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旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:3日目 支笏湖

支笏湖畔から風不死岳方面 支笏湖と恵庭岳 支笏湖の水面

昼過ぎに出発の飛行機だったので、3日目は近くの支笏湖に行くことにした。 天気がやや心配だったのだが、良く晴れて湖畔の風が気持ちがいい朝だった。 支笏湖を囲む恵庭岳や風不死岳(ふっぷしだけ)も青空に良く映えていた。

風不死岳と樽前山 支笏湖のグラスボート 支笏湖の水中

水中を観察できるグラスボートがあったので、ここでも乗ってみた。 朝一番に宿を出発し、始発のボートにちょうど間に合った。 南国の海とは違って珊瑚礁などは望むべくも無いが、湖は湖で面白そうであった。 湖でグラスボートと言うのは珍しいのではないだろうか。

支笏湖の湖底に眠る流木 支笏湖の湖底 支笏湖の魚群

写真にある流木は数十年前の噴火の時のものだと説明があったが、温度が低いのでほとんど腐らないらしい。 ほとんど形が残っているので驚いた。 名前は忘れてしまったが魚は何種類かいて、数も写真にあるように群れるようにいた。 支笏湖の特徴として、水温が低いことが挙げられるらしい。

揚げたジャガイモ

駐車場近くの売店では団子のようになっているジャガイモ揚げが売っていた。 ジャガイモに衣をつけて揚げただけなのだが、油とホクホクのジャガイモが良くマッチしていて美味しかった。 最初私一人で買って食べたのだが、一つ味見をした友人が戻って買いに行ったほどであった。 ・・・おなかがすいていたのかもしれないが。

青の洞門入口

観光の最後はやはり湖畔にある青の洞窟?を見に行った。 駐車場から10分程度歩いて入り口まで行くのだが、なんと崩落しているとのことで中へは全く入ることが出来なくなっていた。 まあ、整備された散歩道だと思えば良いが、少しでもこの不思議な地形の中を歩いてみたかった。 鎌倉の切り通しなどもそうだが、こういうところは大概涼しい上、この日は晴れていたので林の仲間で日光が入って明るく気持ちよい散歩が出来そうだったのだ。 最後にちょっと残念な気持ちを残して、千歳空港に向かった。

旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:1日目 北竜町

北竜町のひまわり畑 一面のひまわり

今回の旅行は北海道でうまいものを食べると言うのが目的の一つだが、元々はここ何年か毎年見に行っているひまわりを見に行こうと言うもの。 この北竜町のひまわりはかなり面積も広く見事だと言うことで、まず最初に見に行く対象にした。

朝一番の飛行機で札幌まで飛び、レンタカーで北竜町まで移動した。 建設中の高速道路のICが比較的近くにあり、かなりスムーズに行くことができた。 窓を開けて、関東に比べると圧倒的に涼しい北海道の風を存分に楽しんだ。

カーナビが目的地近くであることを告げると、視界の中に黄色に染まった丘が見えてきた。 道沿いにあった駐車場はそれほど広くないが、平日であるためか空いていた。 隣にはパークゴルフ場があり、お年寄りなどがプレーしていた。 北海道出身の友人からパークゴルフの存在は聞いていたが、やっているのを見るのはこの時が初めてである。

駐車場近くには無料のレンタル自転車もあったが、全て貸し出されていて使えなかった。 ひまわり畑まではちょっと距離があるので本当は使いたかったが・・・。 北海道とは言え、この日は快晴で、汗ばみながら畑までの道を歩いた。 着いた後の感動は言うまでもない。 青い空と黄色いひまわりのコントラストが、いかにも夏らしくて嬉しくなった。

昼食はひまわり定食

ひまわり畑の近くにあった道の駅で昼ご飯にした。 せっかくひまわりを見に来たので、ひまわりを使った料理にした。 私が食べたのは「ひまわり定食」と言うもので、メインは炒飯である。 これはひまわり油を使って炒めてあり、具としてひまわりの花びらや種が混ぜてあり、さらにひまわりの双葉が飾り付けてあるもの。 味はまあそれなりだが、とにかくひまわりづくしなのが面白かった。

富良野のラベンダー畑 ファーム富田

その後は花つながりと言うことで富良野まで移動。 ファーム富田は予想通りの混雑だったが、花はいろいろと楽しめた。 ラベンダーは遠くから見るときれいだと思うが、近くに寄ってみると、それほどきれいな形をしている訳ではないと思う。 お決まりのラベンダーソフトを食べて、富良野を後にした。

札幌ら〜めん共和国「麺屋chichi」 札幌ら〜めん共和国「梅光軒」

この日の夕飯は札幌でラーメンを食べることにした。 札幌駅近くに「札幌ら〜めん共和国」と言う、ラーメン店が集まっている場所があるので行ってみた。 8軒ほどの店があり、とりあえず札幌出身の「麺屋chichi」に入ってみた。 味噌ラーメンの店だったと思うが、ちょっと変わったラーメンに挑戦したためか、すごく美味しいと言う味でもなかった。

二軒目には旭川からの梅光軒に入ってみた。 ここがなかなか美味しくて、ようやく梅光軒の名前に覚えがあることに気がついた。 昔、旭川に行ったことがあるのだが、時間がなくて梅光軒の行列に並べなかったのである。 当時は悔しい思い出だったはずなのだが、時間が経つのは恐ろしいものである。

札幌駅

札幌駅はきれいに整備されていたが、数年前の思い出では、写真のような高いビルは無かったように思う。 でもこうした駅ビルはどこに行っても同じようなデザインで、正直なところつまらなく感じてしまう。 もちろん駅ビルは旅人の思い出のためにあるわけではないが、もう少し個性があってもいいのではないかと思ってしまった。

映画: ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観てきた

映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を観てきた。 原作も映画もどこまで読んだ/観たのか良くわからない状況だったが、映画の方は海外出張の飛行機の中で観たので安心して映画の最新作を観てきた。 既に先行公開は先週あったようだが、一応昨日が初日、しかも学校は夏休みと言うことで、大変な混雑なのではないかと恐れていたが、案外と言うか意外なほど空いていた。 中央から後ろの見やすい席はほとんどいっぱいだったものの、前の方3分の1は空席であり、もちろん立ち見など無い。 映画離れは深刻ではないだろうか。

話がそれたが、映画の方は良くまとめたなあと言う感じだった。 これまでの映画は原作を読んでから観ていたので、「これほど省略しても大丈夫なのか」と不思議に思っていたが、原作をほとんど読んでいない状態で映画を見てみると、案外筋は通っており、わかりやすかった。 一方で良く言われるように、キャスト達がぐんぐん大人っぽくなってきているのが、やはり気になった。 個人的にはネビルの背が伸びてぐんと頼もしい感じになっているのが印象的だった。

さて、原作の本の方は最終となる第7巻まで出版されてしまったが、こちらを読むかどうかが個人的には問題だ。 不死鳥の騎士団も、購入したところまでは覚えているのだが、自分が読む前に実家に持っていったきり、それまでになっているし、もちろん謎の王子も購入していない。 他に読みたい本もあるので、どうしようか迷っている。

コンピュータ: N700系新幹線はPCの利用も便利に

これまで新幹線では車両の前後にしか電源が設置されていなかったように思うが、次世代のN700系では、6割の座席に電源が設置されているそうだ。 基本的には窓際に座れば電源があるようだ。 電車内でのPC利用は電源が一番不安だが、これでその問題も解消する。 また、携帯電話の充電も出来るのは便利。 距離にもよるだろうが、東京から京都・大阪程度の距離なら、やはり飛行機よりも新幹線の方を選んでしまう感じだ。

Web: Google Mapsの経路探索の結果「泳いで渡る」

Google Mapsはオランダにいたときに経路検索で重宝したが、その経路検索に面白い結果が表示されるらしい。 GIGAZINEの記事で、ヨーロッパからアメリカを指定すると、「大西洋を泳いで渡る」経路となるそうだ。 Google Mapsの経路検索が海上の移動手段(船または飛行機)に対応していないためにこうなるのだろうが、5000km以上も泳げ、というのもおかしい。 とりあえず私もサンフランシスコからヘルシンキの経路などと遊んでみた。 よく見てみると大西洋以外にも何度か海を渡っていそうなところがあるのだが、そこはなぜか「泳いで渡る」とは表示されない。 Googleの遊び心なのかよくわからないが、とにかく見つけた人は凄いと思う。

試していて気づいたが、この経路検索にロシアも一部対応しているようで、モスクワとサンクトペテルブルグの市内は詳細な地図が提供されている。 日本国内の経路検索にも早く対応してほしいところだ。

日常: ボーイングから省エネ可能な新型飛行機デザイン

ボーイングから現在開発中の新型飛行機のデザインはまるでステルス爆撃機のようだ。 アメリカ空軍B-2ステルス戦略爆撃機に写真が出ているが、全翼機と言うことだけで、B-2を思い出してしまう。 ボーイングはB-2をノースロップ・グラマン社と共同開発したそうだが、その時のノウハウがこの新型飛行機にも使われているのだろうか? この全翼機ははじめ軍用に開発し、旅客機としてのデビューは2030年頃らしい。 このこのデザインの優れたところはステルス性能と言う訳ではなくて、燃料を30%削減できることらしい。 これが空を飛ぶ時を早く見てみたいものだ。

ゲーム: Microsoft Flight Simulator Xが発売

やや古い話になるが、Microsoftのフライトシミュレータの最新版、Flight Simulator Xが先月末に発売されていた。 レーシングゲームに興味を持ったのも車の免許を取ってからだったが、今回フライトシミュレータに興味を持ったのも、オランダなどへ出張する機会があり、飛行機を良く使うようになったからだ。 相変わらず自分の影響されやすさには苦笑する。 ただ、24,000もある収録されている民間空港のうち、細かく再現されている1,200にAmsterdam Schiphol空港も含まれているとあっては、実物をどれだけ再現しているのか、あるいは自分がよく見たことのない全体像など、一度確認してみたくなってしまう。 ただし、私の持っているWindowsマシン(Dell Precision 360)は3D性能が不足気味なので、MacBook Pro + Boot Camp + Windows Vistaと言う組み合わせで確認したいところだが、Vistaの購入に踏ん切りが着かずにいるので、まだまだ先になりそうである・・・。

旅行: ドイツ出張は観光する暇もなく終了

フライトが午後からだったので、午前中にチェックイン、昼まで観光をもくろんでいたのだが、以外に飛行場から目的の場所までが遠く、果たせなかった。 地球の歩き方によれば20分と書いてあったのに、実際は40分くらいかかるようだった。 どうも当てにならない。

ところでどうしてこれがわかったかと言うと、ドイツの鉄道の自動券売機のおかけである。 自動券売機はタッチスクリーン式になっていて、行き先・割引カードの有無・客室の等級・往復するかどうかに加えて、乗る列車の時間も指定する。 これによって何時出発の電車かどうかわかる仕組みになっていた。

往復の方が確実に安いと思ったので、往復を指定し、十分間に合う時間を入れたのだが、検索結果が見つからなかったと表示されてしまった。 おかしいと思って、一時間ずらして検索してみたら、搭乗時間後に到着する列車が検索された。 よく見たら、時間が余計にかかるために、希望の時間では列車がなかったのだ。 何も考えずに出発しなくて本当に良かった。 観光できなかったのは残念だが、飛行機に乗り遅れたら元も子もないのだから。

旅行: 今回の時差ぼけはかなり楽に克服

オランダから日本への飛行機の中でかなり休んでおいたおかげか、今回は時差ぼけがかなり軽く感じる。 流石に帰国後すぐはつらかったが、2日働くとだいぶ一日のサイクルが元に戻ってきた感じだ。 飛行機の中では寝たり起きたりの繰り返しだったが、それでも目をつぶって休むと言うのがかなり良かったようだ。

そう言えばその飛行機の座席だが、かなり変な座席だった。 他人を気にせずに席を立てる通路側の座席が良かったのだが、そこは全部埋まっていて、セルフチェックイン時の自動設定では4人席の中央になっていた。 それよりはと思って窓側の席にしたのだが、これが当たりともはずれとも言えない微妙な席だった。

当たりと言うのは、目の前が非常口になっていたので、足下が広く、一番奥にも関わらず横を気にせずトイレに行くことができたことだ。 ただ、これはテーブルトレイが肘掛けに収納になっていて使いにくいこととトレードオフではある。 また、私は窓側だったのでそこに設置されていたが、シートポケットもないので、新聞などを入れておくスペースもないところも微妙だ。 また、なぜか非常口のドアが機内側に迫り出ている構造で、せっかく足下が広いはずなのに、窓側の席のみは半分以下のスペースになってしまっていた。 だからこそそこの窓側の席は空いていたのだろうが、ここを自ら選んだのが足の短い日本人でKLMもほっとしたことだろう。 体の大きい欧米人が、会社側から指定されて座らされたら怒りだしたに違いない。

まあ、体を少しねじれば足を伸ばすことも可能だったし、隣が寝ていても起こすことなく外に出られ、隣が外に出たいときでも自分の眠りを妨げられることはないから、なかなかの席だったとは思う。 ただ、その太い扉のせいで窓はないし、足下はやや窮屈なので、良いか悪いかの判断は「微妙な」ところだった。

旅行: 日本に到着

オランダから日本に到着した。 前回の出張時はかなり酷い時差ぼけだったので、今回は極力飛行機で寝るように心がけた。 特にオランダを出発する前の晩は、やや夜更かし気味にしておいたので、飛行機に乗ったらまだ15時だと言うのにすぐに寝られた(笑)。 おかげで今回の時差ぼけは前よりは良い状態で済みそうだ。

旅行: イスラエル行き航空機のチェックは厳しい

今はテルアビブ行き飛行機の搭乗手続きが済んで、出発前のロビーにいる。 この便に乗っている日本人はおそらく5人くらいしかいないので、残り4人の方がこのページを見ていたら、私のことがわかると思う。 まあ、オランダから日本以外の国へ行く便では、日本人がほとんどいないのも当然と言えば当然である。 他の4人の方は日本からの乗り継ぎでいらしたようだ。

さて、出発時刻のおよそ2時間前に搭乗手続きの開始が告げられたので、出発時刻でも早まったのかと思ったが、どうもそうではない。 イスラエル国営のエル・アル航空は出発時刻のおよそ4時間前にチェックインを求められるなど、チェックが厳しいことは聞いていた。 同じ質問を3回もされて、きちんと答えられるかの確認や、自分の荷物を飛行機のところまで自分で運ばなくてはならないなど、かなり大変だと言うので、KLMで良かったなどと思っていたが、どうも大きな勘違いだったらしい。

と言うのは、KLMでもばっちり面接があるからだ。 5~6人の係員(どういう立場の人なのか不明)が、グループごとに人を呼んで渡航目的など質問される。 私はビジネスだと言ったら、どこの会社に会うのかとか、お前の会社はどういう会社かとか、果ては名刺まで見せろということになった。 いやはや、大変である。 向こうの会社の名前なんて、よほど有名な会社でなければ知らないと思うので、この辺りはすぐに答えられるかを見ているのではないかと思われる。 私の場合、日本から直接ではなく、オランダに短期滞在の形なので、余計に話がややこしくなったようであった。 また、共通で聞かれそうな質問として、荷物はどこでパックしたのか、他人から預かったものはないか、持っているカメラやノートPCは自分のものか、など、荷物が自分のものなのかをしつこく聞いてくる。

私は英語が流暢だとはお世辞にも言えないし、こんな質問は初めてだったから、勘違いして答えてしまったこともあった。 相手の係員が英語が苦手だとわかってくれたようなので、何とか助かった。 だから、どうも他人に比べて時間がかかったようだったし、ガラスの向こうで係員がなにやら打ち合わせしているので、下手をしたら別室行きなのかと戦々恐々だったが、実はそうではなかった。 なんと、通訳を頼まれたのである!

と言うのも、他の4人の方と言うのが英語がうまく話せない、と言うことで、私の後ろの方で困っていたらしいのだ。 この方たちは観光目的ということもあったのか、私程度の英語では大したことは聞けないと思ったのか、荷物が本人のものなのか確認することがほとんどで、だいぶ簡単な印象を受けた。

しかし皆さんこんなに厳しいのかと驚いていらしたが、私もびっくりした。 EU内では、11月6日だったと思うが、ルールが厳しくなり、手荷物として液体やジェル状のものを機内に持ち込む際の制限がついた。 少なくとも、透明なビニール袋(空港で配っている)に入れて、分けて検査しなければならない。 液体については、開封してあればその場で捨てられる。 イスラエル便に関してはさらに面接もあるのだから、搭乗手続きの開始も余裕を持って行われたわけである。

その4人の日本人の方によると、イスラエルでは出国手続きがさらに厳しいらしい。 出発は早朝なので夜が明ける前から審査に望まなければならない。 そんな頭がきちんと働かない状況でしっかり答えられるかが心配だ。

Apple: 飛行機内でのiPod接続サービスが登場

飛行機内でiPodを座席のドックケーブルに接続し、個人ディスプレイで動画を観たり、充電したりできるようになるらしい。 Appleからもプレスリリースが出ている。 私のiPodはPhotoなので、動画を観る事はできないが、充電できると言うのは魅力的だ。 これで電池の残りを気にせずに、長時間音楽を楽しむことが可能になる。 ちょうどKLMもサービスする航空会社に入っているので、シートの登場を楽しみにしたい。 問題は、これがエコノミークラスでも提供されるかどうかか。

趣味: ピタゴラそうち?ビー玉ころがし?

NHKのピタゴラスイッチと言う番組がある。 有名だし記憶に残りやすいと思うが、玉を転がしたり、物を動かしたりして、最後に「ピタゴラスイッチ」と表示される。 とにかく色々なものをうまくつかって様々な動きを見せてくれるのが面白い。 そんなピタゴラそうちに良く似たようなことをして遊べるキットがあるとのこと。 これはどちらかと言うとレールの上で玉を転がしていくだけのようだが、節々で色々な動きをつけられるらしい。 また、冷蔵庫など磁石がくっつくところに設置できるのも特徴のようだ。

これを見て連想する商品が「スペースワープ」である。 これはレールを自在に組み合わせてパチンコ玉みたいなものを転がして遊べる。 まるでローラーコースターのようである。 これを冷蔵庫などの壁面に限定したことで、より日常に近づいて楽しみやすくなったのが上記の製品だと思う。

一方で、こうしたものは小学校の工作で作ったことがある。 工作用紙でレールをつくり、ビー玉を転がして遊ぶ「ビー玉転がし」である。 確かこれを初めて作ったのは小学校4年生くらいの図画工作の時間だったと思う。 その先生がなかなかのアイデアマンで、私の感性と良く合った工作のテーマを与えてくれた。 私が熱中していたのは、紙と発泡スチロールで作る飛行機(主翼に紐をつけて、くるくると回して遊ぶ)と、このビー玉転がしだった。 せっかくなので、このビー玉転がしの作り方を簡単に書いておこうと思う。 もうぼろぼろになっていると思うが、昔作ったものが確か実家においてあるので、帰国したら写真をアップロードしてみたい。

  1. 最低限用意するものは、工作用紙(厚みのある丈夫なもの、裏が方眼になっていると作りやすい)・セメダインなどの接着剤・カッター・カッター用の下敷き(新聞紙でも良いが、しっかりしたものが使いやすい)・ビー玉
  2. 他にあると便利なものは、洗濯ばさみ(接着剤が固まるまでとめておく)
  3. まず、基盤となる骨格を作る。私の好みは30cm四方で高さが50cmくらいのもの。
  4. 骨格は2cm幅の工作用紙を半分の1cmのところで90度に折り曲げて作る。これを直方体の辺の代わりにして、接着剤で固定する。強度が不十分なら二重にしたり、角に三角形に切った工作用紙を張るなどして補強する。
  5. まずは周囲を落ちていくだけの単純なレールを作り、骨格を補強する。レールはビー玉のサイズに合わせて、コの字型に作る。一辺よりもやや長いレールを作り、一番低いところに穴を開けて段々にビー玉が転がるようにする。
  6. 後は好みでレールを作っていく。急角度から一回転ループさせたり、分かれ道やエレベーターまで作って遊んでいた。

旅行: イギリスの鉄道事情

唐突だが、今度はイギリスに来ている。 仕事がらみと、ロンドン近郊に友人が住んでいるので、それを頼りに来ているわけである。

行った事のない国を訪れる際、一番困るのは土地勘である。 どこかに行こうと思っても、どのような交通があるのか、どのくらいの時間がかかるのか、さっぱり思いつかない。 地図で大まかな距離がわかっても、本数が少ないとか直通の交通がないとかで思ったよりも時間がかかることが多い。 また、日本の感覚で有名な都市同士の距離・時間を考えていると、オランダのように案外近いこともある。 その逆がイギリスで、オランダに慣れてしまって国中すぐに回れると言う印象でいたら、結構とんでもなかった。

本来なら、オランダから直接飛行機で行けばよかったのだが、easyJetやbmi babyなどの格安航空が就航していなかったので、Londonの空港経由で行ったのだが、かなり大変だった。 まず飛行機が遅れ、そのために乗りたかった列車に後2分というところで乗れなかった。 イギリスの鉄道は民営化に失敗したらしく、有力な公共交通機関ではなくなってしまったようで、乗りたかった路線は30分に1本しかなかった。 しかも、乗り継ぎのタイミングなどで結局1時間後の到着となってしまった。

乗り継ぎのタイミングが悪いのは、上にも書いた民営化のときに、いくつもの会社に分裂してしまったからなのだそうだ。 ロンドンだけでも一桁の後半くらいは会社があるらしい。 それに比べると日本の国鉄民営化は、地域ごとに分社化したからうまくいったというのもありそうだ。 イギリス人に言わせると、国民性もあるということなのだけれど。

また、会社がいくつもあるからなのか、国民性なのか知らないが、列車がどのプラットホームから出発するか、10分前くらいにならないと決まらないこともあった。 遅れるのはまあ仕方がないとして、列車がどこから出発するか直前まで決まっていないと言うのは、かなりの違和感があった。 駅にはそれぞれの時間に出発する列車が、どの方面へ行き、どの駅で停まるのかと言う情報は表示されている。 ところが、どのホームで待てば良いのか決まっていないので、その表示板の前で待たねばならない。 この表示板も、発車時刻順になっていない(そもそも遅れることがあるので変動する)ので、全て見ないと「実はもっと早い列車があった」などということにもなりかねない。

物価が高いせいもあるだろうが、運賃も高いと思う。 100km程度で£ 20以上したから、日本の2倍以上になる。 また、ロンドン地下鉄(undergroundやtubeと呼ばれている)も初乗りが£ 3と、かなり高額である。 ただ、往復運賃はかなり安い。 オランダでも回数券や往復運賃は割り引かれているが、イギリスはそれ以上という印象だ。 会社にもよるのだろうが、片道の運賃とほとんど変わらない金額(例えば、片道£ 20だったら往復£ 22など)だった。 こうなれば、日本の長距離移動とあまり変わらない料金となる。 買わなかったのでわからないが、地下鉄にも周遊券のようなものがあったので、いろいろ使う場合はこちらの方が安そうだ。

仕事: ドイツに行ってきた

この間、オランダからドイツまで車で行ってきた。 EUになり、シェンゲン条約でパスポートなしで出入りできるので、単に素通りするだけである。 その代わり、国境のところにそれを示す標識が立っている。 日本にいると、陸続きの国境と言う概念がないし、飛行機で渡るときも空中を通るから、「今まさに国境を越えた」と言う感覚はなんだか新鮮だった。

: モスクワの交通事情

今回の出張ではモスクワ市内を結構車で行き来していたのだが、すごい車の量だった。 ロシアの前身の旧ソ連と言えば社会主義国で、中国もそうだがものすごく広い幅の道をよく想像する。 確かに片側6車線というような道もあり、むしろ飛行機が離着陸することを考えているようだ。 だがむしろ、それ以上に車が走っていると言う印象であり、また、当然ながら幅の細い道もあるので、いたるところで渋滞している。 運転手さんの動きを見ていたら、いわゆる交通マナーなど存在しないと言うことがわかった。 信号は守られているのだが、スピード違反は当たり前、無理な車線変更や右左折はしょっちゅうで、歩行者優先と言う考え方もない。 私は幸いにして見かける事はなかったが、ひかれて死んでいる人もたまにいるらしい。

また、路肩への駐車も禁止されているところ以外は誰でも無料で駐車可能らしく、すさまじい状態である。 共有スペースに勝手に建物をたて、簡易ガレージを作ってしまう人も多いようだが、流石に最近モスクワ市内では禁止され、撤去に向かっているそうである。 無法地帯とは言わないが、日本の常識が全く通じないのは確かである。 あちこちに警察官が立っているのだが、何を取り締まっているのかはよくわからない。 ただ捕まると、車関係の書類一式に加え、外国人ならパスポートや滞在登録証の点検があり、なぜか必ず罰金と言うか袖の下を払う羽目になるらしい。 私の乗っていた車の運転手さんは流石はプロで、一度も捕まることはなかった。

路上には乗用車やトラックはもちろんだが、電線を伝って行くバスや、路面電車も走っている。 これらの公共交通機関はオランダでは最優先ということになっているのだが、少なくともモスクワではそんな風には見えなかった。 バスが発車しようとしても、なんとかその前に自分が行こうとする車がほとんどだった。 それほどまでに、モスクワの車は道路のキャパシティに比べて過剰なのだと思う。

走っている車は結構日本車も多かった。 トヨタ・日産・ホンダ・三菱・マツダなど、日本の乗用車は色々と走っていた。 また、現代やGM大宇など、韓国車もかなり走っていた。 興味深かったのはレクサスが比較的多く走っていたのだが、一番良く見たのがSUVのRXだったこと。 なぜなのだろう? 一方、いくら経済が好調とは言え、PorscheやFerrariなどの超高級車はほとんど走っていなかった。 Porscheは数台見かけたが、FerrariやLamborghiniに至ってはゼロ。 まあ、こちらは日本でもほとんど見かけないし、オランダでもまだFerrari一台見かけただけなので、こんなものなのかもしれないが。

: ダ・ヴィンチ・コードを読了

映画化もされ、世界的にヒットしているダ・ヴィンチ・コードの原作本を読み終えた。 文庫本で3冊に別れており、なかなかの時間を要したが、出張での飛行機移動の時間を利用して、ようやく読み終えた。 「象徴」と言う、およそ文章にはしにくい題材だが、反って実際にその場へ行きたいと思う人は多いのだろう。 ダ・ヴィンチ・コードに登場する名所を巡るツアーが流行っているのもうなずけた。

私はキリスト教徒ではないし、正直なところ、この物語の根底にあるキリスト教文化とか習慣になじみがない。 だから、どちらかというと単に歴史を題材にしたミステリーという感じがしなくもないのが、なんとなく残念だし、もったいない気もする。

一つ気になったのは、これって本当に「ダ・ヴィンチ」のコードなのか?と言うことだ。 確かに、絵画や発明が鍵にはなっているものの、私が期待していたのは、ダ・ヴィンチ自身が作り上げた暗号を解いていく、と言うストーリーだったので、ちょっと予想外だった。 やはり私は、現代が舞台であるより、歴史上の場面が舞台である方が好みのようだ。

旅行: Madurodamでオランダ一周旅行

Den Haagの中心Scheveningenのおおよそ真ん中くらいに、Madurodamがある。 これは、オランダ国内で有名な構造物のミニチュアを160以上、所狭しと並べたテーマパークだ。 外から見ると結構広そうに見えるのだが、入ってみると見渡せるくらいの広さで、一瞬がっかりするが、実際に見て回り始めるとかなり楽しい。 特に、これまで観光してきた建物があると、その建物の全貌がわかったりして、新しい側面も発見できる。 ミニチュアと言って馬鹿にすることはなく、かなり精巧に作られていて、可動橋が上下したり、飛行機が滑走路へ移動したり(流石に飛行はしない)と、子供が楽しむだけではなく、大人が見ても思わずうなってしまうようなところもある。 どうもMadurodamオリジナルらしき建物もあるようだが、それでもオランダ国内の有名どころは、これでほとんど網羅されていると言えるだろう。 同じミニチュアテーマパークの東武ワールドスクウェアにも行きたくなってきた。

仕事: 出発便に遅れ

アムステルダム経由でコペンハーゲンに向かう予定なのだが、飛行機の整備の為に出発が2時間遅れるらしい。 乗り換え時間に余裕があるので、まだ良いが、いきなりトラブルである。 雷による整備らしいので仕方ないが、余計なことで疲れたくないものだ。

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