はビル・ゲイツと同じ、「コンピューターが個人で所有できることに感動を覚えた世代」だと思っている。 まだ学生の時にパソコンを手に入れてから、ずっとそうだと思っている。

だから、ビル・ゲイツ氏のやってきたことはとてもすごいことだと思うし、世界をコンピューターが必要な世界に変えてしまった、彼の行動はたたえるべきだと思っている。 もちろん、ビル・ゲイツがいなくても、他の誰かがやったことかもしれない。 でも、彼はそれを一番に進めた人間なのだ。 すごい人間だと言うほかない。

ゲイツ氏の引退で何かが劇的に変わるわけではないだろうが、私にはなんだか、Googleが一強となるような気がしてならない。 Microsoftにはまだまだ底力はあるのだろうが、なぜか、大きな穴が開いてしまったような気もする。 それほど、Microsoftと言う会社を考えたときの、ゲイツ氏の存在が大きいと言うことなのだろうか。

ゲイツ氏は今後、慈善活動を行っている財団の活動に注力していくらしい。 こちらの仕事でも、大成功を収めて欲しいものだ。

ゲーム: E3にて次世代ゲーム機各陣営が製品発表

次世代ゲーム機である、MicrosoftのXbox 360、SONYのPlayStation 3、任天堂のWiiが、それぞれE3で新情報を発表している。 下記は各記事へのリンクである。

やはり、ゲーム機本体の発表と言うことで、PS3とWiiが注目を浴びているようだ。 PS3は既にそれなりに遊べるゲームが数種類あるとのことで、久多良木社長も自信満々にインタビューに答えているが、Wiiも既に20数種類のゲームが遊べるように展示されているらしい。

NintendoDS以来の、任天堂の「楽しみ方の提案」と言う姿勢は、単純に評価できるものだと思う。 今回も、コントローラーそのものを動かす動作を検知するなど、新しいユーザーインターフェースを提供し、新しい遊び方・楽しみ方を提案するようだ。 NintendoDSの時は、正直なところこんなので売れるのかな、と思ったが、現在ではかなりヒットしている。 Wiiについてはずっと情報が少なくて、次世代機競争に乗り遅れてしまうのではないかという不安があったが、むしろ台風の目になりそうだ。

Web: Internet Explorer 7 β2が登場

Windows標準搭載のブラウザである、Internet Explorerの最新ベータ版が登場している。 5月9日には日本語版ベータも公開され、早速レビューした記事も出ている。 IE7の特色は、「使い勝手と安全の両立」と言うことらしい。

IEの安全性についてはいつものことだし、IEを使う人がそのリスクをきちんと理解して使えばよいと思う。 ましてや、今回のソフトはベータ版なのだ。

機能としてはようやくタブブラウズ機能が搭載された。 記事には「ようやくRSSに対応」と書いてあるが、確かにそれは言えるが、タブブラウジングの方が長く待ち望まれた機能ではないだろうか。 開いているサイトの一覧をサムネイルで表示する機能もあり、便利そうに見える。

セキュリティ機能については大きく進化したと感じる。 フィッシングサイト警告機能や、ユーザー設定の安全性が低下した場合に警告する機能など、他のブラウザが備えていない機能を装備している。 そもそも安全性が低下するように設定出来ないようにすれば良い話にも思えるが、あくまで「利便性の確保」なのだろう。

これに対して、Firefoxはどういう出方をするのだろうか。 また、Macのブラウザはどうだろうか。 Safariはまだしも、Caminoは機能的に大きく不備があると思うが、今後改善されるのだろうか。

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