「MacBook」と一致するもの

AppleからCore 2 Duo搭載の新iMacが発表された。 デザインは従来の機種と同様で、ディスプレイ一体型となる。 これまでディスプレイサイズが17インチタイプと20インチタイプがリリースされていたが、これに24インチタイプが追加された。 24インチでは横1920、縦1200ピクセルの表示が可能で、今流行のフルHDのディスプレイとなっている。

私はディスプレイを既に2台所有しているし、iMacにはあまり興味がわかないのだが、むしろCore 2をAppleが搭載を始めたというのが楽しみな話題だ。 と言うのも、MacBook Proの方もCore 2搭載になるのではないのかという期待をしているからである。 ただ、今回の新iMacの登場と同時にMac miniラインナップも更新されているのだが、こちらにはCore 2は搭載されていない。 もし放熱の関係で見送られたとしたら、MacBook系への搭載は余計に難しいような気もするが、ここは素直に期待したい。 近々行われるパリでのエキスポで新MacBook Proが発表されるという噂もあるようなので、そのときを楽しみに待とうと思っている。

Appleが開催中のWWDCにて、Mac Proが発表されたAppleからも公式にプレスリリースが出ている。 待ちに待った、と言う感じのデスクトップMacのハイエンド機種が登場した。

Intel Xeon 5100を2基搭載するので、4コアのマシンとなった。 その他のスペックも豪華で、標準構成では2.66GHz CPU、メモリ1GB、NVIDIA GeForce 7300 GT 256MB グラフィックカード、250GB HDDなどである。 それでいて、Apple Store価格は31万9800円となっている。 一方のMacBook Proが同価格帯となっているので、だいぶ割安に感じる。 PowerMac G5と比べても、安めの価格設定となっているようだ。

Mac OS X 10.5となる、"Leopard"の新機能も、一部紹介されている。 目玉機能の一つ「Time Machine」だが、Windowsのシステム設定の保存に、ドキュメントファイルの自動バックアップを付け加えたような印象だ。 他にはSpacesと言う仮想デスクトップソフトもあり、Time Machineよりもこちらの方が普段よく使う便利な機能になりそうだ。 ただ、新機能はこれくらいであり、後はMailやDashboardなどの改良にとどまり、何となくインパクトに欠けるような気がしなくもない。

他には、Xserveの新機種が紹介されたようだが、噂されていた新iPod nanoやiPhone、それに私が期待していたCore 2 Duo搭載のMacBook Proなどは発表されなかった。 おきまりの「one more thing...」についても報道されていないから、どうもやらなかったようだ。 Core 2 Duoプロセッサは先日発表されたばかりだし、他のPCメーカーも搭載マシンを発表していないから、まあ仕方のないことかもしれないが、「one more thing...」がなかったことは、ある意味でサプライズだし、悪く言えばがっかりだ。

話は少しずれるが、私は現在使っているのが">Dell Precision 360とApple Mac mini G4であり、どちらもノートブックタイプではない。 ディスプレイがある場所になら、Mac miniは持ち運んで使えるが、どこでも使えると言う訳ではない。 携帯性を考え、最近ではノートブックが欲しくなってきていた。 狙っていたのは、Boot CampでWindows XP上の3Dゲームも快適に動かせるMacBook Proだ。 私が狙っていたのは中間モデルの15.4インチディスプレイに、ATI Mobility Radeon X1600 256MBを組み合わせたモデルだった。 17インチモデルは流石に持ち運び出来ないし、かといってグラフィックカードが128MBメモリでは、3Dゲームの動作は今一だろう。

ところが、今回のMac Proの登場で、あまりのスペックの差異に、足踏みしてしまっている。 ディスプレイが付いており、携帯もかろうじて可能と言うことで、MacBook Proの方が利便性に優れるとはいえ、これだけのスペック差があるのにほとんど同じ価格と言うのは納得できない。 欲しいとは思っても、拒否反応の方が強すぎるのだ。 かと言って、ゲームはある程度あきらめ、MacBookにするのも却下だ。 というのも、MacBookのディスプレイは、全て光沢仕上げになっている。 明るさが増すと言う主張がされているが、背景が移り込むため、利用可能な場所がきわめて限られてしまう。 携帯するはずのノートブックタイプなのに、これでは意味がない。 コストだけで選ぶのなら、パワー不足を感じているMac mini G4のIntel Mac版へのリプレースだが、これではそもそも携帯性に劣る。

従って、現状で私が買いたいと思うMac製品は、正直なところなくなってしまった。 Core 2 Duo搭載のMacBookまたはMacBook Proの登場を楽しみにしたい。

iBookの後継に当たる、MacBookが発売された。 PowerBookの後継はMacBook Proと名付けられているから、これはMacBook Stdとでも呼ぶべきだろうか。

13インチ液晶に、Intel Core Duoを搭載している。 色は、Core Duo 2.0GHz版に限り、白と黒が選べる。 MacBook Proとの違いはAppleの用意した比較表がわかりやすいが、最もパフォーマンスに効いてくる違いは、グラフィックスチップと言えるだろう。 他は液晶のサイズやCPUクロックの違いなどがある。

まあ、私の現在の用途ならBoot Campを使ってWindows XPを動かすにしても、メモリを1GBへ増設するくらいで快適に使えそうな感じである。 外部ディスプレイも使えるそうなので、現在使っているディスプレイも有効活用できる。 サイズも13インチならば小さいし、モバイルにも使えそうだな、と思ったら落とし穴があった。

なんと、重さが2.36kgもある! これではとても持ち運んで使う気にはなれない。 Windows PCならば1kg前後のモバイルノートは各社出してきているのに、Appleはなぜか出そうとしない。 iPodも、他のオーディオプレイヤーに比べれば必ずしも小さくないし、やはりAppleは小さいものを作れない会社なのか。 購入へのネックは重さ(と値段)のみだっただけに、残念だ。

これで、あとはPowerMac G5シリーズのIntel化が終われば、AppleのラインアップはIntel CPU一色になる。 やはり私もIntel Macを買いたいが、いかんせん財布の中身に相応する魅力を持った機種がないのが現状だ。 とりあえず、ドリームジャンボを購入しようと思う。

17インチMacBook Proが発表されたとCNETが報じているSlashdotでも話題になっているようだ

今日はちょっと感傷的になっているので言わせてもらうが、Appleは本当に自分の製品の魅力を理解しているのか、はなはだ疑問だ。 なぜiPod miniがあれほどヒットしたのか、理由がわかっていないわけはあるまい。 ならば、17インチのディスプレイを搭載した「ノート型コンピュータ」というものが、どれほど荒唐無稽なものか、容易にわかるはずだ。

つまり、この製品はでかい。 ワイド画面だろうとなんだろうと、17インチは大きすぎる。 このサイズでと重さ3kg超では、とても持ち運んで使おうとは思わない。 加えて値段が34万円である。 こんな殿様商売が出来るAppleの業績がうらやましくさえ感じる。

せっかく、BootCampを発表して、Mac miniへWindowsユーザーを誘導しようとしているところへ、どうみても冷や水にしかならない製品だ。 Let's Noteの新製品からいろいろ学んで欲しい。

先日、Intel MacでWindowsの起動に成功と話題になったばかりだが、今回、これを実現するツールをApple自らが公開した。 当然、 Slashdotでも話題になっているし、CNETでは特集記事が公開されるほどになっている。

これまでIntel MacはiMac、MacBook Pro、Mac miniの3シリーズで発売されているが、どれでも使えるようだ。 Direct Xなどもきちんと動くようである。 Appleのターゲットは、当然ながらWindowsからの移行組だろうと思われ、Mac miniとの組み合わせでこのツール(Boot Camp)が使われることが多くなるだろう。

私もMac mini(G4)のユーザーなので、このニュースには大変驚いたし、当然、Mac mini(Intel)が欲しくなってきた。 現在使っているMac miniにもWindows PC(Dell製)にも、特に大きな不満があるわけではないので、もし次世代機を買うことになれば、それはIntel Macになるだろうと言う程度ではあるが。 特に、現状では切り替え機を使って同時使用しているので、デュアルブートでは、優位性を見いだせない。

これが、Virtual PCの様に、Intel MacのMac OS X上で、Windows が動くと言うのなら、面白いと思われる。 おそらく、PowerPC上のMac OS XでVirtual PCを動かすよりも、遙かに高速に動作するのではないか、と期待できるからだ。 OS X 10.5では、Boot Campの内蔵をおこなうようなので、デュアルブート形式になるのだろうが、そう遠くないうちに、上記のような仮想化での利用が出来るようになるのではないか。

ともかく、Appleにはいつもびっくりさせられる。 こういう、ユーザーをわくわくさせるような開発を、今後も続けていって欲しいと思う。

Appleから新製品が発表・発売されている。 Intel Core Solo/Duoプロセッサ内蔵の新Mac miniと高品質スピーカのiPod Hi-Fiである。

先日、Intel Core Duoプロセッサ搭載のiMacとMacBook Proが発売されたが、今回はそのMac mini版である。 私が使っているMacがMac miniであることもあって、Intel版のMac miniがいつ発表されるのか楽しみだった。 AppleによればG4 1.42GHzより、Duoで4倍の速度であるらしい。 まあ、この辺は使うソフトウェアにも依るが、体感できるほど早くなっているのは間違いないだろう。 価格はこれまでのラインアップより高く設定されている。

周辺機器の接続も、USB 2.0端子が2基から4基に増えた。 Ethernetコネクタも1000BASE-Tとなっている。 Skypeユーザーとしては、オーディオの入力も出来るようになったのが便利だが、わざわざBluetoothのヘッドセットを購入した身としては複雑な思いである。

以上のように、新Mac miniからは、より使いやすくなった、と言う印象を受けた。 一方、iPod Hi-Fiはどうか。 これに対してははっきり言って期待を下回ったと言わざるを得ない。

Appleが28日に新製品を発表すると報道されたときから、新しいiPodの噂は流れていて、タッチスクリーン式になると言う噂もあったように思う。 当然、プレイヤーとしてのiPodに新製品が加わる、と言う発想である。 しかし、28日に発表されたものは、高品質かもしれないが、ただのDock付き・Remote付きのスピーカだった。

なぜがっかりだったかと言えば、こういう商品はすでに他社から発売されているからだ。 だから、新しいコンセプトに驚くこともなかったし、これによってiPodの使い方がどう変わるか、と言うことも想像できなかった。 Appleの魅力はそう言う「驚き」の部分だったと思うが、iPod Hi-Fiに関しては、単にiPodのブランドを利用した、あまり特徴のない製品、と言う印象を感じてしまう。

特に、Appleが出すのであれば、iPod Hi-Fiを本当にDockとして使えるようにして、コンピュータとの同期にも使えるようにするべきだった。 その上で、何かしら「驚き」があれば、魅力的な商品となったことだろう。 私はDockを持っていないし(買おうかどうか迷っているところ)、スピーカも壊れてしまって、代わりを探していたところである。 だが、iPod Hi-Fiには、これである必要性が感じられない。

今回の新製品2つは、私の中ではだいぶ両極端の評価になった。 今後の売れ行きがこの評価するのか、興味深く感じている。

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