「Mac OS X」と一致するもの

Mozilla JapanがFirefoxのメジャーバージョンアップ版である2.0のリリースを間近に控え、説明会を行ったそうだ。 Mozilla/Firefoxのシェアの上昇や、対抗としてのIE7の開発が行われたことへの自信と自負に満ちた説明だったように感じられる。 私がMozillaを使い始めたのはバージョンが1に満たなかったころ(0.xとかの時代)だったが、それに比べると現在は非常に大勢の人たちがFirefoxを利用していることがわかる。 ただ、私の周りではそれほどユーザー数が変わったような印象はなくて、当時からNetscape/Mozillaを使っていたような人はそのまま非IE系のWWWブラウザを使っているし、IE系を使っていた人はそのままSleipnirなどのコンポーネント系を使っているように思う。

地域別に見ると、ヨーロッパが多いと言うのは前から聞いて知っていたのだが、オーストラリアも多いというのは初めて知った。 一方で日本は遅れているようだが、日本語周りのバグが解消されて伸びたらしい。 そう言うバグについて気がつかなかったが、Mozilla 1.8のα版まで使い続けており、ちょうどそのころMac OS XでSafari/Caminoに乗り換えたからかもしれない。 Mozillaはずっと長く使っていたが、実はFirefoxをデフォルトブラウザにし始めたのは最近で、バージョンも1.5になってからではないかと言うくらいなのだ。

話を戻すとFirefox 2.0の目玉機能はよく使われている拡張機能の標準搭載という感じだ。 タブブラウジング機能の改良はTab Mix Plusが、RSS機能強化はSageが、フィッシング警告機能はGoogle Toolbarが、などなど、確かに拡張機能にもある機能ばかりだ。 標準では不十分な機能が拡張で補完され、さらに本体へとフィードバックされていく、良い循環になっていると思う。 マウスジェスチャーについてはは好みがあるからなのか、意図しない動作で混乱するのを防ぐためなのか、よくわからないが搭載されるとは書いてない。 また、AdBlockについては流石に標準搭載は無理なのだろう。 ポップアップブロックがせいぜいと言うところか。

まだ日にちは明らかにされていないようだが、現在リリースされているRC3も問題なければ正式版になるとどこかで読んだように思うので、リリースが間近なのは間違いない。 いずれにしても、正式版リリースが楽しみである。

">画面やキーボードの問題で、せっかく動くようになったのにいまいち使いにくいMac mini in オランダだが、リモートデスクトップ機能があるのを思い出し、これで使えないかと試してみた。 実は初めは逆で、Mac OS XからWindows PCのデスクトップを操作する、Microsft製のフリーウェアを試そうとしていたのだ。 なぜ今更というと、これまでMacとWindowsのインターネット接続は、まずMac miniにWAN側をつなぎ、FirewireでWindows PCにつなぐと言う方法を採っていて、この接続方法だと上記リンク先のRemote Desktop Connection Client (RDC) for Macはなぜか使えないのである。 まあ、実はこれも結局うまく動かなかったのだが、ならば逆はどうだ、と言うことでWindows PCからMacのデスクトップの利用を考えてみた

以前からMac OS Xのシステム環境設定の「共有」に、「Apple Remote Desktop」とあるのは知っていたので、これを利用可能にすればよいのはすぐに想像できたのだが、Windows側のクライアントがよくわからなかった。 上記のRDC for MacのWindows版が欲しいわけである。 少し調べてみると、このApple Remote Desktopと言うのはVNCと言うOSに依存しない規格に沿っているので、このクライアントさえ用意すればWindowsからでもLinuxからでもデスクトップを操作できるようだ。

とりあえず検索で引っかかった、名前もそのままなVNCと言うソフトウェアを窓の杜から入手した。 RealVNC社が作っているVNCのサーバー・クライアントソフトで、窓の杜では無料版が入手できる(以下、紛らわしいので、便宜上このソフトウェアのことをRealVNCと呼ばせてもらう)。

ところが、これがうまく接続できない。 Mac OS X側の設定が足りなかったためで、MacWikiと言う情報サイトのVNCの項目を参照して、共有のApple Remote Desktopのところにある「アクセス権」と言う設定で「VNC使用者が画面を操作することを許可」と言うチェックボックスをONにした。 そうしたら、うまく接続できるようになった。

ただ、このRealVNCソフトウェアだが、現在ベータ版のWindows Defender(防御ツール)からはリモート制御ソフトウェアとして警告されてしまう。 そのためか、接続が時々出来なかったり、途中で接続が止まってしまうこともある。 また、Mac mini側が省電力状態になったりすると接続が切れてしまったり、そもそも最初の接続が出来なかったりする。 Wake on LAN機能を使えば良いのかもしれないが、まだ試していない。

さて、実際の使用感だが、ネットワークの速度の問題なのか、画面の描画がかなり遅い。 数テンポ遅れる感じだし、Mac OS Xではアニメーションを多用しているので、コマ落ちのような状態になっている。 ただ、マウスやキーボードなどへの反応は全く問題ない印象だ。 AirMac Expressを経由しているのでネットワーク速度がボトルネックになっている印象だが、有線LANで接続すればかなり使用感も改善されるのではないだろうか。

Appleから発売されている無線LANベースステーションである、AirMac Expressも購入してしまった。 AirMac Expressはコンセントに直接取り付けるようになっており、外見はiPodの充電器をやや大きくしたような形である。 オランダ出張に必要と言うわけではないが、Windows PCとMac miniの両方を持っていく予定なので、LANハブ代わりに使えるし、無線なのでケーブルも少なくて済む。 そうやって自分を納得させて購入した。 もちろん、AirMac Expressなら海外でもコンセントの形状さえ合わせれば使えると言うことは確認済みだから、余計に購入しやすかった。

せっかくなので日本で予め試してみることにした。 元々モデム側の設定がDHCPのため、Mac OS X搭載のAirMac設定アシスタントを使ってすぐに設定できた。 思ったより、むしろ驚くほど簡単で、びっくりした。 速度はなんとなく遅くなった印象もあるが、ケーブルを接続しなくても良いと言うのは便利だ。 Windows PCの方はソフトウェアをインストールしただけで試していないが、この調子なら簡単に接続できそうだ。

">しばらく前から公開されていたGoogle Calendarには、Mac OS X標準のカレンダーソフトである、iCalからカレンダーを読み込む機能が備わっている。 自分で作ったカレンダーごとにURLが指定されていて、これをiCalの「照会」という機能を使って読み込むことが出来る。 ただ、残念なのはこうして読み込んだカレンダーは読み込み専用となってしまい、iCalで変更が行えないと言うことだ。 Google Calendarは確かに便利であり、マウスで予定をドラッグ&ドロップできるなど、不自由なく利用することが出来る。 ただ、せっかくならローカルのソフトをクライアントとしても使いたいのだが、どうも出来ないらしい。 ネットで検索してみると、以前はiCalでインポートすると日本語がうまく反映されないなどの問題があったようだが、少なくとも私が試した限りでは問題なかった。 Google Calendarも改良が続けられていると言うことなので、今後、iCalなど外部ソフトウェアからもGoogle Calendarのデータを変更できるようになるよう期待したい。

これまでSafari、CaminoとMac OS X上のブラウザを切り替えて使ってきたが、とうとうFirefoxに落ち着きそうである。 Safariは設定が保存されなくなってダメ、Caminoはあまりに低機能でダメ、と、Windowsでも使っているFirefoxに白羽の矢がたった訳だ。 本当は、Mac OS Xなのだから、Macでしか使えないブラウザを使いたいところなのだが、「拡張機能」によるFirefoxのカスタマイズが案外自分好みになることに気がついたので、Caminoをあっさり捨ててしまった。 使っている拡張機能は以下の通りだ。

Mouse Gestures

マウスジェスチャの中では、Mozillaの時代から使っているものであり、ジェスチャと機能の組み合わせに、一番慣れている。 一時期、All in One Gestureを試したことがあったが、あちらはマウスの動きが上下左右しか使えず、やはりMouse Gesturesに戻ってきた。 Mouse Gesturesでは、斜め方向もジェスチャに登録できるのが好きである。

Adblock Plus

広告カットしてくれる。 フィルタセットも用意されているが、自分でフィルタを作って行くのが結構楽しい。 申し訳ないなと思いながらも、ニュースサイトの画像広告をフィルタに加えている。

Tab Mix Plus

Caminoのように、各タブに閉じるボタンを付けられるようになる。 ブラウザを閉じたときに、セッションを保存しておいてくれるので、作業中に再起動しなくてはならなくなったときなどに便利。 私のしたいタブ関連のカスタマイズはこれで十分。

Copy URL +

ファイルのタイトルにURLでアンカーをつけてコピーできるようになるらしい。 blogを作成するときに便利と書いてあったので導入したが、まだ使っていない。

Web Developer 日本語版

ウインドウのサイズ変更や、CSSの適用、あるいは文法チェッカの起動など、Webサイトの作成に便利な機能がひとまとめになっている。 文法チェッカの起動だけでも私には価値がある。

Google Toolbar

Firefox標準の検索ボックスはWikipediaがすぐ使えるようになっているので、もう一つGoogle用に検索ボックスを用意している。 キーワードのハイライトが便利。

Appleが開催中のWWDCにて、Mac Proが発表されたAppleからも公式にプレスリリースが出ている。 待ちに待った、と言う感じのデスクトップMacのハイエンド機種が登場した。

Intel Xeon 5100を2基搭載するので、4コアのマシンとなった。 その他のスペックも豪華で、標準構成では2.66GHz CPU、メモリ1GB、NVIDIA GeForce 7300 GT 256MB グラフィックカード、250GB HDDなどである。 それでいて、Apple Store価格は31万9800円となっている。 一方のMacBook Proが同価格帯となっているので、だいぶ割安に感じる。 PowerMac G5と比べても、安めの価格設定となっているようだ。

Mac OS X 10.5となる、"Leopard"の新機能も、一部紹介されている。 目玉機能の一つ「Time Machine」だが、Windowsのシステム設定の保存に、ドキュメントファイルの自動バックアップを付け加えたような印象だ。 他にはSpacesと言う仮想デスクトップソフトもあり、Time Machineよりもこちらの方が普段よく使う便利な機能になりそうだ。 ただ、新機能はこれくらいであり、後はMailやDashboardなどの改良にとどまり、何となくインパクトに欠けるような気がしなくもない。

他には、Xserveの新機種が紹介されたようだが、噂されていた新iPod nanoやiPhone、それに私が期待していたCore 2 Duo搭載のMacBook Proなどは発表されなかった。 おきまりの「one more thing...」についても報道されていないから、どうもやらなかったようだ。 Core 2 Duoプロセッサは先日発表されたばかりだし、他のPCメーカーも搭載マシンを発表していないから、まあ仕方のないことかもしれないが、「one more thing...」がなかったことは、ある意味でサプライズだし、悪く言えばがっかりだ。

話は少しずれるが、私は現在使っているのが">Dell Precision 360とApple Mac mini G4であり、どちらもノートブックタイプではない。 ディスプレイがある場所になら、Mac miniは持ち運んで使えるが、どこでも使えると言う訳ではない。 携帯性を考え、最近ではノートブックが欲しくなってきていた。 狙っていたのは、Boot CampでWindows XP上の3Dゲームも快適に動かせるMacBook Proだ。 私が狙っていたのは中間モデルの15.4インチディスプレイに、ATI Mobility Radeon X1600 256MBを組み合わせたモデルだった。 17インチモデルは流石に持ち運び出来ないし、かといってグラフィックカードが128MBメモリでは、3Dゲームの動作は今一だろう。

ところが、今回のMac Proの登場で、あまりのスペックの差異に、足踏みしてしまっている。 ディスプレイが付いており、携帯もかろうじて可能と言うことで、MacBook Proの方が利便性に優れるとはいえ、これだけのスペック差があるのにほとんど同じ価格と言うのは納得できない。 欲しいとは思っても、拒否反応の方が強すぎるのだ。 かと言って、ゲームはある程度あきらめ、MacBookにするのも却下だ。 というのも、MacBookのディスプレイは、全て光沢仕上げになっている。 明るさが増すと言う主張がされているが、背景が移り込むため、利用可能な場所がきわめて限られてしまう。 携帯するはずのノートブックタイプなのに、これでは意味がない。 コストだけで選ぶのなら、パワー不足を感じているMac mini G4のIntel Mac版へのリプレースだが、これではそもそも携帯性に劣る。

従って、現状で私が買いたいと思うMac製品は、正直なところなくなってしまった。 Core 2 Duo搭載のMacBookまたはMacBook Proの登場を楽しみにしたい。

日経BPに、マルチディスプレイの快適さを紹介する記事が掲載されている。 記事自体は仕事で使うことを前提にマルチディスプレイの快適さを解いているのだが、紹介例が5台のディスプレイを3台のコンピュータで運用しており、キーボードやマウスの使い方に苦労している様子が伺える。 私も、以前はデュアルディスプレイ構成をしていたし、今はシングルディスプレイでPCとMacを切り替えて利用しているが、やはりUIの切り替えには試行錯誤した。

まず、マルチディスプレイの有効性は言わずもがなである。 そもそも、一般のソフトウェアは一つの画面をそれなりの面積で占有することで、効率良く作業できるようになっている。 これはゲームなどでも同じことである。 一方、何かの資料を参考に作業をしたいことは良くある。 すると、シングルディスプレイでは、画面の一部分を資料にまわすか、いちいちアプリケーションの切り替えを行わなくてはならず、作業性が低下する。 こういうとき、デュアルディスプレイは目を移動させるだけですむので、非常に有効である。

一方、コンピュータを複数切り替えて利用すると言うのは、私自身はあまり有効だと思わない。 CPUパワーを目一杯使うような仕事をしていれば、参考資料の表示には安価なセカンドコンピュータを利用すれば十分だと思うが、そう出なければ、マルチディスプレイに対応したビデオカードを購入する方が、より安価かどうかはわからないが、キーボードやマウスの切り替えなどに悩む必要はない。 今、PCとMacを切り替えて利用していて便利だと思うのは、Windowsでやっているゲームの内容を、MacのWWWブラウザからBlogで更新するのに便利とか、そういうしょうもない状況のときしかない。

私のこんな経験から言うと、キーボードやマウスの切り替えは、切り替え機を使っていても十分だと思う。 記事では、ミニキーボードやワイヤレスマウスをコンピュータの台数分購入している。 その理由が、切り替え機ではカーソルがどの画面にあるのかわからなくなる、と言うものなのだが、どの順番で切り替わるかはすぐに慣れるから、切り替えに応じて目で追えるようになるはずだ。 私の使っている切り替え機はコントロールキーを素早く2回押すと入出力が切り替わるようになっているので、切り替え自体も作業を中断することなく行える。

また、上記の記事のトラックバックをたどって行ったら、Synergyと言うソフトを使って、複数コンピュータでキーボード・マウスを共有すると言う方法もあった。 このソフトはTCP/IPを使って共有を実現し、Mac OS X・Windows・Linuxの混在している状況でも、一つのデスクトップを使っているような感覚で共有が可能らしい。 クリップボードの共有も出来ると言うので、かなり便利そうだ。 ただ、ディスプレイを共有することは出来ないので、この点は切り替え機に頼るしかないようだ。

日経BPの運営している、Tech-Onと言うサイトがある。 技術系のニュースが多く、私も興味を引かれて見に行くことが多い。 だが、記事は初めのいくつかの段落を除いて、会員登録しないと見られない。 これは、日経BP全体の会員登録とは別の登録で、日経BPのパスポートサービスに登録していても、さらにもう一段階の登録作業が必要で、ただでさえ面倒である。

しかも、登録の際に入力する「必須情報」に、生年月日に会社名や連絡先が含まれている。 もちろん、会社に勤めていない人もいることを想定して「その他」という入力も出来るらしいから、あまり個人情報を広めたくない人はそうすればよいだろう。 連絡先は勤務先か自宅の住所・電話番号を入力することになっている。 結構細かく聞いてくるので嫌になる。

これはいつも不思議なのだが、住所はおそらくDMを送っていた時代の名残なのだろうが、そもそも日経BPパスポートサービスとは、メールマガジンを登録するためのサービスだ。 それなのにDM送付用の住所を聞いてくるのはナンセンスとしか言いようがない。 電話番号に至ってはまったく理解不能としか言いようが無く、本当にその電話番号に電話をかけるのだろうだろうか。 これだけ迷惑電話・迷惑DM・迷惑メールと騒がれ続けてきたのに、電話番号を入力させるのは無意味としか思えない。

その一方で、個人情報流出のニュースや、「自分だけは大丈夫」が危ない、などと言う記事を流しているのだから呆れる。 Tech-Onはいつまで余分な個人情報を集め続けるのだろうか。

ちなみに、私の環境では、意を決して個人情報を入力しても、サーバーが応答しなかった。 おそらく、Caminoと言うマイナーなブラウザを使っているためだろうが、Mac OS Xではそれなりに有名なブラウザだし、標準技術への対応は悪くないはずだ。 技術者を応援するなどと謳うなら、もう少し考えたサイト作りをしてもらいたいものだ。

Googleから新しいサービスが提供が開始されたそうだ。 Google Co-opはGoogleの検索結果に、専門性の高い人間の介在を加えるもので、これまでのGoogleのポリシーとはまるで反対のようなサービスだ。 ウェブ進化論でも書かれたいたことだが、Yahoo!は人間の介在によって質が高まると考えており、Googleは人間を介在させないことで質を向上させる、と言う哲学をそれぞれ持っているらしい。 Google Co-opは検索結果に特定の人間の介在を認めており、これまでとは異なる方向へGoogleが手を伸ばしていると感じる。

Google Desktop 4はWindows向けのサービスであり、SpotlightにDashboardと、同等の機能を既にOSが持っているMac OS X 10.4ユーザーとしては、あまり興味もわかない。 Google Desktop 3は他のコンピュータからも、自分のコンピュータの内容が検索されてしまうとして問題化していたが、今回それをオフにする機能が付いたようだ。 ようやく、と言うところだろうか。

Google Notebookは、今回の新サービスの中では一番面白そうだ。 だが、著作権の問題を内在していそうに思うし、いろいろな問題を引き起こしそうにも思う。

Google Trendsは、あってもいいが、必要性を感じないサービスだ。 たとえば「porsche」で検索すると、PorscheがVWの株を20%取得する、と発表された時に、検索数もニュースの参照数も増加していることがわかる。 「へえ、ほお。」とは思うのだが、それだけなのだ。 何か面白いことに活用できないだろうか?

ITproの記事に「現時点で判明した『Windows Vistaの欠点』を暴く」と言う記事が掲載されている。 やや古いビルドのWindows Vistaに基づいて書かれた記事であり、最新のビルドでは若干改善されているようだが、当初Microsoftが謳っていたVista(当時はLonghornと呼ばれていたのだろうが)の機能が、いろいろと削除されてしまったことを指摘している。 また、Vistaになって使いにくくなった部分なども書かれているが、使いやすさには個人差があり、また慣れによって改善される部分もあると思う。

記事に「Mac OS XのSpotlightを真似たことが明白なインデックス・ベースの検索エンジン」と書かれているが、私が使ったことのあるWindows 2000のころから、インデックス・サービスという機能は付いていて、それに基づいて検索することは可能だった。 このVistaに搭載されるという検索エンジンは、それとは異なるものなのだろうか?

OSの技術を革新することは、旧バージョンのOSと互換性が無くなると言うことだ。 前にもWindowsの互換性は非常に細かく設定されていると言う記事が掲載されたことがあるが、互換性維持のため、あまりに旧バージョンと異なる機能は実現できないことも多いのかもしれない。 Mac OS Xはそれまでのバージョンに比べて、全く異なった革新的なOSだが、旧バージョンのソフトウェアはエミュレーションという形でしか実行できない。 また、Intel Macへの移行も革新的だが、やはりソフトウェアの互換性はない。

Windowsの新バージョンには革新的な機能はあまり搭載されなかったが、Mac OSには革新的な機能がたびたび搭載されている。 Windowsならば昔のソフトウェア資産を利用できるが、Mac OSでは利用できないことがたびたび起きている。 さて、ユーザーとしてはどちらがよいのだろうか?

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