「Google」と一致するもの

旅行記を書いている間に、携帯電話各社の動きがいろいろあったようなので、記事をまとめておきたい。 全体としてソフトバンクの(一部)端末のインパクトが非常に強い印象。 auも新しいことはやっているのだが、私にとってのインパクトはやや小さい。

auの春モデル発表

まだ確定ではないものの、日本国内のiPhoneのキャリアはドコモが有力らしい。 先日トップ同士が会談したとの情報もあるそうだ。 もちろん、トップが会ったから決定というわけではないだろうが、有力と言われればそうとも思える。

一方名前の出ていないau/KDDIだが、Googleのアグレッシブさについて書かれた記事の中で、「(Appleと)話をしなかったと言えば嘘になる」としつつも慎重な姿勢を取っており、あまり期待できないのかもしれない。 auユーザーの一人としては残念だが、LISMOがあるauとしては採用しづらいというのもあるのだろうか。

しかしそのKDDIだが、モバイルWiMAXの免許が与えられる方針がかたまったとされている。 小野寺社長の会見でも事業展開が説明されている。 iPhoneもモバイルWiMAXも、どちらも未確定であるが、さてどうなるだろうか。

表示速度の向上などの新機能を備えるGmailの新バージョンであるが、ちょっと便利な新機能も紹介されていたのでメモしておく。 個人的に便利と感じたのはキーボードショートカットと、その一覧を表示するために「?」キーを押すこと。

マウスでGmailを見ていると、アーカーブしたり次のメールに移ったりする時にいちいちマウスカーソルを移動させてボタンを押すと言うのが面倒くさく感じることがある。 利き手でマウスを操作しつつ、反対の手でキーボードショートカットを操作する、と言う使い方なら、かなり便利に使えそうだ。 ただ、いきなりキーボードショートカットを全て覚えることはできないので、とりあえず「?」を押せば一覧が表示されることだけは覚えておこうと思う。 アーカイブするための「e」キーや、前後のスレッドに移る「k」「j」なども多用しそうだ。

カーナビメーカーのオランダTomtomが、Googleと提携するそうだ。 Google Mapsの検索結果をTomTomのナビに送信出来るようになるそうだ。

別記事でも「消費者は自宅でコンピュータを使って旅行計画を立てる」と指摘されているが、私もまずGoogle Mapsや現地の観光協会サイトを見ながら旅行計画を立てている。 もし計画を立てながらその行き先をカーナビに転送出来れば、再度ナビで検索する手間も省けるし、登録されていない場所を指定する場合にも便利そうだ。 まあ、そもそもTomTomは日本で販売されていないし、私は一つもカーナビを持っていないことが最大の問題だろうか。

Gmailのラベルがカラフルになって使いやすくなったと聞いたので、私も早速確認してみた。 英語版しか無いが、新バージョンのGmailで使えると言うことで、私も設定を変更して試してみた。

ラベルが色分け出来ることになって、確かに非常にわかりやすくなった。 文字色の色分けか背景色の色分けを選ぶことができ、背景色の色分けの方が目立って見える。 同じ系統のラベルであるが、より重要なラベルを背景色の色分けにするなどの使い方も出来そうだ。 日本語版の登場が楽しみである。

">しばらく前に日本語化されたGoogle Readerを引き続き愛用しているが、今度はフォルダやフィードをドラッグ&ドロップで並べ替え可能になったそうだ。 早速使ってみたが、ほとんど直感的に利用可能で便利になった。 これまでは無造作に並べたまま使っていたが、これでよく見るApple(たまたまこれまでも最上位にあった)から順に並べていけるわけだ。

Google GadgetがMacでも利用可能になったそうだ。 Mac版Google Desktopでも利用可能になったということらしい。 記事によれば、Apple WidgetとともにDashboardで利用できるそうだ。 別々に使うのでは不便だと思ったが、これなら利用する人も増えそうだ。

ただ私は、WindowsではGoogle Desktopを利用しているが、MacにはSpotlightやDashboard Widgetがあるので、当面使うつもりはない。 Windows版のGoogle Desktopでも、結局Gadgetはほとんど使っていないし、インデックスに数GBのハードディスク容量が取られてしまうが気になっている。 検索機能は強力なので利用を続けているが、そうでなければ消してしまっているところだろあう。

また、ほかのGoogle関連の話題として、Google Mapsの「地形」レイヤーの追加も報道されている。 通常の地図、航空写真に加えられたもので、山の起伏が見てわかるようになっている。 私は道路を調べるときに使うことが多いので、峠道かどうかがわかりやすくなるかもしれないと期待している。

">GoogleのAndroidはオープンソースの携帯電話プラットフォームとして大きな話題となった。 今回、GoogleからAndroidのSDKが公開され、アプリケーションの開発が出来るようになったようだ。 アプリケーションの記述にはJavaを使用するようだ。 Javaを実行させるための仮想マシンを、Google自ら開発している。

SDKの登場によって、Androidがどのようなアーキテクチャなのかも判明している。 私が気になったのはブラウザがWebKitベースであると言うこと。 Safariのベースにもなっている技術であるから、iPhone向けにWebサイトを作れば、Android採用の携帯電話でも、(ディスプレイの解像度の問題はあるものの)同じようなレンダリングが可能になると期待できるのではないだろうか。

統合Webサービスの「Windows Live」が正式にリリースされた。 ちょうど来日していたMicrosoft CEOのSteve Ballmer氏が発表したそうである。 発表されたばかりのWindows Liveカレンダーβサービスのように、これまでβ版が提供されてきたが、スイートとして組み合わせた形の正式版として移行したようだ。

MicrosoftとしてもGoogleが先行するWebサービス市場の拡大に注目しているようで、これまでのソフトウェア開発にサービスを加えて、ソフトウェア+サービスと言う次の段階に移行することにしたらしい。 ただしMicrosoftらしくこれまでのWindowsを手放す訳ではなく、あくまでWindowsを基本として、それをWebやモバイルへ広げて行こうと言う戦略のようだ。 既存事業という大きな基盤がある点で、Googleとは戦略が異なるのも当然だろう。

なお、提供されるサービスの一覧については、CNETの記事が詳しい。 私自身はウェブメールであるHotmailを昔使っていたが、いまやGmailにほとんど移行してしまった状況だ。 あとはInternet Explorerのツールバーが一応インストールされているくらいだろうか。 一度Googleのサービスに浸かってしまうと他に移りにくくなるが、統合したと言うWindows Liveがどれくらい使いやすくなって行くのか、興味はある。

噂になっていたGoogle製の携帯電話の正体が発表された。 Google PhoneやGphoneなどと噂されていたこともあったが、発表されたのはAndroidと言う携帯電話のプラットフォームだった。 携帯電話端末の発表だと思っていたので、それに留まらずプラットフォームの提案と言うことで驚いた。

同時に、Open Handset Allianceと言う企業連合も結成されており、日本からもKDDIやNTT DoCoMoが参加している。 MicrosoftやAppleが参加していないのは当然としても、Sony EricssonやNokiaが入っていないのはどうしてなのかと思ったら、両者ともSymbianの株主だった。 SoftBankはYahooがあるので参加しないらしい。 SamsungはSymbianの株主でもあるが、今回のAllianceにも参加している。

なおGoogleがこのAndroidやAllianceを作った目的(得られる利益)については、PC向けだったプラットフォーム開発の対象が携帯電話に移行しているとしか書かれておらず、具体的には良くわからない。 現在のGoogleの利益は広告から得られているから、自分たちが仲介する広告を表示する場所を、出来る限り増やして行こうと言う戦略なのだろうか。

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