IrodorI One-Poem Worldでタグ Moscow が指定されているエントリ
旅行: ミニチュアのモスクワがオークションに
ソ連が威信をかけて作ったモスクワのミニチュアがオークションにかけられることになったそうだ。 なんでもロシア革命60周年を記念したものだそうで、もちろんクレムリンと赤の広場なども含まれているようだ。 冷戦時代であっても、首都の精巧なミニチュアを作ってよかったと言うことがまず驚きで、そしてそれをオークションにかけて売ってしまうと言うのがまた驚きである。
旅行: 世界遺産厳選30選
一度は訪れてみたい!魅惑の世界遺産と言う特集記事が日経トレンディに掲載されている。 今のところ紹介されている世界遺産のうち、私は一つも訪れたことがないが、いつか行ってみたいと思っている。
ちなみに私がこれまでに行ったことがある世界遺産は、指定前に行ったものも含めれば、法隆寺・姫路城・京都・奈良・日光・紀伊山地となる。 海外を見ると、オランダ・Kinderdijkの風車群、ロシア・モスクワのクレムリンと赤の広場、イギリス・ロンドンのKew Garden、同じくロンドンのウェストミンスター宮殿に行ったことがある。 今後も数を増やして行きたいものだ。
Web: Google Mapsの経路探索の結果「泳いで渡る」
Google Mapsはオランダにいたときに経路検索で重宝したが、その経路検索に面白い結果が表示されるらしい。 GIGAZINEの記事で、ヨーロッパからアメリカを指定すると、「大西洋を泳いで渡る」経路となるそうだ。 Google Mapsの経路検索が海上の移動手段(船または飛行機)に対応していないためにこうなるのだろうが、5000km以上も泳げ、というのもおかしい。 とりあえず私もサンフランシスコからヘルシンキの経路などと遊んでみた。 よく見てみると大西洋以外にも何度か海を渡っていそうなところがあるのだが、そこはなぜか「泳いで渡る」とは表示されない。 Googleの遊び心なのかよくわからないが、とにかく見つけた人は凄いと思う。
試していて気づいたが、この経路検索にロシアも一部対応しているようで、モスクワとサンクトペテルブルグの市内は詳細な地図が提供されている。 日本国内の経路検索にも早く対応してほしいところだ。
食事: 日本食レストラン
オランダ・ロシア・イギリスと旅行してきて、それぞれ日本食のお店に入ってきた。 オランダのお店は韓国人がやっているお店で、確かにJapanese Koreanと書いてはあるものの、お好み焼きといいつつチヂミが出てくるようなお店だった。 お寿司や揚げ物は美味しかっただけに残念だった。
ロシアでは日本人オーナーがやっている日本食のお店と、日系ハーフのオーナーの居酒屋みたいなところへ行ってきた。 やはりお寿司を食べたがサーモンが中心で、素材集めには苦労しているようだった。 サーモンとイクラから作られている鮭の親子巻きがあったが、これがなかなかで、日本で見ないのが不思議なくらいだった。 居酒屋で食べた蕎麦ははっきりいって美味しくなかった。
イギリスではスタッフ全てが日本人と思われるお好み焼き屋に行ってきた。 やや味が異なるような気もしたが、ソースの味はまさに日本のもので、値段はロンドンの例に漏れず高かったが、良かったと思う。 ただ、残念だったのは枝豆が全く美味しくなかったこと。 明らかに冷凍物で、水っぽいだけの枝豆だった。
このように、今やある程度の規模の都市なら日本食レストランが存在するが、その分、日本食と言いつつ異なるものが出てきたり、質のあまりよくない料理を提供する店もあるらしい。 農水省ではこれに対応して、日本食の持つ質の高さをアピールするなどの検討会を行っていくようだ。
旅行: モスクワの朝と夜
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この二枚の写真を見て、違いがわかるだろうか。 一つは朝に撮影したもので、もう一つは夜に撮影したものである。 だいたいどちらも7時くらいに撮影したから、12時間たってもあまり明るくならないと言うことである。 さらに北のほうのサンクトペテルブルグなどへ行けば、さらに夜が長いらしいが、モスクワは8時位になれば徐々に薄暗い感じになってくる。 そうそう、10月の最終日曜日の未明から、夏時間が終わって冬時間になったので、朝はより早い時刻から明るくなっているはずだ。 その分、夜は早く暗くなってしまうわけだが。
旅行: モスクワ空港事情&お土産について
事情と言うほどでもないが、モスクワで車を乗っていて感じたことのように、空港についても書いておこうと思う。 モスクワには空港が3ヶ所あるらしい。 そのうち一つが国際・国内兼用になっている。 私が使ったのはもちろん国際線のある空港で、シェレメチェヴォ空港の第2ターミナルが国際線用だ。
地球の歩き方にも「主要空港の中で最悪の部類」と書いてあるが、確かにそんな感じだ。 私はそれほどあちこち経験があるわけではないが、係員は無愛想で平気でロシア語を使ってくるし、パスポートチェックもひたすら待たされる。 税関申請の必要がなくてもX線の機械を通さなくてはならない。 また、帰りは空港に入るところでいきなり荷物検査でやはりX線チェック、さらに手荷物はもう一度ゲートのところでチェックである。 何を言われるわけでもないのだが、妙に監視されている感じで嫌な感じである。 そうそう、ゲートの手荷物チェックでは靴まで脱げと言われるのでやれやれである。 とにかく、ソ連時代を引き継いでいるのかどうか知らないが、職員が完全に役人体質と言うか、横暴な感じなのだ。
一方、中にあるDUTY FREEショップでのみやげ物は、以上に値段が高いので注意だ。 例えば私は雀が丘でマトリョーシカを購入したが値段はだいたい2倍だった。 どうも、タバコなどのみやげ物も大体そんな感じらしい。 とは言え、マトリョーシカ一つでは土産も足りない感じがして、ウォッカの小瓶と絵葉書を大量に仕入れておいた。 絵葉書は一枚€ 0.40で、オランダの美術館で買うより半額くらいで買える。 まあ、これも街中で買えばさらに半額なのかもしれないが。
絵葉書は半分自分の趣味だが、さらにウォッカグラスのような、焼き物も購入してしまった。 実はこう言うぐい飲みサイズのグラスを集めるのを秘かに楽しみにしていて、沖縄に行ったときには珊瑚焼きや琉球ガラスのグラスを買ったり、草津で湯の花入りのグラスを買ったりしたこともある。 デンマークではロイヤルコペンハーゲンの一番小さな器でも€ 30位したので、かなり悩んだ覚えがある。 で、このロシアでの焼き物も、一番安いいかにもぐい飲みサイズのものは€ 3.5だったのだが、あまりにデザインも陳腐と言うか、ロシアっぽいところが全くなかったので却下。 皇室の象徴「双頭の鷲」が彫られたガラス製のグラスは、値段はまあまあだったのだが、やはりただのガラス製ということであまりおもしろくなく、こちらも却下。 仕方がないので€ 26くらいのちょっとそれっぽい焼き物にした。 これには聖ワシリー聖堂のレリーフが付いており、記念には良いかなと思って購入した。
話がそれてしまったが、出発まで時間があったので、民芸品がおいてあるような土産物屋はほとんど全て回ってみた。 置いてあるものはほとんど同じだが、私が購入したグラスは一箇所にしか置いていなかった。 また、二回にはルーブル建てで値段が書いてある土産物屋があるが、ここはマトリョーシカが他より充実していたように思った。 ウォッカやワインなどは良く見なかったが、どの店も一番広く棚を作っていたように思う。 また、旧ソ連風のデザインのTシャツや帽子なども売っていた。 あと、イクラ(サーモンキャビアと書いてある。いわゆるキャビアは輸出禁止)の瓶詰めなども売っていたし、マトリョーシカ風のキャラクターのチェスセットなどもあり、眺めていても楽しかった。 ただ、客の数に対して店員の数が妙に多く、ぶらぶら見ていると、店員(というか警備員を兼ねている)からじろじろ見られるので、あまり落ち着けないのも実情だ。
交通事情もそうだが、結局何を書きたかったかと言うと、ロシアと言う国から受けたカルチャーショックの大きさを覚えているうちに書き留めておきたかったのである。 あの職員の態度が当たり前になってしまわないように気をつけたい・・・。
車: モスクワの交通事情
今回の出張ではモスクワ市内を結構車で行き来していたのだが、すごい車の量だった。 ロシアの前身の旧ソ連と言えば社会主義国で、中国もそうだがものすごく広い幅の道をよく想像する。 確かに片側6車線というような道もあり、むしろ飛行機が離着陸することを考えているようだ。 だがむしろ、それ以上に車が走っていると言う印象であり、また、当然ながら幅の細い道もあるので、いたるところで渋滞している。 運転手さんの動きを見ていたら、いわゆる交通マナーなど存在しないと言うことがわかった。 信号は守られているのだが、スピード違反は当たり前、無理な車線変更や右左折はしょっちゅうで、歩行者優先と言う考え方もない。 私は幸いにして見かける事はなかったが、ひかれて死んでいる人もたまにいるらしい。
また、路肩への駐車も禁止されているところ以外は誰でも無料で駐車可能らしく、すさまじい状態である。 共有スペースに勝手に建物をたて、簡易ガレージを作ってしまう人も多いようだが、流石に最近モスクワ市内では禁止され、撤去に向かっているそうである。 無法地帯とは言わないが、日本の常識が全く通じないのは確かである。 あちこちに警察官が立っているのだが、何を取り締まっているのかはよくわからない。 ただ捕まると、車関係の書類一式に加え、外国人ならパスポートや滞在登録証の点検があり、なぜか必ず罰金と言うか袖の下を払う羽目になるらしい。 私の乗っていた車の運転手さんは流石はプロで、一度も捕まることはなかった。
路上には乗用車やトラックはもちろんだが、電線を伝って行くバスや、路面電車も走っている。 これらの公共交通機関はオランダでは最優先ということになっているのだが、少なくともモスクワではそんな風には見えなかった。 バスが発車しようとしても、なんとかその前に自分が行こうとする車がほとんどだった。 それほどまでに、モスクワの車は道路のキャパシティに比べて過剰なのだと思う。
走っている車は結構日本車も多かった。 トヨタ・日産・ホンダ・三菱・マツダなど、日本の乗用車は色々と走っていた。 また、現代やGM大宇など、韓国車もかなり走っていた。 興味深かったのはレクサスが比較的多く走っていたのだが、一番良く見たのがSUVのRXだったこと。 なぜなのだろう? 一方、いくら経済が好調とは言え、PorscheやFerrariなどの超高級車はほとんど走っていなかった。 Porscheは数台見かけたが、FerrariやLamborghiniに至ってはゼロ。 まあ、こちらは日本でもほとんど見かけないし、オランダでもまだFerrari一台見かけただけなので、こんなものなのかもしれないが。
旅行: モスクワ: 雀が丘・クレムリン・赤の広場
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少しだけだが、モスクワ観光をしてきた。 まず行ったのは雀が丘。 ここは前はレーニン丘と呼ばれていたらしいが、名前が変わったそうだ。 近くにあるモスクワ大学も霧で見えないほどで、丘の下のモスクワ川もほとんど見えなかった。 小雨交じりに風も吹いていてかなり寒かったが、近くの教会で結婚式を挙げたばかりと思われるカップルが何組もいた。 何もこんな寒いときに結婚しなくても、と言う感じだ。
ちかくにいくつかマトリョーシカなど土産物を売っている露天があったので、一つ買ってみた。 大きさよりもいくつのピースから出来ているかが、値段に一番関係あるようだ。 露天商は私を見て日本人と判断したのか、「コンニチハ」「ヤスイヨ」などと声をかけてくる。 それだけでかなり買う気が奪われるのだが、ここは空港よりはるかに安いらしいので、まあ仕方なく買っておいた。 ただ、最近ヨーロッパでは「コンニチハ」より「ニーハオ」の方が多いと聞いていたので、ちょっとびっくりした。 ロシアでは中国人より日本人の方がまだ多いと言うことなのだろうか。
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続いてクレムリンにやってきた。 クレムリンはモスクワにしかないと思っていたのだが、単に「要塞」と言う意味で、結構あちこちにあるらしい。 もっとも、最大なのはこのモスクワのクレムリンらしい。 ただ、全部見ている時間はなかったので、ダイヤモンド庫に案内してもらった。 オルロフと言う世界最大のダイヤがあったらしいのだが、説明が全くない不親切振りのため気づかなかった(見たような気もする)。 というか、そもそもここに一人で行けと言われても、絶対に不可能だったと思う。 というのも、入り口がまずわからない(ロシア語しか説明がない)し、荷物は預けなければならないが、預けるのはやはり案内のない地下と来ている。 案内の人は多少英語が出来るようだが、この不親切ぶりにはびっくりだ。
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そしてクレムリンの隣にある赤の広場だが、ここはソ連の象徴だったところだ。 と言っても、ソ連の崩壊・解体は私の幼いころだったので、あまり感慨はないとは言え、社会主義の中心地だったと思うと、かつて、板門店で北朝鮮国境すれすれまで行ってきた時のような感覚がよみがえってきた。
一枚目の写真にある玉ねぎ頭の建物は聖ワシリー聖堂と言う。 モンゴル軍への勝利を記念してイワン雷帝が作ったそうだ。 イワン雷帝はその名の通り怖い人だったのか、聖堂前にある雷帝像(二枚目の写真)は悪人の目を引き抜こうとしているところらしい。 こんなのを聖堂前に作ってしまうとは凄いセンスだ。
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スパスカヤ塔は聖ワシリー聖堂から近くにある。 広場から見て塔の向こうがクレムリン内部になる。 大統領府もすぐ向こうにあり、大統領もここを通っていくらしい。
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かつてのレニングラードはサンクトペテルブルグと名前を変え、各地のレーニン像も倒されてしまったが、まだいくつかレーニンの影響は残っている。 市内にもレーニン通りと言う道は残っているらしいし、このレーニン廟もそうだ。 中にはホルマリン漬けのレーニンの遺体が安置されているらしい。 たまに開いていて見られるらしいが、この時は開いていなかった。
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ソ連時代に国立百貨店として作られたGUMである。 白くてなかなか綺麗で、聖ワシリー聖堂・クレムリンの城壁なども良いのだが、広場全体としてみるとなんとなく一体感がないような気もする。 かつてこの百貨店はソ連製の商品が並べられていて、サイズはあっても商品の種類は一つだけと言う、恐ろしくつまらない百貨店だったらしい。 現在はブランドショップが並んでいる。 中のレストランは全体から見れば安いとのこと。
仕事: ロシア・モスクワに出張中
仕事でオランダからさらにロシアへ出張中。 「仕事」カテゴリの分類が「日常」の中にあるのが非常に違和感がある・・・。
ロシアに来て思ったのは、言葉がわからないのはかなり辛いということ。 まず、英語の表示がほとんどない。 と言うより皆無。 で、アルファベットも英語と違うので、全く想像がつかない。 空港は何とかなったが、英語を話せる人もどうも少ないらしい。 文字はオランダ語のみでも、話せば英語が通じるオランダのありがたみを痛感する。
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