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旅行: イギリスの物価は高い

今回訪れたロンドン付近では、各駅のあちこちにパッケージされたサンドイッチを売っている店があり、簡単な食事を取るには全く困らない。 日本のコンビニやキオスクに近い感じの店が多く、説明も書いてあるし買い物しやすい。 列車の中で食事をするのもマナー違反と言うわけではないので(流石に地下鉄で食べている人はいない)、移動時間を有効に使える。

と言う事で、食事を安く上げようとサンドイッチを買っているが(味も悪くない)、£ 1がだいたい€ 1.5相当なので、ユーロや円の感覚で見ていると危ない。 単純に£ 1=€ 1=100円などとつい考えてしまうが、€ 1も150円相当なので、相当危ないのである。 例えば、£ 3くらいでサンドイッチが売っていて、日本でも300円くらいの品物だからまあこんなものかと思ってしまうのだ。 日本円に直せば600円以上なのに、恐ろしい。

どうも、イギリスが好景気のため、ポンド高になっているらしい。 だからおそらく、イギリスのサンドイッチが特別高級なのではなくて、ものの価値は同じなのに通貨の強弱でこれほどの差がついてしまっているのだと思う。 もちろん、日本がデフレで安くなっていると言うのも理由の一つだとは思うけれど。 後、ロンドンの物価が特別高いというのもあるらしい。

旅行: イギリスの鉄道事情

唐突だが、今度はイギリスに来ている。 仕事がらみと、ロンドン近郊に友人が住んでいるので、それを頼りに来ているわけである。

行った事のない国を訪れる際、一番困るのは土地勘である。 どこかに行こうと思っても、どのような交通があるのか、どのくらいの時間がかかるのか、さっぱり思いつかない。 地図で大まかな距離がわかっても、本数が少ないとか直通の交通がないとかで思ったよりも時間がかかることが多い。 また、日本の感覚で有名な都市同士の距離・時間を考えていると、オランダのように案外近いこともある。 その逆がイギリスで、オランダに慣れてしまって国中すぐに回れると言う印象でいたら、結構とんでもなかった。

本来なら、オランダから直接飛行機で行けばよかったのだが、easyJetやbmi babyなどの格安航空が就航していなかったので、Londonの空港経由で行ったのだが、かなり大変だった。 まず飛行機が遅れ、そのために乗りたかった列車に後2分というところで乗れなかった。 イギリスの鉄道は民営化に失敗したらしく、有力な公共交通機関ではなくなってしまったようで、乗りたかった路線は30分に1本しかなかった。 しかも、乗り継ぎのタイミングなどで結局1時間後の到着となってしまった。

乗り継ぎのタイミングが悪いのは、上にも書いた民営化のときに、いくつもの会社に分裂してしまったからなのだそうだ。 ロンドンだけでも一桁の後半くらいは会社があるらしい。 それに比べると日本の国鉄民営化は、地域ごとに分社化したからうまくいったというのもありそうだ。 イギリス人に言わせると、国民性もあるということなのだけれど。

また、会社がいくつもあるからなのか、国民性なのか知らないが、列車がどのプラットホームから出発するか、10分前くらいにならないと決まらないこともあった。 遅れるのはまあ仕方がないとして、列車がどこから出発するか直前まで決まっていないと言うのは、かなりの違和感があった。 駅にはそれぞれの時間に出発する列車が、どの方面へ行き、どの駅で停まるのかと言う情報は表示されている。 ところが、どのホームで待てば良いのか決まっていないので、その表示板の前で待たねばならない。 この表示板も、発車時刻順になっていない(そもそも遅れることがあるので変動する)ので、全て見ないと「実はもっと早い列車があった」などということにもなりかねない。

物価が高いせいもあるだろうが、運賃も高いと思う。 100km程度で£ 20以上したから、日本の2倍以上になる。 また、ロンドン地下鉄(undergroundやtubeと呼ばれている)も初乗りが£ 3と、かなり高額である。 ただ、往復運賃はかなり安い。 オランダでも回数券や往復運賃は割り引かれているが、イギリスはそれ以上という印象だ。 会社にもよるのだろうが、片道の運賃とほとんど変わらない金額(例えば、片道£ 20だったら往復£ 22など)だった。 こうなれば、日本の長距離移動とあまり変わらない料金となる。 買わなかったのでわからないが、地下鉄にも周遊券のようなものがあったので、いろいろ使う場合はこちらの方が安そうだ。

旅行: 東京から一番近い外国首都「ソウル」: 3日目

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