「携帯電話」と一致するもの

ソフトバンクモバイルがはじめた「新スーパーボーナス」が持つ、キャリアにとってのメリットについての解説記事があった。 これを見ると、これまでのインセンティブ制から脱却し、自らがお金の動きをコントロールすると言う、やはり会社にとってもメリットがあるシステムだと言うことがわかる。 割賦支払いの債権を売却していると言うのも、利用者としてはきちんと意識しておかなくてはいけない点だろう。

しかしそれでも疑問に残るのは、これを端末代0円と言ってよいのかという事だ。 Slashdotだったと思うが、クレジットカードの支払いは0円と言っていいのかという指摘があったが、まさにその通りだ。 購入の時点ではお金は支払っていないが、実際には負債が発生しているのだから、0円であるはずがない。 当たり前のことだが、携帯電話ではこれまでインセンティブ制のために本当に0円で端末が手に入っていた時もあったので、誤解する人が出てくるのも必然と思われる。 だからこそ、マスコミがこぞってソフトバンクに否定的な報道を続けているのだと思う。

ガジェット紹介サイトのGizmodo Japanにて、au design projectの新しいコンセプトモデルについて写真入紹介があった。 au design projectと言えばINFOBARやtalbyと言ったストレート型端末が特に印象に残っているが、最近neonを出したくらいであまり見ていない気がしていた。 でも、きちんと活動を続けていたようで何よりだ。

INFOBAR2は色使いは踏襲しているものの、全体が丸みを帯びた形になっている。 talbyも角ばった印象で、それが良かったのだが、この丸みを帯びた感じも独特で面白い。 画面もかなり広くなっているようだ。 こう言う風にやや厚みを持たせることで、機能面も多少期待できるだけの余裕はあるのではないだろうか。

その他に奇抜なデザインなのはvolsだろうか。 これを見る限り、利用時に液晶部分を引き出して使うようだ。 確かに目を引くが、実際の使い勝手はおそらく悪いだろう。 これまでの携帯電話がどのようにしてコンパクトさと画面の表示を両立するか、折りたたみやスライド式、回転式などを模索していたが、volsは逆スライド式と言うところだ。 でも考えてみれば、画面が最初から見えていないと言う点では、折りたたみ式とあまり変わらない。 ただ、敢えてキーボードを外に出したままにすることに意味があるかと言うと、デザイン以外の理由は思いつかない。

個人的にはkaosのひび割れ模様が一番気に入った。 ボタンもあのひびに沿って大きさが異なっていたら使いにくくてしょうがないだろうし、逆に大きさが同じでも、使っているときにボタンを見ながら使っていたら混乱しそうだけど。

">つい先日、MNPは意外に使われないのでは、などと書いてしまったが、ついにソフトバンクから衝撃発表がなされた。 CNETなど各ニュースサイトなどで報道されているが、今回発表の料金プランは二つに分けられる。

一つ目はauやDoCoMoの継続割引も引き継いで、さらに200円安くすると言うオレンジプランとブループラン。 二つ目は「予想外割引」で、「ゴールドプラン」「新スーパーボーナス」「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」を組み合わせたもの。 基本料金が70%オフになり、さらに">以前のウィルコム割引のように、ソフトバンクモバイル加入者同士の通話料は無料になるそうだ。

孫社長の主張では、「携帯電話の料金プランは複雑なので、ソフトバンクが他社に比べて絶対に安いというわかりやすさを実現した」とのことだが、ソフトバンク内のプランでどれが一番安いのかは相変わらずよくわからないように思う。 ただ、ここに来てのこの発表はかなり衝撃的で、auやDoCoMoは内心かなり動揺しているのではないだろうか。 対抗して値下げ競争にはなりそうにもないが、もしやるのであれば、「利用料金月額100円にします」とかを見てみたい。 果たしてソフトバンクは利用者に100円進呈するのだろうか?(笑)

MNPの利用意向がある人の数が激減したとの報道があった。 新機種の報道などいろいろ合ったが、結局それくらいでは機種変更には至らないのだろうか。 まあ、私もその一人であるわけだが。 ただ、一方で、予想以上の利用者増で体力消耗と言う報道もある。 韓国では2001年からMNPが導入され、広告合戦など確かに体力消耗したようだ。 今、日本にいないので、実際の広告などがどうなっているのかさっぱりわからないが、結局日本ではあまり変化がないのだろうか。 せっかくだからサービス勝負してもらいたいのだけれど。

韓国Raon Digital社製の重さたった350gのWindows XP搭載PCが日本国内でも発売されるとのこと。 350gと言うと、最近の携帯電話3台分位かと思われる。 なかなか面白いと言いたいところだが、350g実現のためにはオプションの軽量バッテリーが必要で、しかもこれで使うと1.8時間しか動作しないらしい。 せっかく軽量でも、これだけ動作時間が短くてはあまりモバイルとしては使えないと思う。 これだけ軽いのに13万円強と、かなり安い印象を受けたが、こう言う落とし穴があるのは残念だ。

携帯電話から利用可能な無料のメールサービスが正式サービスを開始したとのこと。 注目すべきはMNP(ナンバーポータビリティ)を見据えて、ケータイ向けメールアプリも提供していることだろう。 ">私も以前MNPに対してどういう変化が起きるか、と考えたときに、アプリの提供をしたら良いと思ったが、ついにそれを提供するサービスが現れたわけである。 ただ、このサービス「mym.sg」の公式サイトを見てみると、どうも紹介の文章が若い女性をターゲットにしているのか、おかしな日本語を使っていて見る気がしなくなる。 せっかくコンセプトは面白いのに、残念である。

私は乗り換え案内と言えばPCではgooの路線検索、携帯電話(au)からはジョルダンの乗換案内を使っていた。 昔はYahoo! Japanの路線検索を使っていたが、低機能で使いにくいので、gooを試してみたら良かったので使っている。 ジョルダンの乗換案内は無料なのが良い。

そんな中、ジョルダンの乗換案内を使わなくても良くなるようなサービスが登場した。 Googleから登場する、無料の携帯電話向け乗り換え案内サービスで、Googleトランジットと言うサービスだ。 Googleならではの機能としては、駅名を入力しなくても、地名や建物名から、付近の駅を自動で選択してくれるそうだ。 他の細かな部分の使い勝手はどうなのか、試してみたいが、残念ながら日本にいないので当分実現不可能だ。

私としては、オランダやイギリスでは検索可能な、車道の路線検索を早く日本でも実現して欲しいと思っている。 カーナビを持っていないし、この車道検索ではおおよその時間もわかるので、かなり便利なのだ。 むしろ、GPSユニットをPCにつないで、Google Mapsをカーナビ代わりに利用できたら面白いと思うのだが。

第5世代iPodのごく一部に、Windowsに感染するウイルスが混入したまま出荷された製品があったと報道されている。 先日、マクドナルドのMP3プレーヤーでも同様の事件が起こり、SlashdotではMacと来ればiPodではないのかとか、だからマクドと略せば良いやんか、などと言う人たちが続出していた。 その直後に、本当にiPodでもウイルスが混入してしまい、なんとも皮肉だ。 AppleはWindowsに感染するPCなので半ば他人事のように「Windowsの脆弱性は遺憾」と言っているが、Mac OS Xに感染するウイルスだったらそれこそ物笑いの種だし、いずれにしても出荷前に発見できなかったことは事実だろう。

しかし、携帯電話やiPodなどが高度化していく一方、ウイルスの方もいろいろなものが発生していて、驚くばかりだ。 そのうち、PS3に感染するウイルスなども現れるのではないかと思ってしまう。

AV watchの記事によれば、Appleから赤いiPod nanoが発売されるとのこと。 これまで第二世代iPod nanoには銀(2GB, 4GB)、緑・水色・紫(4GB)、黒(8GB)のラインアップがあったが、これに赤が加わる。 ただ、この赤いiPod nanoは特別バージョンである。 といっても、ネットでよく話題になるような3倍速いとかそういうことではなく、タイトルの通り、「世界エイズ・結核・マラリア基金」へ、売上の一部(10ドル)が募金されるそうである。 iPod nanoは同一スペックの機種と比較して値段も全く同じだから、単純にAppleがこの基金に協力すると言うことになる。

この運動は(PRODUCT)REDと言うサイトにまとまっており、他にも携帯電話やクレジットカード、Tシャツや腕時計などにも「赤い特別版」があるようだ。 ちなみにiTunes Storeでも、特別版カードを売り出す予定があるらしい。 ただ、上記のサイトを見に行って出てくる文章には、結核やマラリアについては書いていないが、背景にある基金はエイズ・結核・マラリアの患者を減らそうと努力しているそうだ。 興味深いのは、この活動はチャリティーではなく、ビジネスモデルだと言っている点だろうか。

このiPod nanoについては、色も悪くないし、結構贈り物にいいと思う。

YouTubeを買収したり、Docs & Spreadsheetsを発表したりと、相変わらずホットな話題が多いGoogleだが、今度はGoogle Newsの日本語版サイトを新たに携帯電話向けにも提供するそうである。 これまでも各ケータイ向けポータルが提供してきたニュースはあったが、私が出張中などに見ていたauのトップページのニュースは記事が短く、詳しいところまではよくわからなかったのが不満だった。 Google Newsはもともと記事の先頭部分しか表示しておらず、本文全体を読むには各新聞社などのサイトに行って読む必要があった。 もしこの携帯電話版のGoogle Newsでも同じ仕組みなら、あまり期待は出来ないが、PC向けの記事をケータイ向けに変換してくれると言うのなら、記事を最後まで読めるので利用してみたい。

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