「携帯電話」と一致するもの

ITmediaの「Apple、携帯からのメディア予約に関する特許出願」と言う記事によると、Appleが携帯電話などでiTunes Music Storeにアクセスして曲を選び、PCなどでそれを購入する、と言う仕組みに特許を出願したそうだ。 iTunes対応携帯電話も発売されていたが、これはiPodに対応するデバイスなので、この携帯電話で購入して、そのまま曲をダウンロードできるようにはならないと思われる。 結局はPCやMacなどのコンピュータを経由してソフトウェアのダウンロード・転送をおこなうのだから、携帯電話そのものが決済機能を持っている必要はなく、「ショッピングカート」の様なものに追加しておければよい話である。

これで、iTunes Music Storeのモバイル版の登場も、それほど遠い未来のことではなくなった。 ただ、結局のところ購入を決めた音楽をその場で聴くことは出来ないので、売り上げにどれほど効果をもたらすのか、個人的には疑問である。

Slashdotに「日本語がブログでの使用言語で世界一のシェア」と言うストーリー(Slashdotで「記事」に相当するもの)が出ている。 エントリー数で一番多かったのが日本語のエントリーだった、と言う調査結果らしい。 日本語のエントリーは、携帯電話からの投稿も多いため、短いエントリーが多いそうである。 また、ユーザーからの投稿では、「Blogと言うよりただの日記」と言う指摘も出るなど、詰まるところ「Blog」としての規模は、日本はまだまだではないか?と言う論調だ。

そう言われると私がやっていることもBlogのシステム(Movable Type)は利用しているものの、「Blog」としてはどうかと言われると、疑問符を付けざるを得ない。 最近は、メールマガジンやWebサイトを眺めて、興味を引いた記事の紹介と感想を書いているから、「Blog」に近いものになってきたかもしれないが、どちらかというと私の行動した中で、特に面白かったもの、書き残しておきたいものをエントリーしている。 だから、このサイトの紹介にも書いたとおり、「Myself log」に近いと思っている。

ツールはツールで、やりたいことをやるのは自分だから、Blogの定義に振り回されても仕方がないことだ。 だから私は開き直っているし、日本語のエントリーが英語のエントリーより多かったと言うことは、少なくとも日本のインターネット環境が充実していることの表れで、喜ばしいことだと思う。

それにしても意外だったのは、海外では、あまり携帯電話からインターネットを利用しないか、少なくともサービスがあまり整っていないと言うことだ。 モバイルからBlogを付ける「Moblog」なんて言葉もあるくらいだから、てっきり盛んにおこなわれているのかと思ったら、Slashdotの記事を見る限り、そんなのは日本くらい、と言うことのようだ。 それとも、Blogを付けるのはまだまだ一部の人たちだけで、日本のような大規模な流行に至っていないのだろうか。

デジタルARENAの記事「Google CalendarがはげしくWeb2.0である2つの理由」と言う記事で知ったのだが、Googleが今度はWeb上で使うCalendarを公開したらしい。 私はWeb 2.0がどういうことなのか、まだよくわかっていないが、なんとなく、Web 2.0と言うのがどういうことなのか、伝わってきた。

カレンダーと言えば、昔Mozilla上で動くXULアプリケーションを使っていたことや、Mac OS XのiCalを一時期試していたことなどを思い出した。 だが、結局紙媒体の利便性に負けて、どちらも使わなくなってしまった。

いつでもどこでも、Webに接続できるようになれば、このGoogle Calendarは非常に便利だと思う。 スケジューラには「いつでもどこでも」と言う点が必須の機能だと思うが、残念ながら、コンピュータ上のサービスではそう言った機能を持ち合わせているとは言えない。 携帯電話で使えるのなら便利かもしれないが、携帯電話というプラットフォーム自体が、基本的に日本限定のため、グローバルなサービスにはならないだろう。 そうすると、今のところ紙の媒体が一番便利なのである。 インターネットに接続されていなくても、電気が無くても、スケジュール帳と鉛筆さえあれば使えるのだから。

久しぶりに学生時代からの友人と再会。 いつも新宿で飲んでいたが、たまには別のところ、と言うことで秋葉原になった。 私も秋葉原に来るのは久しぶりで、特にヨドバシカメラには一度も行ったことがなかったので、良い機会だと思った。

ヨドバシカメラはかなりの広さで驚いたが、あまりに広くて隅々まで見る気がせず、1階のMac関連の売り場と、携帯電話を少し眺め、後は2階でソフトウェアコーナーなどを眺めて帰ってきた。 とにかく、あの広さには驚いた。 どこに何が売っているか、一人で行ったらきっと迷ってしまうだろう。

秋葉原の駅前では、メイドのコスプレをした人を撮影する輪ができていたり、中年の男性が女子高生?のコスプレをしていたり、なんかもう、何でもありの混沌世界になっていた。 友人の話では、マスコミが秋葉原のメイド喫茶などを大きく報道するようになってから、こういう傾向に拍車がかかったらしい。 なんともまあ、マスコミの力はすさまじい。

しばらく歩き回っておなかも空いたので、ガード下にある飲み屋に入ってきた。 秋葉原にも落ち着いて飲める普通の飲み屋があるのだなあと驚いた。 ここまで書いたら失礼か。 日本酒4合を二人で飲んだせいか、だいぶ頭が痛くなったが、なんとか帰ってきた。

NHKがトヨタからの理事招聘を検討しているらしい。 最近ではソニーも社外取締役をトヨタから受け入れたばかりで、日本の企業の中でトヨタの力が際だっている。 そう言えば、ブランド・ジャパン2006を取り上げたエントリーでは、消費者の評価についてしか書かなかったが、企業の評価で言うと、トヨタ自動車がダントツでトップだったらしい。

私は天の邪鬼なので、ダントツのNo.1と言うのは嫌いである。 携帯電話はauを使っているのも、なんとなくそんな理由があったのも事実だ。 これはあくまで私がそうだ、と言う意味なのだが、No.1になるとその位置を維持するための行動になってしまい、それまで上を目指して進歩を続けてきたのに、それをやめてしまうと思うのだ。 良く、上司のことばかり気にしている人間を、ヒラメと言ったりカエルと言ったりするそうだが、別にカエルでも良いと思う。 上司ではなく、上に立つライバルを見つめて、いつかぴょんとジャンプしてやる。 そんな気持ちって大切だと思う。

エレクトロニクス、と言うカテゴリーでも創っておけば良かったような気もするが、とりあえずこれ以上のカテゴリの増加は避けたいところだ。

いきなり話がそれたが、SONYから世界最小・最軽量のデジタルハイビジョンカメラが発売されたらしい。 知らなかったのだが、この先代のカメラも、大幅に小型化されたものだったらしいが、今回はその75%のサイズ・重量となったらしい。 初め、記事に「約1/4も削減したという」と書いてあったので、「そうか、1/4になったのなら驚くほど小さいな。むしろ、大幅に小型化されたという先代のその前(先々代)ってどんなサイズだったんだ?」などと空目したが、3/4になったと言うことらしい。 まったく、記者は読者を引きつけるのがうまい。

しかし、こういう商品を出してくるのはいかにもソニーらしい。 やはり、ソニーはものを小さくするのがうまいのだと思う。 トランジスタラジオやウォークマンに始まり、最近では新型PS2やPSP、携帯電話のpreminiなどが記憶に残っている。 こういう「驚き」がソニーのブランドを支える柱の一つになっていたのは確かだと思う。 直近のブランド調査ではトップの座をスタジオジブリに明け渡したが、ジブリもうかうかしていられないのではないかと思った。 少なくとも、このカメラには、それだけの魅力がある。

SAFETY JAPANに、大前研一氏の連載があるのだが、携帯電話のナンバーポータビリティを話題にした、「2006年、携帯電話各社の攻防が激化する〜目が離せない携帯電話業界三国志〜」と言う回があった。 SAFETY JAPANは安全・安心・セキュリティに関係する話題を集めたサイトで、なかなか面白い連載が多い。

携帯電話のナンバーポータビリティとは、携帯電話のキャリアを替えても電話番号はそのまま引き継ぐことが出来るサービスである。 上記の記事は、企業のリスクなどがテーマのため、新規参入事業者や、ソフトバンクの戦略について話が進んでいるが、私は、ナンバーポータビリティによって、どんな変化が起こるかを考えてみたい。

記事中でも指摘されているが、このポータビリティは、あくまで電話番号に限った話で、メールアドレスは持ち出せない。 考えても見れば、番号はただの番号だが、メールアドレスにはドメインが含まれている以上、サービスを提供するキャリアと不可分なのは当然だ。 だから、記事では若い女性では移行は起きない、としている。

私は、当初「本当にそうか?例えば転送サービスがあるではないか」と思ったが、転送サービスのメールアドレスを他人に教えて運用するには無理がある。 いくつか理由を挙げてみよう。

  1. 元々の携帯電話のメールアドレスを、一度転送サービスのアドレスに変更した旨を、知り合いに伝えなくてはならない。 これでは結局キャリアを変更したときと面倒は同じで、しょっちゅうキャリアを変更するつもりがあるのなら話は別だが、そう言う人はまれだろう。

  2. 転送サービスのメールアドレスからメールを送信できない。 これは結構致命的だ。 結局、新しいキャリアのメールアドレスから送るのであれば、次の返信は転送サービスのアドレスではなく、新しいキャリアのアドレスに来るだろう。 これでは転送サービスを導入した意味がない。

    標準でPOPやIMAPを使える携帯電話があれば、この辺の問題もスムーズに行くのだろうが、PHSならまだしも、携帯電話にそう言う機能はなさそう。

と、ここまで考えてまた思いついた。 IMAPを使えるWebメールはあるのだし、いっそのことアプリで実装してはどうか? いやいや、自分のキャリアへユーザーを引き込むための魅力ある機能として、各キャリアが標準機能として導入をしはじめたらおもしろい。 ユーザーは、キャリア以外の業者が提供する、メールアカウントを契約して、そこを携帯電話のメールアドレスとして利用する。 こうすれば、変更は一度だけで済むし、その後は番号もメールアドレスも気にすることなくキャリアの変更が出来る。 いっそのこと、総務省命令で、キャリアを超えたメールアドレスを提供できるようにしてはどうか、と言った妄想までふくらんできた。

いずれにしても、ナンバーポータビリティはキャリア各社にとってもビジネスチャンスだし、他社にとっても、関連したサービスを投入するチャンスになるのではないかと思う。 私はauから変更する気は全くないが、どんな変化が起きるのか、興味は尽きない。

昨日、SPAMはうまいと書いたが、今日は大量のspamメールが来ている。 もちろん、こちらは正真正銘の迷惑メールである。

私の携帯電話のメールアドレスは、初めに契約した5年くらい前から、一度も変更していない。 文字数も8文字と比較的短いので、数年前から迷惑メールが届くようになった。 きっかけはよくわからないが、携帯電話のメールアドレスをWebサイトの登録などに使った覚えはなく、単に知り合いとのやりとりに使っていただけなのだが、総当たりで見つかってしまったのかもしれない。 まあ、これは仕方がない。

PCの方へ届くメールであれば、学習型のフィルタを使って、効率よく迷惑メールを除くことが出来るが、携帯電話にはそう言ったフィルタはまだ搭載されていないようだ。 もし搭載されたら、非常に売れると思うのだが、記録用に容量がたくさん必要なのだろうか。 ともかく、携帯電話キャリアの迷惑メール対策に頼るしかないのが現状である。

迷惑メールの内容はほとんどが出会い系と思われる。 カシオの携帯電話には、アドレス帳に登録された人からのメールのみ本文まで受信し、登録されていない場合はタイトルしかダウンロードしないようにする機能が、しばらく前から備わっている。 だから、タイトルと送信元のメールアドレスから判断するしかないのだが、ほとんどが出会い系としか考えられないようなタイトルになっている。 例示するのも恥ずかしいようなタイトルなので、公開はしないが。

出会い系のメールだからかもしれないが、私のところに来る迷惑メールの量には、明確な傾向がある。 すなわち、休日が近くなると量がとたんに増えるのである。 まして、世間では明日からゴールデンウィークという期間に入る。 私の場合はカレンダー通りなので、今週末はあまり関係がないが、迷惑メールを送っているヤツらはこの時期を狙っているらしい。 これが、休日の方が出会い系に連絡を入れやすいのか、あるいはメールを送っているヤツらも、平日の日中は他の仕事があるので、週末や夜に副業として出会い系メールの送信をしているのか。

ともかくよくわからないが、今日はすでに30通近くの迷惑メールが携帯電話の方へ来ている。 PCのアドレスも含めれば、優に100は超える迷惑メールが届いている。 ゴールデンウィークが終わるまで、しばらく我慢が続きそうである。

Windows版のお気に入りツール集に対して、Mac OS X版も書いてみた。 Mac OS Xを使うようになってから、ようやく4年が過ぎたが、標準のツールを使っていることが多い。 つまらない紹介になってしまうが、とりあえず書き出してみたい。

  • Camino
  • Apple Mail
  • iTunes
  • iPhoto + ToyViewer
  • KEdit
  • Skype
  • ATOK

サイトのトップページのサイズが、最近急激に増加している。 一日あたりのエントリーの数が増えているので、当然と言えば当然なのだが、何らかの形で対処したいと思う。

昔、今のようにブロードバンドだの常時接続だのとは行っていなかった時代、サイトのトップページは「何秒以内でロードされるように、何キロバイト以下に収めるべきだ!」等という解説が広く言われていた。 もちろん、そう言った対処は大切なことだと思うので、私も、少なくともトップページは重くならないように、配慮をしてきたつもりだ。

ただ、現在使っているMovable Typeのシステムは、様々なスタイルに対処できるよう、マークアップの仕方も必要以上に複雑だし、スタイルシートファイルも、解読が必要なくらい複雑になっている。 トップページはトップなのだから、こういったファイルを一度に読み込む必要があり、回線が細い場合には結構な負担になると考えられる。 これが実感できるのが携帯電話搭載のブラウザからアクセスしてみたときで、最新と思われる、機種変更したばかりの私の携帯でも、サイズが大きすぎることが原因と思われる、読み取りエラーが起きて、表示されないときがある。 仮に表示されても、よく見るとページの後半が、途中でとぎれて無くなっている。 もちろん、データのロード自体にも、時間がかかる。

一つの解決策として、軽量版ページを作ってみた。 まだアナウンスしていない段階だが、タイトルだけが表示され、後は個々のパーマリンク先で記事を読むことになるので、トップページだけは非常に軽い。 軽量版は軽量版のエントリーアーカイブが作成できればよいのだが、どうもあまりうまく作れそうもない。 他の解決策としては、現在日数でトップページに表示されるエントリーを区切っているが、これを記事数で区切るように変更することである。 これによって、よほど長いエントリーが続けば話は別だが、サイズの増加はある程度に抑えられると考えられる。 ただ、この方法ではトップページに公開されている日数がきわめて短くなってしまうことも考えられ、バランスが難しい。 しばらくは、100KB超のトップページで行くしかないと思っている。

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