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: オランダ発の自転車の自動貸出機

オランダの企業が提案したという自転車の自動貸出機は、受賞しただけあって優れたデザインだと思う。 オランダ人は自転車に乗るのが好きなようで、二輪車専用道が至る所に整備されていたのを思い出す。 オランダ人自身はほぼ全員自転車を持っているだろうから、主に旅行者相手のビジネスになるのかもしれない。 こんな貸出機だったら借りるときもちょっとおもしろいし、旅行先にあったらつい借りてしまいそうだ。

旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:1日目 北竜町

北竜町のひまわり畑 一面のひまわり

今回の旅行は北海道でうまいものを食べると言うのが目的の一つだが、元々はここ何年か毎年見に行っているひまわりを見に行こうと言うもの。 この北竜町のひまわりはかなり面積も広く見事だと言うことで、まず最初に見に行く対象にした。

朝一番の飛行機で札幌まで飛び、レンタカーで北竜町まで移動した。 建設中の高速道路のICが比較的近くにあり、かなりスムーズに行くことができた。 窓を開けて、関東に比べると圧倒的に涼しい北海道の風を存分に楽しんだ。

カーナビが目的地近くであることを告げると、視界の中に黄色に染まった丘が見えてきた。 道沿いにあった駐車場はそれほど広くないが、平日であるためか空いていた。 隣にはパークゴルフ場があり、お年寄りなどがプレーしていた。 北海道出身の友人からパークゴルフの存在は聞いていたが、やっているのを見るのはこの時が初めてである。

駐車場近くには無料のレンタル自転車もあったが、全て貸し出されていて使えなかった。 ひまわり畑まではちょっと距離があるので本当は使いたかったが・・・。 北海道とは言え、この日は快晴で、汗ばみながら畑までの道を歩いた。 着いた後の感動は言うまでもない。 青い空と黄色いひまわりのコントラストが、いかにも夏らしくて嬉しくなった。

昼食はひまわり定食

ひまわり畑の近くにあった道の駅で昼ご飯にした。 せっかくひまわりを見に来たので、ひまわりを使った料理にした。 私が食べたのは「ひまわり定食」と言うもので、メインは炒飯である。 これはひまわり油を使って炒めてあり、具としてひまわりの花びらや種が混ぜてあり、さらにひまわりの双葉が飾り付けてあるもの。 味はまあそれなりだが、とにかくひまわりづくしなのが面白かった。

富良野のラベンダー畑 ファーム富田

その後は花つながりと言うことで富良野まで移動。 ファーム富田は予想通りの混雑だったが、花はいろいろと楽しめた。 ラベンダーは遠くから見るときれいだと思うが、近くに寄ってみると、それほどきれいな形をしている訳ではないと思う。 お決まりのラベンダーソフトを食べて、富良野を後にした。

札幌ら〜めん共和国「麺屋chichi」 札幌ら〜めん共和国「梅光軒」

この日の夕飯は札幌でラーメンを食べることにした。 札幌駅近くに「札幌ら〜めん共和国」と言う、ラーメン店が集まっている場所があるので行ってみた。 8軒ほどの店があり、とりあえず札幌出身の「麺屋chichi」に入ってみた。 味噌ラーメンの店だったと思うが、ちょっと変わったラーメンに挑戦したためか、すごく美味しいと言う味でもなかった。

二軒目には旭川からの梅光軒に入ってみた。 ここがなかなか美味しくて、ようやく梅光軒の名前に覚えがあることに気がついた。 昔、旭川に行ったことがあるのだが、時間がなくて梅光軒の行列に並べなかったのである。 当時は悔しい思い出だったはずなのだが、時間が経つのは恐ろしいものである。

札幌駅

札幌駅はきれいに整備されていたが、数年前の思い出では、写真のような高いビルは無かったように思う。 でもこうした駅ビルはどこに行っても同じようなデザインで、正直なところつまらなく感じてしまう。 もちろん駅ビルは旅人の思い出のためにあるわけではないが、もう少し個性があってもいいのではないかと思ってしまった。

: 自転車用AT

自転車メーカーのシマノがギアの自動切り替え機を開発したそうだ。 言い換えるなら自転車用のATというところだろうか。 今回発売されるCoastingは実際にこの自動切り替え機を装備した自転車のようだが、以前からギアをAT化する部品は販売していたらしい。

昔、多段ギアの自転車に乗っていた経験から言うと、信号などで停止するたびにギアを低速にする手間は確かに面倒ではあった。 ただ、それを自動にする意味があるのかどうかと言うと、個人的には手動にした方が自転車の運転を楽しめるのではないかと感じる。 サイクリングなどで周りの風景を楽しみながら運転する場合や、通勤時に急いでいるとき(笑)などは自動の方が煩わしくなくて良いかもしれない。 まあ、今乗っているのはギアは固定の折りたたみ自転車だから、あまり縁のない話なのだが。

旅行: De Hoge Veluwe国立公園とKröller-Müller美術館

「ゴッホの森」De Hoge Veluwe国立公園

前日にゴッホ美術館に行ってきたからと言うわけではないが、オランダ国内でゴッホコレクションで双璧をなすKröller-Müller Museumにも行ってきた。 このクレラー・ミュラー美術館はDe Hoge Veluweと言うオランダで最大の国立公園の中にある。 自然が豊かな国立公園で、クレラー・ミュラー美術館のゴッホコレクションから「ゴッホの森」と呼ばれているらしい。 詳しいことはオランダ政府観光局の「ゴッホの森」に関するページにある。 周辺についても日本語で解説してくれているので参考になる。 地図がないが、ここはやはりGoogle Maps Nederlandで代用だ。

公園の入場料は€ 6で、美術館に入る場合にはさらに€ 6必要になる。 入り口で両方合わせたチケットを買うのが便利だ。 また、ここではMuseum Kaartは使えないし、美術館のみのチケットもないので注意が必要だ。

中に入ってすぐのところに駐輪場があって、そこにある自転車は無料で使える。 と言うか、自転車が必要なほど入り口から美術館まで離れているのだ。 車も入れられるようだが、外の駐車場の方が安そう(€ 2.50)なのでそちらに停めた。 ただ、自転車がほとんど残っておらず、また、多くの人が自転車に乗らずに歩いていっているので私もそれに付いて行く事にした。 森の中を散歩するのも悪くない。 公園内では広葉樹が紅葉していてきれいだったが、残念なことにほとんどの樹が常緑樹の針葉樹で、全体としてはきれいに紅葉していると言う感じではなかった。 天気もこの時点では曇っていたのも残念だった。

クレラー・ミュラー美術館

30分くらい歩いてようやくクレラー・ミュラー美術館に到着した。 美術館の入り口では、チケットのバーコードを改札機にかざして入場するようになっている。 美術館の建物自体もなかなかしゃれた感じだった。

「糸杉」 「カフェテラス」

美術館内はそこそこ広く、また、いくつもの小さい部屋に分かれて展示されている。 絵画だけではなく彫刻なども飾られており、点数も多い。 ただでさえここまで歩いてきているので、見て歩き回るだけで疲れてしまうほどだ。

ゴッホの絵は少し奥の広い部屋に多くがまとまっておいてある。 「馬鈴薯を食べる人々」「アルルの跳ね橋」「糸杉」「カフェテラス」などが無造作に並べてある。 どれも特別に展示してあるわけではないので気楽に名画を眺められた。 私は「切られた4本のひまわり」と「糸杉」が特に印象的に思えた。

美術館の庭にて 陽だまりのどんぐり 池に写る青空

美術館の庭にはロダンの彫刻などが飾られているので、散歩をしながら芸術に触れることが出来る。 建物内を歩き回っている間に、空もすっかり晴れたようで、すがすがしいまでの青空が広がっていた。 私が登山をするといつも天気が悪いのだが、オランダに来てからそんな不運とも無縁のようだ。

国立公園の自転車道 道端に咲いていた花 荒野の中に人物像もある

国立公園内は自転車が整備されていて、自転車で走り回ることが出来る。 自動車道もあるが、ここは自転車の方が間違いなく気持ちいいだろう。 美術館からの帰りはたくさん自転車があったので、私も借りてみることにした。 オランダの自転車には通常手元にブレーキがなく、フットブレーキだというのでいったいどんな感じなのか、びくびくしながら乗ってみたが、普通に走るだけなら案外すぐに慣れることが出来た。 ただ、またがってから漕ぎ出そうとすると、ペダルが後ろに回転しないので(ブレーキがかかる)、よく女性がやっているように、片方の足を乗せてから少し動き出し、タイミングよく乗る方法が良いようだ。 また、急に停まろうと思ってもなかなかとっさに行動できないので、初めはゆっくり進むことにした。 車の運転もそうだが、慣れないととっさの行動に支障が出る。

快晴の天気と言うこともあり、荒野と言ってもよいような中に作られているサイクリングロードを走っていたが、ずっと歩き続きで疲れてきたので、3枚目の写真にある人物像のところまで行って帰ることにした。 この像がいまいちよくわからない像で、近くまで寄るのも面倒で写真だけ撮ったのだが、見ている方向は美術館の方角のようだった。

無料貸し出しの自転車

ちなみに乗っていたのはこんな自転車である。 この白い自転車は無料。 なぜ寝かせて撮影したかと言うと、自転車のスタンドが壊れていて立たせる事が出来ないのだ。 せっかく買った美術館土産も一緒に地べたに置いてしまっているあたり、疲れていたことが良くわかる(笑)。

ヘット・ロー宮殿

クレラー・ミュラー美術館から車でおおよそ50分くらいのところに、王室の宮殿「Paleis Het Loo」ヘット・ロー宮殿があるので、せっかくだから寄ってみることにした。 カーナビによれば到着予想時間が16時30分くらいで、おそらく17時には閉まってしまうことから、ちょっと躊躇したが、Museum Kaartが使えることがわかっていたので、写真を撮るだけでも、と思って急いで行った。

ところが、16時30分にきっちり着いたのに、車を停めて入り口まで行くと今日はもうおしまいだと言う。 Museum Kaartがあるから短くても良いと言ってもだめ。 私のほかにも老夫婦と中年の夫婦が同じようなことを行っていたが、やはり追い返されていた。 で、その中年夫婦が何か言ったらコインのようなものをもらっていたが私にはくれなかった。 ピンと来て、見られなかったのに駐車場代(€ 3)払わなくちゃ行けないのと言ったら苦笑してやはりそのコインをくれた。 コインと言ってもユーロコインではなく、駐車場専用のコインである。

帰り道は高速道路のA1が渋滞してガソリンが切れそうになったが、なんとか帰ってこれた。 なぜ日曜日なのにラッシュが?と思ったら、どうも事故渋滞だったようだ。 オランダにもサンデードライバーなどと言う概念があるのだろうか。

旅行: 世界遺産「Kinderdijkの風車群」

道路から見えるKinderdijkの風車群

Zuid-Holland(南ホラント)州のKinderdijk(キンデルダイク)にある風車群を見に行ってきた。 日本語訳がこれで良いのかわからないが、Kinderdijkの風車群はUNESCOから世界遺産として指定されている。 仕事の関係でレンタカーを借りていたし、せっかくなので車でしかいけないところと思ってこの世界遺産を選んだ。 もう寒いのではないかと思ったがそうでもなかった。 ただ、上記のKinderdijkのサイトによると、風車を見るシーズンは10月いっぱいだったようで、ちょうど良かった。

レンタカーを借りたからといって、地図も持っていない私がいきなりKinderdijkにいけるわけがない。 これは別エントリーに書くことにするが、TomTomと言うカーナビをオランダ人の友人が、しばらく使わないからと言って親切にも貸してくれたのだ。 上記のサイトによると、週末はIHC HOLLAND NVの駐車場を無料で使えるとあったので、そこをありがたく使わせてもらうことにした。 また、オランダ版Google Mapsでは経路探索も出来るので大まかに把握するには便利だ。

私が今フラットを借りているのはAmstelveenと言う日本人が多くすんでいる町だが、そこからKinderdijkまでだいたい1時間30分くらいだった。 高速道路のA4からRotterdam方面へ向かい、A20、A15などを経由していく。 詳しくは上記のIHC HOLLAND NVの駐車場のリンクから飛べば、経路探索できるはずだ。

IHC HOLLAND NVの駐車場は風車よりは少し離れたところにあるが、無料駐車場と言うのが魅力だ。 平日は会社が使っている駐車場なので使えないが、週末は開放されているのでありがたい。 高速道路のほうから行くと駐車場は風車群のやや手前にあるので、そこから歩いていく。 少し離れていると入っても高々500mくらいなので、まったく問題ない。 むしろ、途中に雰囲気のよさそうなカフェもあるので、昼ごはんなどはここでとってみてはどうだろうか。 私は昼食を食べてから行ったが、2時ころだったのに大勢の人が席で談笑していた。 少し進むと上記の写真のように風車が見えてくるので、安心して進めばよい。

Kinderdijkの風車 風車観光用のボートもある

風車と風車の間は結構離れているので、同時に複数の風車を写真に収めようとするとどうしても遠くから撮らざるを得ないが、まずは比較的近くから撮った写真を掲載する。 これは駐車場のほうから入っていって手前のほうにあった風車である。 二枚目の写真は観光用に運河を走っていくボートである。 乗らなかったのでいくらかわからないが、結構大勢の人が乗っていた。 駐車場のところでは自転車を借りることも可能だが、借りている人はおそらく少数。 周りには自転車をこいでいる人が大勢いるが、これはおそらく自転車持参のオランダ人ばかりと思われる。 オランダ人はお年寄りでも元気に自転車をこいでいるので驚かされる。

風車の中を見学してみよう 風車の中は生活の場でもあった 壁に空けられた物見穴から他の風車が見える
水をくみ上げるための水車部分 風車の動力を水車へ伝える中央の柱 風車のほとんど一番上にある、風車の回転を変換する部分
見学できる風車の全体像 風車の上部 羽根のアップ

風車群の中で一つ、中を見学できる風車がある。 € 3かかるが、世界遺産の維持費だと思えば安いものだ。 風車の中は4階くらいまで登ることが出来て、中でどういう生活がされていたか、風車の動力の伝わる仕組みはどうなっているかなどを実際に見ることができる。 1階部分では水をくみ上げる水車の部分、2階か3階くらいで中央を通って動力を伝えている柱、4階か5階くらいで風車から動力を柱へ伝える部分を順に確認できる。 他にも、風車の模型やどんな部屋に住んでいたかなどが再現されている。 もっとも、風車の横に普通の家が併設されていて、人々はそちらに住んでいる様ではあるが。

遊覧ボートと風車群 風車群と運河を走る小船 風車を青空と芝生が挟んで見事なコントラストだった

この日はAmstelveenを出たころは曇っていたのだが、Rotterdamを通り過ぎたくらいから日が差してきて、Kinderdijkでも青空が見られた。 風車群の中央あたりの橋を渡ったところでは、アイスクリームを売っているおじいさんも来ていた。 すぐ上の写真の二枚目に小船が移っているが、この船には祖父と孫と思われる二人が乗っていて、このアイスクリームを買いに船で来ていたのだ。 運河が人々の足になっているオランダらしい、なんともほほえましい光景だった。

現代の風車

そして、風車群の入り口には現代版の風車が置かれていた。 エンジンを動力とする水の汲み上げ機である。

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