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旅行: Jaffa観光
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ジャッファ(ヤッファ, ヤーファー, Jaffa)はテルアビブの隣にある古い港町で、イスラエル人によると、なんと3000年前からある由緒正しい町なのだそうだ。 エルサレムへ繋がる港町として繁栄してきたのだが、近年テルアビブが発展してきたので、すっかり追い抜かれてしまっているらしい。 逆に、テルアビブに近い観光名所としては良さそうな感じだ。 写真は街中にあった、トルコ時代の時計塔である。
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海沿いの港に近い地域には、芸術家しか住めないと言う決まりがあるそうだ。 町を歩くと、ギャラリーや工房などが軒を連ねていた。 写真の建物もどうも美術館になっているらしい。 地中海を見渡せる丘にあった。 ちょうど夕暮れ時に行ったので、雰囲気が出ていて良かった。 まあ、イスラエル人に案内してもらったから、こんな悠長なことを言っていられるのだろうが。
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この道は、と言っても建物へ入る通路のようだが、古くからある道(を再現した?)らしい。 ジャッファの何箇所かで工事が行われていたが、当時を再現するための工事らしい。 ただ、通りのあちこちに街灯が設置してあるほか、段差にはスロープも作られており、観光を重視していることがわかる。 正面のお店は古物商のようだ。 アーティストなのか良くわからないが・・・。
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この道が狭くなっている場所では、ナポレオンのフランス軍がオスマントルコ相手に激闘したらしい。 この通路の上部(どこなのか良くわからなかったが)からトルコ兵が狙撃して、フランス兵が数百人殺されたらしい。 近くにはその戦闘より昔からあったと言うホステルも残っていた。
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アンティークショップで撮影させてもらった、アレキサンダー大王を彫ってあるコイン。 この店には本当かどうかわからないが、数千年前のランプなども置いてあった。 面白いのは、英語で説明が書いてある割には、「モーゼの時代」「ダビデ王の時代」などと、ユダヤの歴史で年代が書いてあったことだ。
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非常に有名らしい、Frank Meislerと言う人の工房も見てきた。 一枚目の写真にあるような楽器を吹く人の作品が典型的らしい。 後で空港のお土産ショップでも同じような作品があったが、本当にこの工房のものなのか良くわからなかったので買わなかった。 店内には当時アメリカ大統領だったクリントンから、作品を寄贈されたことに対するお礼状も展示してあった。
二枚目のラピュタみたいな方は、エルサレムの街だそうである。 こちらもやはり空港のお土産ショップで同じような作品がおいてあった(もちろんサイズは違うが)。 このエルサレムはかなり巨大で、見上げるような感じだった。
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写真で手前にある門のような物は最近作られたものらしいが、奥のほうに見える煉瓦壁のようなものは、紀元前から残っている部分らしい。
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地中海に近いところにある城壁で、昔からここに壁があって市内を守っていたらしい。 近くに壁の向こうが見渡せる展望台があったのだが、あいにく階段部分が工事中で、見ることは出来なかった。
旅行: レバノン国境体験
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仕事でナハリヤ(Nahariyya)と言う、かなりレバノン国境に近い、鉄道も最北端になる町へ行ってきた。 駅に相手の人が車で迎えに来てくれたのだが、観光なのかどうか知らないが、国境のゲート前まで寄ってくれた。 現在は停戦中とは言え、ついこの間までヒズボラの放ったロケット弾が飛来していたところである。 後から教えてもらったのだが、ナハリヤ市内にも爆発で破壊され、現在建て直し中の建物があったくらいだ。 そもそもイスラエルに来ること自体が不安で、レバノン国境近くの町なんて行ったら帰ってこられないのではないか、とまで恐れていた。 が、やはりそこは戦争状態が通常となってしまった地元の考えなのか、気楽に(?)国境に連れて行ってしまう。 板門店ツアーに行ったことはあるが、こちらはそれとは緊張度が全く違うのに。
やはり国境は軍事関連施設だし、空港にも増して写真撮影は危険だと思い、ゲートそのものの写真は撮らなかった。 国境は日本の峠の関所ように国境の山岳地帯沿いにあった。 写真に写っているのがその山である。 少なくとも手前に2箇所の柵があり、厳重に管理されていた。 閉じられているゲートの一番近くまで行くと、エルサレムまで約200km、ベイルートまで約100kmと書いてあった。 近くの山中ではところどころ地肌が見えているところがあり、話によるとロケット弾の爆発でそうなったらしい。
イスラエルの共同生活コミュニティー「キブツ」だが、北部にあるキブツはほとんどがレバノン国境沿いにあるらしい。 なんでわざわざ危ないところに、と思っていたが、建国時から、国境と領土を維持する目的で国境沿いにキブツが作られていったようである。 納得できなくもない考え方だが、そこに住む人にとっては大変だろう。 ある程度国家から補助が出ているのだろうか。 いずれにしても、みんなでシェアして暮らす、と言うコンセプトからしても、キブツで生活している人の意思の高さを感じた。
旅行: イスラエルの道路状況
世界中どこも同じなのだろうが、都市の道路はどこでも渋滞している。 Tel Avivも例外ではなく、通勤時間帯のラッシュは激しかった。 空いていれば車で20分程度の道も、混雑していれば2時間くらいかかることもあるらしい。 とは言え、電車はあまり発達していないし、バスも専用レーンがあるわけではなさそうで、結局車を使わざるを得ないと言う状況のようだ。
道そのものは悪くはないが、現在工事が進行中のところが多く、高速道路の途中でもところどころ舗装が古いままになっているところがあった。 信号は直進・右折用の信号と、左折用に分かれているところが多かった。 オランダでは各車線ごとに信号があり、右折・左折とも歩道や対向車線は赤信号の状態なのでより安全になっているが、イスラエルの場合、右折のときは横断歩道に気をつけろと言う点滅があるだけで、日本に近いシステムになっている。 ヨーロッパにいて思うことは、日本の「タイミングを見て右折(ヨーロッパで言う左折)」と言うのは、運転者にとって難しいだけではなく、他の運転者や歩行者にとっても危険なシステムなのではないかと言うことだ。 特に日本は設置する信号の数をなるべく少なくするような傾向があり、ヨーロッパ型のシステムになるのには時間がかかると思う。
ヒッチハイクが多いと言うのは前に書いたとおりである。 他に道を走っていて思うことは、警察官が多いと言うことだ。 田舎道なのかな、と思っているようなところでも、パトカーが止まっていて速度チェックをしている。 もちろん自動取り締まり機もあるのだが、パトカーの方を良く見た。
旅行: イスラエルの出国チェック
厳しいと言われてかなり身構えていたイスラエルの出国チェックだが、やはり色々と厳しかった。
まず、オランダ出国時にもあった、旅行目的と荷物の安全性をたずねられる。 ここは経験済みだったので問題なかった。 見ていたら、訪問先企業から証明書をもらっている人もいた。 ああ言う公式な書類の方が信用されやすいのかもしれないが、登録するからと言うことで余計に時間がかかっていたのは苦笑ものだ。
次に、荷物を全て機械に通し、さらに全て空けてチェックされる。 金属探知機のような棒でくまなくチェックされる。 とりあえず協力的な姿勢をみせなくてはならない。
ここを通ってようやくチェックインとなり、荷物を預け、搭乗券が手に入る。 荷物は多少重くてもうるさいことは言わないようだった。
搭乗ゲートを入ると、先ずは手荷物検査となる。 私は一人だけ別の新しい列に並ばされて、びくびくしながら待っていたが、特に問題はなかった。 とにかく、おどおどするなど挙動不審にならないことが重要なのではないかと思う。
パスポートコントロールまで来るとかなりいい加減で、イスラエル人なのか、何も見せずに素通りしている人もいた。 ここを通ればようやく免税店街にたどり着ける。 免税店は4時ころにならないと開かないようで、最初はすることが何もなかった。 こう言うとき、無線LANが無料だと助かる。
旅行: テルアビブベングリオン空港の無線LANはなんと無料
現在、イスラエルのテルアビブにあるベングリオン国際空港からエントリーを書いているが、ここの空港、なんと無線LANが無料で使える。 そう言えば市内で宿泊していたホテルも、ロビーのみではあったが、やはり無料で無線LANが使えた。 ホテルでは11Mbpsであったが、ここベングリオン空港では54Mbpsの高速接続である。 いつクレジットカード情報を入力するのかと思っていたら、接続してしまったのだ。 セキュリティチェックが長時間かかる関係で、搭乗まで待たされる時間が長いので、こう言う配慮なのかもしれない。 それにしても素晴らしい限りだ。
旅行: イスラエルの食事
イスラエルの食事がどういうものなのか、全く知らずに来てしまったのだが、訪問先の人に親切にしてもらい、そこそこ色々な料理を食べることが出来た。 ちょっと紹介してみようと思う。
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店に入ると、まず写真のように前菜がたくさん出てくる。 これと同時にナンのような平べったいパンも出てくるので、これと一緒に食べる。 それがなかなか美味しくて、注文した方の料理が入らなくなってしまう危険もある。 写真では手前にある列の一番左の皿が、ヒヨコマメのペーストであるフムスになる。
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イスラエルではシシリクと言っているようだが、奥がいわゆるシシケバブで、手前がサラダである。 シシケバブはラム肉、ラム肉のミンチ、鳥の三種を頼んだ。 この他に、焼いたラム肉にたっぷりのフムス(?)ソースをかけたものもあって、そちらもかなり美味だった。 サラダはこう言う葉物野菜もあるが、トマトとキュウリをさいの目状に刻んだ物もポピュラーであるようだ。
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かなり甘いイスラエルのデザート。 特に右のパイのようなものはココナツや砂糖がたっぷり入っていて、かなり甘い。 右のコーヒーはブラックコーヒーまたはトルココーヒーと呼ばれるもので、粗挽き豆を炒って使ってあり、中に豆が残っている。 注意しないとむせるので注意。
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こちらは別のお店で、同じような前菜をちょっとおしゃれに盛り付けている。 ここのパンは平べったいパンではなく、細長いものや丸いものだった。
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店の人によるとこれもケバブらしい。 解説によるとハンバーグみたいなものだとのことで、確かにそんな感じだった。 ただ、周りはかなりカリカリに焼いてあった。 また、添えられているサラダが上にも書いたトマトとキュウリのサラダで、こんな感じでよく出てくる。
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地球の歩き方にも載っている、テルアビブのフムス屋。 食べている間にも地元の人がたびたび訪れては持ち帰っていた。 なかなかの人気店なのだろう。 鍋の中でヒヨコマメと思われるものが入ったスープを煮ており、右側のトレイにフムスなどのペーストが用意されていた。
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で、食べ方が良くわからなかったら、パンに全て入れてくれた。 スープとフムス、コロッケなどが一緒くたになっている。 かなりのボリュームで、これとコーラがあればおなかいっぱいである。 私はビールを飲んだけれど。 左奥はピクルス。
旅行: イスラエルの街中に多い軍服姿の若者
イスラエルは常に戦争状態にあるせいか、徴兵制になっている。 18歳になると男は3年、女は2年の兵役生活を送ることになっているそうだ。 そのためなのかどうか知らないが、電車を待っていたら軍服姿の若者を多く見かけた。 軍服風の服が2種類はあったので、陸海空で分かれているのか、あるいはどちらかが警察官なのかもしれない。
驚くべきは、何人かはマシンガンを携帯しているのである。 そんな状態で、友達にでも電話しているのだろうか、携帯電話でしゃべっている。 つまり、どう見ても通勤途中なのだが、彼らは自宅にマシンガンを持ち帰っても良いのだろうか。 何人もマシンガンを持っているので、規則上問題ないのだろうと思うが、心の中で身構えてしまう。 警察官もマシンガン装備であるし、日本の非日常な光景がイスラエルでは広がっている。
旅行: ヒッチハイクが多いイスラエル
イスラエルではヒッチハイカーを良く見る。 バス停の辺りには必ずと言っていいほど若者が立っていて、手を挙げている。 たまに親切な人が乗せてくれるらしい。 確かにTel Avivではバスを良く見るが、郊外を移動中はあまり見ないように思う。 バスの路線があってもなかなか来ないといった不便な状況なら、ヒッチハイクが多くなるのも当然かもしれない。
面白かったのは、高速道路に入るところで「No Hitchhiking」と言う看板があったことだ。 日本なら絶対に有り得ない標識で、やはりヒッチハイクが多いお国柄なのだなあと感じた。
食事: イスラエルでの日本食
イスラエル人が日本食レストランに連れて行ってくれた。 ありがたい気遣いだが、せっかくならご当地物が食べたいものである。 ただ、このお店ではなかなか面白い体験が出来た。 人生初の、海外での北朝鮮の民間人との遭遇である。
このお店はFujiyamaといって、シェフ(板前?)は日本でトレーニングをしたという若い中国人男性だった。 給仕をやっている男性の方はどうもイスラエル人(かどうかはわからないが、とにかく西洋人)で、女性の方が北朝鮮人とのことだった。 日本にも在日朝鮮人の人たちがいるが、海外では板門店で軍人を遠くから眺めたくらいで、民間人は会ったことがなかった。 板前が中国人だというので、彼女も中国人かと思っていたが、実は北朝鮮人だったというわけだ。 まあ、ただそれだけの話なのだが、なかなか得難い体験だった。
イスラエルでは寿司がよく知られるようになって来ていて、Tel Avivにも寿司バーがどんどん増えてきているらしい。 このFujiyamaでも握り寿司と巻き寿司を提供していた。 Fujiyamaは日本食レストランと言うことになっていて、刺身やうどん(スープと言う扱いになっている)、揚げ物などが売っていた。 私は「握り寿司盛り合わせ」なるセットを頼んだが、鮭以外は正体の良くわからない魚だった。 寿司飯が変にもっちりしていて味も薄かったが、この方が地元の人たちは食べやすいのかもしれない。
まあ、そんなこんなで農林水産省には頑張って啓蒙活動をしていただかなければ、と改めて思ったわけだが、きちんと「Toda raba」「謝謝」「カムサハムニダ」と言って帰ってきた。 やはり外国人から自国語で挨拶されると嬉しいもので、彼らも喜んでいたようだった。
旅行: イスラエルの鉄道
イスラエルにはまだ数本の鉄道しか走っていないが、一応南北に縦断していて、路線数のわりに距離はあると思う。 まだ新しく、建設中のところもあるようだが、そのぶん車内はきれいだった。 車体は大きな機関車で客車を押していく形で、ディーゼルなので、駅で待っていると非常にうるさい。 車内までは聞こえてこないので問題ない。
駅に入るときにはまずはセキュリティーチェックを受ける。 何かしらのIDカード(旅行者ならパスポート)を見せることが求められているようなので、用意しておくと良い。 ちなみに、近くにはマシンガンを持った警察官と警察犬がいるので、変に騒がない方が賢明であることは間違いない。
駅の中に入ったら、次に切符を購入する。 自動販売機もあるが、わからないので窓口で購入した。 片道(1 way)か往復(2 way)か聞かれる。 オランダやイギリスのように、往復が割安なのかどうかはわからない。
改札前で行き先と時間やプラットホームを確認し、改札を通る。 オランダやデンマークのようにオープンな駅ではなく、どうも、必ず改札があるようだ。 改札は日本よりもロンドンに近く、切符を入れて、出てきたものを取ると扉のロックがはずれる仕組み。 切符の取り忘れがないので良い仕組みだと思う。 帰りは隣の駅で降りたからかもしれないが、最後も切符が出てきたので、良い記念になった。
ただし、切符にはヘブライ語しか書かれていない。 プラットホームの電光掲示板にはヘブライ語と英語で行き先が書いてあったが、「行き先」と書かれている部分がヘブライ語なので、どこがヘブライ語の行き先なのかわからないのも問題である。 時刻表もあるので、発車時刻と行き先を見ておくのが良いが、列車が遅れることや時刻が変更になることもあるようなので注意が必要だ。 幸い、英語を話す人が多いし、「OK」は通じると思うので、その辺にいる人に聞くのが結局一番確実だ。
列車には一等席や二等席はないので、適当に好きなところに座った。 二階建ての列車が多いので、展望を見るにも二階席がいいと思う。 検札は往復4時間近く乗って、Tel Avivに近づいたときの一回だけだった。 まあ、切符がなければ改札を通れないので、あまり問題ないだろう。
旅行: イスラエルでの日本車
イスラエルでは日本車を良く見かける。 ヨーロッパの車はあまり見かけないし、韓国車もそれなりに走っているが、一番多いのは日本車のように思う。 イスラエル人に聞いてみたら、やはり日本車が多いとのこと。 日本車は車体は安いし信頼性もあるので、好まれているそうだ。 ただし、修理用部品の代金が高いのはちょっと不満だと言っていた。
その日本車の中でも、マツダの車をよく見る。 ヨーロッパではMazda 3とかMazda 6などの番号が車名になっているようだが、その二つを特によく見た。 会社ごとの順番を聞いてみたら、今はマツダが一番多く、次にトヨタ、三番目は現代ではないかとのこと。 その昔はスバルのみがイスラエルでの日本車で、非常にポピュラーだったそうだが、今はそうではなくなっているようだ。
旅行: ベングリオン空港からのタクシー
Tel Aviv(テルアビブ)ベングリオン空港から市内へは鉄道もあるそうだが、駅からホテルが離れていそうなのでタクシーを使うことにした。 空港を出るとすぐに「Taxi?」などと声をかけてくる運転手がいるが、こう言うのはまず怪しいので無視した。 タクシーマークを追いながらターミナルを出て左の方へ行くと、空港のタクシー管理職員が誘導しているので、これを使った。 始めは団体客のガイドなのかと思ったが、空港の職員だったようだ。 こうして公的に管理を行っているのは利用者にとって安心できて良いと思う。
その職員からはタクシーを使う際の注意点などが書かれた紙を渡されるが、メーターがあるのを確認とかレシートをきちんともらうように、などと書いてあった。 車内でも運転手がメーターがあることなどをきちんと言ってくれたので良かった。 ホテルの場所を告げると、特に遠回りをするようでもなく、30分ほどで着くことができた。 空港利用料や夜間割り増しもあったようで、全部で127シュケルだった。
メーターは結構重要で、これがないと高い料金を吹っかけてくるタクシーもいるようだ。 おそらく、私に最初声をかけてきたドライバーはこの類のタクシーだろう。 紙の料金表を用意しているタクシーにも乗ったが、これはホテルから乗ったので問題ないと思う。 乗っていた時間からして、ちょうどくらいだったからだ。 この時は降りるときに料金表を取り出してきたのでメーターがないことに気づいた。 問題はなかったが、やはり電気式のメーターがあれば安心だ。
旅行: イスラエル入国手続きは案外簡単だった
オランダ出国前の審査が厳しかったので、入国検査は一体どうなることか、私の英語力できちんと回答できるのか心配だったが、意外に全く問題なかった。 質問されたのは、まず入国目的。 仕事で打ち合わせと答えると、どこと会うのか聞かれ、よどみなく答えたらものの30秒ほどで通過できた。 ただ、イスラエルからの出国時の審査はかなり厳しいらしいので、しっかり準備しておこうと思う。
びっくりしたのはベングリオン(Ben Gurion)空港の広さと綺麗なところ。 空港での写真撮影はトラブルになりやすいと思ったので撮影しなかったのが残念だが、デザイン的にも面白い空港だった。
旅行: イスラエル行き航空機のチェックは厳しい
今はテルアビブ行き飛行機の搭乗手続きが済んで、出発前のロビーにいる。 この便に乗っている日本人はおそらく5人くらいしかいないので、残り4人の方がこのページを見ていたら、私のことがわかると思う。 まあ、オランダから日本以外の国へ行く便では、日本人がほとんどいないのも当然と言えば当然である。 他の4人の方は日本からの乗り継ぎでいらしたようだ。
さて、出発時刻のおよそ2時間前に搭乗手続きの開始が告げられたので、出発時刻でも早まったのかと思ったが、どうもそうではない。 イスラエル国営のエル・アル航空は出発時刻のおよそ4時間前にチェックインを求められるなど、チェックが厳しいことは聞いていた。 同じ質問を3回もされて、きちんと答えられるかの確認や、自分の荷物を飛行機のところまで自分で運ばなくてはならないなど、かなり大変だと言うので、KLMで良かったなどと思っていたが、どうも大きな勘違いだったらしい。
と言うのは、KLMでもばっちり面接があるからだ。 5~6人の係員(どういう立場の人なのか不明)が、グループごとに人を呼んで渡航目的など質問される。 私はビジネスだと言ったら、どこの会社に会うのかとか、お前の会社はどういう会社かとか、果ては名刺まで見せろということになった。 いやはや、大変である。 向こうの会社の名前なんて、よほど有名な会社でなければ知らないと思うので、この辺りはすぐに答えられるかを見ているのではないかと思われる。 私の場合、日本から直接ではなく、オランダに短期滞在の形なので、余計に話がややこしくなったようであった。 また、共通で聞かれそうな質問として、荷物はどこでパックしたのか、他人から預かったものはないか、持っているカメラやノートPCは自分のものか、など、荷物が自分のものなのかをしつこく聞いてくる。
私は英語が流暢だとはお世辞にも言えないし、こんな質問は初めてだったから、勘違いして答えてしまったこともあった。 相手の係員が英語が苦手だとわかってくれたようなので、何とか助かった。 だから、どうも他人に比べて時間がかかったようだったし、ガラスの向こうで係員がなにやら打ち合わせしているので、下手をしたら別室行きなのかと戦々恐々だったが、実はそうではなかった。 なんと、通訳を頼まれたのである!
と言うのも、他の4人の方と言うのが英語がうまく話せない、と言うことで、私の後ろの方で困っていたらしいのだ。 この方たちは観光目的ということもあったのか、私程度の英語では大したことは聞けないと思ったのか、荷物が本人のものなのか確認することがほとんどで、だいぶ簡単な印象を受けた。
しかし皆さんこんなに厳しいのかと驚いていらしたが、私もびっくりした。 EU内では、11月6日だったと思うが、ルールが厳しくなり、手荷物として液体やジェル状のものを機内に持ち込む際の制限がついた。 少なくとも、透明なビニール袋(空港で配っている)に入れて、分けて検査しなければならない。 液体については、開封してあればその場で捨てられる。 イスラエル便に関してはさらに面接もあるのだから、搭乗手続きの開始も余裕を持って行われたわけである。
その4人の日本人の方によると、イスラエルでは出国手続きがさらに厳しいらしい。 出発は早朝なので夜が明ける前から審査に望まなければならない。 そんな頭がきちんと働かない状況でしっかり答えられるかが心配だ。
旅行: イスラエル関係情報サイト
出張でイスラエルに行くことになったので、イスラエル関連の情報を集めてみた。
- 海外都市現地情報(イスラエル)
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とりあえず一般的な情報。
- 会話初歩
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日本ヘブライ文化協会のサイトで、簡単な挨拶などが書いてある。
- Israel Travel Tips
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英語だが、旅行の際の便利情報を載せている。 マナーの辺りは「ガイドブックを読め」となっている・・・。
- イスラエル生活情報コミュニティサイト 地域情報
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(一応)日本食レストランの情報。 せっかくなので現地の食事を食べるつもりであるが。 他にも情報あり。
- Train Map
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鉄道のマップ。 これで全部らしい。
- BANANIAN BLUE
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イスラエルに住んでいる日本人の方のサイト。 現地のお祭りやキブツと呼ばれる共同体について詳しくなれそう。
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