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Apple: iOS 10 & macOS Sierra

9月7日のiPhone 7の発表イベント後、配信が始まったiOS 10とmacOS Sierra (10.12)をインストールしたので、ちょっと触った感想など書き残しておく。 なお、使用している端末はiPhone 5sとMacBook Pro Retina (Mid 2014)。

iOS 10

写真App

メモリー、ピープル、撮影地(アルバム)と言った新機能が追加されている。 メモリーはGoogleフォトにもあるように、自動的に旅行などの写真をグループ化してくれる機能。 ピープルは顔認識機能で写っている人をまとめることができる機能。 撮影地は地図から撮影した写真を選ぶことができる機能で、今まで独立して用意されていなかった方が不思議だ。

これらはmacOS Sierraの写真Appでも同様に追加されたが、メモリーやピープルはお互いにデータを共有しているわけではないようだ。

時計Appのベッドタイム

睡眠時間の管理は以前からArgusと言うアプリで行なっているので、とりあえず設定はしたものの、あまり活用できていない。 むしろ、Argusから睡眠時間データをヘルスケアAppへ取り込むことができるようになったことの方がありがたいかもしれない。

持ち上げるとスリープ解除

この機能は期待していたのだが、A7+M7という構成のiPhone 5sには対応していない模様。 M9がSoCに組み込まれたiPhone 6sからの対応ではないかと思われる・・・。

ロック画面・通知画面

正直、ロック画面であれこれ操作する気になれないため、今回の刷新もあまり期待していなかった。 むしろ、iOS 9までは通知を下へスクロールしても、日付とまとめて削除するボタンが常に表示されていたのだが、iOS 10ではこの部分もまとめてスクロールされてしまい、まとめて削除する際の手間が増えてしまった。

macOS Sierra

写真App

新しい機能はiOS 10の写真App同様、メモリー・ピープル・撮影地。 撮影地から写真を選ぶ機能は、確かiPhoto時代にはできた機能で、Mac版アプリとしては特段新しい機能ではないが、やはりあると便利。 メモリーはライブラリを解析後も「メモリーなし」と表示されていたが、しばらくするといくつか表示されてきた。 メモリーの名称を編集できると良いのだが。

ピープルはMac OS X 10.11までの人々と同じかと思いきや、新たにスキャンし直している。 横顔や半分隠れてしまった顔でも認識しており、精度は向上している。 同一人物の判定はイマイチだが、分かれて判定された人を「結合」することは容易。 以前のバージョンにあった、「この人物はこちらの写真にも写っているようです」の作業は「追加の写真を確認」から行える。 また、以前のバージョンで指定されていた人物の情報を忘れている場合があるが、もしかすると手動で顔認識を追加した部分がリセットされ、上記の精度が向上した顔認識で新たに認識されたのかもしれない。

Siri

目玉機能ではあるが、音声でコンピュータに指示を出すということに慣れていないので、使わないことになりそう。

ユニバーサルクリップボード

文字列で試してみたが、割とすぐに反映されるようで、Mac→iPhoneと端末を持ち替えた間に、iPhoneへコピーされていた。

Apple Watchによる自動ロック解除

これも試してみたいが、Apple Watchを持っていないので試せない。 series 2も出たことだし、購入を検討しても良いか・・・。

ストレージの最適化

iCloudの200GB以上のプランがあれば、写真などをクラウド側に置いておき、SSDの容量を節約できるだろう。 無料の5GBではどうしようもない状況。 iCloud以外のストレージサービスに対応することはないのだろうが、ローカルのハードディスクに対応したら便利なのだが。 Time CapsuleでもAppleとしては良いと思うのだが。

Apple: iCloudのバックアップが不調

このところiCloudによる同期が不調だ。 と言っても、9月末のiOS 9.0.2もしくはOS X 10.11がリリースされた時から、iCloudへのバックアップができないでいる。 iCloudに2週間以上バックアップされていない、と画面に注意喚起が行われてようやく気付いた次第である。 普段は自動でバックアップされるので、よく確認していなかったのだ。

これに関連してかどうかわからないが、他にもおかしなところがいくつかある。

  • iTunesへの同期に時間がかかるようになった。ステップ1で止まってしまうこともある。
  • iTunesでの同期が始まってしばらくすると、写真ライブラリがまだ利用可能になっていないため、iPhoneに写真を同期できません。後でやり直してください。というエラーが出るようになってしまった。
  • 上記のエラーが出るためか、Macで最新版をダウンロードしたAppが同期されない。
  • iPhoneやiPadでダウンロードしたAppを購入した項目を転送でMacへコピーできなくなった。

写真ライブラリについては、すでにiPhotoから移行済みであるし、iPhoneから写真.appへの写真の取り込みもできている。 インターネット上でも、同様の問題を抱えている人はいるが、これといった明確な解決策はないようだ。 ライブラリの再構築などを試してうまくいった人もいるようだが、私は怖くて手を出せていない。

現在のところ、Mac(及びTime Machine)へのバックアップは問題ないようなので、こちらを頻繁に行って万一に備え、iOSなりiTunesなりiCloud側なりの改善を待つこととしたい。

Apple: iOS 9で新しくなったメモアプリ

iOS 9の特長の一つに、メモアプリの機能強化がある。 見出しや箇条書き、チェックリストを指定したり、画像や地図などを挿入できるようになった。 手書きで書き込むこともできるようになっていて、デジタル定規まで用意されている。 従来通りiCloudに保存されており、iOS端末はもちろん、Webブラウザからも閲覧・編集できる(現在Webブラウザからは文字のみ編集可能な模様)。

手書きに関しては他にも制限はあるようだ。 私は第3世代のiPad(販売名は「新しいiPad」というわかりにくいモデル)を持っているが、残念ながら手書きを行うためのアイコンが表示されず、手書き機能は使えないようだ(写真の挿入は可能)。 また、文字と手書きを重ねて表示することはできない。

ところで、以前からメモアプリを使っていて、iOS 9へバージョンアップすると、初めて使う際に従来のメモを新機能が使えるようにアップグレードしても良いか確認がある。 また、同じApple IDを使う他の端末の対応状況も確認される。 私の場合、iPhone 5s、iPad(第3世代)、MacBook Pro (Mid 2014)を使っているが、MacはOS X El Capitan (10.11)へバージョンアップしないと新機能が使えない。 確か、iOS 8とOS X Yosemite (10.10.3)の写真アプリへの変更の際にも、同様の確認があったような気がする。

ところで先日アップグレードしてから、地図の貼り付けを早速試してみたのだが(マップアプリの共有機能でメモアプリへ送る形)、繰り返しメモのアップグレードをするように指示されてしまった。 よく見ると、手書きなどを行うためのアイコンも表示されていないし、ICLOUDフォルダの横に読み込みマークが表示され続けており、何かが完了していないようだ。 原因がよくわからず設定を見直したところ、設定アプリのメモの項目で、デフォルトのSiri用アカウントを指定するようになっているが、ここが空白になっていた。 個別の端末のアカウントは使用しないようにしているので、選択肢はiCloudしかないのだが、これがなぜか未指定なのだ。 これを指定してやると、無事新機能が使えるようになった。 設定項目名は全く関係ないのだが、どうしてこういうことになるのだろうか。

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