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趣味: 「イエス・キリストとその家族の墓」とされる墓
イスラエルで1980年に発見された墓が、最近の調査で「イエス・キリストとその家族の墓」ではないかとされているそうだ。 この墓はエルサレム近郊のタルピオット(Talpiot)にある。 墓には10体分の骨壺があり、記事には6人とあるが、これを特集番組として放映するディスカバリーチャンネルのサイトを見ると7人の名前があったそうだ。 イエス(JESUS)を始めマリア(MARIA)、マタイ(MATTHEW)、ヨセフ(YOSE)、ヤコブ(JAMES)、そしてマリアンヌ(MARIAMNE、マグダラのマリア)とユダ(JUDAH)が含まれている(ただし、ヤコブに関しては捏造説もあるらしい)。 DNA調査や統計学的調査により、これがイエス・キリストとその家族の墓ではないかと考えられるようになったようだ。 調査については番組のプレスリリースに書かれている。
その調査だが、サイトを見る限りきちんと科学的なのかよくわからない。 まず、彫られていた名前が実は別々の言語で書かれている。 MARIA、MATTHEW、YOSEがヘブライ語、JAMES、JESUS、JUDAHがアラム語、MARIAMNEはギリシャ語とのこと。 いずれも当時話されていた言語のようだが、家族のものならどうして別々なのかよくわからない。
DNA調査に関してはJESUSとMARIAMNEに関してしか行われていないようだ。 ミトコンドリアDNAの比較で、この二人には血縁がないことがわかったそうだが、一緒に埋葬されるのは親戚か配偶者しかないから二人は配偶者、と言う結論らしい。 これは他の遺骨に関しても調査しなければならないだろう。
そして統計学的調査だが、当時は同じ名前が多かったので、偶然の一致ではないと言うことを示すための調査のようだ。 ただ、私の英語の読解力が足りないせいなのか、統計の説明は長くなるので簡略化したのかよくわからないが、説明がかなり適当でおおざっぱな気がした。 統計は見方によっていろいろな結果が出てきてしまうようだから、何とも言えない。
このように見ると、やはり「Show」であることを前提とした説明・構成であるように思えてしまう。 日本のテレビ番組で相次いだ不祥事のせいで、このような疑いの見方しか出来なくなっているのかもしれないが。 実際の番組は見られないので何とも言えないが、とりあえず断定をするのは難しい内容に思えた。
旅行: Jaffa観光
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ジャッファ(ヤッファ, ヤーファー, Jaffa)はテルアビブの隣にある古い港町で、イスラエル人によると、なんと3000年前からある由緒正しい町なのだそうだ。 エルサレムへ繋がる港町として繁栄してきたのだが、近年テルアビブが発展してきたので、すっかり追い抜かれてしまっているらしい。 逆に、テルアビブに近い観光名所としては良さそうな感じだ。 写真は街中にあった、トルコ時代の時計塔である。
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海沿いの港に近い地域には、芸術家しか住めないと言う決まりがあるそうだ。 町を歩くと、ギャラリーや工房などが軒を連ねていた。 写真の建物もどうも美術館になっているらしい。 地中海を見渡せる丘にあった。 ちょうど夕暮れ時に行ったので、雰囲気が出ていて良かった。 まあ、イスラエル人に案内してもらったから、こんな悠長なことを言っていられるのだろうが。
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この道は、と言っても建物へ入る通路のようだが、古くからある道(を再現した?)らしい。 ジャッファの何箇所かで工事が行われていたが、当時を再現するための工事らしい。 ただ、通りのあちこちに街灯が設置してあるほか、段差にはスロープも作られており、観光を重視していることがわかる。 正面のお店は古物商のようだ。 アーティストなのか良くわからないが・・・。
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この道が狭くなっている場所では、ナポレオンのフランス軍がオスマントルコ相手に激闘したらしい。 この通路の上部(どこなのか良くわからなかったが)からトルコ兵が狙撃して、フランス兵が数百人殺されたらしい。 近くにはその戦闘より昔からあったと言うホステルも残っていた。
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アンティークショップで撮影させてもらった、アレキサンダー大王を彫ってあるコイン。 この店には本当かどうかわからないが、数千年前のランプなども置いてあった。 面白いのは、英語で説明が書いてある割には、「モーゼの時代」「ダビデ王の時代」などと、ユダヤの歴史で年代が書いてあったことだ。
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非常に有名らしい、Frank Meislerと言う人の工房も見てきた。 一枚目の写真にあるような楽器を吹く人の作品が典型的らしい。 後で空港のお土産ショップでも同じような作品があったが、本当にこの工房のものなのか良くわからなかったので買わなかった。 店内には当時アメリカ大統領だったクリントンから、作品を寄贈されたことに対するお礼状も展示してあった。
二枚目のラピュタみたいな方は、エルサレムの街だそうである。 こちらもやはり空港のお土産ショップで同じような作品がおいてあった(もちろんサイズは違うが)。 このエルサレムはかなり巨大で、見上げるような感じだった。
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写真で手前にある門のような物は最近作られたものらしいが、奥のほうに見える煉瓦壁のようなものは、紀元前から残っている部分らしい。
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地中海に近いところにある城壁で、昔からここに壁があって市内を守っていたらしい。 近くに壁の向こうが見渡せる展望台があったのだが、あいにく階段部分が工事中で、見ることは出来なかった。
本: ユダの福音書と日本人の接点は「悟り」
日経BPに掲載されているナショナルジオグラフィックの記事で、先日発見・解読された「ユダの福音書」に関する対談が掲載されている。 対談の言葉を借りれば、キリスト教で主流となっているのは「信仰」と言う、自分の外に神聖なものがあるとする考え方だが、ユダの福音書が含むグノーシス主義の考え方には、自分自身の内側に神聖なものがあると気づくこと、言い換えれば「認識」「洞察」「覚醒」と言った要素が含まれているとのこと。 これは日本で言う「悟り」に近いと言うことだ。 なるほどおもしろそうだと思い、私もつい、ナショナルジオグラフィック発行の「原典 ユダの福音書」を購入してしまった。
本: 我ら死徒なり!
どのカテゴリに入れるか迷ったが、とりあえず本にしておいた。 と言うのも、漫画「HELLSING」から引用してタイトルを付けているからだ。 この場でHELLSINGについてあれこれ言うつもりはないが、私はあの漫画を読むような、まあ、だいぶ変わった人間であることだけはお断りしておこう。
これまた日経BPの古いメールマガジンからの記事だが、イスカリオテのユダに関する、新たな福音書が解読されたらしい。 記事によると、これまでの「裏切り者」とされるユダのイメージを覆すような記述があるとのことで、記事では「歴史を覆す世紀の大発見」とまで言い切っている。 一部の人にしかわからないネタで申し訳ないが、この記事を読んだアンデルセン神父が、狂喜しているシーンが目に浮かんでしまった。
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