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Apple: Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表された

Parallels Desktop 3.0 for Macの概要が発表されたようだ。 今回の目玉機能はなんと言ってもOpenGLやDirectX対応による、3D対応の向上だと思えるが、他にもファイルの関連付けをWindowsアプリケーションにすることができるなど、細かいところでも便利になっているようだ。 また、Vistaに正式対応したBoot Campの登場を受けてか、Boot CampでインストールしたWindows VistaをゲストOSとして利用することにも正式対応する模様だ。

今のところWindows Vistaを同時に起動できないことにほとんど不便を感じていない(Windows Vistaをあまり有効活用していない)ので、Parallelsの必要性を感じないが、3Dゲームができるとなれば話は別だ(笑)。 どれほどのパフォーマンスが期待できるのか、期待したい。

コンピュータ: AMDからRadeon HD 2000シリーズのGPUが発表

ちょうどひと月前に名称が明らかになっていたAMD Radeon HD 2000シリーズが発表された。 同シリーズはAMDとしては初めてDirectX 10に対応する世代のGPUとなる。 各モデルの詳細についてはITmediaの記事が詳しいが、MYCOMジャーナルの記事の表もわかりやすい

また、Radeon HD 2900 XTを、Radeon 1950 XTXとNVIDIAのGeForce 8800 GTXと比較した記事も早速掲載されている。 8800 GTXと8800 GTSと比較した記事もあるが、全体的にはGeForce 8800 GTXをやや下回る成績のようだ。 もちろん、ドライバのチューニングが成熟していない、価格的にはかなり安価、と言うことを含めれば、十分な性能のようではある。 価格帯や各パーツの性能の面では、2900 XT以上のハイパフォーマンスモデルも出現する可能性があり、今後の性能競争が期待されるようだ。

さらに面白いのは、NVIDIAからRadeon HD 2000シリーズの実装に異論が出ていることだ。 私は細かいことは良くわからないが、要はRadeonのアプローチより、GeForceのアプローチのほうが優れていると言いたい、ということはわかった。 これまではどうだったかわからないが、こうした発表を即座に出すと言うことは、NVIDIAも今回のAMDの新GPUをかなり警戒しているのではないかと感じられた。

コンピュータ: GeForce 8シリーズにモバイル向けGPUが登場

NVIDIAからGeForce 8000Mシリーズが発表されたそうだ。 これは、DirectX 10に対応するGeForce 8000シリーズのノートPC向けGPU。 NVIDIAの公式アナウンスによれば、HPのPavilion dv9000t や、東芝のQosmio G45 にも搭載されているそうだ。

また、同ページではNVIDIA GPU がどのように Windows Vista 体験を向上させるかを確認するための動画が用意されているが、これは半分以上Vistaのプロモーションビデオと言う感じで、GeForce 8の有る無しでどの程度の変化があるかはわからなかった。

コンピュータ: GeForce 8600シリーズなどが発表

ゲーム: DirectX 10とDirectX 9の画質の比較

DirectX 10の画質がいかに優れているかのスクリーンショットがGizmodoに掲載されている。 差は明らかなのだが、どうしても気になるのは試験したマシンのスペックだ。 もちろん、比較したのは同じスペックのマシンなのだろうが、DirectX 10に対応した最新のグラフィックスボードがなければ結局同じ、と言うのではあまり嬉しくないからだ。 それにしてもFlight Simulator Xの画像は綺麗だなあ。

コンピュータ: Windows VistaとWindows XP、およびAeroの応答性調査

Microsoftが依頼した調査により、Windows Vistaの速度はWindows XP並みとする結果が出たそうだ。 また、Aeroによる速度の低下もほとんど無いそうで、場合によっては速くなったそうだ。 この時期に発表すると言うことは、Vistaの悪いイメージを払拭して購入を促そうと言うものなのだろうが、それにしては歯切れの悪いレポートである。 どうせなら、Vistaを使った方が全面的に速くなる、と言うレポートの方が、現にユーザーとしてはその方がありがたいし、購入意欲につながったと思うが、流石にそこまでは出来なかったのだろうか。

この調査では「Windows VistaとXPの応答性の違い」と「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の二つの試験が行われている。 記事ではCPUがデュアルコアのマシンが1つしかない、と書かれているが、それは記事中にある調査レポート(全47ページのPDF)を見ると間違いで、実際には2つである。 また、CPUを見てハイエンドマシンではない、と言うような書き方がされているが、私はむしろメモリやグラフィックスボードの方が効いているのではないかと考えた。 調査レポートから引用すると、各システムの構成は以下のようになる。 参考までに、WIndows Vista CapableとPremium Readyの基準も並べてみた。

応答性調査に使われたシステムの構成
システム名Dell XPS M170Dell XPS 600Hp a1320yHP d4100e東芝 Tecra M4Vista CapableVista Premium Ready
CPUPentium M 760 (2.0 GHz)Pentium D 940 (3.2 GHz)Pentium 516 (2.93 GHz)Athlon 64 X2 3800+ (2.0 GHz)Pentium M 740 (1.73 GHz)800 MHz1 GHz
メモリー1 GB2 GB512 MB1 GB1 GB512 MB1 GB
グラフィックスGeForce Go 7800 GTX (256 MB)GeForce 7800 GTX (256 MB)Radeon Xpress 200 (256MB)GeForce 7300 LE (256 MB)GeForce Go 6200 TE (64 MB)DirectX 9 対応WDDMドライバ対応, DirectX 9対応, 128 MB, ピクセル シェーダ 2.0, 32 ビットの色深度

これを見ると、メモリで気になるのはHP a1320yの512MBと言うことで、グラフィックスボードで気になるのはグラフィックスメモリを64MBしか積んでいない東芝 Tecra M4だろうか。 ただ、Aeroに関するテストはDell XPS M170でしか行われていていない。 Dell XPS M170はちょうど一年前のCESで発表された、当時最強のゲーム環境を持つノートPCだったそうだ。 たった一年前の最新鋭機を使って、3Dのユーザーインターフェースによる応答性の低下が見られないと言われても、それは当然のことのように思える。 個人的には「Windows VistaでのAeroの有無による応答性の違い」の調査はあまり意味のない調査に感じた。

順序が逆になったが、一方の「Windows VistaとXPの応答性の違い」の調査も、調査結果ほどはっきりした結果ではないように思える。 特にメモリが512MBと、Vista Capableの下限になっているHP a1320yが気になったので、Vistaの方が速かったと調査で言っているcoldスタートの方を抜き出してみた。 すると、Vistaの方が1秒以上速かった試験は2つだけで、会計ソフトのQuickBooksの起動(5.02秒差)と、エクスプローラによる検索(7.29秒差)だけだった。 Vistaでの検索機能はかなり強化されているようなので、これは技術の進歩と素直に認めたい。

一方、XPの方が1秒以上速かった試験は11になった。 いずれも3秒以内の差であるが、アプリケーションの起動(Picture Manager、Excel、エクスプローラ、Word、IE、Outlook、Adobe PDF)が多いことが目についた。 また、全ての試験結果を足してみると、11秒以上XPが速い結果となり、やはり全体的に見ればVistaはXPより遅いと見るのが正しいのではないだろうか。

他のシステム構成まで個別に見るだけの気力がないが、少なくとも512MBのメモリを持つHP a1320yと言うマシンでは、XPの方が速そうだと言うデータに思える。 まあ、今回の調査はMicrosoftから依頼された訳だから、新製品に好意的な結果になるのは当然のことと判断するしかない。 Google ウェブマスターツールの統計のページに書かれている、「統計、 それは見方によって同じ数値から異なる結果が導かれる唯一の科学である。Evan Esar (1899-1995)、アメリカのユーモア作家」と言うのを思い出した。

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