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旅行: 中国地方一周18きっぷの旅 (1)

春の18きっぷのシーズンである。 日帰りで東北に行きもしたが、今回は西日本に目を向けてみた。 計画(期待)通りに行けば、鳥取・島根・山口の全市スタンプ(「制覇」)と、広島・岡山のスタンプ取得(市スタンプの75%で取得)となる。 つまり、コロプラのスタンプラリーが目的の第一である。

ただ、単に乗るだけではつまらないと考え、出雲大社と宮島の2ヶ所の観光地は巡ってみることにした。 特に宮島は18きっぷでも乗れる「宮島航路」を使うと言う意味でもぜひ行ってみたかった。 (結局、宮島へは「行っただけ」で終わるのだが・・・。)

まず計画段階として、山陰地方へ行く列車は数が少ないので、東京から夜行バスで中国地方入りすることを考えた。 一方でなるべく18きっぷを活用するため、夜行バスの目的地は鳥取県とした。 申し込んだバスは米子まで乗り入れていたが、鉄道のほうが速そうなので鳥取駅にとどめた。

計画では鳥取からまず米子へ行き、境港方面へ向かう。 境港市のスタンプは途中駅でも取れそうなのでそこで引き返す。 続いて出雲まで引き続きJRで向かい、出雲大社へは一畑電鉄を利用する。 この往復はJRとの接続が悪く単純に距離だけ考えるなら飛ばしたいところ。 しかしいろいろパターンを考慮すると、結局山口のあたりでJR同士の接続が悪く同じになるので、行っても差し支えないと判断した。 この時点では部分的に特急を利用することを考えていた。

次に関門海峡を越えて福岡県まで乗り入れるかどうかを考えたが、これは流石にやりすぎと判断、なるべく東京方面へ帰るようにして、柳井に宿泊することにした。 柳井に設定したのはもちろんそれ以上列車がないこともあるが、終列車一本前でも同じ終着地となるので、多少乗り継ぎに失敗しても余裕があることもポイントだ。

柳井からは始発列車で岡山方面に向かい、宮島航路を往復する計画とした。 目的地といっても宮島の滞在時間はわずか10分の予定となってしまった。 呉市のスタンプも取りたいので、呉線で少し進み、スタンプが取れたら引き返して山陽本線で福山へ向かうことにした。 福山・笠岡・井原のスタンプも面倒で、いったん笠原へ向かった後に引き返し、井原鉄道で井原のスタンプを取得する計画とした。 実は四国周遊も含めてGWに車でスタンプラリーを決行する予定もあるのだが、その際の負担をなるべく軽くするべく、玉野市も取得しておくこととした。 瀬戸大橋線の接続からすると、宇野まで行くならその時間で四国まで行けるのだが、福岡と同じ理由で取りやめた。

以前赤穂まではスタンプラリーをしていたので、その先はどこまで東京へ近づけるか、が問題となる。 ムーンライトながらの切符は取れなかったし、途中でもう一泊するくらいなら東京まで戻って休みたかった。 そこで、行けるところまで行って新幹線に乗ることにした。 実際にどうなったかは、別の記事にて紹介したい。

旅行: 18きっぷで飯坂温泉へ

飯坂温泉

山形一周に続き、福島の飯坂温泉まで18きっぷで日帰り旅行をしてきた。 福島まではJR、そこからは福島交通飯坂線にて往復する。 いつもの通り、鉄道に乗っている時間が大半であったが、しっかり日帰り入浴もしてきた。

飯坂温泉駅を降りるとすぐ目に入ってくるのは、摺上川にかかる十綱橋である。 橋のたもとにあった由来に寄ると、今は形が違うが、1875年に作られた10本の鉄線で支える吊橋の名前を引き継いでいるようだ。 平安の頃から吊橋はあったそうで、合戦の際に切り落とされた後は両岸に張った綱をたぐって舟を往来させていたらしい。 これを「とつなの渡し」と言ったそうである。

なお、由来が書いてある石盤の脇には、かつてこの地を訪れた松尾芭蕉の銅像も造られていた。

鯖湖湯 鯖湖湯と巨大な桶

飯坂温泉には8つの共同浴場があるが、私はその中でも一番古くからあるとされる鯖湖湯に入った。 中は洗い場と湯船しかないシンプルなものであるが、鉄道に乗り続けて固くなっていた体を十分にほぐすことができた。

飯坂温泉駅 飯坂温泉駅ホーム

鯖湖湯からは行きとは違うルートを通って駅まで戻った。 単線の福島交通飯坂線は、短い距離ではあるが都市から郊外をゆっくりと結ぶ、なかなか味のある路線であった。

福島からは再びJRを乗り継いで帰ることとなる。 喜多方に行ったときとは違って、東北本線の接続も比較的良く、福島からは18きっぷのみで帰宅出来た。 途中の白河では時間があったので下車し、駅前の白河ラーメンも楽しんできた。

旅行: 青春18きっぷを使ったコロプラスタンプラリー 山形編

新潟から山形へ

前回新潟北部のスタンプ取得に失敗したので、山形方面のスタンプラリーも兼ねて再挑戦することにした。 今回の計画は高崎が発着点になっているが、往復ムーンライトえちごの利用なので、東京からでも可能な計画である。 二晩連続で夜行列車というのは辛いが・・・。

今回スタンプ取得の対象は、新潟北部(豊栄・新発田・村上)、山形全市、秋田県本荘市である。 秋田県は以前男鹿半島に行ったときに本荘市(現・由利本荘市)以外は取得していたので、これを取ることができれば制覇となる。 おそらく、仁賀保まで行けば本庄市周辺となると思われるので、それで計画を立てた。

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旅行: 青春18きっぷを使ったコロプラスタンプラリー 新潟・喜多方編

ちょうど利用期間が開始された青春18きっぷを使って、コロプラのスタンプラリーをしてきた。 福島のスタンプ制覇にあと喜多方市と会津若松市が必要だったので、その二つを中心に組むことにした。 判っていたことだが、群馬から会津方面は行きにくい。 間に尾瀬や日光などの山塊が横たわっている上に、磐越西線の本数が少ないので日程がぎりぎりになってしまうのである。

これを何とかしようと考えていたところ、ムーンライトえちごがあることを思い出した。 これなら早朝に新潟に着いているので、日程が組みやすいのではないかと思ったのだ。 ついでに、新潟のスタンプも押せるだけ押してしまおう、そんな軽い気持ちで乗り換え案内サイトとにらめっこをして、計画を立てることにした。 体力にもよるが、茨城で取り残している常陸太田市まで水郡線で回収すると言う、長大な計画である。 と言っても、夜9時前までには最寄駅に戻ってこられる計画であったし、体力的に辛ければ、郡山から東北本線で小山へ向かう予定であった。

そんなこんなで久々に青春18きっぷを購入、併せてムーンライトえちごの指定券も購入。 駅員に青春18きっぷは3月1日からと念を押されるが、ムーンライトえちごは高崎駅を日付が変わってから出発するので何の問題も無いはず。 駅員が気づかないほど、群馬からのムーンライトえちごの利用者は少ないのだろうか。

さて、順調に見えたスタンプラリーも、かなり序盤でつまづく。 眠気に勝てず、小千谷のスタンプを取り損ねたのである。 ショックもさめぬまま新潟駅に到着、まず吉田駅方面に向かったが、この計画がミスっていて、吉田駅での折り返し電車に乗車できなかった。 てっきりそのまま折り返しになると思ったのだが、迷っている間に離れたホームから出発されてしまい、この時点で村上方面はあきらめざるを得ないことに。 やはり、ウェブサイトの乗換案内より、紙の時刻表の方がミスは少ないと感じた次第である。 磐越西線では快速電車に乗ることができたので、まあ良かったが。 それに、会津若松でも乗換時間が少しあったので、駅から少し歩いて会津若松城の置物もゲットできた。

そんなこんなで郡山まで着いたが、水郡線も東北本線も接続が悪く、気力がなえていた私は新幹線で帰ることにしてしまった。 だが、まだ青春18きっぷは回数が残っている。 近いうちに新潟方面の再挑戦をするつもりである。

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