「iTunes」と一致するもの

WWDCではMac OS X 10.5の新機能も発表された。 これまで小出しにされてきた分、サプライズ発表は無かったようだが、現在のTigerを使っている身としては、10月の発売が待ち遠しい内容だ。

特に気になるのは新しいデスクトップ機能。 いまいちどういう挙動なのかわからないが、デスクトップをすっきりまとめてくれそうな機能なので、期待度が高い。 新しいFinderの機能で、iTunesにあるようなCover Flow機能も面白そう。 iTunesに搭載された時は違和感が大きくてあまり使わないと思っていたが、いつの間にか標準で表示して使っている。 もちろんたくさんのファイルを一度に見渡したいときには不向きだが、視覚効果としてはおもしろいし、なによりプレビューがより大きく観られると言うのは便利そうに思える。 他に期待しているのはSpacesで、どれくらいの使いやすさなのかが興味深い。

">Windows版のSafariが発表された他にも、iPhoneでWeb 2.0標準のWebアプリが動くようになることや、LeopardのServer版についても発表があったようだ。

開催中のWWDCで、AppleからSafari 3のβ版が公開されたそうだ。 Mac版だけではなくWindows版も公開されており、Internet ExplorerやFirefox、Operaよりも高速とうたっているらしい。

Leopardに搭載されるであろうSafari 3を先行公開したことも驚きだが、Windows版を開発していたと言うことも驚きだ。 もちろん、QuickTimeやiTunesの開発でWindows用ソフト開発のノウハウはあるだろうが、WWWブラウザーを移植することにどういう意味があるのだろうか。 Safariのシェアが上がれば、Mac OS Xユーザーも便利な場面が増えてくることは予想できるが、iPhoneとの関係もあるような気がしてならない。

一方、Safariと競合するのはFirefoxなどOS標準でないブラウザー。 OperaもFirefoxも軽さが売りの一つであるだけに、脅威を感じているのではないだろうか。

">iTunes 7.2から対応したDRMフリーでの楽曲提供だが、サービス名がiTunes Plusとして、全世界で提供開始したそうだ。 iTunes PlusのDRMフリーの楽曲には、値段の隣に「+」のマークが表示されるようだ。 公式リリースによれば、楽曲の値段は200円または270円となり、米国での1.29ドルよりも割高のような気もするが、これまでの標準価格も高かったのでこんなものなのだろうか。

また、iTunes Store関連では、大学関連の情報ポータルとして、iTunes Uも開設されているこれまでもラテン向けのポータルが開設されていたことは知らなかったが、こうしたポータル開設はその利用者にとってはかなり便利だ。 iTunesのページにブックマークをつけられれば良いのだが、これまでは大学の名前をいちいち検索してから新しいポッドキャストを捜すなどしなければならなかった。 ポータル化によって、新しいポッドキャストは順に紹介されて行くものと考えられるから、手間が省ける。 情報の充実を期待したい。

AppleからWindows Vistaに対応したiTunes 7.2が発表された">少しずつ対応を進めてきたiTunesのVista対応も、ようやく一通り完成と言うことになる。

このiTunes 7.2はDRMフリー楽曲の配信にも対応しているようなので興味深い。 DRMフリーとなった方が環境の移行に便利だし、音質も良くなっているようなので、楽曲を購入する場合に選ぶことができれば、こちらを購入してみたい。 問題はすべての楽曲がDRMフリーで配信される訳ではないと言うことだろうか。

iPodがついにWindows Vistaでも安全に使えるようになったようだ。 ">以前、Vistaへの対応を改善したiTunes 7.1がリリースされていたが、今回の修正はMicrosoft側からのもの。 Apple側だけの対応では対応しきれず、Vista側の修正に至ったのだろうか。 それにしても発売からもう3ヶ月もたっての対応なので、待ちくたびれた人もいるのではないだろうか。

Aurora

Macを目覚まし代わりにするソフト。 iTunesの好きなプレイリストを再生できる。 スヌーズなども出来るので、携帯電話をなくしたときにはかなり重宝した。 今はあまり使っていない・・・。

Hugin

パノラマ写真を作成可能なソフト。 Linuxにも対応している。 まだ使い方がよくわからないのと、よくわからないので綺麗に合成できないのが悔しい。 DoubleTakeというシェアウェアの方が簡単に綺麗なパノラマ写真を作れるが、ここはフリーソフトを使いこなしたいところ。

Shupapan

リネームソフト。 Windowsにはこう言うソフトはたくさんあるのに、Macとなるとなかなかないことが多い。 Shupapanは高機能で一通りのリネームは出来そうである。

Boot Campがバージョンアップし、Windows Vista(32bit版)へ正式に対応した。 また、Apple RemoteがWindows内のiTunesやWindows Media Playerの再生に対応したことも面白そうだ。 Mac OS X 10.5 Leopardがいつ発売されるのか未知数の中、β版ながらもVistaに正式対応したBoot Campが登場したので、私もそろそろVistaのインストールに踏み切ろうかと思っている。

AppleからWindows Vistaへの対応を強化したiTunes 7.1がリリースされた。 Windows VistaでこれまでのiTunesを使うと、iTunes Storeで購入した曲の再生が出来なかったらしいが、7.1でそれは解消されているようだ。 とは言え、未だiTunes上で取り外し動作をする必要がある、64bit版Vistaに対応していないなどの不具合は残っているようで、完全対応版とは言えないらしい。

一方で、近日発売予定のApple TVへ対応したり、Cover Flow(アルバムジャケットを並べて表示するビュー)の全画面表示に対応したりしているそうだ。 試しに全画面表示をさせてみたが、ジャケットに使っている画像が粗いとちょっと悲しい状況になってしまった。 Apple TVへの対応はまだしていなかったのかとちょっと驚きだ。 もしかすると、iTunesの対応が間に合わなかったためにApple TVの発売が遅れたのだろうか。

Microsoft が一時期WMP互換iPodを実現するため提携を考えていたと報道されている。 WMPのファイルが再生可能なiPodがリリースされれば、iTunesの独占は崩れてしまうから、どの程度提携の話が進んだのかわからないが、話し合いは相当難航を極めたと思われる。 ただ、記事の冒頭には提携を検討と書いてあるが、記事の中で全く触れられていないので、本当に検討していたかどうかはよくわからない。

前後関係は不明だが、MicrosoftはiPodに対してWMPをサポートするオーディオプレイヤーの酷さに失望し、iPodとの提携模索や、オーディオプレイヤーメーカーへの技術協力をしたようだ。 そうは言うものの、結局Zuneの発売に至ったのだから、技術協力をしても満足出来る結果は得られなかったのだろう。 ただ、この記事で重要なのは一番最後にある、WMP離れを防ぐためにZuneを開発したという点だろう。 Microsoftは、結局のところハードウェアが目的なのではなくて、自社のソフトウェアのシェアの維持が目的なのである。 ソフトウェアのシェアによって、コンテンツ保護技術を通したコンテンツの確保も出来る。 記事中のMicrosoftの主張が本当だとすれば、やはりMicrosoftの戦略はしっかりしたものだと感心せざるを得ない。

">iPhoneの発表記事でも一部触れられていたがApple ComputerがAppleへと社名を変更したそうだ。

一般には既にApple、と言えばApple Computerと言う状態だったが、あちこちで指摘されている通り、社名を変更すると言うことはAppleのビジネス内容の変化を示していると思う。 すなわち、コンピュータのハードウェアとソフトウェア(MacとMac OS)を作ってきたこれまでのビジネスだけではなく、iPodやiPhoneなどに代表される周辺機器製造、そして.MacやiTunes Storeのようなサービス・コンテンツビジネスへの展開を素直に表したものなのだろう。 この社名変更を契機に、Appleがこれまで以上にコンピュータ以外のビジネスを広げていくのか、楽しみである。

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