「Windows」と一致するもの

CrossOver Macは「互換レイヤーソフト」と言うジャンルのソフトの最新版で、WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすことができるそうだ。 これまでIntel MacでWindowsアプリケーションを動かすとなると、Boot CampやParallelsを使ってWindowsをインストールして使う、と言う発想しかなかったが、これはこれで面白そうなアイデアだと思った。

ちょっと調べてみると、オープンソースのWineを商用版として仕立てたものがCrossOverのようだ。 昨年9月時点での記事ではあるが、完全に動くソフトは限定的で、あまり過剰な期待は出来ないのが現状のようだ。 記事ではAdobe Acrobat Readerが動いたとしているが、Mac版もあるのであまり意味がない。 実用性を考えるなら、素直にWindowsをインストールした方が良いようだ。

ハイエンドWindows MobileであるHTC Advantageの写真レポートがEngadgetに掲載されている。 ハイスペックなのも興味を引くところだが、キーボードが着脱式と言うのも興味深い。 外した状態でワイヤレスキーボードになれば面白いが、どうなのだろうか。

タブレットPCとしても使えるコンパクトノートPCであるFlyBookの最新型が、ドイツで開催中のCeBITに出展されているそうだ。 FlyBook V5は日本でも発売されているV33iの後継機にあたり、CPUをCore Duoにするなど強化を図り、Windows Vistaを標準搭載している。 特徴はなんと言っても液晶画面を反転させて画面を外側にして折り畳めること。 画面はタッチスクリーン型になっているので、タブレットPCとしても使える。 これは面白そうだ。

また、SIMカードを挿入するスロットを備えたV5iも存在するそうだ。 V33iでも備えていた機能で、ここにSIMカードを挿入することで携帯電話ネットワークに接続できるようになる。 この辺の機能がヨーロッパでは受けているらしい。

そうそう、FlyBookと言えば液晶画面を上下にも動かせるVMシリーズも出していた。 どのくらい便利なのかわからない(案外キーボードが打ちにくそうだ)が、やはり面白い発想だと思う。

ITproでMicrosoft Office 2008 for Macの新機能を解説した記事が掲載されていた。 これは、">既報のUniversalアプリケーションとなるMac版Officeの予定されている新機能を、開発版の写真を交えて解説したもの。 Windows版の2007と同様の機能や、Mac版独自の機能も新機能として取り入れているようだ。

「究極のMicrosoftキーボード」試用レポートがGizmodoに掲載されていた。 これは近日発売予定のMicrosoft Wireless Entertainment Desktop 8000の試用レポート。 同製品はWireless Entertainment Desktop 7000の上位機種に当たる、キーボードとマウスのセット商品だそうだ。 7000ではマウスは充電用ドックと電池交換、キーボードは電池交換(と思われる)で充電しているが、8000ではそれをUSBからの充電用ドックで置き換えた仕様になっている。 充電用ドックは4ポートのUSBハブにもなっているので便利そうだ。

ただ、7000と共通の問題点らしいが、ファンクションキーなどが押しにくい、Windowsキーが中央にある、テンキーがないなど、レイアウト上の問題点もあるようだ。 また、マウスを代用するキーがキーボード上にもあるのは便利そうだが、それを使うのに両手を離さなくてはならないので(左にクリック用キー、右に移動用キーと分かれている)、結局のところ活躍の場は限られそうだ。 また、値段も$249と、かなり高額だ。 BluetoothなのにMacは対象外なのも残念なところ(非公式には動くのだろうが、標準以上の動きは出来ないだろうから無意味)。 Microsoft製のマウスは好きで愛用しているが、流石に今回は買う気にはなれなかった。

GIGAZINEによると、Windows Vista Ultimate Extrasの一つ、DreamScene(動画を壁紙にする機能)を拡張するソフトがあるそうだ。 記事にはDeskScapesと言う、DreamSceneの製作協力元である会社が出しているフリーソフトが紹介されている。 が、このDeskScapesのインストール方法や使い方のムービーはあるのに、肝心の機能がどう言うものなのか何も書いていない。 何をどう拡張するのかわからないのである。

仕方がないので開発元のStardock社のDeskScapesのページを見に行った。 「ダイナミックに動く壁紙をサポート」「.Dreamフォーマットに対応」「トリガーにより動画を変更可能」「フリー」と言ったあたりが特徴のようだ。 まあ、私はまだVistaを購入していないのだが、こう言うソフトがあるのは参考になった。 まあ、実際に動くデスクトップの動画を見ていたら、背景が動いてもほとんどウィンドウをいっぱいに広げている場合には無意味だし、気が散るだけではないかと思ってしまった。 Mac OS X(私の手元にあるのは10.4 Tiger)には背景を30分ごとに変化させる機能があるが、私にはこれで十分すぎる。

Microsoftが新しい画像フォーマット、HD Photoを発表したそうだ。 JPEGよりも圧縮効率が良く、画像の劣化も少ないと言うフォーマットらしい。 Windows Vistaでは標準で対応している他、Photoshop用のプラグインも今回発表されたらしい。 QuickTime用のプラグインも欲しいところだ。

スラッシュドットの議論を見ていると、おおむね普及してほしいと言う意見となっている。 というのも、現状のJPEGでは機能が不十分であるからとのこと。 確かに私もJPEGのノイズで残念な思いをしたことがある。 PNGやJPEG2000などについても意見が出されており、単に実現可能な機能が多いだけでは無意味で、カメラなど処理能力が限られている環境でもスピーディーに扱えることや、インターネットなどでも利用可能にならないと普及しないなどが指摘されていた。 利用のしやすさと言う部分も、重要な機能の一つなのだと再認識した。

Thunderbird 2.0の登場を控え、プレビュー記事が登場していた。 既報の通り、複数つけられるタグ機能や「戻る」「進む」ボタンなど、ユーザーインターフェースの改良が主な変更点で、記事ではWebメール的な機能の取り込みと紹介している。 一方で、便利になる一方のWebメールに対し、PC上にインストールして使うクライアント型のメーラーには勢いがないとも指摘している。 どちらももっともな指摘だと思う。

私はGmailを使っているが、ラベルによって整理する方法は面白い。 メールの分別をあまりしない人には関係ないかもしれないが、複数のラベルを付けて管理すると言うのは極めて便利だ。 私は比較的細かくメールを分別するので、どうしてもどちらともつかないメールが出てきてしまうことがあった。 複数のラベルを付けることで、こうした問題は解消できる。

こうした機能がThunderbirdに搭載されることはかなり嬉しい。 私はWindows PCではThunderbirdを使っていて、内容ごとにフォルダ分けしていた。 だが、当然ながら時々内容が複数にまたがるメールもあったので、この複数ラベル機能は非常に助かる。

だが、このようなメーラーの進化の余地と言うのも、あまりないのかもしれない。 今回2.0では見送られたと言うタブ機能は便利そうだが、他に追加してほしい機能はこれといってないのである。 あえて挙げるなら、学習型自動振り分けくらいだ。 次期Apple Mailはスタイリッシュなメールを作成できるようになるそうだが、私から見ればあまり重要ではない部分でしかない。 Windows PCにプリインストールされていることが多い、OutlookやOutlook Expressで十分だと言う意見にもうなづける。 ただ無責任な意見だが、もう少しメーラーは便利になれると思っているので、今後もThunderbirdの革新が続いていってほしいと思う。

アンチウイルスソフトウェア17種類を比較した結果、MicrosoftのOne Careの検出率が82.40%と最低だったそうだ。 まだまだ参入して日が浅いためにマルウェアに関する情報が不十分なのか、あるいは技術的に検出エンジンが洗練されていないのか。 理由は不明だがとにかく最低で、主催者からは唯一使用を勧めないソフトの扱いを受けている。

逆にトップはドイツのG DATA Security社のAntiVirusKitで、99.45%を検出したと言うからすごい。 確かこの間電気店に行ったときに棚に並んでいたのを覚えているが、ドイツ国内では他を圧倒して評価されていると書かれていた。 ジャストシステムがサポートを行うKasperskyもトップグループの評価になっている。

ただ、こうしたWindowsのアンチウイルスソフトウェアは比較が出来るほど数が多いのに、Macの対応製品は極めて少ない。 Appleからして「Macはウイルスにかからない」などと誤解を与えるようなCMを流してしまっているので、アンチウイルスソフトウェアがあまり盛り上がらないのも無理はないのかもしれない。

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