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旅行: 世界遺産「Kinderdijkの風車群」

道路から見えるKinderdijkの風車群

Zuid-Holland(南ホラント)州のKinderdijk(キンデルダイク)にある風車群を見に行ってきた。 日本語訳がこれで良いのかわからないが、Kinderdijkの風車群はUNESCOから世界遺産として指定されている。 仕事の関係でレンタカーを借りていたし、せっかくなので車でしかいけないところと思ってこの世界遺産を選んだ。 もう寒いのではないかと思ったがそうでもなかった。 ただ、上記のKinderdijkのサイトによると、風車を見るシーズンは10月いっぱいだったようで、ちょうど良かった。

レンタカーを借りたからといって、地図も持っていない私がいきなりKinderdijkにいけるわけがない。 これは別エントリーに書くことにするが、TomTomと言うカーナビをオランダ人の友人が、しばらく使わないからと言って親切にも貸してくれたのだ。 上記のサイトによると、週末はIHC HOLLAND NVの駐車場を無料で使えるとあったので、そこをありがたく使わせてもらうことにした。 また、オランダ版Google Mapsでは経路探索も出来るので大まかに把握するには便利だ。

私が今フラットを借りているのはAmstelveenと言う日本人が多くすんでいる町だが、そこからKinderdijkまでだいたい1時間30分くらいだった。 高速道路のA4からRotterdam方面へ向かい、A20、A15などを経由していく。 詳しくは上記のIHC HOLLAND NVの駐車場のリンクから飛べば、経路探索できるはずだ。

IHC HOLLAND NVの駐車場は風車よりは少し離れたところにあるが、無料駐車場と言うのが魅力だ。 平日は会社が使っている駐車場なので使えないが、週末は開放されているのでありがたい。 高速道路のほうから行くと駐車場は風車群のやや手前にあるので、そこから歩いていく。 少し離れていると入っても高々500mくらいなので、まったく問題ない。 むしろ、途中に雰囲気のよさそうなカフェもあるので、昼ごはんなどはここでとってみてはどうだろうか。 私は昼食を食べてから行ったが、2時ころだったのに大勢の人が席で談笑していた。 少し進むと上記の写真のように風車が見えてくるので、安心して進めばよい。

Kinderdijkの風車 風車観光用のボートもある

風車と風車の間は結構離れているので、同時に複数の風車を写真に収めようとするとどうしても遠くから撮らざるを得ないが、まずは比較的近くから撮った写真を掲載する。 これは駐車場のほうから入っていって手前のほうにあった風車である。 二枚目の写真は観光用に運河を走っていくボートである。 乗らなかったのでいくらかわからないが、結構大勢の人が乗っていた。 駐車場のところでは自転車を借りることも可能だが、借りている人はおそらく少数。 周りには自転車をこいでいる人が大勢いるが、これはおそらく自転車持参のオランダ人ばかりと思われる。 オランダ人はお年寄りでも元気に自転車をこいでいるので驚かされる。

風車の中を見学してみよう 風車の中は生活の場でもあった 壁に空けられた物見穴から他の風車が見える
水をくみ上げるための水車部分 風車の動力を水車へ伝える中央の柱 風車のほとんど一番上にある、風車の回転を変換する部分
見学できる風車の全体像 風車の上部 羽根のアップ

風車群の中で一つ、中を見学できる風車がある。 € 3かかるが、世界遺産の維持費だと思えば安いものだ。 風車の中は4階くらいまで登ることが出来て、中でどういう生活がされていたか、風車の動力の伝わる仕組みはどうなっているかなどを実際に見ることができる。 1階部分では水をくみ上げる水車の部分、2階か3階くらいで中央を通って動力を伝えている柱、4階か5階くらいで風車から動力を柱へ伝える部分を順に確認できる。 他にも、風車の模型やどんな部屋に住んでいたかなどが再現されている。 もっとも、風車の横に普通の家が併設されていて、人々はそちらに住んでいる様ではあるが。

遊覧ボートと風車群 風車群と運河を走る小船 風車を青空と芝生が挟んで見事なコントラストだった

この日はAmstelveenを出たころは曇っていたのだが、Rotterdamを通り過ぎたくらいから日が差してきて、Kinderdijkでも青空が見られた。 風車群の中央あたりの橋を渡ったところでは、アイスクリームを売っているおじいさんも来ていた。 すぐ上の写真の二枚目に小船が移っているが、この船には祖父と孫と思われる二人が乗っていて、このアイスクリームを買いに船で来ていたのだ。 運河が人々の足になっているオランダらしい、なんともほほえましい光景だった。

現代の風車

そして、風車群の入り口には現代版の風車が置かれていた。 エンジンを動力とする水の汲み上げ機である。

旅行: アムステルダムの交通機関

アムステルダム市内の移動には、いくつかの交通機関が使える。 バス、トラム、タクシー、そしてボートである。 トラムは路面電車、ボートは運河を行く水上バスを想像すれば間違いないと思う。 他にはもちろん鉄道もあるし、中心街は地下鉄になっているメトロもある。 ここではすべてを網羅する気はなく、思いついたところだけ書き残しておこうと思う。

バスとトラムは共通の回数券(Strippen Kaart)で乗ることができるのだが、この回数券はかなり割安だ。 お店で買える回数券は、15枚と45枚があって、15枚が€ 6.70で、45枚が€ 19.20(ただし、15枚で€ 6.50と書いてあるガイドブックの記述なので、正確なところはわからない)となっている。 ところが、これを回数券を買わずに、車内で通常の切符を買うと、2枚相当で€ 1.60とられる。 この回数券はオランダ全国で使えるし、いちいち切符を購入する手間もない。 慣れない旅行者には、まさにもってこいの切符だと思われる。

実は「枚」というのはちょっと不正確で、実際には一枚の紙にマス目がその分書かれており、乗った距離に応じてスタンプが押されていく仕組みだ。 バスには運転手が、トラムには運転手か車掌が乗っているので、彼らに行き先を告げれば、その分のスタンプを押してくれる。 トラムには自分でスタンプを押す機械もあるので、いくつ分の距離かわかるのであれば、スタンプを押すところで切符を折って、機械に差し込めばよい。

タクシーは空港から出るときに使ったきりだが、一番先にきたタクシーに乗る必要はないと書かれている。 タクシーには大きさや会社がいくつかあり、それぞれ価格が違うわけだ。 大きなタクシーがすっと一番先に入ってくることもあるが、小さいタクシーで十分な荷物量なら、そっちに乗った方がお得になる。

ボートはいくつか種類があって、私がカナルクルーズで乗ったボートは、単純に運河を一周してくるものだが、いくつか停留所があるボートもある。 トラムに比べれば時間はかかるが、風情ある移動を楽しみたいのであれば、これ以上の交通手段はないだろう。

旅行: アンネ・フランクの家

今日も日曜日と言うことでアムステルダムへ観光へ行ってきた。 アンネ・フランクの家は、運河から見たときも行列ができていたが、今日もやはり行列になっていた。

アンネ・フランクの家は、実際にアンネが隠れ住んでいた建物を改築して博物館としたもので、隠れていたときの生活の様子がよくわかる。 百聞は一見にしかず、と言うが、まさにその通りだ。 部屋は暗く、ここで外にも出ず、何人も住んでいたと思うと、大変さが伝わってくる。 同時に、ナチスの行った犯罪が、いかに恐ろしいものだったのか、身が震える思いだ。

旅行: 美術館巡り

今日はアムステルダムで美術館巡りをしてきた。 まずは国立美術館。 ここにはレンブラントの「夜警」やフェルメールの「台所女中」など、オランダ絵画の代表作のほか、銀食器や陶器、彫刻など、様々な美術品が展示されている。 個人的にはレンブラントの「夜警」が圧巻だった。 今は特別に音楽と映像効果を組み合わせた展示をしており、限られた時間でしか鑑賞できないのが残念だ。 なんともけちくさい。

続いてゴッホ美術館。 ここではゴッホの「馬鈴薯を食べる人々」「ひまわり」などの代表作のほか、ゴッホに関連した、他の画家の作品も展示されている。 国立美術館よりも人が来ていて、行列にもなっていた。 国立美術館でもゴッホ美術館でも、日本語のオーディオガイドを€ 4で借りられるので、聞きながら鑑賞すれば参考になること間違いなしだ。

両方の美術館で気になったのが、絵を覆っている透明なカバーの存在と、光の当たり具合だ。 日本でもよくある、絵を覆っているプラスチックか何かのカバーだが、ヨーロッパの美術館には付いていない、などということを聞いたことがあったが、この美術館には付いていた。 加えて、光の当て方がうまくなく、そのカバーに反射して、絵がひどく見にくくなっていた。 せっかく、写真ではない本物を見に来たのに、これではがっかりだ。

美術館巡りの後は、カナルクルーズに行ってきた。 市内の運河を一時間半ほどで一周するツアーである。 観光名所をもいくつか巡るし、運河の中からと言う、通常見ることのできない視点からの風景を楽しめる。 なかなか風情もあるし、十分に楽しめた。

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