「Vista」と一致するもの

AppleからWindows Vistaへの対応を強化したiTunes 7.1がリリースされた。 Windows VistaでこれまでのiTunesを使うと、iTunes Storeで購入した曲の再生が出来なかったらしいが、7.1でそれは解消されているようだ。 とは言え、未だiTunes上で取り外し動作をする必要がある、64bit版Vistaに対応していないなどの不具合は残っているようで、完全対応版とは言えないらしい。

一方で、近日発売予定のApple TVへ対応したり、Cover Flow(アルバムジャケットを並べて表示するビュー)の全画面表示に対応したりしているそうだ。 試しに全画面表示をさせてみたが、ジャケットに使っている画像が粗いとちょっと悲しい状況になってしまった。 Apple TVへの対応はまだしていなかったのかとちょっと驚きだ。 もしかすると、iTunesの対応が間に合わなかったためにApple TVの発売が遅れたのだろうか。

仮想化ソフトParallels Desktop for Macの新版が登場したとのこと。 新バージョンの新機能はWindows Vistaに対応した、環境以降ツールのTransporterを搭載した、WindowsアプリケーションがMac OS Xネイティブの様に動作するCoherenceモードの実装のほか、USB 2.0のプラグ&プレイ、Boot Campパーティーションが利用可能になるなど、かなり便利になっている模様。 Windows VistaをBoot Campで使うなら、Parallels Desktopも入手しておきたいところだ。 Mac OS X 10.5 + Windows Vista Ultimate + Parallels Desktopとなると、相当な出費になりそうなので、今からお金を貯めておこうと思う・・・。

">以前から噂になっていた12インチMacBook Proの噂に加えて、黒いiMacや8コアのMac Proなど、新しい噂があるようだ。 黒いiMacはiPodやMacBookを見ていると出ていないのが不思議なくらいで、Mac ProもQuadコアのプロセッサを2つ積めば順当に8コアとなるので、「ありそう」な噂だ。 12インチMacBook Proは、15インチを購入した後ではあまり見たくないが、本当だとしたら魅力的な製品になると思う。 15インチMacBookについては、自分自身ちょっと必要性が感じられないので、よくわからない。

一方のソフトウェアはMac OS X 10.5 Leopardが3月下旬に出るらしいのでかなり楽しみだ。 Boot Campも正式版となって搭載されるはずなので、Windows Vistaへの対応がどうなっているのか。 Time MachineやSpacesも便利そうなので、正式発表と発売が待ち遠しい。

">先日Windows VistaとXPでは応答性に違いがないという疑わしいレポートがあったが、やはりAeroはシステムに相当な負荷を与えると言うことに間違いはないようだ。 Acer Ferrari 4000というATI MOBILITY RADEON X700 128 MBを積んだラップトップでさえ、異常な発熱に襲われたと言うのである。 通常50〜60°Cで動作しているCPUが、動作温度の限界に近い91°Cに上がったままになってしまうと言うのだから恐ろしい。

わたしも自分のMacBook ProにVistaを入れようかと思っているので、こんな負荷は気になる。 どうもAero機能を切ると元に戻るようなのだが、せっかくVistaにしてAeroを使わないのも癪である。 MacBook ProにVistaを入れたと言う報告もネットに出回ってきているので、良く研究してから導入したいと思う。

ITproに「Windows Vista開発史」と言う興味深い記事が載っている。 これはLonghornと呼ばれていたWindows Vistaの開発の経緯を、それをずっと追ってきたPaul Thurrott氏が時系列に書いたものである。 Longhornへの期待と落胆が書かれており、「そう言えばそうだった」などと懐かしく読むところもあれば、「そう言うことだったのか」と新しい発見もした。

私が知らなかったことで驚いたのは、一度プロジェクトが2004年にリセットされていたことだ。 新機能満載になってしまったLonghornの開発が滞っていたので、もう一度はじめからやり直すと言うある意味英断を行って、今に至っているようだ。 だから、リセットしたからこそきちんとリリースできたと言えるのかもしれない。 興味深い決断だと思う。

やや古い話になるが、Microsoftのフライトシミュレータの最新版、Flight Simulator Xが先月末に発売されていた。 レーシングゲームに興味を持ったのも車の免許を取ってからだったが、今回フライトシミュレータに興味を持ったのも、オランダなどへ出張する機会があり、飛行機を良く使うようになったからだ。 相変わらず自分の影響されやすさには苦笑する。 ただ、24,000もある収録されている民間空港のうち、細かく再現されている1,200にAmsterdam Schiphol空港も含まれているとあっては、実物をどれだけ再現しているのか、あるいは自分がよく見たことのない全体像など、一度確認してみたくなってしまう。 ただし、">私の持っているWindowsマシン(Dell Precision 360)は3D性能が不足気味なので、MacBook Pro + Boot Camp + Windows Vistaと言う組み合わせで確認したいところだが、Vistaの購入に踏ん切りが着かずにいるので、まだまだ先になりそうである・・・。

"最後のWindows"ついに発売と言う記事があったのでつい読んでみた。 冒頭で引退を予定しているビル・ゲイツ氏にとっては最後のWindowsと書いてあったので、それだけのことかと思ったが、本当に最後のメジャーリリースになると言う見方もあるらしい。 また、Windows LiveのようなWebを通じたアプリケーションの提供により、OSの機能増幅をしていく時代でもなくなってきているようだ。 今後は、セキュリティの完全化など、地味なバックエンドでの機能改善が進んでいくのだろうか。 少し寂しい感じもする。

オンライン販売のAmazon.co.jpが買い物額に応じて、以降の買い物に使えるポイントを付与するサービスを開始したそうだ。 ポイントの付与率は商品によって異なるようで、書籍は1%、パソコンなどは5%とされている。 音楽ストアを確認してみると、予約販売は5%、その他は1%と、消費者意識をうまく刺激する作りになっている。 ポイントは40日後に確定して1ポイント1円として使えるそうだ。

小切手は第二の通貨、クレジットカードを第三の通貨と言うこともあるようだが、そうするとポイントは第四の通貨とでも言うべきなのだろうか。 大手家電店だけではなく、スーパーマーケットやレストランなど至る所でポイントサービスが行われているが、とうとうオンラインのAmazon.co.jpまで開始したか、と感じる。

ただこれははっきりと覚えている訳ではないのだが、ポイントサービス開始前後で元々の値段が値上げされたように感じる。 私はWindows Vista Ultimateの値段を見ていたのだが、若干値上がりしたと思う。 本については定価が決まっているから純粋に還元になるのだろうが、これまで定価から割り引いて販売していたソフトウェアや電気機器などは本当に得になったのか疑ってしまう。 ポイントサービスはお店にとっては未使用ポイント分の現金を手元に残せる、逆に言えばお客から無利子でお金を預かっている状態だ。 さらにお客の囲い込みも出来るのだから、ポイント率を上げたり、すぐにポイントを使えるようにするなど、もう少しメリットをわかりやすくしてほしいと思う。

近頃発表されたOQO model 02はなかなか面白そうなPCだ。 CPUは1.5GHz、メモリは1GB、画面は横800ドットに縦480ドットの解像度で、無線・3G・Bluetoothによる通信が可能となっているようだ。 もちろん「PC」と言うだけあって、Windows XPや、どうやらVistaも動作するようなので、出張時の利用に良いかもしれない。 問題は3時間というバッテリーの容量だろうか。

Microsoftが依頼した調査により、Windows Vistaの速度はWindows XP並みとする結果が出たそうだ。 また、Aeroによる速度の低下もほとんど無いそうで、場合によっては速くなったそうだ。 この時期に発表すると言うことは、Vistaの悪いイメージを払拭して購入を促そうと言うものなのだろうが、それにしては歯切れの悪いレポートである。 どうせなら、Vistaを使った方が全面的に速くなる、と言うレポートの方が、現にユーザーとしてはその方がありがたいし、購入意欲につながったと思うが、流石にそこまでは出来なかったのだろうか。

この調査では「Windows VistaとXPの応答性の違い」と「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の二つの試験が行われている。 記事ではCPUがデュアルコアのマシンが1つしかない、と書かれているが、それは記事中にある調査レポート(全47ページのPDF)を見ると間違いで、実際には2つである。 また、CPUを見てハイエンドマシンではない、と言うような書き方がされているが、私はむしろメモリやグラフィックスボードの方が効いているのではないかと考えた。 調査レポートから引用すると、各システムの構成は以下のようになる。 参考までに、WIndows Vista CapableとPremium Readyの基準も並べてみた。

応答性調査に使われたシステムの構成
システム名Dell XPS M170Dell XPS 600Hp a1320yHP d4100e東芝 Tecra M4Vista CapableVista Premium Ready
CPUPentium M 760 (2.0 GHz)Pentium D 940 (3.2 GHz)Pentium 516 (2.93 GHz)Athlon 64 X2 3800+ (2.0 GHz)Pentium M 740 (1.73 GHz)800 MHz1 GHz
メモリー1 GB2 GB512 MB1 GB1 GB512 MB1 GB
グラフィックスGeForce Go 7800 GTX (256 MB)GeForce 7800 GTX (256 MB)Radeon Xpress 200 (256MB)GeForce 7300 LE (256 MB)GeForce Go 6200 TE (64 MB)DirectX 9 対応WDDMドライバ対応, DirectX 9対応, 128 MB, ピクセル シェーダ 2.0, 32 ビットの色深度

これを見ると、メモリで気になるのはHP a1320yの512MBと言うことで、グラフィックスボードで気になるのはグラフィックスメモリを64MBしか積んでいない東芝 Tecra M4だろうか。 ただ、Aeroに関するテストはDell XPS M170でしか行われていていない。 Dell XPS M170はちょうど一年前のCESで発表された、当時最強のゲーム環境を持つノートPCだったそうだ。 たった一年前の最新鋭機を使って、3Dのユーザーインターフェースによる応答性の低下が見られないと言われても、それは当然のことのように思える。 個人的には「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の調査はあまり意味のない調査に感じた。

順序が逆になったが、一方の「Windows VistaとXPの応答性の違い」の調査も、調査結果ほどはっきりした結果ではないように思える。 特にメモリが512MBと、Vista Capableの下限になっているHP a1320yが気になったので、Vistaの方が速かったと調査で言っているcoldスタートの方を抜き出してみた。 すると、Vistaの方が1秒以上速かった試験は2つだけで、会計ソフトのQuickBooksの起動(5.02秒差)と、エクスプローラによる検索(7.29秒差)だけだった。 Vistaでの検索機能はかなり強化されているようなので、これは技術の進歩と素直に認めたい。

一方、XPの方が1秒以上速かった試験は11になった。 いずれも3秒以内の差であるが、アプリケーションの起動(Picture Manager、Excel、エクスプローラ、Word、IE、Outlook、Adobe PDF)が多いことが目についた。 また、全ての試験結果を足してみると、11秒以上XPが速い結果となり、やはり全体的に見ればVistaはXPより遅いと見るのが正しいのではないだろうか。

他のシステム構成まで個別に見るだけの気力がないが、少なくとも512MBのメモリを持つHP a1320yと言うマシンでは、XPの方が速そうだと言うデータに思える。 まあ、今回の調査はMicrosoftから依頼された訳だから、新製品に好意的な結果になるのは当然のことと判断するしかない。 Google ウェブマスターツールの統計のページに書かれている、「統計、 それは見方によって同じ数値から異なる結果が導かれる唯一の科学である。Evan Esar (1899-1995)、アメリカのユーモア作家」と言うのを思い出した。

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