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Apple: 新MacBook Proが発表

新しいMacBook、MacBook Proなど、Appleから新製品が発表された。 私の興味は当然ながら新しくなったMacBook Proだ

自分自身のMacBook Proとまず比較してしまうのは基本スペック。 私が購入したのは15インチの上位機種だが、CPUの動作クロックの向上はもちろん、メモリも倍増、ハードディスクの標準容量も倍増している。 GPUもGeForce 9600Mで、全体的に相当向上しているとの印象だ。 また、まだまだかなり高価だが、128GBのSSDを選べるのもうらやましい。

デザイン的にもディスプレイ周辺がiMac風になったほか、キーボードもMacBook風に変化している。 こういう風に書くと安っぽくなったような気もするが、私自身は好きなデザインだ。 特にキーボードのデザインは気に入っていて、同様のデザインのアルミキーボードを購入したほどである。

まあ、現在のMacBook Proの速度などに不満はまだ無いし、資金的にも買い替えるつもりはないが、他の新製品も見てみようと思う。

新しいMacBookも、魅力的なアップグレードを遂げている。 GeForce 9400Mを搭載し、メモリも2GBと、MacBook Proとの明確な差がないように見える。 IEEE 1394が省かれてしまったのが差になるのだろうか。 なお、新MacBook Airも順当に進化している

もう一つ面白いのがMagSafeケーブルを搭載した新しいシネマディスプレイだ。 始めMagSafeケーブルを搭載と聞いて、ディスプレイの電源部分にMagSafeが採用されたのだと思ったが、良く読むとディスプレイからMagSafeケーブルが伸びていて、MacBookの電源を取ることができるのである。 電源周りのケーブルがすっきりしそうなのも面白いが、コンピュータの周辺機器であるディスプレイから逆に電源の供給を受けると言うのも面白い。 私の実家にあった初めてのコンピュータはNECのPC-9821Ceだったが、このディスプレイは本体から電源を取るようになっていた。 Appleらしい逆転の発想と言えるのではないだろうか。

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コンピュータ: HPのコンセプトモデル集

2012年(5年後)を予想したと思われるHPのコンセプトPCが紹介されている。 デザイン重視のモデルが並んでおり、例えばwatch-openと名前がついているモデルはどういう風に使うのか、想像できない。 キーボードがあると思われる部分に何も刻まれていないラップトップも、どんな仕組みで使うのか興味深い。 ただ、元記事をみると、ある程度その答えがわかるようになっている。 先ほどのwatch-openはワイヤレスハブらしいし、ラップトップのキーボードも、鍵盤部分が光ってキーの並びが見えるようになる仕組み。 これらが実現すれば、デザイン面で他社からの差別性を作っているAppleの強力なライバルになるだろう。

コンピュータ: DELLからSSD搭載ノートPCが登場へ

ついに3.5インチで512GBを突破したと言うSSDだが、ついにDELLからもSSD搭載ノートPCが登場するそうだ。 ベースはLatitude D420か、堅牢性が話題を集めたLatitude ATG D620に搭載可能とのこと。

気になる値段だが、BTOオプションとして32GB SSDが選択でき、30GBハードディスクとの差額は$549(約6万6千円)となっている。 以前、SanDiskの32GB SSDは$350と言う報道があったが、それに比べたら随分割高な印象を受ける。 ソニーのVaio type Gの時も40GBハードディスクと32GB SSDの価格差は6万5千円だったから、こちらを見て決めたのかもしれない。 いずれにしても、まだまだ高くて手が出しづらいのは確かで、先日報道されていた、NECから業界初のハイブリッドハードディスク搭載PCが発売と言うニュースのように、メインストリームではハイブリッドハードディスクが主流になって行くのかもしれない。

コンピュータ: 2007 International CESでのビル・ゲイツ氏の基調講演

2007年のCESでもMicrosoftのビル・ゲイツ会長が基調講演をしたそうだ。 2008年7月に引退することが決まっているゲイツ会長の講演と言うことで大勢の人が集まったようだ。 ただし、来年のCESでもゲイツ会長の講演は続くようだが、来年こそが最後の基調講演となるようだ。

今年の基調講演のテーマは「Connected Experiences」と言うことで、PCを中心とした周辺機器の接続によってどのようなことが経験できるかと言うことらしい。 確かに今のMicrosoftは、PC本体そのものは作っていなくてもOSのWindowsを持っているし、ゲーム機Xbox、音楽プレーヤーZuneと、周辺機器の幅を広げてきている。 Windowsの搭載される機器もPCだけではなくPDAや携帯電話、車、POSやアーケードゲーム機などの組み込み用途にまで広がってきている。 これらは必ずしも全てがネットワークでつながっている訳ではないが、これらを組み合わせたときにどれだけ使いやすく使えるかと言うのはこれから重要になってくると考えられる。

Appleも同様に家庭内のネットワーク化を目指そうとしているようにみえる。 一つのメーカーでホームネットワークのミドルウェア・アプリケーション開発を行っているのはApple、Microsoft、ソニーだけだと言う意見もある。 唯一の日本国内メーカーであるソニーは、PS3がいまいちぱっとしない状況だが、今後どうなるだろうか。 対応製品の数からしてMicrosoftの優位は揺るがないように思うし、同じくMacと言うコンピュータを中心に商品展開していくAppleは、やはり数が理由でMicrosoftに勝つのは難しいのではないだろうか。 そう言う意味ではソニーのゲーム機からと言うアプローチは可能性があったと思うが、結局のところPCに近づいてしまったPS3で戦っていくのはやはり難しいのではないかと感じた次第だ。

Apple: Mac OS XをVNCでWindows PCから操作

画面やキーボードの問題で、せっかく動くようになったのにいまいち使いにくいMac mini in オランダだが、リモートデスクトップ機能があるのを思い出し、これで使えないかと試してみた。 実は初めは逆で、Mac OS XからWindows PCのデスクトップを操作する、Microsft製のフリーウェアを試そうとしていたのだ。 なぜ今更というと、これまでMacとWindowsのインターネット接続は、まずMac miniにWAN側をつなぎ、FirewireでWindows PCにつなぐと言う方法を採っていて、この接続方法だと上記リンク先のRemote Desktop Connection Client (RDC) for Macはなぜか使えないのである。 まあ、実はこれも結局うまく動かなかったのだが、ならば逆はどうだ、と言うことでWindows PCからMacのデスクトップの利用を考えてみた

以前からMac OS Xのシステム環境設定の「共有」に、「Apple Remote Desktop」とあるのは知っていたので、これを利用可能にすればよいのはすぐに想像できたのだが、Windows側のクライアントがよくわからなかった。 上記のRDC for MacのWindows版が欲しいわけである。 少し調べてみると、このApple Remote Desktopと言うのはVNCと言うOSに依存しない規格に沿っているので、このクライアントさえ用意すればWindowsからでもLinuxからでもデスクトップを操作できるようだ。

とりあえず検索で引っかかった、名前もそのままなVNCと言うソフトウェアを窓の杜から入手した。 RealVNC社が作っているVNCのサーバー・クライアントソフトで、窓の杜では無料版が入手できる(以下、紛らわしいので、便宜上このソフトウェアのことをRealVNCと呼ばせてもらう)。

ところが、これがうまく接続できない。 Mac OS X側の設定が足りなかったためで、MacWikiと言う情報サイトのVNCの項目を参照して、共有のApple Remote Desktopのところにある「アクセス権」と言う設定で「VNC使用者が画面を操作することを許可」と言うチェックボックスをONにした。 そうしたら、うまく接続できるようになった。

ただ、このRealVNCソフトウェアだが、現在ベータ版のWindows Defender(防御ツール)からはリモート制御ソフトウェアとして警告されてしまう。 そのためか、接続が時々出来なかったり、途中で接続が止まってしまうこともある。 また、Mac mini側が省電力状態になったりすると接続が切れてしまったり、そもそも最初の接続が出来なかったりする。 Wake on LAN機能を使えば良いのかもしれないが、まだ試していない。

さて、実際の使用感だが、ネットワークの速度の問題なのか、画面の描画がかなり遅い。 数テンポ遅れる感じだし、Mac OS Xではアニメーションを多用しているので、コマ落ちのような状態になっている。 ただ、マウスやキーボードなどへの反応は全く問題ない印象だ。 AirMac Expressを経由しているのでネットワーク速度がボトルネックになっている印象だが、有線LANで接続すればかなり使用感も改善されるのではないだろうか。

コンピュータ: ビル・ゲイツ氏が2008年に引退

数日前の話になるが、Microsoftのビル・ゲイツ会長が、2008年7月に第一線から引退するとの記事が流れた。 Slashdotでも記事になっている。 非常に電撃的なニュースで、私はかなり驚いた。 ウェブ進化論風に言えば、私はビル・ゲイツと同じ、「コンピューターが個人で所有できることに感動を覚えた世代」だと思っている。 まだ学生の時にパソコンを手に入れてから、ずっとそうだと思っている。

だから、ビル・ゲイツ氏のやってきたことはとてもすごいことだと思うし、世界をコンピューターが必要な世界に変えてしまった、彼の行動はたたえるべきだと思っている。 もちろん、ビル・ゲイツがいなくても、他の誰かがやったことかもしれない。 でも、彼はそれを一番に進めた人間なのだ。 すごい人間だと言うほかない。

ゲイツ氏の引退で何かが劇的に変わるわけではないだろうが、私にはなんだか、Googleが一強となるような気がしてならない。 Microsoftにはまだまだ底力はあるのだろうが、なぜか、大きな穴が開いてしまったような気もする。 それほど、Microsoftと言う会社を考えたときの、ゲイツ氏の存在が大きいと言うことなのだろうか。

ゲイツ氏は今後、慈善活動を行っている財団の活動に注力していくらしい。 こちらの仕事でも、大成功を収めて欲しいものだ。

One-Poem: 歴代使用PCの紹介(2) Gateway2000 GP7-500

Gateway2000 GP7-500

2代目のメインPC。 1999年の4月に購入した。 Pentium III 500MHzに、メモリを512MBと、初代に比べて大幅にパワーアップした。 標準のOSはWindows 98だったが、最終的にはWindows 2000を動かしていた。 Windows 2000は非常に安定していて、良いOSだったと思う。

三菱のDiamondtron M2と標準添付のディスプレイによるデュアル構成を便利に使っていた。 標準でデュアルディスプレイが出来たわけではなく、友人から譲ってもらったMatrox Millenium G400と言う秀逸なビデオカードのおかげである。

現在はEdirolとブランドが変わった、当時のRolandのSC-88Proと言うMIDIシンセサイザーもつなげて使っていた。 SC-88Pro、初代PCで98版の朱紅い雫を快適に遊ぶために購入した。 MIDIは当時は最高の音質を持った音源で、ハードウェアでそれをサポートするSCシリーズはかなり高価だったが、アルバイトで貯めたお金を、躊躇無く投入した覚えがある。 今考えれば、MIDIが威力を発揮したのはせいぜい数年で、今や、楽器演奏を趣味でやろうという場合以外には、無用の長物だろう(当時もそうだったのかもしれないが・・・)。

ちょうど、MINOLTAのDiMAGE 7iと言うデジタルカメラを購入した時期も重なり、コンピュータの楽しみ方がいろいろと広がった時期だった。 インターネットに接続し、自分のサイトを作成し始めたのも、ちょうどこのころだ。 そのため、WWWブラウザをたくさん入れて自己満足に浸っていた。 Internet Explorer、MozillaやNetscape、Opera、Lynx、w3m、JustView、Amayaなどが入っていた。 Lynxやw3mまでならテキストブラウザとして結構知られていると思うが、JustViewやAmayaなどはマニアックすぎるかもしれない。 JustsystemのWWWブラウザがJustViewで、AmayaはW3Cが開発したWWWブラウザである。

GP7-500の使用をやめた理由も故障で、どうも内蔵ハードディスクが限界に到達したようだった。 運良く起動できたときにデータのバックアップを取り、そのままこのマシンはフェードアウトを迎えてしまった。 ハードディスクを換装するという手もあったのだが、ちょうどスペック上、仕事やゲームの利用がきつくなってきた時期でもあり、また、PCの価格も低くなっていたので乗り換えに踏み切った。

One-Poem: 歴代使用PCの紹介(1) NEC PC-9821Ce model S2

NEC PC-9821Ce model S2

1993年に購入。 確か8月くらいだったと思われる。 初代9821の後継に当たるモデルで、購入当時は「マルチメディアパソコン」としてもてはやされていた。 OSにはWindows 3.1を選択、等速ながらCD-ROMドライブも搭載し、SCSIも標準搭載するなど、なかなか良いつくりだったと思う。 リンク先のスペック表はたぶん間違えていて、内蔵ハードディスクの容量は120MBだった。 当時はパソコンと言うものがまだまだマニア向けみたいなところがあって、そんな中で、「汎用性があるからパソコンを買う」と言い出した我が両親は、先見性があったのか、単に新しいものが好きだったのか、どちらかだろう。

家族の誰も、パソコンのことはよくわからないし、事前に本を見て決めることにした。 NECにするかFM-TOWNSにするか悩んでいたくらいで、確かその本にはDOS/Vもちらっと紹介されていたのだが、流石にそれを選ぶだけの先見性はなかった。 シェアはNECの98シリーズが圧倒的で、両親の購入目的だった、一太郎も98シリーズで動作した。 いろいろ悩んだ結果、「オールインワンで初心者向き」という文句に乗って、PC-9821Ceを選択した。

機種は決めたものの、どこで買えばいいのかわからなかった。 当時、パソコンを買うなら秋葉原、という感じだったので、私たちも秋葉原に行った。 そして、秋葉原でもCMを良く流していて有名だった、石丸電気に行った。 その石丸電気は家電の店で、パソコンは別の店で扱っているというので、そちらに向かうことにした。 その店舗にPC-9821Ceが合ったので、一太郎5と、小型プリンタを合わせて、50万円くらいした。

後日、品物が郵送されてきたのだが、ロケットと言う会社から送られてきた。 おかしいな、と思ったら、石丸電気の目の前にロケットの店舗があって、私たちは全員間違えていたのだった。 どちらが安く買えたのかはもうわからないが、とにかくきちんと手に入って良かった、と言うところである。

その後、と言っても相当後だが、中古で購入したOverdriveプロセッサ(50MHz、1800円)や拡張メモリ(4MB、2400円)などを付けた覚えがある。 当時すでに新しいマシンを使っていたが、たまにゲームをしたり、BSDかLinuxの勉強がてら、サーバーにでもしようかと思って購入した。 だが、ネットワークカードを2枚挿すとどうもうまく起動せず、そのままになってしまった。

このマシンは2000年問題も見事に引っかかり、DOSのメニューの表示が西暦100年になっていた。 長いこと電源を入れていなかったら、システムタイマーが狂ってきて、時計が思い切りずれている。 ディスプレイも故障して、色がきちんと表示できなくなり、画面も二重に移るようになってしまった。 古いPC-98は出力周波数が低いため、DOS/V用のディスプレイは接続できないので、もうどうしようもなくなった。 いろいろと懐かしいマシンである。

朱紅い雫: PC98版英雄伝説IVの紹介

以下は旧サイトからの移行データ。 知らない人も多いと思うので一応解説しておくが、PC98と言うのは昔NECから発売されていたパーソナルコンピュータのシリーズ名で、Windowsが広まるまでは圧倒的な国内シェアを誇っていた。 当然ソフトウェアもPC98向けに発売されており、ファルコムのゲームもPC98向けが多かった。


1996年に日本ファルコムから発売されたRPGです。 ストーリー性を重視した英雄伝説IIIの続編として、IIIの時代の55年前を描いたお話で、人間の意志の強さがテーマだと私は思います。 IIIに引き続いたシリアスなストーリーに、フリーシナリオを組み合わせた自由度の高いストーリーが人気です。 また、RPGの一つの見所と言える戦闘も、IIIとは打って変わって自由度の高い戦闘システムとなり、コンバットアニメも魅力的でした。 ただ、下に書くフリーシナリオの問題点とマップのつくりの甘さ、IIIに比べたストーリーの弱さもあり、人気はIIIに及んでいないかもしれません。

ファンには高く評価されている「フリーシナリオ」ですが(もちろん私も好きです)、何故これがIVの人気へと直結しなかったのか? それは、主人公アヴィンやマイル・ルティス以外の個性的なサブキャラクターの存在が完全に無視されているからです。 フリーシナリオによってはサブキャラクターの存在が必須のものもあって良いのですが、だいたいのシナリオは誰がいても無視されて話が進みます。 自然、サブキャラクターへの思い入れは薄くなり、せっかくの多彩なサブキャラクターが単なるパーティー構成要員にしかなりません。 この辺はWindows移植版である新・朱紅い雫にてうまく再構成されると思っていました。 しかしストーリーは重厚となったものの、残念ながらパーティーは固定となり、自由度は消えました。

98版・朱紅い雫はWindows上にて完成された「ガガーブ・トリロジー」の原点の一つと言っても良いはずです。 しかしながら、日本ファルコムのサイトを見ても、その原点をたどることは出来ません。 以前はサイト自体は保存されていたのですが、現在では削除されてしまいました

ソフトもハードもほぼ流通していない今となっては、98版・朱紅い雫は過去のゲームとなってしまいました。 このページを見て懐かしく思い出してくれる人がいれば嬉しい限りです。

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