IrodorI One-Poem World

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IrodorI One-Poem Worldの検索結果

コンピュータ: Microsoftが主要製品のAPIを公開

MicrosoftがWindows VistaやOfficeなどの主要製品のAPI公開したそうだ。 これは独占禁止法裁判への対策のためとのこと。 オープンソース開発者が利用しても法的措置は採らないと言う方針だそうで、従来よりも「オープン路線」に転換することになる。

また、上記とは別件になるが、Office 97以降のバイナリ形式のOffice文書の仕様を公開している。 こちらは、XMLベースの新仕様「Open XML」をISO標準にするにあたり、開示を複数の國の標準化団体から求められたため公開することになったようだ。 理由は異なるものの、結果としては従来公開してこなかった情報を公開することになった訳で、Microsoftの姿勢が変化していることを示している。

Web: ライブドアのFastladderがオープンソースに

ライブドアがRSSリーダーのFastladderをオープンソースとして公開したそうだ。 Fastladderはサーバにインストールして使用するRSSリーダーで、単体でも動作するWindows版も用意されている。

元々はWebサービスのlivedoor Readerで、その英語版サービスがFastladderだったそうだ。 私はGoogle Readerを使っているが、livedoor Readerは高速であることが売り物らしい。 今のところGoogle Readerのスピードに不満は無く、スター機能を便利に使っているので、特に乗り換えるつもりはないが、オープンソース化で魅力的な機能が追加されれば、試してみる価値はあると思っている。

モバイル: GoogleからAndroid SDKが公開された

GoogleのAndroidはオープンソースの携帯電話プラットフォームとして大きな話題となった。 今回、GoogleからAndroidのSDKが公開され、アプリケーションの開発が出来るようになったようだ。 アプリケーションの記述にはJavaを使用するようだ。 Javaを実行させるための仮想マシンを、Google自ら開発している。

SDKの登場によって、Androidがどのようなアーキテクチャなのかも判明している。 私が気になったのはブラウザがWebKitベースであると言うこと。 Safariのベースにもなっている技術であるから、iPhone向けにWebサイトを作れば、Android採用の携帯電話でも、(ディスプレイの解像度の問題はあるものの)同じようなレンダリングが可能になると期待できるのではないだろうか。

Blog: Movable Type 4が7月18日に登場へ

Six Apartから、ブログ管理ソフトのMovable Typeの最新版であるバージョン4が発表された3年ぶりのメジャーバージョンアップとなり、プラグインをまとめるパック機能、サイト管理機能の強化、AjaxによるUIなど、大幅に改良が加えられているようだ。 秋にはGPLのもとにオープンソース化されることになっているそうだ。

個人的には自動保存機能がかなりありがたい進化だ。 誤って別の頁を開いてしまったり、ブラウザがクラッシュしたりして書きかけの投稿が消えてしまったと言うことが良くある。 自動保存機能があればそれらの被害を無意識のまま最低限にすることができるので、正式版のリリースを楽しみにしたい。

Apple: Parallels日本語版に新バージョン、そしてもう一つの仮想化ソフトVirtualBox

Windows Vistaに対応するなど、大幅に機能増強されていたParallelsだが、日本語版Parallelsも新バージョンへ移行したそうだ。

一方、ParallelsやVMwareと同様に仮想化を行うソフトに、新しい選択肢が加わったようだ。 Mac OS X/Windows/Linuxに対応するVirtualBoxの最新版は、仮想化機能を高速化するカーネル拡張が搭載され、実用的な選択肢として数えることができるようになったようだ。 GPLに基づくオープンソース版として開発されており、(少なくとも現時点では)個人使用と評価目的なら無償で利用可能だそうだ。 まだ対応していない機能は多いようだが、無償ならば使ってみたいと言う人は多そうだ。

Apple: WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすソフト

CrossOver Macは「互換レイヤーソフト」と言うジャンルのソフトの最新版で、WindowsアプリケーションをMac OS X上でネイティブに動かすことができるそうだ。 これまでIntel MacでWindowsアプリケーションを動かすとなると、Boot CampやParallelsを使ってWindowsをインストールして使う、と言う発想しかなかったが、これはこれで面白そうなアイデアだと思った。

ちょっと調べてみると、オープンソースのWineを商用版として仕立てたものがCrossOverのようだ。 昨年9月時点での記事ではあるが、完全に動くソフトは限定的で、あまり過剰な期待は出来ないのが現状のようだ。 記事ではAdobe Acrobat Readerが動いたとしているが、Mac版もあるのであまり意味がない。 実用性を考えるなら、素直にWindowsをインストールした方が良いようだ。

コンピュータ: MicrosoftがOpen XMLフォーマットとOpen Documentフォーマットの変換ツールを発表

Microsoftが自社のOfficeに採用したOpen XMLフォーマットと、Open Office.orgなどに採用されているOpen Documentフォーマットを相互変換するツールが完成したと発表された。 このツールは現在Word文書にしか対応していないが、今後ExcelやPowerPointの文書にも対応していく予定らしい。 だから、完成と言うよりは一部完成と言う感じではある。 ツールはWordのプラグインと言う形でも使え、次期Open Office.orgにも組み込まれる予定とのこと。

SourceForgeでの変換ツールのダウンロードページを見ると、コマンドラインから動作するものもあるらしい。 これをバッチ処理で使えば大量の文書も一括処理できるので便利そうだ。 この変換ツールを利用した場合のレイアウトなどの再現度がどのくらいなのか気になるが、しっかりとしているのであれば、Microsoftのオープンソース製ソフトウェアへの協力姿勢は評価できると思う。

Web: 人力系Firefox拡張機能

Firefoxで、人力を加えてブラウズしやすくしようとする、似たようなコンセプトの拡張機能が報道されていたのでメモ代わりにリンクしておく。

TouchUpWebサービス

Mozilla Japanなどが開始したサービスで、拡張機能を通じて利用可能。 IE用にレイアウトされたページを変換してくれるようだ。 個別の問題について、それぞれ変換スクリプトを開発しているとのこと。 果たしてDellのように、そもそもIE以外でのアクセスを拒否する様なサイトでもきちんと使えるのだろうか?

japanize

報道されていた記事を忘れてしまったので、本家にリンクをしておく。 これも個別の外国語サイトについて日本語データをボランティアベースで開発しているとのこと。 とりあえずGoogle Calendarで試してみたが、おおよそ違和感なく和訳されている。 ただ、Calendarは予定表ではなくカレンダーでよいと思うし、Agendaを単に予定、と訳しているのはちょっとどうかと思う。 オープンソース的な開発を行っているjapanizeは、ユーザー登録するとこうしたデータを修正できるようだ。 私は英語に自信もないし、とりあえずありがたく使わせて貰うのみにする・・・。

コンピュータ: 町役場でもLinuxデスクトップが活躍、しかも全PC

栃木県二宮町の役場では、全てのWindows PCをLinuxマシンにリプレースしたそうである。 MozillaやOpenOffice.orgなどで業務をこなす毎日で、案外みんなまともに使っているようだ。 これだけ容易に移行できたのは、もちろんベンダーの努力もあるだろうが、LinuxデスクトップがWindowsデスクトップに近づいているからに他ならないだろう。

私も以前はVine Linuxなどをインストールしたことなどもあったが、最近はMac OS Xに落ち着いてしまった。 これは個人的な満足感から使っている部分が大きく、仕事で使うならLinuxデスクトップでも全く問題ないと思っている。

記事で気になったのはコストの部分だ。 これはずっとMicrosoftとLinuxベンダーとで論争になっているが、本当にLinuxの導入の方がコスト減になったのだろうか。 二宮町の場合は「自治体におけるオープンソース・ソフトウエア活用に向けての導入実証」という実験に参加しているそうだから、導入コストは実験者側持ちだろうし、Linuxベンダーも、今後の利用増を見据えて、少なめに見積もった可能性もある。 Linuxへの慣れは案外スムーズに進んだようだが、こうした人件費の消費はどうなのだろうか。 導入コストだけではなく、ランニングコストはどうなのだろうか。

興味深いのは「慣れ」について、町のIT担当者が語っている言葉だ。 如何に引用してみよう。

実際に二宮町でも,Microsoft Officeに慣れた職員が,OpenOffice.orgで同じ作業を行うのに手間取ってしまう作業がある。 「しかし,Microsoft OfficeとOpenOffice.orgのどちらが劣っているとか優れているということはなく,問題は『慣れ』というのがほとんどの職員の意見」と海老原氏は言う。

ここまで言えるのはすごいと思う。 私の母など、WordがプリインストールPCを買っても、わざわざ一太郎をインストールして使っている(正確には、私がインストールしてやっている)。 以前、「慣れの問題だから」と言ってWordを使わせようとしても、「せっかく一太郎に慣れたのに」と言ってWordを触ろうともしなかった。 町役場の職員にも、それなりの歳の方はいるだろう。 それでも新しい環境に慣れようとチャレンジする姿勢には、ただ感嘆するばかりだ。

コンピュータ: お気に入りツール集 Windows版

以下は旧サイトからの移行データを、ソフトウェアのバージョンアップに伴い、新しい内容に書き換えたもの。 そのため、文体が統一されていないが、あらかじめご了承願いたい。 紹介しているソフトは以下の通り。

  • Firefox + Thunderbird
  • OpenOffice.org
  • FFFTP
  • TeraTerm + TTSSH
  • Miranda
  • Becky! Internet Mail
  • Meadow
  • ATOK
  • TMIDI Player
  • Lhasa
  • カシミール3D
  • ViX

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