IrodorI One-Poem Worldの検索結果
群馬: 藤岡市の桜山公園
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群馬県藤岡市にある桜山公園に行ってきた。 春と冬の二度咲く桜が植わっており、紅葉と桜を同時に見られることで有名なのだそうだ。
私は自分の車で行ったが、公園への道の途中には渋滞することもあるとの警告板がたくさんあった。 いったいどこから渋滞になるのかびくびくしていたが、意外に駐車場の近くまで渋滞は無かった。 もちろん駐車場はいっぱいであったが。
冬桜の花はソメイヨシノのような派手さは無いが、コートを着るような寒さなのに、桜が咲いていると言うのは感動的である。 しかも、周りの木々は紅葉しており、それまで持っていた季節感からすると、なんとも不思議な気分になる。 しかも、山が丸ごとこの桜で被われているのは、見事としか言いようが無い。
旅行: 蔵王連峰から銀山温泉まで
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上杉神社へ行った翌日、今度は蔵王連峰の方へ向かった。 天気は良く、青空と残雪のコントラストがきれいだった。
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朝ご飯代わりに食べた冷やしそら豆うどん。 そら豆の香りがほのかにして、個人的には満足。
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宮城県側から、蔵王を越えて山形県側へ向かった。 この滝は途中の展望台から撮ったもの。 風が非常に強く、気温が低いこともありかなり寒かったが、さすがに滝の水は凍ること無く流れていた。
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蔵王の頂上付近にあるお釜(火口に水がたまっている)は、夏でも霧がかかって全く見えないこともあるらしいが、この日はくっきり見ることができた。 流れていない水のためか、完全に凍結していた。 ある程度近づくことも出来るようだが、あまりの寒さにすぐに引き返した。 山頂の神社もパスし、レストハウスの糸こんにゃくをいただいた。
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山形側に降りた後、延々と北上し銀山温泉まで行った。 銀山温泉は昔ながらの建物の雰囲気が良い温泉地として知られているようだ。 JRのCMでもよく使われているらしい。 特に有名なのが外国人の若女将がいる旅館藤屋。 最近立て直したらしく、凝った外観になっていた。 個人的には他の古い温泉旅館から浮いていたように思う。
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温泉街の奥は銀山の名が示す通り、かつて銀鉱山があったそうだ。 そこまで散策路になっているが、まずあるのは白銀の滝と言う落差20メートル程度はありそうな滝。 ここの脇を登って行くと川沿いのなだらかな散策路になる。
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銀鉱洞の中も見学できるようになっている。 暗くて湿っぽいので、歩きやすい靴が良いだろう。 内部はフラッシュを焚いても光が不十分で、三脚なしで撮影するのはかなり難しかった。 ここでは高温で銀を剥離させる方法を採っていたらしく、確かにあちこち焼けたような跡があった。
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一番奥の方に長者池と言う池があるのだが、そちら側にも銀鉱洞への入り口がある。 こちらは桜が頭上に咲いていて、明るい感じの入り口だった。
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銀鉱山があるのは堅刈山と言うところの山中らしい。 それほど大きな山ではない。
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銀山の名物と言うことで買ってみた「亀まんぢう」。 まんじゅうとしては結構甘く、歩き回った体にはとてもおいしく感じた。
温泉にももちろん入った。 公共浴場のしろがね湯と言うところへ行ってきた。 洗い場が3つとかなり小さな浴場だったが、出来てまだ新しいらしく、明るい感じの建物でよかった。
旅行: 米沢の上杉神社では桜が満開だった
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姥湯温泉に行ったあと、同じ米沢市の中心部へ移動し、上杉神社をみてきた。 ちょうど桜が満開を過ぎた頃で、花びらがひらひら舞って良い雰囲気だった。 これで
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私が米沢に行った日はお祭りの前日だったためか、お堀の周りには露店が並んでいて、お祭りの雰囲気を盛り上げていた。 ただ、桜の風景を撮ろうと思うとどうしても露店が写ってしまうので、写真は撮りづらかった。
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「なせば成るなさねば成らぬ何事も成さぬは人のなさぬなりけり」と言う歌を残した上杉鷹山の像が置かれていた。 背景の桜の木との組み合わせが良かった。
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元々上杉神社は上杉謙信を祀った神社らしい。 鷹山の像だけではなく、謙信の像もきちんとあった。 こちらも桜の下にあり良い写真スポットだった。
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神社の参道には家臣(と思われる)の名前が書かれた幟が立てられていた。
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神社内では八重桜もちょうど見頃だった。 ソメイヨシノより色が濃くてきれいであった。
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この写真は伝国の杜と言い、米沢市の博物館と文化ホールが一緒になった施設である。 せっかくなので常設展示を見てみたが、紹介されている屏風の実物がないなど、やや物足りない転じないようではあったが、鷹山公の施政を俳優を使って再現するなど、力が入っている部分も感じられた。
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神社の隣にあるレストランと言うか料亭というか、とにかく食事をするところなのだが、お庭などを見学できるようだったので見てきた。 ガラスが多く使われているところからも、江戸自体より後の建物なのだろうが、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の建物だった。
群馬: 館林つつじが岡公園
館林のつつじが岡公園にツツジを見に行ってきた。 かなり古くからある有名な公園らしいが、野鳥の森フラワーガーデンに芝桜を見に行った時のパンフレットに書いてあったので行ってみた。 行きはETCの半額タイム(通勤割引適用時間)だったので、前橋ICから伊勢崎ICまで高速道路を使い、そこから上武道路、国道354号を経由して行った。 帰りは素直に国道50号を帰ってきたが、休日と言うこともあり案外50号が流れていたので早く着いた。 以下は写真の紹介。
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公園内はツツジが大きく育っており、あちこちで通路に枝が伸びていた。 トンネルのようになっており、ツツジに包まれて散歩ができる。
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正確に写真のツツジがそうなのかはわからないが、推定で樹齢800年を超えるツツジがあった。 幹が太って大木となる訳ではないので、800年と言われてもあまりピンとこないが、幹がいくつにも枝分かれてしているし、道路の生け垣になっているツツジと比べれば、遥かに大きい。 800年前というと鎌倉時代だが、むしろそのころからツツジを植えていたということにびっくり。
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いろいろなツツジが咲いているし、咲く時期も品種によって違うらしい。 何度行っても楽しめそうだ。
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館林の新品種らしいが、樹齢は650年。 そんな昔からあるのに「乙女心」と言う名前。 なんだか不思議だが、品種の名前はこの花の大きさと色からついたのだろう。 小振りの花でかわいらしかった。
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つつじが岡公園は写真のようになだらかな丘になっている。 東屋も設置されていて休憩できるようになっていた。
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ツツジは漢字では躑躅と書くそうだが、その字を使ってある石柱。 入り口から反対側の川に近い方にあった。 もしかすると昔はこちらが正面の入り口だったのかもしれない。
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丘の上から見える景色。 公園内のツツジは大きいものばかりなので、上から眺める機会はあまりないが、この丘の上は展望台のようになっていて上から大きなツツジの木を眺められる。 公園の奥は川になっていて、渡し船で向こう岸のお寺に行くこともできるようだった。
群馬: 館林野鳥の森フラワーガーデンの芝桜
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ニュースで芝桜と桜が同時に咲いているとあったので見に行ってきた。 桜は残念ながらもう全く花がない状態だったが、芝桜は写真の通り満開で綺麗だった。
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芝桜の花のアップ。 花の色は紫・赤からピンク・白まである。 写真は白地にピンクの筋が放射状に入っていて面白かった。 この色は別の色が混じりやすいのか、白地にならずにピンク色のみになってしまっている花もあった。
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非常によい天気だった。 午後に行ったのが惜しかったくらい。
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何かベルのように見えてしまったが、花のドレスだったようだ。 本当は左側に花の指輪もあったそうなのだが、気づかずに通り過ぎてしまった・・・。
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上にも書いたが、桜の花はもうほぼ完全に散ってしまっていた。 今年は暖冬のため桜と芝桜の競演が一時期楽しめたようだが、時機を逃してしまったようだ。
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芝桜は赤系の花だが、こちらは青系の花を集めた庭になっている。 対照的で面白い。
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このフラワーガーデンの最寄り駅は東武鉄道の茂林寺前駅になる。 駅から歩くと茂林寺の横を通る形になるのだが、このお寺は分福茶釜のお話で有名なのだと言う。 そのためか、フラワーガーデン近くの橋の欄干が写真のような狸をかたどったものになっていた。
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茂林寺の境内。 狸の置物がたくさん置いてあった。
写真: 千鳥ケ淵、国立劇場、六義園の桜
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東京がちょうど桜が満開だったので有名なのに行ったことがなかった千鳥ケ淵に行ってきた。 九段下駅を出てすぐ、昭和館の隣から桜が並んでいる。 ここは千鳥ケ淵ではなく牛ケ淵と言うのは帰ってきてから気づいたが、かなりの人が出ていた。 ただし天気はやや曇りで写真写りもいまいちなのが残念であった。
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まずは武道館のある北の丸公園へ入り、一通り回った。 しだれ桜もちょうど満開でなかなかだった。
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そしてここが本命の千鳥ケ淵緑道。 入るまでは行列を並ばなければならないが、混雑しているのは入口付近だけで、中に入ってしまえばスムーズに歩くことができた。 頭上を桜がトンネルのように覆い、またお堀の向こうの北の丸公園の桜も眺めることができて、桜を楽しむには確かに良いスポットだと思った。 千鳥ケ淵にボートを浮かべて楽しむ人も大勢いたが、ボートの乗船待ちの行列が凄かったのでやめてしまった。 でも、両側から垂れ下がる桜を見ながら水の上を行くのはきっと気持ちいいだろう。
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緑道をずっと進んでいくと首都高が走っているのが見える。 と言うより、自分も走ったことがある首都高都心環状線(C1)だった。 いつもの様に渋滞していたら助手席側からは良い眺めになるのだろうが、こう言う日に限って流れていた。
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ずっと歩いていると別のお堀に移った。 ここは半蔵濠と言うらしい。
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国立劇場ではお茶とおせんべいの無料サービスがやっていた。 また、紙切りの実演もやっていたが凄い人だかりでほとんど見られなかった。 ここはソメイヨシノだけではなくて色々な桜の品種を集めているようだ。 選んだ写真は神代曙と言う品種で、花びらの周辺部がピンク色なのが綺麗である。
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国立劇場から少し歩くと永田町駅だったので、南北線で駒込まで行き、六義園も見てきた。 ちょうどもみじの新緑の季節で、緑が鮮やかで良かった。
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最後は六義園のしだれ桜。 少し前から開花していたので、すでに散りかけていたのが残念だった。
写真: 新宿御苑の桜など
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先日新宿に行ったとき、新宿御苑に寄ってきた。 ソメイヨシノはもちろんまだ咲いていなかったが、梅や一部の桜は既に咲いていた。 まだ人もまばらでちょうど天気も良く、絶好の写真撮影日和だった。
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水仙も一部が開花していた。 この後が見頃になったのだろうか。 一枚目のしだれ桜のすぐ近くで咲いていた。
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ソメイヨシノとは違う品種なのか、既に一部の桜も咲いていた。 こういうところでは写真を撮る人が大勢集まっていた。 私もその一人。
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午後3時でしまってしまう、新宿御苑の中にある温室に入ることができた。 ぐんまフラワーパークにもあったヒスイカズラがちょうど咲いていた。
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蓮も温室内部の水槽にあり、ちょうど2輪ほど咲いていた。
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希少種らしいヒマラヤヒザクラが温室の中庭に咲いていた。 その名の通り、寒いところを好むらしく、東京のようなところでここまで大きくなるのはかなり珍しいらしい。
旅行: Van Gogh Museumで日本展を見てきた
AmsterdamのMuseumpleinにあるVan Gogh Museumで、10月22日まで期間限定の日本展(Japanse zomer: Japanese season)をやっていると言うので見てきた。 Van Gogh Museumはちょうど改修中で、一番広々としていた2階の展示室が使えず、常設展は全て3階と4階に押し込まれている感じだ。 前回見に来た時に既に一通り見てあるから、混雑している常設展は有名どころだけ見直すにとどめた。
特別展である日本展とは、Japanese seasonの名前が示すとおり、日本の春夏秋冬をテーマにしているが、その展示はあくまで全体の3分の1くらいである。 今回の展示では明治維新後の美術に注目していて、まず明治が鎖国を解除した後に天皇中心の政治体制になったことや、西洋の文化を取り入れつつ見事に融合させたことなどが紹介されていた。 明治時代にフィラデルフィアでの展覧会(万博?よく見てこなかった)で「ウェディングケーキ」状に美術品を展示して好評を博したそうだが、同じ展示方法を一部で採用していた。 ウェディングケーキ状とは、下から順に大きさの違う円柱を重ね、ケーキで言えばイチゴが乗っていそうなところに美術品を並べていると言うことだ。
次のフロアでは日本の四季をテーマに展示をしていた。 まず季語についての説明を行い、日本人は桜の花見が好きなことなども紹介しつつ、桜をモチーフにした焼き物などを展示していると言う具合だ。 ここでは常設展から拝借してきたと思われる、歌川広重の浮世絵とそれにインスパイアされたゴッホの油絵が並べて展示してあった。 もちろん多く並べてあるのは明治時代のもので、それに見慣れていない自分の無知さに改めて気がついた次第である。
さらに次のフロアでは、やはり待っていましたとばかりに東海道53次の浮世絵となる。 面白いのは単に広重の浮世絵(レプリカだと思うが)だけではなく、現代のその宿場付近の写真も紹介してあることだ。 ただこの写真、どこかの写真家が撮影したものらしいのだが、日本人から見ると、その辺りをイメージする写真ではない。 と言うか、写真だけ見てその場所を当てるほうがはるかに難しいし、その場所でない「付近」の写真も存在する。
例えば私の実家が近くだから良くわかるのだが、東海道53次第一の宿場町は品川である。 品川と言っても現在の品川駅の辺りではなく、京浜急行の北品川駅から新馬場駅の間辺りとなる。 宿場町として商店街も盛り上げている。 ところが、写真に載っているのはなんと五反田歓楽街である。 ミニ歌舞伎町と言えばわかりやすいだろうか。 宿場町の雰囲気としてはむしろ似ているのかもしれないが、場所も違うし、納得できない。 他の宿場町にしてもそうで、なんでそこを選んだのか良くわからないものが多い。
で、その五反田歓楽街をさらに写真に撮ろうとしたら「No pictures!」と言われて怒られてしまった。 確かに入り口辺りでカメラ禁止などと放送が流れていたような気がするのだが、興奮していてすっかり忘れてしまっていた。 言い訳になるが、他の美術館は基本的にはカメラOK(フラッシュはNG)で、だめなところではマークが出ているので、マークが全くなかったからいいほうに解釈してしまったのだ。 これからはしっかりと確認しなければならない。 でも実は、その前に他のびっくりした写真については撮影してしまっていた(ちょうど係員の背中で、気づかれなかった(汗))のだ。 まあ、ここでは建前上それは削除したことにして、私の記憶と言うことで話を続けたい。
東海道の最後は、江戸から見れば京都になるわけで、五条大橋と言うことになっていた。 使われていた現代の写真には、五条大橋の下に住む人たちの「家」などが収められていた。 これは写真が誤解なのか、説明文が誤解なのかよくわからないのだが、説明文にはなぜか「hikikomori」とある。 帰ってきてから考えてみると、どうも、社会の周辺にいる人たち、と言うことで「ひきこもり」と「ホームレス」を結び付けたようだ。 また、「日本では西洋より、社会だけでなく家族からの個人に対する期待がかなり大きい」などとも書かれていて、なるほど外から見ると本質は似ているのかもしれない。 写真と説明文を見たときはびっくりしたが、インターネットでもそう考える人はそれなりにいるようだ。
思い切り脱線してしまったが、この日本展、なかなか面白かったと思う。 常設展の方が改修中だったのは残念だったが、その分この特別展は無料で見られるので、埋め合わせにはなっているのでないだろうか。 私も日本美術の勉強が出来てよかった(苦笑)。
温泉: 川原湯温泉を堪能!
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吾妻にある川原湯温泉へ行ってきた。 今日の天気は雨の予報だったが、午前中は日が差していたし、川原湯に着いた頃には曇天になってしまったが、ドライブするには悪くない天気だった。 昨日の方が天気は絶好だったのだが、あまりにだるくて動けなかったので、今日行ってきた。
川原湯温泉は八ッ場ダム(やんば、と読むのだろうか?看板にはYAMBAと書いてあった)が出来ると、水没してしまう温泉で、そのうち幻の温泉となってしまうらしい。 会社の人にひなびてて雰囲気があるので一度は行っておけ、と勧められたこともあり、また、草津に行くときに、いつも気になっていたので、いい機会だと思い行くことにした。
伊香保から小野上を経由して国道145号に乗り、しばらく進むとJR吾妻線の川原湯温泉駅のすぐそばを通る。 途中は仕事で行った時と同様、桜などが咲いていて目を楽しませてくれた。 そこにある交差点の左方向に、温泉のゲートが見えるので、左折して坂を登っていくと温泉街になる。 温泉街とは言っても、上記の通り、どちらかと言えば寂れた感じの温泉で、店もやっているのかやっていないのかよくわからない。 なんとなくこぢんまりとした印象を受けた。 川原湯温泉神社の近くの駐車場に車を停め、まずは不動滝へ向かった。
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不動滝とは言っても、もちろん赤城山の不動大滝とは異なる滝だ。 神社から1kmと書いてあったので、すぐに着くだろうと思い歩き始めたのだが、高低があり意外に時間がかかった。 とは言え、途中で桜や梅が咲いているのが見られたし、少し運動してから温泉に入る形になり、結果的には良かったと思う。
不動滝は近くまで行って見ることは出来ないが、展望台のようなところから観覧できる。 そのため、余り迫力は感じられなかった。 ただ、ちょうど狭い崖の間から滝を覗くような感じになっていて、雰囲気は良い。
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帰ってきたところで、共同浴場の「王湯」に向かった。 なんでも、源頼朝にゆかりがある温泉らしい。 入浴料は300円と格安である。 中には内湯と露天風呂とあるが、私は露天風呂へまっすぐに向かった。
駐車場は車で埋まっていたのに、風呂は私一人だった。 おかげでゆったりと入浴できたし、風呂の内部の写真も撮れた(笑)。 そうそう、私は最後まで一人だったので良かったが、ここは貴重品を入れるような鍵付きのロッカーはないので、最低限のもの(入浴料+鍵)以外は車に置いてくるか、受付の人に預かってもらえるか頼むなどした方が良いと思う。 盗難事件など起きたことがないのだろうが、あまりに人がいないので、逆に監視の目が少ないことになり、不安になってしまった。
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最後に川原湯温泉神社へ寄ってから帰宅することにした。 神社は平成13年に焼失してあとに再建されたものであるらしく、まだ新しい感じだった。 植えられている桜もまだ若い木ばかりで、なんとなく寂しい感じだ。 神社の下には足湯が作られており、隣には温泉卵を作る専用の湯もある。 ちょうど何人かのグループがたくさん温泉卵を作っていた。 彼らがいたから、と言うわけではないが、私は特に作らずに帰ってきてしまった。 何となくそれが心残りで、帰りにスーパーで温泉卵を買ってしまった。 自分で言うのも何だが、私って影響されやすいなあ。
結局、今日の移動距離は113kmくらい。
仕事: 吾妻の桜
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仕事で吾妻へ行ってきた。 ちょうど桜が見頃を迎えていて、見事だった。 色が薄い、染井吉野とは違う品種と思うが、よくわからない。 梅や桃と思われる木も花をつけていて、名前は忘れたが、黄色い鮮やかな花も満開で、色とりどりだった。 地面を見ると、ふきのとうもひょっこり顔を出していた。 残念ながらあまり良い天気ではなかったが、満開の桜に心は晴れ晴れして帰ってきた。
旅行: 小串カタクリの里
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群馬県吉井町にある、小串カタクリの里と言うところへ行ってきた。 ちょうどカタクリが満開であると教えてもらったので、実家から帰るついでに、寄ってみることにした。 両親も見たいというので、帰りは電車で帰ってもらうことにして、一緒に行ってきた。
上信越道の吉井インターを降りて、国道254号方面へ向かう。 インターを降りてからだと、とりあえずまっすぐだ。 254にぶつかったら、そこを右折して、「小串」という信号まで、道なりに進む。 すると、右前方に丘と駐車場が見えると思うので、右折すれば良い。
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私の家族はよく尾瀬に行っていたので、おそらく、私の両親も、あの一面の水芭蕉やニッコウキスゲを期待していたのではないかと思う。 私も、車を降りたとき、「あれ、案外こぢんまりとしているな」と言う印象だったし、両親もちょっと的がはずれたようであった。 しかし、近づいてみると、そうではない。 本当に一面に、カタクリの花が満開に咲き誇っているのだ。
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この小串では、乱獲によって自生のカタクリが激減してしまったが、小学生や高齢者たちが、それを復活させようと植え付けてきたのが、このカタクリの里になったらしい。 植わっているのは約5万本だそうである。 しかも、カタクリは北東斜面を好んだり、嫌地性があったりと、育てるのが難しいらしい。 地元の人たちの、カタクリへの愛着や、これまでの努力が強く感じられるのだ。
見に来ている人も、あまり遠くから来ているような感じではなく、また、良くある桜の名所のように、人だらけで桜が見えない、と言ったこともない。 こぢんまりとしていると書いたが、確かにその通り、ゆっくり歩いて、おおよそ30分程度で一周できる。 だが、それはそれで良い雰囲気を出しているのだ。
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午後からは雨が降ってしまった。 東京の桜はこれで散ってしまうだろう。 小串のカタクリも、もうそろそろ色あせてきていた。 これからは新緑が芽吹く季節だ。 楽しみなシーズンになってきた。
旅行: 浦島太郎が桜を見る
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通っていた大学に桜を見に行った。 大学の敷地は良く桜が植えてあるが、私の通っていたところも多分に漏れず植えてあった。 ちょうど満開で見頃だというので、たいめいけんで昼食をとった後に見に行った。
駅から大学までの道は、いくつか店が変わっていて、雰囲気も変わったように感じた。 不思議なのは、そのお店が昔はなかったことは確実にわかるのに、前にあったお店がいったい何なのか、さっぱり思い出せないことである。 改めて、風景は風景としか認識していなかったことを感じさせられた。 自分が過ごしていた街が変わっていくのは、仕方ないことと思いつつも、なんだか寂しい思いにもさせる。
さて、そんな浦島太郎状態の私だが、道はしっかり覚えていて、大学までは容易にたどり着いた。 途中で寄ったコンビニにも、覚えのある店員さんがいたりして、当然向こうは私のことを覚えているわけはないが、何とも懐かしい。 花はちょうど満開で、まさに見頃だった。 多くの人が同様に見に来ていて、あまりゆっくり出来るような状態ではなかったが、人がいなくなるのを待って写真を撮ったりした。 天気は良かったのだが、太陽の光がもう夕方の光になってしまっていて、写りがあまり良くなかったのが残念だった。 まあ、携帯電話のカメラで撮ったので、あまり贅沢は言えないのだが。
これで、とりあえず今年は花見はしたので、明日の雨も、桜に関してはそれ程気にならずに迎えられる。 と言うのは、明日は明日でカタクリの花を見に行こうと思っているので、天気が果たして保ってくれるかどうかが、心配なのである。
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