IrodorI One-Poem World

Version 3.0.1mt Build

IrodorI One-Poem Worldの検索結果

旅行: 益子陶器市

益子陶器市

今年のGWは栃木県の益子に行ってきた。 益子ではGW期間中、春の益子陶器市が開催されており、様々な作家の作品が並ぶらしい。 前々から益子には行ってみたいと思っていたので、陶器市の機会に行ってみることにした。

早朝東京を出たものの、首都高や東北道はかなり混雑しており、流石にGWと言わざるを得ない。 真岡ICからの道は同じように益子に向かう車が多いようで、益子中心部に近づくと大変な渋滞であった。 会場からはやや離れているが、町役場にある駐車場に車を停め、そこから歩いて向かうことにした。

城内坂と呼ばれる通り沿いにテントや店が並んでおり、多様な焼き物を一度に見ることができる。 中にはグラスや木製の椀も並んでいた。

益子焼窯元共販センター

写真にある益子焼窯元共販センターの周りにはたくさんのテントが並んでおり、ここを見て回るだけでもかなりの時間が必要だろう。 作家の人が直接売っているテントが多いようで、材料の違いで色が異なることや、模様の由来などを話すことも面白い。 私は茶碗・ビアマグ・盃を購入した。 盃はモリス・ゾイさんの作品で、益子に窯があるわけではないそうだが、他の陶器とは違った異彩を放っていた。 早くこれで酒を飲んでみたいものだ(笑)。

お食事処やまにのスープカレー

遅めの昼ご飯はお食事処やまにで食べたが、大変な混雑で店に入るまで30分近く待つこととなった。 私は日替わりメニューのスープカレーを食べたが、益子焼の販売店でもあるだけあって、カレーの器は益子焼のようであった。 他にも城内坂の通り沿いにカレーを提供している店があったが、こうした器の使い方も提供しているのは面白い。

午後は時間があれば笠間の陶炎祭も行こうかと思っていたが、残念ながら時間は作れなかった。 しかし、北関東道さえ開通すれば、前橋から益子も笠間も高速道路ですぐに行ける。 またの機会を楽しみにしたい。

: 自己紹介

One-Poemについて

住んでいるところ
群馬県 前橋市
職業
会社員
趣味
このサイトで良く更新されているカテゴリーを参照
コンピュータ歴
Windows 3.1の頃から。一太郎はVer.5、Brandishは3だった(謎)。
ネット歴
そろそろ10年?新しいことについて行けない・・・。

愛用品

HONDA Logo → Mazda Demio
コンピュータ
Apple Mac mini、Dell Precision 360Apple Macbook Pro (Late 2006)
デジタルカメラ・GPS
Panasonic Lumix DMC-FX100 + SONY GPS-CS3K
携帯電話
au by KDDI W41CA
音楽
Apple iPod Photo 60GB + Etymotic Research ER6i
登山靴
zamberlan FUJIYAMA
腕時計
CITIZEN ATT53-2413

: 首都高中央環状品川線の「世界記録」

実家の近くを通ることになる首都高速の中央環状(C2)の品川線(大橋JCT〜大井JCT)延伸工事だが、なんでも「世界記録」を達成する見込みだと言う。 それは「一つのシールド掘削機で掘り進めるトンネルの距離」が世界最長になる予定なのだそうだ。 長大トンネルと言えば青函トンネルやユーロトンネルが思い浮かぶが、あちらはたくさんの掘削機を使っており、一台あたりの距離はこの品川線での工事が最長と言う訳のようだ。 いまいちぱっとしない(?)記録ではあるが、地上工事があまり多く出来ないと言う事情から来ているものと思われる。 現在の中央環状新宿線の工事も長く続いているだけに、少しでも地上部の交通への妨げが少なくなると言うことになるのなら歓迎したい。

旅行: 中国地方一周18きっぷの旅 (1)

春の18きっぷのシーズンである。 日帰りで東北に行きもしたが、今回は西日本に目を向けてみた。 計画(期待)通りに行けば、鳥取・島根・山口の全市スタンプ(「制覇」)と、広島・岡山のスタンプ取得(市スタンプの75%で取得)となる。 つまり、コロプラのスタンプラリーが目的の第一である。

ただ、単に乗るだけではつまらないと考え、出雲大社と宮島の2ヶ所の観光地は巡ってみることにした。 特に宮島は18きっぷでも乗れる「宮島航路」を使うと言う意味でもぜひ行ってみたかった。 (結局、宮島へは「行っただけ」で終わるのだが・・・。)

まず計画段階として、山陰地方へ行く列車は数が少ないので、東京から夜行バスで中国地方入りすることを考えた。 一方でなるべく18きっぷを活用するため、夜行バスの目的地は鳥取県とした。 申し込んだバスは米子まで乗り入れていたが、鉄道のほうが速そうなので鳥取駅にとどめた。

計画では鳥取からまず米子へ行き、境港方面へ向かう。 境港市のスタンプは途中駅でも取れそうなのでそこで引き返す。 続いて出雲まで引き続きJRで向かい、出雲大社へは一畑電鉄を利用する。 この往復はJRとの接続が悪く単純に距離だけ考えるなら飛ばしたいところ。 しかしいろいろパターンを考慮すると、結局山口のあたりでJR同士の接続が悪く同じになるので、行っても差し支えないと判断した。 この時点では部分的に特急を利用することを考えていた。

次に関門海峡を越えて福岡県まで乗り入れるかどうかを考えたが、これは流石にやりすぎと判断、なるべく東京方面へ帰るようにして、柳井に宿泊することにした。 柳井に設定したのはもちろんそれ以上列車がないこともあるが、終列車一本前でも同じ終着地となるので、多少乗り継ぎに失敗しても余裕があることもポイントだ。

柳井からは始発列車で岡山方面に向かい、宮島航路を往復する計画とした。 目的地といっても宮島の滞在時間はわずか10分の予定となってしまった。 呉市のスタンプも取りたいので、呉線で少し進み、スタンプが取れたら引き返して山陽本線で福山へ向かうことにした。 福山・笠岡・井原のスタンプも面倒で、いったん笠原へ向かった後に引き返し、井原鉄道で井原のスタンプを取得する計画とした。 実は四国周遊も含めてGWに車でスタンプラリーを決行する予定もあるのだが、その際の負担をなるべく軽くするべく、玉野市も取得しておくこととした。 瀬戸大橋線の接続からすると、宇野まで行くならその時間で四国まで行けるのだが、福岡と同じ理由で取りやめた。

以前赤穂まではスタンプラリーをしていたので、その先はどこまで東京へ近づけるか、が問題となる。 ムーンライトながらの切符は取れなかったし、途中でもう一泊するくらいなら東京まで戻って休みたかった。 そこで、行けるところまで行って新幹線に乗ることにした。 実際にどうなったかは、別の記事にて紹介したい。

旅行: 18きっぷで飯坂温泉へ

飯坂温泉

山形一周に続き、福島の飯坂温泉まで18きっぷで日帰り旅行をしてきた。 福島まではJR、そこからは福島交通飯坂線にて往復する。 いつもの通り、鉄道に乗っている時間が大半であったが、しっかり日帰り入浴もしてきた。

飯坂温泉駅を降りるとすぐ目に入ってくるのは、摺上川にかかる十綱橋である。 橋のたもとにあった由来に寄ると、今は形が違うが、1875年に作られた10本の鉄線で支える吊橋の名前を引き継いでいるようだ。 平安の頃から吊橋はあったそうで、合戦の際に切り落とされた後は両岸に張った綱をたぐって舟を往来させていたらしい。 これを「とつなの渡し」と言ったそうである。

なお、由来が書いてある石盤の脇には、かつてこの地を訪れた松尾芭蕉の銅像も造られていた。

鯖湖湯 鯖湖湯と巨大な桶

飯坂温泉には8つの共同浴場があるが、私はその中でも一番古くからあるとされる鯖湖湯に入った。 中は洗い場と湯船しかないシンプルなものであるが、鉄道に乗り続けて固くなっていた体を十分にほぐすことができた。

飯坂温泉駅 飯坂温泉駅ホーム

鯖湖湯からは行きとは違うルートを通って駅まで戻った。 単線の福島交通飯坂線は、短い距離ではあるが都市から郊外をゆっくりと結ぶ、なかなか味のある路線であった。

福島からは再びJRを乗り継いで帰ることとなる。 喜多方に行ったときとは違って、東北本線の接続も比較的良く、福島からは18きっぷのみで帰宅出来た。 途中の白河では時間があったので下車し、駅前の白河ラーメンも楽しんできた。

: 開通した山手トンネルの様子

22日に部分開通したばかりの首都高中央環状新宿線(C2)であるが、開通した山手トンネルを実際に走行したレポートが日経トレンディに掲載されている。 調査は開通4日後に行われたが、意外にも内部はあまり混んでいなかったようだ。 私も一度走ってみようと思っていたが、落ち着くまでは待とうと敬遠していたが、これなら使ってみても良いかもしれない。

ただ、池袋から新宿方面に来て山手通りに出るICである中野長者橋出口は早速渋滞しているようだ。 私も昨日山手通り(地上)を通ったが、確かに出口周辺は混雑していた。 ただ、首都高全体の渋滞量はおおむね予想通り(2割減)の減少となっているようで、これは喜ばしいことだろう。 私にとっては関越道から直接(外環を経由せずに)首都高にアクセス出来ないため今回の開通はメリットが薄いが、早く地上部の工事も終わればありがたい。

ドライブ: 松之山温泉〜志賀高原に行って来た

快晴の空

またもやコロプラのお土産の話題であるが、平日にもかかわらず会社の休みが取れたので、松之山温泉までドライブに行ってきた。 この日は天気がすこぶる良く、会社が休みになって非常に良い一日であった。

まず朝の通勤割引が使える間に高速に乗り、越後湯沢ICで降りる。 ここで問題なく越後湯沢温泉のお土産を入手。 国道17号から石打駅の手前で国道353号へ入る。 地図上である程度予想していたが、この国道353号、どちらかと言えば曲線が多く、峠道の国道である。 最後に県道80号へ入るところさえ間違えなければ、ほとんど一本道だった。 平日だからなのかいつもそうなのか判らないが、快調なドライブで気持ちが良かった。

松之山温泉「鷹の湯」

さて松之山温泉は鷹が傷を癒しているのを見つけたと言われる「鷹の湯」などの源泉がある。 私もその鷹の湯を使っている、そのものズバリの日帰り温泉「鷹の湯」に入ってきた。 手に切り傷があったので、良くお湯につけておいた。 日本三大薬湯と言われると、なんだか傷が治ってくるような気になる(笑)。

帰りはどちらから帰るか迷ったが、国道405号方面から津南へ抜けてみることにした。 405号と言えば長野原草津口から野反湖へ至る国道で、ジグザグも多く道もそれほど広くない。 地図上の松之山~津南の405号もかなりのジグザグで、嫌な予感がしたが、時間もあるので敢行してしまった。

しかしこれがとんでもない間違いで、やっぱり酷道区間だったのだ。 私は写真など撮影する余裕はなかったので上記のリンク先をご覧頂きたいが、運転中は手の平の汗がぬぐってもぬぐってもにじみ出ていた。 せっかく温泉でさっぱりしたのに、冷や汗をかき続きである。

やっとのことで国道117号へたどり着いた後は、353号経由17号へ戻る北ではなく、野沢温泉などがある南へ向かった。 とにかくまだお昼過ぎである。 紅葉も見頃であろう志賀高原を再びドライブすることにした。 国道117号は、交通量こそそこそこあるものの、特に渋滞もなく志賀高原へ向かうことが出来た。

澗満滝

午後もこの日は快晴で非常に気持ちの良いドライブとなった。 前回は朝靄と曇りでとても停車する気になれなかった高原各地の池にも向かい、あちこち写真を撮った。 まずは澗満滝である。 少し離れたところにある展望台から眺めることができるが、付近の山の紅葉も同時に見られる、良い撮影スポットであった。

琵琶池

琵琶池は池の形が琵琶に似ていることから名付けられたと言う。 木々の葉も紅く色づいており、良い時期に来ることができて嬉しくなってくる。

一沼 木戸池

私が特にきれいだと思ったのは上にも写真がある一沼と木戸池である。 一沼は琵琶池のすぐ近くにあり、歩いて行くこともできる。 一沼付近の駐車場は広くないので、琵琶池から行くと良いかもしれない。 それほど大きな沼ではないが、こじんまりとした雰囲気が非常に良かった。

木戸池では水面に映った山の紅葉がとてもきれいであった。 山には針葉樹の緑の部分も多いのだが、それはそれで赤色とのコントラストが美しい。

国道最高地点からの眺め

渋峠を越えて群馬県に戻ってくる。 まだまだ前橋までの道のりはあるが、なぜかほっとしてしまう。 峠を越えるとすぐに国道の最高地点がある。

草津白根山のお釜

これまで近くへは来ていたものの、一度も見ていなかった草津白根山のお釜も見学した。 思っていたよりも明るく毒々しい色にびっくりした。 最後はデジカメのメモリーがなくなるところまで紅葉の写真を撮りまくり、楽しい平日ドライブは終了した。

コロプラ: お土産システムが開始

コロプラにお土産機能が追加された。 位置登録の場所によって、買えるものが変わってくるようで、中にはピンポイントに登録した時のみ購入できるものもあるらしい。 前橋では「焼きまんじゅう」が20プラで購入できた。 各都道府県+αが用意されているようだが、今後増えて行くようなので、楽しみにしたい。

旅行: 九重夢大吊橋と熊本市内観光

九重夢大吊橋の中村口

平戸方面の観光に引き続き、九重町からやまなみハイウェイを通り、熊本へと至るルートで観光してきた。 2003年にも湯布院から阿蘇山を見学して熊本まで観光したことがあるが、この時は九州産交バスのあそ2号を利用した。 今回は自分で運転するレンタカーなので、ドライブルートとして楽しそうなやまなみハイウェイを運転してみた。

九重ICを降りて最初に向かったのは、昨年出来たばかりの九重夢大吊橋。 高所恐怖症の割になぜか高いところばかりに行っているような気もするが、名所だと言うので行ってみた。 駐車場への道から既に渋滞しており、地元の人にはなんだか申し訳ない気持ちになるほどだった。

吊橋を一目見た感想は、とにかく大きい、そして渡る前から怖い、と言うこと。 大勢の人が歩いているので安心したのか私は歩けなくなるほどではなかったが、写真を撮影する携帯電話を握る手は、常に汗をかきっぱなしで、滑って落としそうなことも怖かった。

震動の滝 対岸から見た九重夢大吊橋

吊橋の上からは震動の滝を見ることができる。 名前の由来は知らないが、吊橋もとにかく振動している。 揺れている。 揺れが強い部分とそれほどでもない部分があり、定常波(今調べた(笑))の様になっているのではないかと思った。 というか、そういうことを考えて気をそらしたくなる揺れであった。 橋の床面は格子状になっていて下が見える部分があり、ひどく落ち着かない。 やっとのことで対岸に渡ったが、「またこれを戻るのか」と言うのが一緒に渡った家族皆の思いであったに違いない。

やまなみハイウェイの景色 タデ原湿原

やまなみハイウェイのドライブは非常に気持ちがよかった。 天気も良く、流れる風もさわやかであった。 途中で立ち寄ったタデ原湿原は、ラムサール条約に基づいて登録されている湿地である。 暑い盛りでもあり、咲いている花は少なかったが、木道の上の散歩を楽しんだ。

旧細川刑部邸

最後は熊本市内を観光した。 前回湯布院から観光バスで来たときに水前寺公園に寄ってもらえた(コースには無いはずなのだが、我々家族しか乗車していなかったためか、サービスしてくれた)ので、今回は別の場所、と言うことで熊本城脇にある旧細川刑部邸に行ってきた。

この邸宅は以前は別の場所にあったそうだが、現在の場所へ移築してきたらしい。 そのため、熊本城と合わせて観光することができ、観光客にはありがたい。 邸内は落ち着いた雰囲気で、書院や茶室を見学したり、家に伝わる道具などの展示を見たりすることができる。

その後は市内のアーケード街で豆腐料理を食べ、お土産を購入して福岡に戻った。

旅行: 平戸城と生月観光

平戸城 平戸城から平戸大橋

昨年の佐世保・長崎観光に引き続き、今年も長崎など九州を旅行してきた。 今年は平戸方面に行ってきた。 長崎県には島が多くあることは有名だが、平戸もその一つで、有料道路の平戸大橋を渡って島に行くことになる。

まず向かったのは平戸城。 江戸時代中期に築城された珍しい城とのことである。 復元された天守閣からは360度の風景を見渡すことができる。 赤い平戸大橋やその先の九州の田平町まで見えた。 この日は晴れていて非常に暑かったが、天守閣の上では涼しい風が流れていて気持ちがよかった。

ザビエル記念聖堂

続いて近くにあるザビエル記念聖堂へ向かった。 こちらは現在も利用されている教会とのことで、静かに見学することが求められている。 聖堂の近くに1550年に平戸を訪問したフランシスコ・ザビエルの像が建てられていた。 お寺がほぼ並んで建っているなど、珍しい町並みだった。

道の駅より生月大橋

食堂でちゃんぽんを食べた後、長崎県道19号線を通って生月島へ脚を延ばした。 観光パンフレットによると、北端の大碆(おおばえ)鼻からの展望が良いようである。 やはり有料道路の生月大橋を渡ってすぐにある道の駅から写真を撮影し、さらに島の奥の道へ車を走らせた。 この辺りの道は急な坂道やカーブなど視界の悪いところもあったが、時折海沿いに視界が開けており、楽しんで運転を続けることが出来た。

大碆灯台より的山大島方面

その場で漢字を読むことはできなかったが、おおばえ、と読むらしい大碆灯台には展望台が付いている。 そこに登ればやはり360度の展望が開けており、特に海の深い青色が印象的だった。 風力発電のものと思われる風車がある島は、どうも的山大島のようだ。 確かに発電も出来るだろうと言う強い風が吹いており、気持ちいいと言うよりはものが飛ばされないように気をつけるレベルであった。 断崖が覗き込めるようになっている部分もあり、暑いはずなのに私にはとても涼しく感じられた。

塩俵の断崖

灯台から戻る途中にあるのが「塩俵の断崖」と言う奇岩の名所である。 四角い柱のようになっている岩は、溶岩が固まり、縦に亀裂が入って形成されたそうだ。 写真ではやや見にくいかもしれないが、崖の下には柱を水平方向に刻んで行ったような、立方体に近い形の岩が転がっている。 これだけ整った形をしていると、まるで人間が造ったように思ってしまうが、自然と言うものは不思議で面白い。

帰りは道を変えてサンセットウェイという県道42号とは島の反対側にある道を選んだ。 こちらも海を眺めながらのドライブが出来るが、少し内部に入ったところの断崖もまた見事だった。 小さな島なのにこれだけの雄大な自然があり、私は満足して宿へと向かった。

旅行: 北の大地でうまいものを堪能「北海道」:2日目 積丹・小樽

積丹半島のウニ丼

二日目はまさにうまいものを満喫した一日となった。 朝6時にホテルを出発、一路積丹半島へ向かった。 こういう時に早起きできる能力を、普段に生かしたいものである。 着いた先は積丹半島にある中村屋さん。 積丹半島でとれると言うムラサキウニのウニ丼をいただいた。 ほぼ開店直後についたので、客は私たちだけでゆっくり食べることができた。

写真にある通り、どんぶりの上にウニがぎっしりと敷き詰められている豪華な作りである。 ウニ丼自体は前に行った利尻島から数えて二回目だったが、やはりこの迫力には感嘆する。 ウニそのものは利尻で食べたエゾバフンウニの方が一般に美味しいとされるものだったと思うが、このムラサキウニも十分美味しかった。 やはり新鮮なウニをたっぷり食べられると言うのは非常に贅沢である。

島武意海岸 島武意海岸の浜辺

おなかも満たされたので、積丹半島を巡ってみることにした。 まず最初に行ったのは海水浴も可能な島武意海岸。 駐車場から徒歩でトンネルを抜け、つづら折りの坂道を下って行ったところにある、箱庭的な砂浜になっていた。 沖縄の海のような澄んだ青さを求めることはできず、どこか海の厳しさを感じさせるような青さをしていた。

積丹出岬灯台 積丹出岬から女郎子岩方面

近くの灯台まで登ってみたものの、景色はいまいち良くはなかった。 時間があれば女郎子岩のところまで行ってみたかったのだが、片道20分以上かかるのでやめてしまった。 海の奇岩を見るのは好きなので、もうちょっと近くにあれば良かったのだが。

神威岬

続けて近くの海岸線にある岬を見て行こうと言うことになり、来たのが写真の神威岬。 ここはかつて女人禁制の場所だったようだが、今ではそんなことはなく、体力のある人なら誰でも先端まで行けるようになっている。 海に突き出た岬だけあり、岩の間にかけた橋や急な階段もあった。 高所恐怖症の人や、不安定な靴を履いている人は途中までにしておくのが良いと思う。

神威岩

岬の先から見る景色は流石に雄大だった。 犬吠埼や野島埼のように270度近くにわたって水平線を見ることが出来た。 さらにその先に神威岩やメノコ岩が海に浮かんでいた。 特に神威岩はローソクのような形をしている正に奇岩。 ひょいひょいと飛んで行けたら楽しいだろうな、などと考えてしまう。

小樽市内の酒蔵

この後は小樽に戻り、市内観光。 たまたま見つけた酒蔵で、金賞を取ったと言う日本酒と、濁り酒を買ってみた。 運転手なので聞き酒が出来ないのが残念である。

お昼ご飯は南樽市場の中にあるお寿司屋さんに入り、おすすめを10カンほど握ってもらった。 この市場は地元の人が買い物にくるような場所だったが、観光客が見ても面白いかもしれない。 八百屋や魚屋などが入っていて、干物などはお土産にも出来るだろう。

北一硝子の工場

あとは定番かもしれないが、北一硝子にも寄ってみた。 ここは最寄りの駐車場がいっぱいで入るのに苦労してしまい、悔しいのでぐい飲みを自分へのお土産に買ってしまった。

毛ガニ姿盛りと松葉カニしゃぶ

夜は今回の最大の目的とも言える、カニしゃぶを食べてきた。 やはり札幌にあるお店で、前日の夜は予約が取れなかったためにこの日にしたのである。 おかげで食事がヘビーな一日になってしまった。

カニしゃぶの食事道具 タラバガニの刺身 カニ雑炊

とは言え、カニづくしの料理は非常に美味で、私はカニしゃぶを食べるのは初めてだったが、もっと食べたいと感じてしまうほどだった。 カニの刺身も思ったより身がしっかりとしていて歯ごたえがあり、カニ雑炊もカニの出汁がしっかり出ていて美味しかった。 外食としてかにを食べるのは初めてだったのだが、身を取り出すための棒が一体となったはさみはなかなかのアイデア商品だと思った。 家で食べる時もこれがあれば便利そうだ。

札幌市時計台

最後に時計台を見て帰ったが、ライトアップはされておらず、暗い中で撮影するのに苦労した。 周りもビルに囲まれていて、仮に昼だとしても青空を背景に時計台の写真を撮るのは大変だっただろう。

買い物: 船橋のIKEAに行ってきた

IKEAのスウェーデン風ランチ

先週、船橋にあるIKEAに行ってきた。 IKEAは自分で組み立てるタイプの家具を販売していて、品質が良いのに安価であると言うことで好評らしい。 ヨーロッパのあちこちにあって、オランダやモスクワでも店舗は見かけたが、入ったことは無かった。 この船橋のIKEAも出来た当初は大渋滞になるなど大変な騒ぎだったようだが、とりあえず落ち着いたと思われるので見に行ってみることにした。 IKEAの駐車場はかなり巨大で、一時期はこれがいっぱいになったと言うことは、どれだけの混雑だったのかと恐ろしく感じる。

IKEAに行きたかったのは、とにかくIKEAを見に行ってみたかったのもあるが、前にカインズホームで買った組み立て椅子が壊れてしまったため、代わりのものが欲しかったと言う理由もある。 この椅子は肘掛け付きの回転椅子で、自分でねじを締めて作るのだが、あらかじめ接着剤と釘で固定されていた肘掛けがとれてしまったのと、その釘が肘掛けを貫通して出てきてしまったのだ。 やはりある程度安いものを買う時は、こういう結果もあると言うことだが、IKEAの品質ならば問題ないのではないかと期待していたのだ。

着いたのはちょうどお昼だったので、椅子を見るのは後にして、まずはレストランに向かった。 写真にあるのは、右上がスウェーデン名物のミートボール、左上はサーモンサラダ、右下はナンのようなパンで、左下はタルト。 ミートボールは名物と言うだけあって美味しかったが、タルトは激甘で、いかにも寒いところのお菓子と言った感じだった。 レストランは好きなもののお皿をプレートに取っていくシステムだが、数点取るとあっという間に1000円以上になってしまい、印象よりも高い感じだった。

IKEAの倉庫

IKEAの買い物の仕方は洗練されていて興味深かった。 コースに従って展示品を見ていく訳だが、店内の至る所に用意されているメモ用紙と鉛筆を使い、購入したいものの番号をメモしていく。 コースは基本的に一方通行になっていて、カートを押している人がいてもあまり妨げにならないようになっていた。

IKEAには家具以外にも家の中に置くものはほぼなんでも、例えば食器もあるし、壁に飾る絵も売っている。 こういう比較的小さいものはバッグに入れてカートで運べるようになっている。

最後に写真にあるような大型の倉庫があり、ここで先ほど選んだ家具をカートに積んでいく。 もちろん2つめ以上の棚は在庫品が収納されていて、お客は一番下から取っていけば良い。 場所は番号ごとになっているのですぐに判った。

レジの機械はオランダなどでよく見た形で、ベルトコンベアと会計後の荷物を流していく部分が特徴的。 家具とは別にスウェーデンの食材(ビールやポテトチップス、レストランで出てきたお菓子もあった)を売っているコーナーもあったが、ここのレジはヨーロッパ人と思われる男性がやっていた。 本国から研修に来ているかどうかわからないが、妙に丁寧な日本語を話していたのが印象的だった。

IKEAで購入した椅子

家に帰ってからさっそく組み立てたが、ぴったりと組み合う。 座って揺らしてみてもきしんだりしないので、やはり品質は高かったと思う。

温泉: 姥湯温泉へ行ってきた

ゴールデンウィークを使って東北の友達のところへ遊びに行ってきた。 写真の量が多いので少しずつ紹介したい。 まずは山形県の姥湯温泉に行ったときの写真から。

峠駅の看板

姥湯温泉の最寄りの駅は峠駅になる。 車で行ったにもかかわらず、体の中の鉄分が刺激されて寄ってみた。 この看板はなぜか駅舎の外に設置してあった。

峠駅の駅舎

なぜこんな駅舎になっているのか不思議だったが、上記のWikipediaの記事によると昔スイッチバックの施設があり、それを雪から守っていたらしい。

峠駅にちょうど列車が到着

何も考えずに言った割に、ちょうど列車が到着した。 乗り降りした人はおらず、送迎にきていた温泉旅館の人も不発だったようで帰って行ってしまった。

姥湯温泉と背後の山

いい加減乗り回したロゴには辛い細くて急な山道を登りきると、舗装が終わり砂利の広場についた。 ここを駐車場と判断して車を降りたが、その先の下ったところにも駐車スペースはあったようだ。 写真の通り、山腹には雪がかなり残っており、かなり寒かった。

姥湯温泉近くの雪渓

大きな雪渓も残っており、よけいに寒く感じた。 温泉に入った後の湯冷めが心配だったが、たっぷりと温まったので意外に大丈夫だった。

姥湯温泉への吊り橋

駐車場とは反対側の斜面に温泉旅館の桝形屋はある。 昔は吊り橋などはなく河原を渡ったらしいが、今は立派な橋が架かっていて、多少増水しても大丈夫そうだ。

姥湯温泉の露天風呂

さすがに風呂の中は撮影できなかったが、写真にある塀の向こうが露天風呂になる。 ここの露天風呂は混浴のものと女性専用のものがあった。 内湯もあるようだが、こちらは宿泊客のみの利用となるようだ。 露天風呂の利用料金は500円だった。

群馬: 館林つつじが岡公園

館林のつつじが岡公園にツツジを見に行ってきた。 かなり古くからある有名な公園らしいが、野鳥の森フラワーガーデンに芝桜を見に行った時のパンフレットに書いてあったので行ってみた。 行きはETCの半額タイム(通勤割引適用時間)だったので、前橋ICから伊勢崎ICまで高速道路を使い、そこから上武道路、国道354号を経由して行った。 帰りは素直に国道50号を帰ってきたが、休日と言うこともあり案外50号が流れていたので早く着いた。 以下は写真の紹介。

ツツジのトンネル

公園内はツツジが大きく育っており、あちこちで通路に枝が伸びていた。 トンネルのようになっており、ツツジに包まれて散歩ができる。

樹齢800年のツツジ

正確に写真のツツジがそうなのかはわからないが、推定で樹齢800年を超えるツツジがあった。 幹が太って大木となる訳ではないので、800年と言われてもあまりピンとこないが、幹がいくつにも枝分かれてしているし、道路の生け垣になっているツツジと比べれば、遥かに大きい。 800年前というと鎌倉時代だが、むしろそのころからツツジを植えていたということにびっくり。

色とりどりに咲くツツジ

いろいろなツツジが咲いているし、咲く時期も品種によって違うらしい。 何度行っても楽しめそうだ。

樹齢650年の「乙女心」

館林の新品種らしいが、樹齢は650年。 そんな昔からあるのに「乙女心」と言う名前。 なんだか不思議だが、品種の名前はこの花の大きさと色からついたのだろう。 小振りの花でかわいらしかった。

つつじが岡の展望

つつじが岡公園は写真のようになだらかな丘になっている。 東屋も設置されていて休憩できるようになっていた。

つつじが岡公園の石柱

ツツジは漢字では躑躅と書くそうだが、その字を使ってある石柱。 入り口から反対側の川に近い方にあった。 もしかすると昔はこちらが正面の入り口だったのかもしれない。

岡の展望台からの眺め 上から眺める真っ赤なツツジ

丘の上から見える景色。 公園内のツツジは大きいものばかりなので、上から眺める機会はあまりないが、この丘の上は展望台のようになっていて上から大きなツツジの木を眺められる。 公園の奥は川になっていて、渡し船で向こう岸のお寺に行くこともできるようだった。

群馬: 館林野鳥の森フラワーガーデンの芝桜

館林野鳥の森フラワーガーデン

ニュースで芝桜と桜が同時に咲いているとあったので見に行ってきた。 桜は残念ながらもう全く花がない状態だったが、芝桜は写真の通り満開で綺麗だった。

芝桜の花

芝桜の花のアップ。 花の色は紫・赤からピンク・白まである。 写真は白地にピンクの筋が放射状に入っていて面白かった。 この色は別の色が混じりやすいのか、白地にならずにピンク色のみになってしまっている花もあった。

一面に広がる芝桜

非常によい天気だった。 午後に行ったのが惜しかったくらい。

花のドレス

何かベルのように見えてしまったが、花のドレスだったようだ。 本当は左側に花の指輪もあったそうなのだが、気づかずに通り過ぎてしまった・・・。

ガーデン内の桜の木

上にも書いたが、桜の花はもうほぼ完全に散ってしまっていた。 今年は暖冬のため桜と芝桜の競演が一時期楽しめたようだが、時機を逃してしまったようだ。

青の庭

芝桜は赤系の花だが、こちらは青系の花を集めた庭になっている。 対照的で面白い。

分福茶釜

このフラワーガーデンの最寄り駅は東武鉄道の茂林寺前駅になる。 駅から歩くと茂林寺の横を通る形になるのだが、このお寺は分福茶釜のお話で有名なのだと言う。 そのためか、フラワーガーデン近くの橋の欄干が写真のような狸をかたどったものになっていた。

茂林寺の境内

茂林寺の境内。 狸の置物がたくさん置いてあった。

コンピュータ: ソニーが創業当時からの拠点の一部を売却へ

ソニーが創業当時からの拠点の一部を積水ハウスへ400億円超で売却するらしい。 跡地はマンションやオフィスなど複合商業施設となる計画だそうだ。

こんな記事を取り上げたのには理由があって、実は私は小学生の頃、当時のソニー本社(記事で言う「旧ソニー本社」と思われる)を見学しにいったことがあるからだ。 「トリニトロン管は凄い技術」のようなパンフレットをもらった覚えがある。 私はウォークマンは持っていなかったが、ウォークマンを入れておく巾着袋のようなものももらって、しばらくソニーのラジオを入れるなどして使っていたことも覚えている。 そう言う意味で、商品の好みはともかく、最も身近に感じるメーカーはソニーなのである。 私の電器製品好き、コンピュータ好きの源流は、ソニーにあると言って間違いない。 その見学しに行ったところが、一部とは言えなくなってしまうのはなんとも寂しい思いがある。

ただ、ソニーが創業したのが日本橋だったと言うのは知らなかった。 朝日新聞の「創業当時からの拠点」と言うのはうまい表現だと思うが、なんともややこしい(笑)。

Web: Google Mapsでスライダー以上にズームする方法

GizmodoでGoogle Mapsを通常スライダーでズームできる範囲以上にズームする方法が紹介されていた。 方法は至って簡単で、ズームの程度を表すURLの一部のパラメータを書き換えるだけ。 試しにやってみたが、出来る場所と出来ない場所はあるようで、私が住んでいる前橋では出来なかった。 Gizmodoに挙げられてた例では車がかなりはっきり区別できるところまでズームされており、面白いと言うより少し不気味に感じてしまった。

写真: 光都東京・LIGHTOPIA 2006の写真

東京ミレナリオ

年末の一大イベントになっていた、東京ミレナリオと言うライトアップだが、2005年の年末でいったん中止となっていた。 理由は東京駅中心の工事のためらしい。 代わりに2006年の年末に行われていたのが、LIGHTOPIAと言うイベントである。 東京ミレナリオは写真のようにかなり綺麗で好きだったので、あまり期待していなかったものの、LIGHTOPIAにも行ってきた。 写真を整理していたら見つけたので、この機会に掲載しておく。

シティスフェアー(紫) シティスフェアー(緑)

東京駅の駅前にあるのがこのシティスフェアー。 世界最新技術を駆使して作られた大型球状プロジェクターらしいのだが、そのすごさがあまり伝わってこない。 色が様々に変化するのだが、単にそれだけと言う感じだった。

エメラルドクラウン(丸ビル)

このエメラルドはテーマカラーとなっているらしいが、ビルがこのようにライトアップされても、「これだけ?」と言うのが正直な感想。 丸ビルと新丸ビルだけがこのエメラルドクラウンと言う景観照明になっているので、インパクトに欠ける。 しかも一方は活動中で窓からは白い光が漏れているのに、もう一方は工事中で真っ暗で、統一感がない。 特にオフィスの光が不規則に点灯しているのが台無しで、せめてこの期間中のみカーテンを閉めるなどの工夫が欲しかった。

和田倉橋と周辺の景観照明

行ったのはもう年の瀬だったが、見に来ている人はほとんどいなかった。 この和田倉橋などは顕著だが、ミレナリオに比べて道が暗かったので、人が大勢来ていたら事故の元だっただろう。 ここは水辺だったので、水面に映る光が綺麗に見えた。 奥にあるパレスホテルがエメラルドクラウンの照明を行っているが、やはり浮いている。

アンビエントキャンドルパーク(滝) アンビエントキャンドルパーク(噴水)

私が見て回った中ではもっとも綺麗だったと思われる、皇居外苑のアンビエントキャンドルパークである。 滝の形をしたものや通常の形の噴水の水をライトアップしており、派手ではないもののなかなか幻想的で良かった。 ただ、ここは特に足下が暗かったので、人が大勢来ていたら大変なことになっていただろう。 全体としては人がほとんど訪れていないのが納得の内容で、早くミレナリオが再開されれば良いなあと思った次第だ。

旅行: ロンドン市内観光

ロンドン市内を一日歩き回って観光してきた。 市内とは言っても、ロンドンには二つのCityがあるそうだ。 イギリスでは慣例的に大聖堂を持つTownをCityと呼ぶらしい。 ロンドンには二つの大聖堂があって、それぞれCity of London、City of Westminsterとなっている。 今回はこれらを行ったり来たりして歩いた。

英霊記念日 閲兵場?

イギリスでは毎年11月11日は英霊記念日と言う祭日になっている。 この日は第一次世界大戦が終結した日で、その記念と言うわけらしい。 11日の11時に黙祷が行われるらしいが、特に気づかなかった。 また、英霊記念日に一番近い日曜日(今年は12日、つまり私が市内観光した日)には各地で礼拝が行われるとのこと。

町ではポピーの造花を胸につけている人が多く見られた。 ロンドン市内では退役軍人たちによる行進が行われていた。 11時にはエリザベス女王が献花する行事があるそうだが、私は残念ながら電車の中にいた。 観光の始めにWestminster駅から歩き始めたのだが、歩道は行進を見ようとする人たちで一杯で、写真を撮るのも一苦労であった。 行進はバッキンガム宮殿近くの閲兵場と思われる広場まで続いており、ここに残る人もいれば、帰っていく人もいた。

Big Ben Big Ben 上部

Westminster駅を出るとすぐにあるのがこのビッグ・ベン。 ウェストミンスター宮殿の時計塔で、テムズ川のほとりにある。 ウェストミンスター宮殿はイギリスの国会議事堂として使われている。

London Eye

この観覧車は西暦2000年のミレニアムを記念して作られたロンドンアイである。 これを眼と言う所にしゃれっ気を感じる。 やはりWestminsterの駅を出ると、テムズ川の反対側にすぐ見ることが出来る。 運営はBritish Airwaysが行っているらしい。 一つのボックスは25人乗りという大きなものらしい。 私は乗らずに、そのままテムズ川対岸をトラファルガー広場方面へ歩くことにした。 川沿いではなくても行けるのだが、この日は英霊記念日の行進で進めなかったし、川沿いの散歩も気持ちが良いものだ。

Battle of Britain記念碑 Battle of Britain記念碑中央部分

第二次世界大戦中に行われたバトル・オブ・ブリテンの記念碑がテムズ川沿いにあった。 英霊記念日は第一次世界大戦の終結を記念日としているが、ここでも花が供えられていた。

シャーロック・ホームズ・カフェ

テムズ川からトラファルガー広場へ行く途中にあった、シャーロック・ホームズの名前をつけたカフェ。 カフェと言うかレストランと言うのかは実際のところ良くわからない。 シャーロック・ホームズにゆかりのあるカフェなのだろうか?

Trafalgar Square National Gallery

トラファルガー広場にはネルソン像が建っていて、トラファルガーの海戦を記念していることを示している。 中央には噴水があり、ネルソン像から噴水の反対側にはナショナルギャラリーがある。

ナショナルギャラリーの常設展への入場料と言うものは存在せず、寄付金を入れる箱がおいてある。 また、一部の特別展は有料になっていた。 じっくり見ていると時間もなくなるので、ミケランジェロやダヴィンチなどの巨匠の絵を少し見て、後は印象派コレクションをやっていたので、ざっと見て出てきた。 無料で入れるというのはありがたいことで、本来は税金を払っている英国民の権利なのだろうが、それを外国人旅行者にも開放していると言うのはなんとも太っ腹だ。

ロンドンの紅葉

トラファルガー広場からバッキンガム宮殿へ行く途中の公園の木々が、綺麗に紅葉していた。 キューガーデンも綺麗だったが、本当に一番の見ごろだったように思う。 ちなみに奥のほうにいるのは騎馬警官で、英霊記念日と言う事で警備していたのだと思う。

Buckingham Palace Buckingham Palace 紋章 Buckingham Palace 公園方向への門

続けてイギリス王室の代名詞でもあるバッキンガム宮殿を見てきた。 正門の前には大きな噴水が飾られている。 衛兵の交代式は見ものらしいが、残念ながらこのときはやっていなかった。 中にいる衛兵は、ちょうど左右に歩き回って靴を鳴らしたり姿勢をとっていたが、これは直立不動の姿勢に疲れたときに「見張り」の名目で足を動かしても良いと言うことらしい。

宮殿の周りにはなかなか雰囲気の良い公園が広がっていて、写真の門は閉じているが、周りから入ることは出来るので、散歩に良いだろうと思う。

ロンドンのリス

ロンドンには野良猫はいなかったが、代わりにリスはたくさんいた。 キューガーデンの中にもたくさんいたし、私が昼食を食べたCharing Cross Station近くの公園には、やけに人なれしているリスがいた。 既に餌をもらった経験があるようで、人が荷物をがさごそとやっていると近くに来て物欲しそうな顔をしていた。 ちなみにこの日の昼食はケンタッキーフライドチキンで売っている「ツイスター」のような、肉と野菜をパン生地のようなもので巻いたもの。 サンドイッチほどではないが、イギリスの売店ではよく売っていた。

オベリスク

やはりテムズ川のほとりにあった、オベリスク。 近くにはスフィンクスも置かれていた。

City of London

これもテムズ川沿いの道にあったドラゴン像。 どうやらここからCity of Londonということらしい。

Millenium Bridge Millenium Bridge 下部 Millenium Bridge と St. Paul's Cathedral

テート美術館近くにかかっているミレニアムブリッジもロンドンアイと同様、その名の通りミレニアムを記念して作られた橋である。 出来た当初は構造的に欠陥があり、大勢の人が押し寄せたこともあってかひどく波打ってしまって大変だったようだが、改良されて今は問題なくなったらしい。

いかにもデザイン優先で作られた橋で、テート美術館方面からセント・ポール大聖堂方向が、橋の方向に一直線に見えるように作られている。 また、後述のタワーブリッジを遠望するにもいいところのようで、より近くにある橋からはミレニアムブリッジからほどは見ることが出来なかった。

グローブ座

1997年に復元されたグローブ座はシェイクスピア作の劇を上演していることで有名とのこと。 清教徒革命後解体されており、それ以前を忠実に再現することを基本としているらしい。 そのため、舞台にひじをついてみることが出来る立見席や、驚くほど席が悪い桟敷席も再現されているそうだ。 桟敷席で見るなら座布団は必須とのこと。

Tower Bridge

要人の幽閉にも使われたと言うタワーブリッジである。 このタワーブリッジはミレニアムブリッジの隣にあるSouthwark Bridgeから撮影したものだが、ご覧の通り下部が切れてしまっている。 鉄道橋のせいで、その向こうにあるはずのロンドン橋も見えない。 ミレニアムブリッジから見たほうがやや高いので、より全体的に見えたと思う。

St. Paul's Cathedral

セント・ポール大聖堂は聖パウロに捧げられた聖堂で、確かに大聖堂と言われるほどの大きな建物だった。 よく写真に出てくるドームはミレニアムブリッジ(つまりテムズ川)の方から撮影したものである。 ただ、現在その辺りは工事中である。 大聖堂の塔の上に登ることが出来るそうだが、ここに来たときはそんなことは知らなかったし、歩き疲れていたので、写真を撮ってさっさと移動してしまった。 ロンドンアイもなかなかの眺めらしいが、惜しいことをしたものだ。

The British Museum The British Museum 内部

最後に行ったのがかの有名な大英博物館だ。 内部は元々中庭だったと思われるが、自然光を取り入れる屋根になっていて、なかなかである。 ここもナショナルギャラリー同様に、寄付金制度になっている。 もちろん、全てを見ることは出来ないので、2時間程度で軽く見るにとどめた。

まず向かったのはエジプト関連。 ロゼッタストーンはレプリカを東京の中近東博物館で見たことがあったが、本物が見られて嬉しかった。 驚いたのは、展示品に手を触れるのも許可されていること。 触ってはいけないものはガラスケースに入っているか、そのように書いてあるので、その他のものは触ることが出来る。 数千年前に作られたものの感触というのも感慨深い。

そして一応見ておかねばと言う事で日本関連へ。 日本に造詣が深いキュレーターがいるのか、展示品のタイトルは日本語でも書いてある。 日本の現代の部分では、鉄腕アトムやガンダムの絵や、水木しげるの漫画などもおいてあって、かなりびっくりした。 そう言えば、訪問先の会社で雑談していたら、「この間ロンドンで日本のコミック展があって、コスプレしている人がいたよ」などと言っていた。 日本担当の人は何度か東京にも行っているし、秋葉原にもそのたびに行っているらしいので、特に詳しいのかもしれないが、イギリス人からcosplayなどと言われて驚いてしまった。

韓国の部屋の入り口には北朝鮮から寄贈されたと言うポスターも貼ってあった。 また、アメリカの部分ではトルメキアの双頭の蛇にそっくりな装飾物もあったのが面白かった。

お土産コーナーではヒエログリフ版のピーターラビットや、ヒエログリフ対応表になっているしおりなどが売っていたので、ついつい購入してしまった。

と言う感じで、Westminster駅を降りてから、大英博物館近くの駅まで、ひたすら歩いた一日だった。 後から地図を見てみたら、どうも10kmは歩いていたようだ。 キューガーデンもかなり歩き回ったが、この二日で休むどころかどっと疲れてしまった・・・。

群馬: 前橋から成田空港まで直通便が開通

群馬の話題が続くが、これは別にオランダから帰国したわけではなくて、Google Newsで群馬をキーワードにして記事を拾っているからだ。 今度の記事は前橋から成田空港まで40分で結ぶ直行便が出来たと言う記事である。 その乗り物とはなんとヘリコプターで、値段も流石に高く大人片道75,000円だそうだ。 現在はキャンペーンで50,000円だそうだが、それでも結構な値段だ。 格安航空券なら、中国やハワイなどにも往復出来そうな価格である。 まあ、このヘリを使うような人にはそもそも格安航空券など関係ないのだろうが。

ただ、前橋の群馬ヘリポート管理業者の取り消しがあったなんて記事もある。 業者は別のところなので、別に影響はないのだろうが、気になってしまった。

前後の検索結果
前のページへ