「iPhone」と一致するもの

私はMacやiPodと、Apple製品を多く使っているのでMacworldの方に注目していたが、一般的にもやはりMacworldの方が魅力的なショーだったようだ。 ショーの規模や参加企業数はちがっても、出品されている商品の話題性から見たら、Macworldの方が上だっただろう。 まあ、それもたった一つのiPhoneによってなされたのだからすごい。

この数日間はあまりにいろいろな情報が流れすぎていて、このブログに書き留めておきたいのにまだ書いていない記事がたくさんある。 少しずつエントリーしておきたいと思う。

それはそうと上記のリンク先の記事で気づいたのだが、ITproと言うサイトは企業システム向けのITニュースを配信しているサイトだったらしい。 私の中では単にIT系と言うだけで見ていたが、今後はきちんと意識して読むようにしたいと思う。

AppleによるiPhoneの発売前に、CiscoからiPhoneが発売されていた。 Ciscoの商品はVoIP製品、">Appleの商品は携帯電話、と若干異なるもののMacworldでの発表に至っていたので、てっきり商標については解決済みだと思っていた。 だが、商標問題は実は未解決だったまま、Macworldでの発表に至っていたようだ

Appleの主張では、AppleのiPhoneは携帯電話であること、VoIP製品ではiPhoneと言う名称は他にも使われているので問題ないと言う考えのようだ。 「GSMがあるのでVoIPは必要ないと考えた」と言うAppleの主張も、じつはこの商標問題が裏にあったのではないかと思えてくる。 ただ、Ciscoの持つiPhoneの商標が、VoIP製品にとどまらず、携帯電話にも及ぶのだとしたら、Appleは使用許可を受けなくてはならないはずだ。 CiscoもVoIP製品のみで商標を取得しているとは考えにくく、今後どうなるかが興味深い。

">Macworldで発表されたApple TVやiPhoneについて追加情報を見つけたのでメモ。

アップル担当者インタビュー

iPhoneが第6世代iPodではないと発言している。 あくまでiPhoneはiPod機能を持ったコミュニケーションツール、らしい。

iPhoneのユーザーインターフェース動画レポート

動作がかなり軽快なのに驚いた。 もちろん、時間のかかる動作はしないように工夫したプレゼンなのだろうが、それにしても軽快。

Apple TV, iPhone担当者との一問一答

担当副社長が、Apple TVのハードディスクの容量や、iPhoneの機能アップデートの可能性について答えている。 やはりアプリケーションの追加は自由に出来ないとのことで残念。

注目度としては">Macworldで発表されたAppleのiPhoneが上かもしれないが、CESで発表されたスマートフォンにも色々と面白いものがあったそうだ。

">以前紹介したSamsungの三つ折り端末も紹介されていたようだが、SGH-u740と言う縦にも横にもオープンできる折りたたみ携帯電話も面白そうである。 auから出ているW44S(SonyEricsson製)より遥かにエレガントにまとまっているように見える。 そのSonyEricsson製のM600iも、他のQWERTYキーボード搭載端末よりもすっきりした良いデザインだと思う。 ただ、iPhoneを見てしまった後では、どうしても画面が小さく使いづらそうな印象を受けてしまう。 今後はタッチスクリーンを使った端末が増えていくのだろうか。 国内のメーカーにも期待したい。

">iPhoneの発表記事でも一部触れられていたがApple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。

一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。

">MacworldではiPhoneの発表に引き続きiTVと呼ばれていたMac miniに似た形のセットトップボックスであるApple TVも発表された。 iTunes Storeで購入したビデオなどを家庭のテレビで再生できる商品とのことで、Macと家電をつなぐ商品としてはAirMac ExpressのAirTunes機能に次ぐ商品になると思う。

ただ、私のように狭い部屋に一人暮らしの(しかもテレビはない)状態だと、完全に縁のない商品だ。 正直なところ、各部屋にテレビがあって家族各々が自分の好きな番組を見ていると言う日本では、あまり売れない商品だと思える。 どちらかと言うと欧米の家庭スタイル向けの商品だと思う。 SlashdotでもiPhoneにくらべてあまり盛り上がっていないように見える

とうとうAppleから携帯電話「iPhone」が発表されたタッチスクリーンで操作し、iPod機能を併せ持つなどこれまで噂されてきたタッチスクリーンiPodとiPhoneを合わせた商品になっている。 こうして見ると、別々の商品として流れてしまったものの噂も案外正しかったことになる。

なんと言っても特徴は画面サイズ320ドット×480ドットの3.5インチスクリーンをタッチすると言う操作性だろう。 画面サイズと言う制約をのぞけば、どのようなキーボードレイアウトにするかはソフトウェア制御であり、様々な可能性がある。 現にQWERTYキーボード画面や、iPodの操作画面などがスクリーンショットとして公開されており、これだけでもかなり面白そうだ。

SafariやYahoo!製のIMAP対応のメーラー、カレンダー、アドレスブックなどが搭載されているようだ。 ウィジェットにも対応していると書いてあるが、標準搭載のもの以外に追加は出来ないようになっているらしい。 セキュリティを考慮した結果らしいが、これはかなり残念に思う人が多いだろう。

携帯電話としては3Gには対応しておらず、このまま日本では使えないそうだ。 ただ、無線LANやbluetoothには対応しているそうなので、携帯電話として使えなくてもPDAとして使いたい人は多いのではないだろうか。 iPodとの価格差を考えたら、かなりリーズナブルな価格設定に思える。

例年のことでもあるように思うが、来年1月に行われるMacWorld Expoで、Apple CEOのスティーブ・ジョブス氏が基調講演するそうだ。 大本のアナウンスはMacWorld.comの記事の模様。 ジョブス氏の講演といえば、新製品発表の場であるので、Appleファンからは楽しみにされているイベントだ。 リンク先のGIZMODOの記事では、iPhone、フルスクリーンiPod、Core 2搭載のMacBookを期待しているようだ。 私もMacBookを期待したいが、むしろもう少し早い発表にならないものかと思ってしまう。

Appleが開催中のWWDCにて、Mac Proが発表されたAppleからも公式にプレスリリースが出ている。 待ちに待った、と言う感じのデスクトップMacのハイエンド機種が登場した。

Intel Xeon 5100を2基搭載するので、4コアのマシンとなった。 その他のスペックも豪華で、標準構成では2.66GHz CPU、メモリ1GB、NVIDIA GeForce 7300 GT 256MB グラフィックカード、250GB HDDなどである。 それでいて、Apple Store価格は31万9800円となっている。 一方のMacBook Proが同価格帯となっているので、だいぶ割安に感じる。 PowerMac G5と比べても、安めの価格設定となっているようだ。

Mac OS X 10.5となる、"Leopard"の新機能も、一部紹介されている。 目玉機能の一つ「Time Machine」だが、Windowsのシステム設定の保存に、ドキュメントファイルの自動バックアップを付け加えたような印象だ。 他にはSpacesと言う仮想デスクトップソフトもあり、Time Machineよりもこちらの方が普段よく使う便利な機能になりそうだ。 ただ、新機能はこれくらいであり、後はMailやDashboardなどの改良にとどまり、何となくインパクトに欠けるような気がしなくもない。

他には、Xserveの新機種が紹介されたようだが、噂されていた新iPod nanoやiPhone、それに私が期待していたCore 2 Duo搭載のMacBook Proなどは発表されなかった。 おきまりの「one more thing...」についても報道されていないから、どうもやらなかったようだ。 Core 2 Duoプロセッサは先日発表されたばかりだし、他のPCメーカーも搭載マシンを発表していないから、まあ仕方のないことかもしれないが、「one more thing...」がなかったことは、ある意味でサプライズだし、悪く言えばがっかりだ。

話は少しずれるが、私は現在使っているのが">Dell Precision 360とApple Mac mini G4であり、どちらもノートブックタイプではない。 ディスプレイがある場所になら、Mac miniは持ち運んで使えるが、どこでも使えると言う訳ではない。 携帯性を考え、最近ではノートブックが欲しくなってきていた。 狙っていたのは、Boot CampでWindows XP上の3Dゲームも快適に動かせるMacBook Proだ。 私が狙っていたのは中間モデルの15.4インチディスプレイに、ATI Mobility Radeon X1600 256MBを組み合わせたモデルだった。 17インチモデルは流石に持ち運び出来ないし、かといってグラフィックカードが128MBメモリでは、3Dゲームの動作は今一だろう。

ところが、今回のMac Proの登場で、あまりのスペックの差異に、足踏みしてしまっている。 ディスプレイが付いており、携帯もかろうじて可能と言うことで、MacBook Proの方が利便性に優れるとはいえ、これだけのスペック差があるのにほとんど同じ価格と言うのは納得できない。 欲しいとは思っても、拒否反応の方が強すぎるのだ。 かと言って、ゲームはある程度あきらめ、MacBookにするのも却下だ。 というのも、MacBookのディスプレイは、全て光沢仕上げになっている。 明るさが増すと言う主張がされているが、背景が移り込むため、利用可能な場所がきわめて限られてしまう。 携帯するはずのノートブックタイプなのに、これでは意味がない。 コストだけで選ぶのなら、パワー不足を感じているMac mini G4のIntel Mac版へのリプレースだが、これではそもそも携帯性に劣る。

従って、現状で私が買いたいと思うMac製品は、正直なところなくなってしまった。 Core 2 Duo搭載のMacBookまたはMacBook Proの登場を楽しみにしたい。

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