IrodorI One-Poem World

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IrodorI One-Poem Worldでタグ SNS が指定されているエントリ

Web: Web 2.0サービスに対応したFlock 1.0リリース

Web: Second Lifeは本当に盛り上がっているのか

スラッシュドットで、Second Lifeが日本で受け入れられるか、と言うストーリーが掲載されていた。 私もたまたま読んでいた「Second Life "不"人気、7つの理由」と言うITmediaの記事もきっかけになったストーリーのようだ。

私もこれまで、RMTが可能なSNSとしてSecond Lifeが紹介されてきた記事を何度か読んでいる。 その感想は、SNSの発展としては面白いし、お金を得られることに夢中になる人はいるだろうが、逆にお金がかかることを嫌うSNSユーザーは多そうだな、だった。 まあ私の場合、仮にやりたくてもMac OS X版が出てくるまでは遊べないのだが。 ともかく、世間的にはかなり注目されているようだし、つい先日Second Lifeを念頭に置いたとしか思えないPlayStation Homeの発表もあったから、ちょっと気になる存在ではあった。

ところが、これが案外不人気と言うか、実際には盛り上がっていないのが実情らしい。 mixiのユーザー数800万に比べると、Second Lifeのユーザー数は全世界でも436万、同じオンラインゲームと比べても、オンラインユーザー数が2〜3万人で、ラグナロクオンラインのピーク時の70万に比べてかなり少ない。 その理由だが、ともかく敷居の高さなどの「面倒」と言う部分が大きいようだ。 何をしていいか分からないと言うところは、これをオンラインゲームだと考えるからそうなるのであって、SNSだと考えることができれば関係ないのではないかと思う。 まあ、決定的なのは何をするにもお金がいることだと思うが。

それにも関わらず企業などが参入して「盛り上がっているように見える」のは、Second Life内ではなく、外での広告効果(ニュース記事に取り上げられること)を期待して企業が参入するかららしい。 mixiで企業が広告媒体としてコミュニティを運営する際には、極力「広告臭さ」を出さないように苦心した、と報道されていたように思うが、やはり現段階でSecond Lifeに広告を出す企業は、コミュニティ内での盛り上がりはあまり期待していないのかもしれない。

さて、PlayStation Homeの登場によってSecond Lifeも再び注目を集めたのではないかと思うが、両者はどうなるだろうか。 今後の展開に注目したい。

ゲーム: PS3のキラーサービスPlayStation Homeが発表

若干フライングもあったようだが、PS3上のSNSサービス、PlayStation Homeが発表された。 Wiiのアバター機能やXbox 360のコミュニケーション機能は人気があるらしいが、それに加えてSecond Lifeに似た一種のSNSに仕上げてきたのはなかなかだと思う。 記事を見る限りPS3のキラーサービスとなりうる可能性があると思う。 ただ、逆に見ると他のゲーム機やPCでも出来ることの集合な訳で、PS3ならではの部分がないと続かないかもしれない。 非常に面白そうなサービスだと思う反面、PS3とPCの境界がなくなるにつれてPS3の存在意義がなくなってしまうのではないかと思ってしまった。

Web: ソフトバンクが世界最大のSNSであるMySpace日本語版の日本法人を立ち上げ

ソフトバンクがMySpaceを傘下におさめるNews Coporationと折半で合弁会社を作り、My Spaceの日本語版を提供していくそうだ。 MySpaceの会員はなんと1億人以上で、「世界人口よりも多く増えている」のが現状らしい。 人気の秘訣はミュージシャンが自分の音楽を配信し、それを通じてコミュニケーションをとることができる点らしい。 日本でもauの人気は音楽機能の充実に理由があるようだが、音楽の持つ力を感じさせられる。

mixiや、auと提携したGREEなど日本のSNSだが、MySpaceの登場に対して会員がどのように動くのだろうか。 私はどのSNSもやっていないし、あまりやるつもりもないので、どちらが魅力的なのか、あくまで外からしか判断できない。 だが、日本でこれだけmixiが広まっている現状を見ると、そう簡単にこれが変化するとも思えない。 むしろ脅威となるのは、2番手以降のSNSに対してだろう。

Web: mixi vs MySpace

SNS日本最大手のmixiを運営するミクシィが株式上場したそうだ。 早速、東証マザーズでの時価総額2位と大人気となっているようだが、アメリカから「黒船」が迫っているらしい。 黒船というのはユーザー数1億人という最大手のMySpaceで、日本語ベータ版のトップページが一時表示されるなど、日本での公開へ向けて着々と準備を進めているらしい。 mixiは招待がないと加われない閉じたコミュニティだが、MySpaceは誰でも加入できるのが特徴でユーザー数を増やしやすいとのこと。 私はやはりWebの良いところはオープンでやっていることにあると思うので、MySpaceの方に好感が持てる。 一体どうなるのか、興味深い。

Web: アメリカ合衆国で大人気のSNS、MySpace

ここ最近、SNSに興味を持っているが、アメリカで大人気のSNSがあるらしい。 MySpaceと言うこのサービスは、すでに会員数が7400万人だそうで、日本のmixiの30倍以上だ。 人口の比率から見ても、圧倒的に大規模なサービスだ。

このサービスの面白いところは、ミュージシャンなど、若者の興味を持ちそうな人物も会員になっていることで、その人達と「つながり」を作ることが出来る仕組みが提供されている。 だが、つながりとは言っても、多忙なミュージシャンが、ファン全てとやりとりできるはずはないから、結局一方的なつながりになってしまいそうだ。 ともかく、こうやって会員数を増やすため、人を惹きつけるようなものを提供しているのはおもしろい。 単にユーザー同士のつながりだけでは、会員数の増加に限界が来る、と言うことなのかもしれない。

記事の中には、電話番号の交換の代わりに、MySpaceのユーザー名の交換が行われている、とある。 確かに、ユーザー名は自分で決められるものだし、番号よりも覚えやすくわかりやすい。 それを辿って、初対面の人のことも、いろいろと理解するきっかけになっているようだ。 MySpaceと言う共通のシステムを使うことで、共通のフォーマットで相手の情報を得られるから、理解がしやすいと言うことだろうか。 これならば、SNSと言うシステムをわざわざ使ってコミュニケーションする意味もあると思った。

: 「ウェブ進化論」を読了

読み進めていた梅田望夫氏のウェブ進化論を読み終えた。 Web 2.0について、「あちら側」(ネットワークを介した先)と「こちら側」(ローカルのコンピュータ)と言う、印象的な言葉を使いながら、わかりやすく説明している。 多くの人に読まれているのもうなずける内容だった。 私も、最近のWebのトレンドについて全く知らなかったので、興味深く、半ば興奮しながら読むことが出来た。

「ウェブ進化論」では、GoogleやAmazonと言った「Web 2.0企業」だけではなく、「旧世代代表」のMicrosoftなどについて、企業の(創業者の)思想や、その時代背景などを解説している。 私はIT業界とはあまり縁のないところで働いているし、経営に携わっているわけもない平社員だが、こういう「どういう考え方で行動し、成功してきたか」と言うことは、非常に面白いと思っている。 その考え方をそのまま当てはめられる部分は少ないが、自分の人生戦略を考える参考にならないだろうか。

そう言えば、SNSに魅力を見つけられるかも、とも思って読んでいたのだが、SNSについては次のように触れられていた。 梅田氏は、SNSは人間がどのような関係で連鎖しているのか、の巨大地図を構築する過程、と述べている。 また、「人々をテーマごと、局面ごとに評価する」という「人間検索エンジン」とも言うべき仕組みへと発展する可能性を内在しているのである、とも述べている。

何となく、嫌悪感を覚えたのは、私が他人との関係にあまり積極的ではないからだろうか。 もっとはっきり言えば、人間関係がヘタ、と言うことなのだが、だからだろうか。 人間関係を把握すると言う仕組みが、やはり気持ち悪いし、そんな情報まで営利組織に提供してしまって良いものなのかと不安になってくる。 もともとの閉じたコミュニティと言うことや、コミュニケーションのシステム化への違和感もさることながら、気がつかなかった不安感も、感じるようになってしまった。 もちろん、先入観があって読んだから、と言うこともあるのだろうが、先入観を払拭することは出来なかった。

SNSへの不安はさておき、この「Web 2.0」による変化はどのように広がっていくのか、その次の大変化があるとすればどのように起こるのか、いろいろと興味は尽きない。 うまくまとまらないが、「ウェブ進化論」のおかげで知的好奇心がずいぶんと刺激された。 面白い本だったと思う。

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